
使い捨て哺乳瓶を使ってみたいけど使い方が分からないわ…
皆さんは使い捨て哺乳瓶というものをご存じでしょうか?
名前のとおり、1回使用したらそのまま使い捨てができる哺乳瓶のことです。
実は使い捨て哺乳瓶にも大きく分けて2つの種類があり、それぞれ使い方が違います。
それぞれの使い方を知ることで、より自分に合ったものを検討することができますよ。
こちらの記事では使い捨て哺乳瓶の用途やメリット、種類ごとでの使い方をご紹介しています。
またせっかく買っても、お子さんが飲んでくれなかったら使えませんよね?
使い捨て哺乳瓶の選び方のポイントや、どこで売っているのかという疑問にもお答えしています。
使い捨て哺乳瓶について一緒にマスターしていきましょう!
使い捨て哺乳瓶は洗浄や消毒が不要で、長距離移動や災害時に便利です。
こちらは1つの重さが約29gと軽量なので持ち運びにも最適ですね。
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使い捨て哺乳瓶の使い方やメリットについて知ろう

使い捨てのベビー用品といえば、紙おむつや紙エプロンなどが思い浮かぶかと思いますが、実は哺乳瓶にも使い捨てのものがあります。
こちらでは使い捨て哺乳瓶の用途やメリットについて、そしてその使い方について種類ごとにまとめてみました。
使い捨て哺乳瓶とは?メリットや用途について紹介
使い捨て哺乳瓶とは、一般的な洗って繰り返し使うタイプと違って、1回使ったら捨てるタイプの哺乳瓶です。
使い捨て哺乳瓶のメリットはこちらの3つです。
- 手間がかかる洗浄や消毒の必要がない
- 使い切りで衛生的
- ほとんどがプラスチック製のため、軽量で携帯に便利
持ち運びのしやすさや、面倒な洗浄や消毒をしなくて良いという圧倒的な利便性が魅力だということが分かりますね。
どうしても荷物が多くなってしまう旅行時や、人に預ける時、そして災害時など様々な場面で活躍してくれます。
私の妹は関東に住んでいるのですが、実家のある九州に新幹線で帰省する際に、この使い捨て哺乳瓶を使用したそうです。
消毒や洗浄をする必要がないため、余分な道具を持ち運ぶ必要もないし、何よりも軽くて荷物がかさばらないのが嬉しかったと言っていました。
私の友人も、地震で断水になった時に使い捨て哺乳瓶を活用したと教えてくれました。
哺乳瓶の洗浄や消毒ができない場合でも、赤ちゃんには授乳が必要ですよね。
使い捨て哺乳瓶は水を使う必要がなく、衛生的で持ち運びやすいため便利だということが分かります。
使い捨て哺乳瓶には大きく分けて2つの種類がある
利便性の高い使い捨て哺乳瓶ですが、大きく2つの種類に分けることができます。
- 本体そのものを捨てるタイプ
- インナーバッグを装着するタイプ
本体そのものを捨てるタイプは、乳首から哺乳瓶の部分まで全て1回限りの使用で、捨てる必要があります。
全てが使い捨てなのでコストはかかりますが、断水など全く水が使えない場合の備えに良いですよね。
インナーバッグを装着するタイプは、哺乳瓶の中のインナーバッグのみ1回限りの使用で捨てることになります。
こちらは哺乳瓶自体は汚れず使い回すことができるので、コストパフォーマンスが良いことが分かります。
しかし乳首の部分は交換しなければならないので、替えを持っておく必要がありますね。
それぞれの種類について、少し想像がつきましたか?
