積立投資とは何かわかりやすく徹底解説!商品の種類や失敗例も紹介

生活・お金

積立投資ってなに?

積立投資とは少額から始められる、投資リスクが低い投資方法です。

国が投資を始めることを後押ししているからか、近所の銀行からネット証券まで、いろいろなところで「積立投資とはこんな商品ですよ」と宣伝しています。

マンガを使ってわかりやすく解説をしている本もありますね。

積立投資に興味があっても、難しい言葉ばかりだと勉強ははかどりません。

なるべくわかりやすく、それこそ子どもに教えるように説明してほしいと思いますよね。

そこで積立投資とはどんな投資方法なのか、積立投資のメリットやリスクをわかりやすく解説します。

積立投資の始め方や、商品の選び方、初心者にありがちな失敗例から失敗しないコツもお伝えしますね。

さぁ、あなたもこの記事で投資家デビューを果たしましょう!

積立投資を勉強したいと思っているあなた!1年生から始めてみるのはいかがでしょうか?

小中学生にもわかるような内容で読みやすく、正に1年生にぴったりの本です。

積立投資とはどんなしくみ?わかりやすく解説します

国も勧めている積立投資とはどういうものか知っていますか?

積立投資とは、一定の金額で少しずつ株式を買うことで、資産をコツコツ増やす投資の方法です。

積立定期預金をイメージするとわかりやすくなります。月々に決まった金額を貯金するのではなく、そのお金で株式を買うのです。

積立投資とはどのようなものなのか、しくみやメリット・デメリットについてわかりやすく紹介していきます。

積立投資のしくみを知るには2つの言葉を理解しよう

まずはこの記事を読み進めていく上で出てくる言葉を説明しますね。

  • 金融商品
  • 投資信託

四文字熟語みたいで、それぞれの見た目もなんとなく似ていますね。混乱しないようにポイントを押さえておきましょう。

<金融商品>

銀行や証券会社、保険会社などの金融機関が顧客に提供するサービスのことです。

各種の預金や投資信託、株式、保険などがこれにあたります。

<投資信託>

ファンドとも呼ばれる金融商品です。投資をしたい人から少しずつ集めたお金をまとめ、大きな資金を作ります。

その資金を投資の専門家が株式や債券などに投資して利益が出るように運用し、生まれた利益を投資額に応じて顧客に分配します。この分配金があなたの利益です。

積立投資のしくみとは

積立投資とは金融商品の一種で、毎月決まった金額の投資信託を買い、その投資信託をプロが運用します。

そこで得られた利益があなたの元に分配され、分配された利益は元本に上乗せされた形で運用が続きます。

運用期間は20年から30年と長期間の設定になっていることがほとんどです。

事前に設定しておいた通りに毎月自動で株式を買ってくれますので、株や投資の知識がなくても始めやすいのが特徴です。

「投信積立」や「積立投信」などと表記されることもありますが、意味は同じですので安心してくださいね。

さて、積立投資は、積立預金をイメージするとわかりやすくなるともお話ししましたね。

コツコツとお金を増やしていくという点は共通していますが、実は貯蓄と投資ではお金を貯める目的や方法が違います。

貯蓄の目的

元本を確保しながら、安全に資産形成をすること

銀行の預金や積立機能付きの保険などがこれに当たります。お金は通帳の中の箱入り娘というイメージでしょうか。

投資の目的

元本の確保はできないが、資産を大きく成長させること

株式投資や投資信託を活用して、お金に動きを出します。

お金を散歩に出すことで、散歩先で仲良くなったお金を連れて帰ってくる子もいれば、迷子になって帰れない子もいます。

この迷子がいるので元本が確保できないんだなというイメージです。

「お金をどう貯めていきたいか」によって、貯蓄と投資を使い分けるか、組み合わせるかを選ぶことが、上手にお金を増やすポイントになりそうですね。

実はお得な積立投資!すぐに始めたくなるメリット4つ

「初心者が投資を始めるのであれば、積立投資がおすすめですよ」と先述しましたが、それはどうしてでしょうか?

