テニスの大会での持ち物は?荷物に余裕があれば便利アイテムも持参

生活・趣味

テニスを始めて練習に慣れてくると「大会に出場してはどう?」と勧められます。

練習のモチベーションアップやテニスの上達度を知るためにも大会を目標にするのは名案ですね。

初めての大会です。まずは何を準備したらいいか、持ち物が気になりますよね。

テニスの大会ではラケットやシューズは必須の持ち物ですが、それ以外にも季節に合わせた便利なアイテムがいくつかあります。

慣れない会場での忘れ物は想像しただけでも落ち着きませんよね。

この記事では、テニスの大会に必須な持ち物だけではなく、便利なアイテムや試合当日の流れについても紹介しています。

これを読んで備えておけば、試合当日に心細い思いはさせません!

初めての大会を、忘れ物をせず有意義に過ごせるように一緒に準備をしましょう。

昼食はお腹に負担をかけないものを選びましょう。

また、熱中症対策としても効果的です。

ベストな状態で、試合にのぞみたいですよね。

テニスの大会での持ち物は必須6選!便利アイテム8選

テニスコートにラケットとボール。暑さ寒さや天候。バナナとイス

経験者に軽く聞いただけでもテニスの大会に必要な持ち物は数が多い印象でした。

大会の会場に車で向かうのであれば、持ち物が多くても対応できます。

しかし電車やバスを使い、降りた駅から徒歩という場合は、少ない持ち物でなるべく身軽に動きたいと思いますよね。

テニスの大会当日は最低限の持ち物で向かいたいと考えたときに、外せない持ち物とは何でしょうか。

絶対に必要なもの、持っておくと助かるもの、季節や天候に合わせて持っておきたいものに分けてまとめました。

絶対に必要なものに足し引きして、自分のベストな持ち物リストを作りましょう。

テニスの大会に必須な持ち物6選!これだけは忘れず準備

テニスの大会に参加する上で、忘れると試合ができないくらいダメージが大きいものからそろえていきましょう。

  • ラケット(予備含む)
  • シューズ
  • ウェア(予備含む)
  • ラケットバッグ
  • エントリー受付番号とドロー表
  • お金

全てラケットバッグに収納できますのでバッグひとつを担いだら試合の準備はバッチリ整いますよ。では、詳しく見ていきましょう。

<ラケット(予備含む)>

試合では2~3本あると安心ですが、初心者はラケットが1本しかないという人も多いのではないでしょうか。

しかし1本しかないと、試合の途中でガットが切れてしまっても対応できません。

替えのラケットがなければその試合はそれ以上戦えませんので、負けになってしまいます。

今後も試合に出る意欲があるなら、自分のプレースタイルに寄せた2本目のラケットを購入するのがおすすめです。

<シューズ>

シューズはプレーするコートの種類によって、適したシューズが異なります。

初心者が購入するならオールコート用を選びましょう。その名の通り、どのコートでもプレーOKです。

<ウェア(予備含む)>

当日着るもの1着と予備に1着あると安心です。夏場は汗で濡れてしまい、次の試合では着られないことがあります。

一方、冬場は汗をかいたままにしておくと風邪をひいてしまう心配がありますので、最低2着は用意しておきましょう。

<ラケットバッグ>

ラケットやシューズを収納するスペースがあるバッグで、テニスに必要な持ち物をきれいに収納できるバッグです。

リュックタイプにすれば、試合会場の内外で移動するのにとても便利です。

<タオル>

複数枚準備しましょう。試合中の汗を拭くこともできますし、手汗をしっかり拭けるとグリップが滑ることを予防できます。

<エントリー受付番号とドロー表>

自分の試合の順番や番号を確認できるものです。

チームで申し込んだ場合は代表がまとめて持っていてくれることがありますが、手元にある場合は持参しましょう。

<お金>

主に参加費を払うためのお金です。必要のないものはあらかじめ財布から出しておき、お札も千円札を数枚入れておきましょう。

必須な持ち物に加えたい大会を便利にするアイテム8選

試合をするために必要な持ち物は全てそろいました。

テニスの試合は組み合わせや勝敗によって長丁場になることもあります。

そうなると会場の滞在時間も長くなりますので、どう快適に過ごすかが試合への集中度を左右する大事な要素と言えますね。

そこで、持っていると便利なアイテムをまとめました。

  • 予備のソックス
  • 帽子やサンバイザー・サングラス
  • 普段の靴
  • 練習球・なわとび
  • 折り畳みイス・レジャーシート
  • 救急セット
  • はさみ
  • 予備のグリップテープ