ここからは実際の使い方について種類ごとに解説していきます。
本体そのものを捨てるタイプの使い捨て哺乳瓶の使い方
本体そのものを捨てるタイプの使い捨て哺乳瓶の使い方はこちらです。
- 袋から哺乳瓶と乳首の部分を取り出す
- ジャバラ式の場合は広げて、調乳したミルク等の飲み物を入れる
- 乳首部分を取り付ける
- 授乳後は各自治体の定める正しい分別方法で処分する
使い方自体は難しいものではなく、1回使ったら捨てる以外はほとんど一般の哺乳瓶と変わりません。
使い捨てなので乳首の部分が取れないように、付けるときにかなり力がいるものもあります。
個包装ではなく、何個かまとまって入っているものは正しく保管していても、衛生上一週間で使い切るか、一週間以上経過した場合は洗って使う必要があるようです。
使い捨てのインナーバッグを装着するタイプの使い方
次に使い捨てのインナーバッグを装着するタイプの使い方はこちらです。
- 袋からインナーバッグを一枚取り出す
- 縦向きにして真ん中で折り目をつけ、哺乳瓶の中に入れる
- 印のところで哺乳瓶の口側に折り曲げて固定し、調乳したミルク等の飲み物を入れる
- 乳首部分を取り付ける
- 授乳後は、インナーバッグだけを処分する
こちらのタイプも、使い方はとても簡単だということが分かるのではないでしょうか。
哺乳瓶の内側に使い捨てのインナーバッグを入れるだけです。
このタイプは先ほどご紹介した本体そのものを捨てるタイプに比べると、1つ当たりの値段がお手頃です。
また、普段使っている哺乳瓶に装着が可能なものもあるため、赤ちゃんも飲み慣れた哺乳瓶でミルクを飲むことができます。
しかし、インナーバッグの場合は、見にくいため袋の中で調乳することが難しく、温度も分かりにくいという点もあります。
使い捨て哺乳瓶の使い方についてご紹介しました。
それぞれのメリットやデメリットをふまえた上で、気になるものを探してみてください。
最後におすすめの商品についてまとめていますので参考にしてみてくださいね。
こちらの商品は本体そのものを捨てるタイプの使い捨て哺乳瓶です。
乳首部分にカバーが付いているため、赤ちゃんの口に入れるのも安心ですね。
容器部分も5つ重なっているのを下側から取っていくため、使用時しか触れず衛生的です。
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使い捨て哺乳瓶では飲まない?選ぶ時の注意点を紹介

使い捨て哺乳瓶を使うことで一番心配なのが、赤ちゃんがミルクを飲んでくれるかどうかではないでしょうか。
赤ちゃんは飲み慣れていない哺乳瓶だとミルクを飲まないこともあります。
こちらではせっかく買った使い捨て哺乳瓶では飲まないということにならないように、選ぶ時の注意点についてご紹介します。
使い捨て哺乳瓶を選ぶ際の注意点について4つ紹介
使い捨て哺乳瓶を選ぶ際はこちらの4点について注意しましょう。
- 乳首のサイズが月齢に合っているか
- 赤ちゃんに飲ませたい量のミルクが入るか
- 開封後はそのまま使えるか
- 赤ちゃんに安心の素材か
赤ちゃんが快適に安全にミルクを飲むために、どれも大切なことなので詳しく見ていきましょう。
<乳首のサイズが月齢に合っているか>
乳首のサイズが合わないと、口から漏れたり溢れたりして赤ちゃんがミルクをうまく飲めないことがあります。
そうならないためにも、乳首のサイズが赤ちゃんの月齢に合っているかきちんと購入前に確認しましょう。
赤ちゃんは、普段と違う口当たりだとミルクを飲まないこともあります。
お子さんが慣れない乳首に拒否反応を示すようでしたら、商品によっては普段使っている乳首を使用できるインナーバッグのタイプを選ぶことをおすすめします。
<赤ちゃんに飲ませたい量のミルクが入るか>
使い捨て哺乳瓶は商品によってボトルの大きさが違うため、1回でどのくらいの容量が入るのかもきちんと確認しておきましょう。
月齢が大きくなってくると、1回で飲むミルクの量も増えます。
使い捨て哺乳瓶はもう一度使用することはできないため、2個使うということにならないように事前にどのくらいの容量か見ておきましょう。
<開封後はそのまま使えるか>
使い捨て哺乳瓶のほとんどは、取り出してそのまま使えるようになっています。
しかし、商品によっては使用前に水洗いが必要なものもあるため、開封後そのまま使えるかというところもきちんと事前に確認しておきましょう。
<赤ちゃんに安心の素材か>
哺乳瓶、特に乳首の部分は直接赤ちゃんの口に触れるものなので、本当に消毒や洗浄の必要がないのか不安になるのではないでしょうか。
使い捨て哺乳瓶は様々な商品の中でも「ビスフェノールA(BPA)フリー」のものを選ぶことをおすすめします。
BPAは一部の食品用の容器などの原料に使用されている化学物質で、体内に入ることで「環境ホルモン」として働くことが分かっています。
環境ホルモンとは、人間も含めた生物の本来のホルモン作用を撹乱する物質のことを言います。
人体に影響を与えうるものが入っていないという表示は、一つの安心材料になりますよね。
使い捨て哺乳瓶を選ぶ際の注意点を4つご紹介しました。
他にも値段や、耐熱性など重視したいポイントは人によって違うので、こちらの注意点は選ぶ際の一つの基準にしていただけたらと思います。
急に使っても飲めない可能性があるため慣らしておこう
普段がミルクではなく母乳の場合は、哺乳瓶に慣れず飲まないということもあります。
急に哺乳瓶を使っても飲めない可能性があるため、使ってみて慣らしておく必要があります。
普段母乳をあげていても、いつ哺乳瓶が必要になるかは、分からないものです。
知り合いの先輩ママさんが教えてくれたのですが、そのママさんはお子さんがまだ赤ちゃんの時に震災を経験したそうです。
その震災のショックで母乳が全くでなくなり、ミルクに変えなければならなかったということを教えてくれました。
このように色々な事情があり、哺乳瓶が必要になることもあります。
哺乳瓶に慣れていない場合は特に、購入して必要な場面で使用する前に、哺乳瓶に慣らしておくと良いでしょう。
使い捨て哺乳瓶はどこで売ってるのかを知っておこう

使い捨て哺乳瓶はどこで売ってるのかご存じですか?