それは少額から始められ、株式投資の知識がなくてもプロが運用してくれるので手間いらずだからです。

それでは、メリットとデメリットを比較しながら積立投資のことを知っていきましょう。まずはメリットから見ていきますね。

  • 少ない金額から始められる
  • 知識ゼロでも始められる
  • 複利の効果でお金が増える
  • リスクはドルコスト平均法で低減できる

分からない単語が並びますが、メリットを説明していく中で一緒に解説しますので心配はいりませんよ。

<少ない金額から始められる>

投資にはまとまったお金が必要と考える人も多いと思いますが「積立」の名の通り、少額をコツコツと投資することができます。

初めてなのに大きなお金を投資するというのは不安や心配が大きくて、眠れなくなってしまいますよね。

私は月々5,000円程度を細々と続けていますが、私が契約しているところは1,000円からOKなのでかなりお手軽といえます。

<知識ゼロでも始められる>

株や債券を運用するプロであるファンドマネージャーがあなたに代わって運用してくれます。

月々に決まった金額が口座から引き落とされて、自動的に買われていきますので放ったらかしでも大丈夫なのです。

株式の価格変動や売買のタイミングを自分で考える必要がないため、あなたに時間的や精神的な負担が掛かることはほとんどありません。

<複利の効果でお金が増える>

複利とは元本を運用して得た利益を、元本にプラスして再び投資することで発生する利益のことです。

利益が利益を生みますので、長く時間をかけて投資を続けるほどその効果は大きくなります。

例えば、あなたは毎月3万円の積立投資を20年運用する予定にしています。

利回りは3%としましょう。20年目の元手は720万円になり、そこに運用利益として264.9万円が上乗せされます。合計で984.9万円を手にすることができる計算です。

自分の場合はどうなるだろう?と思われた方は金融庁のホームページに「資産運用シミュレーション」がありますので、そちらで確認してみてください。

引用:資産運用シミュレーション 引用:金融庁

<リスクはドルコスト平均法で低減できる>

ドルコスト平均法とは、投資信託を買うときのテクニックのひとつです。

投資信託の値段は常に上下を繰り返し、変動しています。今月は安く買えても、来月は少し値上がりしていることはよくあることなのです。

そこで、購入するタイミングが違うと「買える量」に変化が出ることを利用してしまおう!と考えました。

買うタイミングを分散させて、一定金額で定期的に同じ商品を買い続けるとどうなるのかをリンゴを例に見ていきましょう。

買い方150円/個50円/個100円/個150円/個合計
6,000円
平均購入単価
ドルコスト平均法
毎回1,500円分買う
10個30個15個10個65個買えた92円
毎回15個買う2,250円750円1,500円2,250円60個買えた100円
この表は説明のためのイメージです。常に成果が出るとは限りません

このように1,500円ずつ買っていた時のほうが5つ多く買うことができました。

価格が安い時にたくさん買うことができるため、平均購入単価を下げることができます。

これが積立投資でよく用いられる、ドルコスト平均法です。テストはありませんので「しくみだけはなんとなくわかった!」と思えたらばっちりですよ。

デメリットからわかりやすく学ぶ積立投資のリスク

メリットを見ているといいことばかりに見えますが、投資は貯蓄と違ってお金を動かします。投資で起こり得るリスクも知っておきましょう。

  • 元本が保証されていない
  • 短期間で利益が出ない
  • 手数料がかかる

デメリットとして挙げられるのはこの3つでしょう。元本が保証されないというのは、投資初心者が最初に出会うリスクの王道ではないでしょうか。

ひとつずつ内容を知って、不安な気持ちを解消していきましょう。

<元本が保証されていない>

投資はお金を動かす資産形成の方法ですので、貯蓄とは異なり、元本割れを起こす可能性があります。

元本割れのリスクを軽減させる方法には、投資先の分散や長期投資や、先ほどお話したドルコスト平均法など、いろいろあります。

しかし、これらを駆使してもリスクを完全にゼロにすることはできません。

リスクに強い抵抗感がある場合は、無理をして投資を始めることはありません。

あなたのストレスにならない方法をゆっくり選んでくださいね。

<短期間で利益が出ない>

積立投資は長い年月をかけてコツコツと投資をすることで、元本が増え、そこに複利が加わり、資産が増えるというしくみです。

株式投資と言えば大儲けできるイメージがありますが、それはまた別の話なのです。

老後の蓄えのためや、お子さんが生まれたときにはじめて大学の資金に、というような何十年単位の長い目で取り組む投資方法と言えるでしょう。

<手数料がかかる>

投資のプロに全てお任せするスタイルですので、手数料が発生します。主な手数料は3つです。

  • 販売手数料(投資信託を購入するときに発生する)
  • 信託報酬(投資信託を保有している期間で異なる)
  • 信託財産留保額(投資信託を換金するときに発生する)