リストを見ただけではどうしてこれが必要なのか分かりにくいと思いますので、理由も一緒にご紹介します。

<予備のソックス>

3足くらいあれば安心です。汗や雨で濡れてしまった靴下は、なかなか乾きません。

足元をすっきりさせておくことでプレーに集中できます。

<帽子やサンバイザー・サングラス>

屋外の試合では()しくて狙いが定められないこともあります。夏の試合では日差しから守ってくれる強い味方です。

使い慣れたものがあれば、忘れずに入れておきましょう。

<普段の靴>

テニスシューズを()いたままの移動はなるべく避けましょう。靴が()んで寿命が縮んでしまいます。

会場の外を移動する際は普段の靴を使いましょう。

また締め付けがゆるい靴を選んでおけば、試合の待ち時間に足を休めることができます。

<練習球・なわとび>

ウォームアップに必要な道具です。練習球を使って会場の隅で壁打ちをしたり、なわとびをして待ち時間に体が冷えすぎるのを防いだりできます。

<折り畳みイス・レジャーシート>

レジャーシートを敷いて荷物を置く場所を確保し、折り畳みイスで座って休憩できます。

試合会場によっては十分なイスや場所が確保できない場合もありますので、備えておくと便利です。

<救急セット>

ばんそうこうやテーピングを入れておくと、いざというときに本当に助かります。

この他には爪切りや常備薬などがあります。足がつりやすい人はつり止めの薬を持っていると聞きました。

他にも普段から使っている薬があれば入れておきましょう。

<はさみ>

テーピングテープを切るときや、ガットが切れたときに応急処置でいらない部分をカットするために使います。

救急セットの中に入れておけば必要なときに探さなくて済みますね。

<予備のグリップテープ>

夏場や雨の試合ではグリップが汗や雨で濡れて滑りやすくなってしまいます。

カバンの隅に1本入れておけばすぐに貼りかえられるので重宝しますよ。

エネルギー補給は簡単で手軽にできる軽食を持参しよう

試合で高パフォーマンスを出すためにはパワーチャージが欠かせません。

お腹ぺこぺこで試合に臨んでも力が出ませんよね。

試合が進行している途中で買いに出るのは難しい場合が多いので、軽食・昼食・水分は事前にしっかりと準備しておきましょう。

試合の進行状況によってはゆっくりと食事を摂る余裕がないこともあります。

プロの選手でも素早くエネルギーチャージするために軽食としてバナナを常備しているという話をきいたことがあります。

生ものではない方がいいという人は、ゼリー飲料を用意しておくといいでしょう。

昼食のタイミングもうまくお昼になるとは限りません。

手軽に食べられるおにぎりなどを持参しておけば、その時の都合に合わせて手軽にランチタイムが持てますよ。

最も大事なのは水分です。水筒のおすすめサイズは2リットル入るものがいいでしょう。

持ち運びには少し邪魔になりますが、必要な量をしっかりと確保することができます。

会場の自動販売機で購入するという手もありますが、当日はたくさんの選手がやってきますので、売り切れの心配が出てきます。

夏場ともなれば量もたくさん必要ですから、自動販売機での購入は不足分を補う程度と考えておいた方がいいでしょう。

テニスの大会に便利なものは?季節や天候に合わせよう

テニスの試合や持ち物をモチーフにしたイラスト

テニスの大会は通年を通して開かれています。季節が変われば大会での便利な持ち物も変わってきますよね。

テニスは屋外ですることがほとんどのスポーツですから気温の高低や天候の影響を大きく受けます。

大会でのパフォーマンスを高く保つためにも、便利なアイテムを活用してテニスの大会を快適に過ごす工夫をしましょう。

夏、冬、雨、それぞれで役立つ便利な持ち物を紹介します。

夏の大会は熱中症に注意!納涼グッズでひんやり快適に

夏場の大会は暑さや日差しとの戦いです。会場にもよりますが、出場者全てが日陰を確保できるとは限りません。

テニスを長年続けてきて、コーチをしているというほどの経験者でも熱中症で倒れてしまうこともあります。

日差しを避け、熱中症への警戒が必要になるのが夏場の大会なのです。

夏場の試合
  • 日傘
  • 小型のクーラーボックス・保冷剤
  • うちわや扇子
  • 塩分補給タブレット

夏の大会はどう涼しく過ごすかがカギです。1つずつ見ていきましょう。

<日傘>

スポーツ用品店にはテニス観戦用の大振りで遮光性の高い日傘があります。

会場によっては日差しを避ける場所がないこともありますので、前向きに購入を検討したいアイテムです。

<小型のクーラーボックス・保冷剤>

