
そろそろ転職を考えたい!でも転職理由が人間関係だと不利かな?
人間関係やキャリアアップがしたいなど、様々な転職理由で転職を考えている方がいると思います。
面接の時に転職理由が、キャリアアップがしたいなどのポジティブなものなら答えやすいけど、人間関係などのネガティブなものは本音をそのまま伝えるか迷いますよね。
伝えにくい内容でも面接の時に転職理由は、言い換えて本音で答えるのが良いでしょう。
ネガティブな本音をありのまま伝えるのではなく、前向きに言い換えて伝える工夫が必要です。
ここでは、前向きに言い換えて伝えるコツをご紹介しますのでぜひ参考にされてくださいね。
また、転職されるために現在の会社を退職される方向けに、これから退職する職場に退職理由を伝える時の注意点についてもあわせてご紹介します。
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転職理由の人間関係を言い換えしたい!本音を前向きに変換しよう

転職理由の本音はどうしてもネガティブになりがちですよね。ただ、面接は採用してもらうために自分をアピールする場所です。
ネガティブことばかり話してしまうとマイナスイメージになってしまいます。
そのため、転職理由の本音はポジティブに言い換えをしたいと思いますよね。
ただ、いきなり「転職理由の本音はポジティブに言い換えしなさい」と言われても、お手本が無いと何が正解なのか分かりません。
ここでは、具体的な例文を交えて転職理由の本音はポジティブに言い換えをする方法をご紹介します。
転職理由の本音を言い換えできる例を5つ紹介
転職理由の本音をポジティブに言い換えしたいけどいい案が浮かばないという方に参考になる例文を5つほどご紹介します。
ただ、これはあくまでも、ネガティブになりがちな本音の転職理由をポジティブに言い換えをするための1例に過ぎないので、ご自身の経験にあわせた言い換えを目指してくださいね。
- お給料に不満がある
- 人間関係が良くない
- 設定されたノルマが厳しい
- 成果に見合った評価がない
- 短期間で転職を繰り返した人
5つとも転職理由の本音としてよくあげられるものですね。言い換えの例文を確認していきましょう。
<お給料に不満がある>
前職では営業部署内で月間契約数トップを数回経験しましたが、実績ではなく年功序列でポジションが決まる社風でした。
そのため、より実力を評価してくれる会社に転職したいと考えました。
お給料が少なくて不満を感じていた場合でも、そのままではなく「若手でも実力で評価してもらいたい」という表現に言い換えましょう。
<人間関係が良くない>
前職ではチームでの達成率よりも個人目標が重視され、チーム内ではあまりコミュニケーションがとれる環境ではありませんでした。
そのため、チームで団結することで、個人単位で取り組むよりも大きな結果を出せるような働き方ができる会社に転職したいと考えました。
人間関係が良くないことをそのまま伝えてしまうとマイナスになってしまうので、個人ではなく「チームで働きたい」という表現に言い換えましょう。
<設定されたノルマが厳しい>
前職では高い数値目標が設定されていたことから、顧客一人ひとりと向き合う時間がとれないことが悩みでした。
そのため、よりしっかりと顧客のニーズに応えられる仕事がしたいと思い、転職を考えました。
仕事量やノルマが厳しいとそのまま伝えるとマイナスになってしまうので、別の視点から伝えられるように工夫しましょう。
<成果に見合った評価がない>
前職では目標の達成度に応じて従業員を評価する制度がありませんでした。そのため、成果による手ごたえが得られにくい環境でした。
しかし、御社には成績に応じたインセンティブ制度を設けていると募集要項にありましたので、転職を考えました。
成果が評価されなかったことが理由であれば、「新しい会社であれば正当に評価してもらえると考えた」という志望動機につなげることができます。
<短期間で転職を繰り返した人>
前職はもともと営業として配属される予定になっていました。しかし、実際に配属されたのは営業事務でした。
営業職のサポートに専念し、上司に配置換えを希望しましたが、異動ができなかったため転職を考えました。