これらの手数料は商品によってことなり、一律ではありません。

投資信託を始める際に目論見書もくろみしょというものをもらいます。

これには購入しようとしている投資信託についての重要事項がまとめられており、その中に手数料についても明記されています。

投資家には必ず渡されるものですので、これで手数料について確認できますよ。

あなたが「この説明だけでは物足りない」と感じたら、学びの第一歩を踏み出しましょう。

こちらの本では積立投資のことを中心に、わかりやすく解説されています。「親子で順番に読んだ」という声も聞こえてくるほどなので、入門編にぜひおすすめしたい一冊です。

積立投資とは種類が豊富?おすすめ3種と選び方を紹介

積立投資とはリスクを低減できる投資方法であることが分かりましたね。

では、積立投資にはどのような種類があるのでしょうか?

種類は様々ですが、おすすめの積立投資は「つみたてNISAニーサ」「iDeCoイデコ」「変額保険」です。

積立投資の話をしている最中に「保険」という単語が出てきては混乱しそうですが、焦らなくて大丈夫ですよ。

積立投資とはどう進めていくものなのか、3つの種類はどう違うのかをわかりやすく説明していきます。

積立投資デビューに迷ったら商品の特徴を把握しよう

初めての積立投資にどんな金融商品を選んだらいいか迷ったときに、ぜひ検討してほしい3つをご紹介します。

  • つみたてNISA
  • iDeCo(個人確定拠出年金)
  • 変額保険

それぞれで得意なことが違います。順番に見ていきましょう。

<つみたてNISA(ニーサ)>

積立投資の中でも最もよく耳にするのではないでしょうか。

これは国が「積立投資・分散投資・長期投資を始める人を支援したいので、これらに掛かる税金は非課税にしますよ」という制度です。

掛金の所得控除なし
投資額上限40万円/年
期間最長20年
(運用の際に出た利益にも非課税)

運用資産はいつでも引き出すことができ、柔軟に運用したい人や、必要になった時には引き出したい人に向いている制度ですね。

<iDeCo(個人確定拠出年金)>

原則20歳以上65歳未満であれば、誰でも始められる私的年金制度です。年金を自分で備えておくために選ばれることが多い制度です。

掛金の所得控除全額なし
投資額上限12,000~68,000(加入資格によって異なる)
期間60歳まで

掛金は全て所得控除の対象になるため、所得税と住民税が軽減されるしくみになっています。

これに加え、運用によって得られた利益が非課税となり、老齢年金給付金として受け取る際には「公的年金等控除」や「退職所得控除」の対象になります。

わかりやすくいうと節税できる上に、年金を自分でも用意できるというわけです。

長期で運用できる20〜30代の自営業や会社員の人が活用するとお得な制度といえます。

<変額保険>

保険と呼ばれていると積立投資とは関係がないように感じますが、この保険は保険料の一部が投資信託で運用されています。

保険商品として提供している会社にもよりますが、投資先は世界の株式や債券をバランスよく押さえているものが多いようです。

積立投資というよりは、保険商品ですので、死亡や介護が必要になった場合には保険金として請求できます。

保険金の最低保証もあり、積立の途中で保険金が支払えなくなった場合にも備えることができます。万が一の際にも、資産形成が続けられる特約はとても心強いですね。

あなたにピッタリなのはどれ?選び方をチャートで体験

3つのタイプをご紹介しました。それぞれ得意分野が違っていましたね。

しかし、実際に始めるときはどう選べばいいでしょうか?

お金を増やす目的や目標額を明確にして、それに合ったものを選びましょう。

選び方の目安に簡単なチャートを用意しました。

商品の選び方のイメージを掴むためのものですので、参考程度にお使いください。

実際はこのチャートよりもっと複雑です。あなたにぴったりの積立投資の方法を見つけるために、一度お金のプロに相談してみるのもいいでしょう。

銀行の窓口や、ネット証券もチャット形式で質問に答えてくれますよ。

投資の準備はなにから始める?意外と簡単4ステップ

積立投資にどのような種類があるかは分かってきましたね。

積立投資の場合は自動的に一定額が勝手に買われていくと説明してきました。

では、どうやってその一定額を支払うのでしょう?