保冷剤や凍らせたタオルを入れて冷たい飲み物を確保できます。

試合後の火照った体を冷やすために使えるほか、補充した飲み物を冷たいまま保管できます。

保冷剤の代わりにパウチ飲料を凍らせておけば、大会後半でも冷たい飲み物を飲むことができ、一石二鳥ですよ。

<うちわや扇子>

ネッククーラーや小さな扇風機を用意しても効果的です。自分が好きなタイプの納涼グッズを持っていきましょう。あると快適です。

<塩分補給のタブレット>

タブレットにこだわらず塩飴でもいいですし、普段愛用しているアイテムがあればそれを選びましょう。お気に入りを持っているほうが安心できます。

もしものための経口補水液やゼリーはひとつ持っておくといざというときに素早く対応できます。

あなたが試合相手の次に戦わなければいけないのは熱中症です。こまめな水分補給をして元気に大会を終えましょうね。

冬の大会は冷えが大敵!あったかグッズで体を温めよう

冷えはスポーツの大敵です。待ち時間に体が冷えてしまうとなかなか温まりませんし、温まらないまま試合を始めても体は思うように動かせません。

待機時間をなるべく暖かく過ごすための準備は必要不可欠です。

冬場の試合
  • ベンチコート
  • 貼らないホッカイロ
  • 防寒衣類

体を温めるためにはウォームアップが一番効果的ですが、試合と試合の間が1時間以上開くこともあります。

軽い運動とは言え、長い間していると疲れてしまいますよね。そこで手厚く防寒グッズを用意しようとなるわけです。

<ベンチコート>

ベンチコートとは、ウェアの上から着られるロングコートです。表側は風を通しにくい素材でできており、内側は暖かく厚い布でできています。

丈は足首近くまであり、これ一枚で風も冷気もかなりブロックできます。

冬場の試合が決まった時は一番に購入したいアイテムです。

<貼らないホッカイロ>

ホッカイロは試合の待機時間に温まることが目的なので、貼らないタイプのものにしましょう。手指、頬などを温めると安らぎますよ。

手袋やレッグ・ネックウォーマー、耳当てや帽子は体から少しでも熱を逃がさないようにするための大切な対策です。

<防寒衣類>

具体的には手袋や、レッグウォーマー、ネックウォーマー、耳当てや帽子と言ったものです。

これらは体から熱が逃げやすいところをカバーしてくれるものなので、冷え防止に積極的に活用しましょう。

冬場は寒さとの戦いです。待機時間の過ごし方で試合開始後の動きに大きく違いが出てきます。暖かくしておきましょうね。

雨の大会は大きなポリ袋を便利に使って荷物を守ろう

テニスは屋外で行われることがほとんどですから、事前に天気予報で雨の確率をチェックして、天候への対策もしておく必要があります。

テニスは雷が鳴っていない小雨の場合は試合を続行することが多くありますので、雨に濡れることも視野に入れて準備をしましょう。

雨の試合
  • 着替え・タオル
  • 予備のシューズ
  • 大きめのポリ袋
  • 傘orカッパ

濡れてしまうことも、濡れたままにしておくことも避けたいですよね。

<着替え・タオル>

着替えやタオルは雨に降られてしまったとき用のものです。

予備のウェアは持っていると思いますが、雨予報の時は1着プラスしタオルもサイズが大きいものを1枚プラスしておくと安心です。

<予備のシューズ>

靴は乾きにくいので、あると非常に助かりますが初心者は1足しか持っていない人のほうが多いと思います。

そういう時は湿り気を取る新聞紙などを用意して、試合以外の時に入れておけば湿り気を少しでも解消できますね。

<大きめのポリ袋>

ラケットバッグがすっぽり入る大きさを選びしましょう。お店で探すときは70~90リットルの大型のゴミ袋と思っていただければ大丈夫です。

この袋でバッグをカバーすれば予備の着替えなど、濡れてほしくない荷物を守れます。

濡れた着替えを入れる小さめの買い物袋があるとより便利です。どちらも畳んでおいて、普段からカバンに入れておくといいですね。

<傘orカッパ>

試合会場の中にいる間はあまり使わないかもしれませんが、屋根がないところもあります。

濡れずに移動するために傘やカッパの用意はあるに越したことはありません。

濡れてしまって、風邪をひいてしまうのが心配です。雨とうまく付き合う用意を整えましょう。

当日に小腹が空いたとき、inゼリーは欠かせません。

色々な種類がありますので、試合で力を出せるお気に入りを見つけましょう。

テニスの大会は当日の流れを知って前日準備で足固めを

テニスの試合を夢に見ている女の子

初めてのテニスの大会が近づいてきましたね。持ち物はしっかりと用意できたところで、大会の当日の流れはどんなものか気になりませんか?