転職を短期間で繰り返していると、自社に入社してもすぐに辞めてしまうのではないかと考えられます。そう思われないように、仕方なく退職したことが分かる内容にしましょう。
現在の会社に転職理由を伝える時に注意すること2つ
転職をするためには、まず現在の会社を辞めたいという意思を伝えなければいけません。
辞めると伝えてから引き継ぎの期間もありますので、できれば最後まで気持ちよく働いて、円満退職したいですよね。
- 会社に対する不満をぶつけるのは避ける
- 今の職場では実現できない理由を説明
2つとも円満退職のためには必要な注意すべき点です。詳しく説明していきます。
<会社に対する不満をぶつけるのは避ける>
会社に対する不満があってもぶつけずに、本音と建前を上手く使い分けて説明をするように心がけましょう。
本当は給料や人間関係、残業についてなど不満がたくさんあるかもしれません。
ただ、それをそのままぶつけてしまうと喧嘩や口論になってしまう可能性があります。
また、転職後も機会があれば付き合いを続けていきたいという気持ちを伝えると、印象が良くなります。
<今の職場では実現できない理由を説明>
今の職場では実現できない理由を前向きに伝えることで、引き止められないように気を付けましょう。
残業や人間関係が転職の理由である場合は、伝え方によっては「業務量を調整するから」や「配置を換えるから」などと引き止められることもあります。
そのため、今の職場ではできない業務へのチャレンジや、違う業界で働きたいなどといった理由が良いでしょう。
また、思いつきではなく慎重に考えた結果であることを伝えることも重要です。
転職理由の本音は人間関係!よくある原因3つ

転職理由の本音は人間関係という方もとても多いですよね。なぜなのでしょうか?
職場はたくさんの方が一緒に働く場所です。良い関係ができれば最高の仲間になりますが、そうならないことも多いでしょう。
1日の大半を職場で過ごすのに人間関係が良くなかったら、余計にストレスが溜まってしまいます。
では、転職理由の本音が人間関係になってしまう原因を3つほど見てみましょう。
- 話が合う人、話す人がいない
- 仕事を誰も教えてくれない
- 仕事以外で職場の人と会いたくない
どれも切実な問題ですね。人間関係が理由で転職される方には、それぞれに原因があるので一概には言えませんが、上記のようなことが原因の方もいるでしょう。
<話が合う人や話す人がいない>
年齢が自分だけ離れているなどして、可愛がってはもらえるけど、周りとの会話に馴染めなくて居心地が悪くなる人。
仕事が忙しすぎて、まわりとのコミュニケーションはあいさつくらいしかしないという人など、状況は様々あると思います。
確かに、職場は仕事をする場所です。仕事さえできれば人間関係は関係ないと考える方もいらっしゃるでしょう。
ただし、前述したように職場は1日の大半を過ごす場所であり、円滑なコミュニケーションがあるから信頼関係を築くことができるのです。
同じ仕事をするなら、人間関係にもやもやせずに楽しく過ごしたいと思いますよね。それができずに悩む方が多いようです。
<仕事を誰も教えてくれない>
本人に意欲があって仕事がしたくても、分からないことを聞くことができる環境がないと正解が分からず不安になります。
先輩が忙しそうだったり、聞いても自分で考えなさいとしか言われない状況だったりすると困ってしまいます。
私の職場は受け持ちの仕事が1年で変化するのですが、前年の担当者が異動してしまいました。
そして、同じ職場にはその仕事が分かる先輩がいなかったため、マニュアルを読み漁って正解が分からず仕事をこなした経験があります。
私の様に、同じ職場に自分の仕事が分かる先輩がいなくて、なかなか他の部署まで聞きにいきづらいという人もいるかもしれません。
仕事の正解が分からない状態でこなしていると不安やストレスで押しつぶされそうになります。それがつらいという方もいるでしょう。
<仕事以外で職場の人と会いたくない>
仲が良すぎて困る場合もあるようです。平日の夜はいつも飲み会があったり、土日は職場のメンバーでお出かけをしたりする人もいるかもしれません。