積立投資を始めるにあたって、実際にあなたが準備しなければならないことをご紹介していきますね。

  1. 投資の方針と月々の投資額を決める
  2. 投資信託のための運用口座を開く
  3. 購入する商品を決める
  4. 商品を購入する

ステップは4つです。感じていたよりハードルは低そうですね!

<投資の方針と月々の投資額を決める>

投資の方針とは具体的な運用方法です。「安定的」か「積極的」かの2つから選ぶイメージです。

実のところ私はこの方針を考えることなく「銀行のATM時間外手数料がタダになるから」という理由で投資を始めました。

こんな人もいますので、それほど深刻に悩まなくても大丈夫ですよ。

後から変更することは簡単ですので、どんどん先へ進んでみましょう。

次に「月々どのくらいの金額を投資に回すか」を考えていきます。

大体「収入の10%程度」という目安はありますが、貯蓄や収入を踏まえて余裕資金で始めることをおすすめします。

長期的に運用することがとても大切ですから、最初から金額を大きくすると苦しくなって続きません。

つみたてNISAであればお小遣い程度でもスタートできますので、慣れてきたら増額するという手もあります。

<投資信託のための運用口座を開く>

投資信託に使うための口座を開きます。今回は銀行窓口とネット証券の場合をご紹介します。

銀行窓口
  • 印鑑
  • 本人確認書類

取引銀行の窓口で口座を開設すると、そのまま購入する商品まで一気に説明を受けることができます。

私も窓口で手続きをしましたが、行員さんは手厚くて疑問を抱えることなくスムーズに終わりました。

「初めてだとドキドキするな」と思う人はぜひ窓口へ行ってみてくださいね。

ネット証券の場合
  • 申し込みフォームに入力
  • 本人確認書類を撮影し確認を受ける

来店なしでできるので、近所に支店がなくても口座を開けることが利点です。

また銀行でもネットで口座を開設できるサービスがありますので、取引がある銀行で始めたい場合は公式ホームページを確認するといいでしょう。

<購入する商品を決める>

購入する商品はそれぞれの会社がおすすめを用意していることが多いので、特にこだわりがなければ最初はそこから始めてもよいでしょう。主に確認しておきたいことは2つです。

  • 投資対象:どんなところに投資するのか(発展途上国株や米国株など)
  • 手数料率:販売手数料・信託報酬・信託財産留保額

特に手数料の面は、投資を続ける間は発生し続けるものですので、よく確認しておきましょう。

<商品を購入>

商品の買い方は、買いたいときに買いたいものを買う「一括購入」と、毎月決まった金額を購入する「積立投信」の2種類があります。

今回は積立投信を始めることが目的ですので「積立投信」を買いましょう。

これであなたも投資家デビューを果たすことができます!

私は積立投資の説明から商品を購入するまでを全て窓口で行員さんとマンツーマンでしましたが、1時間半ほどで完了しました。

それからは毎月決まった金額を買い続けていますし、たまに運用の状況をお知らせする手紙が届きます。

ATMの時間外手数料もタダになり、私はほったらかしの投資家を難なく続けることができています。

積立投資とは失敗と隣り合わせ!実例から対策を学ぼう

積立投資とは長期的な投資で利益を増やすことを目的とした投資方法だと解説してきました。

積立投資にも価額の変動はありますので、多少の減少は失敗とは呼びません。

では、積立投資で初心者が失敗してしまいがちなこととはどんなことでしょうか?

積立金額をむやみに増減させることや、価額変動に動揺してしまうことです。

積立投資とはじっくり時間をかけて取り組むほうが、安定した利益を得られますので、焦りは禁物です。

初心者が起こしがちな失敗から学び、今後の積立投資に活かしましょう!

初心者がやりがちな失敗から積立投資の知識を補強

初心者がやってしまいがちな失敗例は以下の2つです。

  • 価額の変動に動揺してすぐに投資を止めてしまい、損失だけが残る
  • 積立金額を頻繁に変更する

これらをやってしまいたい気持ちはなんとなくわかりますが、どうしてこれが失敗になるのでしょうか?