私は持ち物を準備することだけに気を取られ、当日の流れを確認できていなくておろおろしたことがあります。

チームで参加していれば誰かが教えてくれますし、ドロー表を確認してコートに入れば試合には差し支えません。

でも知っておくと不安に思う時間を減らせ、その分テニスに集中できます。

テニスの大会はどのように進むのでしょうか。当日の流れを予習しておきましょう。

当日の流れを知って試合に集中できる環境作りをしよう

当日の流れを簡単に説明するために「出発」「到着から試合まで」「試合中から終了後」の3つのブロックに分けました。

出発

起床後、軽く食事をして持ち物の最終確認をしましょう。

前項で説明した「ラケット・シューズ」などの必須な持ち物がバッグに入っているか、出発前に再確認します。

会場には1時間前に到着できるように出発するのが理想的です。

到着から試合まで

会場入りしたら荷物を置く場所を確保し、ウェアに着替えてからエントリーを行います。

ここで参加費を支払うことになると思いますので、お金を忘れずに持っていきましょう。

エントリーを忘れると棄権扱いになってしまいます。受付が始まったら速やかにエントリーに行きましょう。

エントリーが終わったら順番が来るまでストレッチで準備運動をして、ウォーミングアップをしながら待ちます。

あなたの前の試合が始まったら、必要なものを手元に準備して、コートの近くで試合が終わるのを待ちましょう。

早めに行っておくと順番が来た時にスムーズにコートに入れ、相手を待たせることがありません。

試合の直前には対戦コートで試合相手と軽く練習ができます。練習内容は大会ごとに決められているので、大会要項をしっかり読んで把握しておきましょう。

練習はお互いが軽くアップできるように、コートに慣れるために設けてあります。

自分本位にならないよう、相手のことも考えて行動しましょうね。

試合中から終了後

ローカルな大会は基本的にセルフジャッジで行われます。

スポーツマンシップに反しない正直なジャッジで臨みましょう。

その試合の勝者が受付にスコアを報告しに行くことになっています。勝った場合は忘れないように行きましょう。

終了後は身の回りの片づけをして、次の試合が始められるように速やかに引き上げます。

コートの片づけ方法は大会ごとで決まっています。大会要項に沿った片づけをしましょう。

次の試合がある場合は、軽食を取りながら休憩をしたり、ウォームアップやストレッチで体をほぐしたりしながら時間を過ごします。

負けてしまって、次の試合の予定がない場合はチームの仲間を応援しましょう。

応援がないときは他の試合を見学して勝てるイメージを研究しておけば、次の大会に役立ちます。

大会の前日は要項と持ち物を確認したら早く寝ましょう

当日の流れは上記で説明した通りですが、当日落ち着いて試合に臨むためには前日の間に確認しておいた方がいいことが2つあります。

  • 試合会場の場所と雰囲気
  • 試合のルール

この2つを前日に確認しておくことで、当日バタバタと焦るということはないのではないでしょうか。

<試合会場の場所と雰囲気>

家を早めに出たとしても、迷ってしまうと焦りますよね。

前もってナビにセットしておくことや、スマホで検索しておくと、いざというときにすぐに対応できます。

また、会場内はどんな感じなのかもホームページから見ることができます。

暑さ寒さを避けることはできそうかな?座るところは確保できるかな?などの予備知識を得ることができます。

これに加え、軽く周辺にコンビニやスーパーがあるかなどもチェックしておけば最強ですね。

<試合のルール>

試合運営のためのルールを確認しておきましょう。

  • 試合方式はリーグ戦かトーナメント戦か
  • 試合直前の練習内容
  • 試合後のコートの片づけ方法
  • 第一試合のコート番号と対戦相手、時間

前日はこれらのことを軽くチェックして、持ち物を確かめ、爪を切ったら、あとは夜更かしをせずに早めに休みましょう。

明日は練習の成果を試すときです!気持ちも体調も万全に整えて試合に臨みましょう。

まとめ

ネット越しにハイタッチを交わす女性テニス選手
  • テニスの大会で試合をするために必要な持ち物はラケット、靴など6つ
  • あると便利な持ち物には折り畳みイスやレジャーシート、救急セットがある
  • 必須な持ち物に加え、気温や天候に合わせた持ち物を持参しよう
  • テニスの大会は当日の流れを知っておくことで落ち着いて大会にめる
  • 大会の前日は持ち物の他に大会要項などを読み、練習やコートの片づけ方などを確認しておく
  • テニスの大会は前日から始まっていると考え、必要事項を確認したら夜更かしは控えて早く寝る

初試合がどんどん楽しみになってきたのではないでしょうか。勝ち負けも大切ですが、まずは初めての試合を楽しんでくださいね。

充実した一日を過ごせるように応援しています。

今までの練習の成果が発揮されるように体調管理も大切ですよね。

熱中症予防のためにもinゼリーやスポーツドリンクを常備しておきましょう。

皆さんの活躍をお祈りしています。

タイトルとURLをコピーしました