仲が悪いよりも良いかもしれませんが、プライベートがないのは正直つらいという方もいるでしょう。
仲良くしてもらっているのに申し訳ないと思い詰めることもあるかもしれません。
ですが、人の感じ方は人それぞれ違いますから自分の感じ方を責めずに、「自分はこう感じているのだな」と受けとめましょう。
そのように感じているのはあなただけではありませんよ。安心してくださいね。
転職理由を面接の時に本音で話した方が良い理由
転職理由がネガティブなものだったら、面接の時は建前で乗り切った方が良いと思ってしまいますよね。
転職理由はどうして本音で話した方が良いのでしょうか?気になる理由を3つほどご説明します。
- ウソがばれる可能性もある
- 正直に話すほうが良い印象になるから
- 希望する働き方ができない可能性がある
どれも気になるものばかりですね。詳しく見ていきましょうね。
<ウソがばれる可能性もある>
面接をする面接官は数多くの面接を通じて経験を積んでいます。そのため、ウソがばれてしまう可能性も高いです。
面接官も本音を隠して面接を受ける方が多いことは知っています。そのため、本音を引き出せるように転職理由について様々なことを質問します。
その時に用意していなかった質問につい本音がでてしまうという事態にもなりかねません。
そうなってしまうと、面接官からの印象が悪くなってしまい、合否に対しても不利に働く可能性が高いです。
また、経歴等に関することを偽るなどしていると、内定後にトラブルになる可能性もあります。
<正直に話すほうが良い印象になるから>
転職理由が人間関係などのネガティブな内容の場合は、正直に話すとマイナスの印象につながるのではないかと心配になりますよね。
しかし、正直に話して、かつ、ポジティブに言い換えることができれば良い印象につながるでしょう。
企業は責任感を持って仕事をして、貢献してくれる人材を採用したいと思っているのです。
転職理由を正直に話して、それをポジティブな考えにつなげることができる前向きな人材を採用しようと考えるでしょう。
<希望する働き方ができない可能性がある>
面接官は転職理由から、「仕事に対する考え方」や「どのような働き方をしたい」と考えているのかを確認しています。
そのため、転職理由を本音で伝えないと本来希望していた働き方ができないということもあります。
こんなはずじゃなかったと思わないためにも、本音で伝えた方がよさそうですね。
転職理由を面接の時に本音で話すときのポイント

転職理由は本音で答えた方が良いことは分かったけれど、やっぱりネガティブなことは言いにくい
転職理由を面接の時に本音で話すときのポイントをご説明しますね。
- ネガティブで終わらないように前向きに言い換える
- 新しい職場でやりたいことをアピールする
- いくつかある転職理由の中でポジティブなものを選ぶ
- 前職の会社だけのせいにしない
転職理由は本音で伝えた方が良いですが、ネガティブなことをありのまま伝えてしまうのはお勧めしません。ポイントをよく確認しましょう。
<ネガティブで終わらないように前向きに言い換える>
人間関係であれば、「前職は個人プレーだったけど、新しい職場に転職してチームで仕事がしたいと考えた」などウソにならない範囲で言い換えましょう。
また、前職はこうだったから、新しい職場ではこうしたい、こうできると考えて転職を希望したという意思を伝えることが必要です。
間違っても、「人間関係が悪くなったから転職したいと思いました」などとマイナスで終わらないように気を付けましょうね。
<いくつかある転職理由の中でポジティブなものを選ぶ>
転職理由はネガティブなものが1つだけという方は少なくて、複数あるという方が多いです。
人間関係が悪いことと、今の職場でできないことがしたいという気持ちの2つとも本音だったとしたら、よりポジティブな方を選んで転職理由として答える方法があります。
転職したい理由として気持ちの大小はあったとしても、自分の本音には違いありません。
自分が転職したいと思う理由はなんなのかを、しっかりと見つめなおしてくださいね。
<前職の会社だけのせいにしない>
もし転職理由を前職の会社だけのせいにしたら面接官はどう感じると思いますか?