<価額の変動に動揺してすぐに投資を止めてしまい、損失だけが残る>

初心者でも投資のリスクとして思いつくのは「価額の変動から来る損失」ではないでしょうか。

このリスクはベテランの投資家にも、初心者のあなたにも平等にあるものです。

すぐ目の前に損失が見えたら、誰だって怖くなりますよね。

では、少し下がって損が出てしまい、怖くなって投資を止めてしまったとしましょう。

するとその損失を取り戻すことはできなくなって、手元には「損をした」という事実だけが残ります。

しかし止めずに続けていれば、そのうちにその損失は回収されてきます。

果報は寝て待てといいますので、運用はプロにおまかせしてしばらく放っておくことをおすすめします。

<積立金額を頻繁に変更する>

余裕資産が増えたから、金額を上げたいというのは大歓迎です。

しかし特に事情もなく積立金額の設定をコロコロ変えるのは、あまりいい方法とは言えません。

積立投資は20年以上の長い時間をかけて取り組み、その間の価格変動を活かして利益を育てていきます。

ドルコスト平均法で説明したように、一度に買うリンゴの数と単価よりトータルで買ったリンゴの数と単価がポイントなのです。

「一定額を長期的に続ける」ことをしっかりと覚えておきましょう。

これらの失敗例は積立投資という金融商品のしくみをしっかりと理解していれば防げそうな失敗です。

私個人としては「果報は寝て待つ、放っとけ作戦」を実行中です。

積立投資のコツを掴み失敗知らずで投資に踏み出そう

さて、失敗例を見てきましたが、これらの失敗は知識でカバーできそうです。

知っておけば失敗しないコツを3つ挙げました。

  • お金を使う目的と目標金額を決める
  • 成長する資産に長く投資する
  • まとまった資産を一括で投資しない

失敗しない土台作りのためにも知識の補強をしていきましょう!

<投資の目的と目標金額を決める>

投資をして増やすお金はどのように使う予定ですか?教育、マイホーム資金、老後の蓄えなど、人それぞれですよね。

いつまでにいくら必要なのかゴールを設定しましょう。

そこから逆算して毎月の掛金を計算し、目標金額を達成するためには、どの金融商品を選べばよいかを考えるとスムーズです。

<成長する資産に長く投資する>

どういうものが「成長する資産」なのでしょうか?

将来に向け、高い経済成長が見込まれる国々のことをいいます。

視野を世界に広げると世界経済は人口増加に伴い、これからも大いに成長することが見込めます。

そのような将来的に明るい兆しが見えるところへ、どっしり腰を据えて20年以上続けることを目標に、投資をしていきましょう。

<まとまった資産を一括で投資しない>

投資に回せる余裕資産がまとまって手元にあった場合でも、それを一括で投資してしまうのは避けた方がいいでしょう。

金融商品は常に増減を繰り返し、変動しています。あなたが一括投資をしようとした時点で、その商品の価格が割安か割高かを判断することはプロにも難しいのです。

ここで思い出してほしいのがドルコスト平均法です。タイミングと投資先を分散させることで大きなリスクを回避することができます。

大きな冒険に出なくても、コツコツと取り組んだ方が、良い結果を得られることがあると、覚えておきましょうね。

まとめ

  • 積立投資のしくみをわかりやすく学ぶために、金融商品や投資信託の意味を理解しておくとよい
  • 積立投資のメリットは少額から始められることであり、デメリットは元本割れのリスクがあること
  • おすすめの積立投資の種類にはつみたてNISA、iDeCo、変額保険の3タイプがある
  • 積立投資を始める際は専用の口座を開設し、商品を購入すればよい
  • 積立投資とはどのような特徴があるものなのかを理解して取り組むと失敗を回避できる
  • 積立投資とは長期的に資産を育てるものであるため、目標を定め一括投資などに走らず、コツコツやっていくのがよい

積立投資とはどんなものなのかわかりやすく吸収できたでしょうか?

初めてのことにチャレンジするのは誰しも腰が重くなるものですが、この記事を読んでいるあなたは既に踏み出せています!

学んだことを誰かにわかりやすく説明し、投資デビューの輪を広げてもいいかもしれません。

ぜひこの勢いで積立投資にチャレンジしてみてくださいね。

積立投資とはどんなものなのか、もっと知りたくなってきたのではないでしょうか?

知識を深めて、どんどんお得な投資にチャレンジしていきましょう!

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