使い捨て哺乳瓶は、赤ちゃん用品店・ドラッグストアなどの実店舗や、Amazonや楽天などの通販で購入することができます。
こちらでは使い捨て哺乳瓶がどこで売ってるかということと、おすすめの使い捨て哺乳瓶についてご紹介します。
使い捨て哺乳瓶は実店舗や通販で購入することができる
使い捨て哺乳瓶を購入できるお店についてまとめてみました。
<実店舗>
- 西松屋
- アカチャンホンポ
- ベビーザらス
- イオンやドラッグストア
<通販>
- Amazon
- 楽天
- Yahoo!ショッピング
- Qoo10
実店舗も通販も数か所のお店で取り扱いがあることが分かりますね。
しかし実店舗の場合は、そのお店に在庫がなかったり、欲しいと思っていた種類がなかったりするかもしれません。
商品を購入するためには、どこで売ってるかを事前に確認して、様々な商品を比較できる通販で購入されることをおすすめします。
ママ達おすすめ!人気の使い捨て哺乳瓶を4つ紹介
最後におすすめしたい人気の使い捨て哺乳瓶を4つご紹介します。
<クロスベビー ステリボトル 使い捨て哺乳瓶 5個入り>
イギリス発の「ステリボトル」は世界で10年以上販売実績のある「かんたん・衛生的・軽い」消毒不要の使い捨て哺乳瓶です。
最大目盛容量は240mlですが、中身を入れる前の重さは約29gと非常に軽量なのが特徴です。
開封後すぐに使用することができて、乳首の部分にはカバーが付いているため、清潔な状態で赤ちゃんにミルクをあげることができます。
5個入りなので、開封したら一週間以内に使用する必要があります。
一週間以上経過した場合は、一般的な哺乳瓶と同じように洗浄や消毒をすることで使用することができます。
乳首の部分もプラスチック製なので、赤ちゃんの口からミルクが漏れやすいという意見もあったため、使用の際は角度に注意しましょう。
<相模ゴム工業 chu-bo! チューボ おでかけ用ほ乳ボトル>
消毒済みの使い切りタイプのため、カプセルから開けてすぐに使用することができます。
ジャバラ式になっていて、使用時に伸ばして使うコンパクトな設計で持ち運びにも便利です。
最大目盛容量は250mlですが、20mlごとについた目盛りが、ミルクの調乳にも役立ちますね。
乳首の吸い穴の形状が楕円形になっているので、向きを変えることで吸い出し量を3段階に調節することができます。
こちらはステリボトルと違って乳首の部分はシリコンゴムなので、一般的な哺乳瓶の乳首に近いですね。
<Dorama 使い捨て哺乳瓶&パック>
韓国発の使い捨て哺乳瓶とパックのセットです。こちらはステリボトルやチューボと違って、中のパックだけを使い捨てるタイプです。
最大容量は250mlで、逆さまにしても漏れにくい形状が特徴です。
哺乳瓶の底が開くので、下から水を入れることで簡単にミルクを冷ますことができます。
乳首の部分は取り外しをすることができて、多くの方が使用しているピジョンの母乳実感の乳首がピッタリと合うというのも嬉しい特徴ではないでしょうか。
<カネソン 哺乳びん用インナーバッグ 20枚入り>
こちらは普段使っている哺乳瓶の中に入れるインナーバッグのみで販売されています。
広口240mlの哺乳瓶用のインナーバッグで、保存に便利なチャックが付いています。
かさばらずにコンパクトで、本体そのものを捨てるタイプに比べるとコストパフォーマンスが良いのが魅力ですね。
おすすめの使い捨て哺乳瓶について4つご紹介しました。
気になる商品がありましたら、どこで売ってるのかを確認して、購入を検討してみてくださいね。
まとめ

- 使い捨て哺乳瓶には大きく分けて2つの種類があり、それぞれ使い方が違う
- 使い捨て哺乳瓶は手間のかかる洗浄や消毒が不要、使い切りで衛生的、携帯に便利などのメリットがある
- 一般的な哺乳瓶よりは使いにくさがあったりコストがかかったりするため、普段遣いよりは長距離の旅行時や災害の備えとして活用するのがおすすめ
- 買ったけれど飲まないということにならないように、使い捨て哺乳瓶を選ぶ際は乳首のサイズが赤ちゃんの月齢に合っているかなどの注意点をおさえて購入しよう
- 使い捨て哺乳瓶は赤ちゃん用品店などの実店舗や通販などで売っているが、商品の種類が豊富な通販で購入するのがおすすめ
使い捨て哺乳瓶についてその種類やメリット、そして種類ごとの使い方をご紹介しました。
普段使いには使いやすさや費用面で一般的な哺乳瓶の方が良いかもしれませんが、用途を選ぶことで非常に便利に活用できるのではないでしょうか。
ぜひ使い捨て哺乳瓶の使い方を知って、必要な場面で有効活用してみてくださいね。
こちらの商品は実際に各自治体の災害備蓄品にも採用されています。
BPAフリーで安心素材なのも嬉しいポイントです。
実店舗・通販ともに取扱店舗が多いのもありがたいですよね。
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