「すぐにうちの会社も辞めてしまうかもしれない」、「自分勝手な人かもしれない」というマイナスな印象を感じることもあるでしょう。
そうならないために、転職の理由を前職の会社のせいだけにするのは避けましょうね。
実際に前職の会社が悪かったとしても、あなたの印象が悪くなってしまう可能性があります。
不満を改善するために働きかけができたのか、自分にまったく悪い部分がなかったのかについても、もう一度よく考えてみましょう。
しっかり面接の準備した!と思っていても不安になりますよね。
こちらでは、準備の仕方も入念に書かれているので見落としがないか確認することができます。
不安を程よい緊張に変えることで、心に余裕を持てます。準備していなかった面接の問いでも答えることができますよ。
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転職理由の本音を面接で聞くのはあなたを知りたいから

新しい会社への志望動機や、これから具体的に取り組みたいことなら分かりますが、転職理由の本音を面接で聞かれる理由はなんでしょうか。
面接で転職理由の本音を聞かれるのは、そこに面接官が知りたいあなたの考えがあるからです。
面接官が転職理由の本音を面接で聞く理由が分かれば、例え、本音が人間関係だとしても対策を立てやすくなるはずです。
転職理由の本音を面接で聞かれる理由3つ
ここでは面接官が転職理由の本音を面接で聞く理由を3つほどご説明します。
- あなたが仕事において重視するものは何か
- すぐに辞めてしまわないか
- 他責思考が強くはないか
面接官が面接で転職理由の本音を聞く理由を理解できれば、対策をすることも可能です。しっかり確認しておきましょう。
<あなたが仕事において重視するものは何か>
転職理由が人間関係であっても、前職ではその「あなたが仕事に対して求めるもの」が満たされなかったということです。
そして、必然的にそれが仕事において、重視したい部分になると思います。
面接官はその部分を知って、自社と合っているのかを判断しようとしています。
<すぐに辞めてしまわないか>
面接官は採用した方には長く勤めてほしいと考えています。そのため、面接する際にはすぐ辞めてしまわないかを見極めます。
転職理由があまりにも自分勝手なものだと、自社もすぐに辞めてしまうのではないかと感じてしまいます。
<他責思考が強くはないか>
他責思考とは、自分の行動による結果は他人に責任があると考えることです。
どんなに良い会社や良い職場でも、必ず気の合わない同僚や上司、考え方の合わない会社方針や制度があります。
そんな時に、転職理由をすべて会社や周囲の環境のせいで自分はなにも悪くないと答えたらどうでしょう。
面接官は他責思考が強いから自社に入社してもすぐに辞めてしまうのではないかと考えます。
転職理由の本音を全て伝える?面接前にもう一度確認を
転職理由の本音にはネガティブなもの、前向きなものなど様々あります。
面接の時に転職理由を聞かれたら、ウソはつかずに正直に答えることが望ましいです。
しかし、ネガティブなものはそのまま伝えてしまうと、マイナスのイメージを与える原因になってしまいます。
ここでは、そのまま伝えて良い印象を持たれる本音と、悪い印象を与えてしまう本音について説明していきます。
<良い印象を持たれる本音>
- キャリアアップがしたい
- 自分の専門スキルをより活かしたい
- より大きな商談に携わりたい
<悪い印象を与えてしまう本音>
- 人間関係のトラブルがあった
- 残業時間が多かった
- 休日や有休休暇が少ない
- 給料が少ないや上がらない
- 業績がよくなくて将来性が不安
そのまま伝えて良い印象を持たれる本音はポジティブ、悪い印象を与えてしまう本音はネガティブな印象を感じますね。詳しく見ていきましょう。
<良い印象を持たれる本音>
そのまま伝えて良い印象を持たれる本音は、自分の可能性を広げたいという意思の感じられるポジティブで前向きな転職理由ですね。
面接の時はしっかりと前面に出してアピールしてほしいと思います。
<悪い印象を与えてしまう本音>
そのまま伝えると悪い印象を与えてしまう本音は、ネガティブで後ろ向きのものですね。
そのまま伝えてしまうと自社でも同じ状況になって辞めてしまうのではないかと考えてしまう可能性があります。
そのため、伝え方を工夫して前向きな印象にしていく必要があります。また、もしネガティブな本音以外に転職理由があればその理由を前面にだして答えましょう。
まとめ

- 転職理由の本音を言い換える時はマイナスを言い換えてポジティブにつなげるように意識する
- 転職理由の本音は仕事を教えてもらえないなどの人間関係についてが多い
- 現在の会社に転職理由を伝える時は不満をそのままぶつけずに、今の職場では実現できない理由を説明して円満退職を目指す
- 転職理由を本音で話した方が良いのは希望する働き方ができない可能性あるなどの理由がある
- 転職理由を本音で話すときのポイントは前向きに言い換え、できるだけポジティブな理由を選ぶ
- 転職理由の理由を面接で聞かれるのはあなたが仕事に重視していることなどを確認する
転職理由には人間関係など本音では話しにくいネガティブなものが、多いですよね。
面接の時に転職理由を聞かれたらウソはつかずに、人間関係などの本音を上手に言い換えて前向きな受け答えをしましょう。
転職の面接はとても不安だと思います。しっかりテクニックを使って乗り切りましょう!!
しかし、小手先のテクニックでは通用しません。ポジティブに言い換えることを意識していると、自分に自信が出てきます。
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