スマホアプリのデザインはトレンドが重要!注目の参考サイトも紹介

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スマホアプリのデザインを考える際に、新しいトレンドを調査することは重要な作業のひとつです。

トレンドはデザインの新しさだけではなく、ユーザーをスマホアプリに定着させる操作性のヒントにもなるからです。

常に最新のトレンドやデザインを追いかけるのは難しいでしょう。スマホアプリの種類によっては必ずしもトレンドのデザインがいいとも限りません。

ユーザーを引きつけ、継続的に使ってもらえるスマホアプリを生み出すことは、デザイナーの頭を悩ませる難題です。

そこで2022年から2023年にスマホアプリのトレンドとなるデザインを集めました。

アイディアに行き詰まったときに参考にできる海外サイトや、自分に合ったデザイン作成ツールの選び方やおすすめも紹介します。

より魅力的なスマホアプリを作るヒントを探しに行きましょう。

スマホアプリのUIデザインを、ユーザーがより直感的に使えるように設計するために、必要な知識やルールがまとめられた本です。

既にデザイナーとして活躍中の人や、これからスキルアップを目指す人まで、しっかりとブラッシュアップしてくれる情報量です。

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スマホアプリのデザインをトレンドに対応させる理由

スマホアプリのデザインのトレンドは常に変動していて、次々に新しいものが出てきます。

トレンドに左右されないデザインを確立したいところですが、どうして無視できないのでしょうか。

デザインのトレンドにはユーザーが求める「使いやすさ」が備わっているからです。

ユーザーに選ばれるスマホアプリを作るために、必要な情報を集めていきましょう。

スマホアプリのデザインを引き立たせるトレンド7つ

2022年にトレンドとして注目されているデザインの中で、2023年でも十分な魅力を放つとされているものはたくさんあります。

その中でも、実際に私が身近に感じた7つのトレンドを紹介します。

  • ビジュアル
  • ダークモード
  • スワイプ機能の強化
  • スクローテーリング
  • インフォグラフィックス
  • 90年代のレトロスタイル
  • タイポグラフィ

既にあなたもユーザーとして触れたことがあるかもしれませんね。より詳しく見ていきましょう。

<ビジュアル>

グラフィックの影とレイヤーを使うことで3D効果、奥行き、ボリュームを提供することができます。

人の知覚に近い表現なので、より深く、印象的に情報を届けるためには効果的です。

また、ユーザーと開発者の間でトレンドとして意見が一致しているものには「目に優しい心地よいビジュアル」があるようです。

自然な色使いと落ち着いた画像、シンプルなレイアウトを採用することで、長時間のスマホ作業での疲労を軽減できます。

これとは逆の手法ですが、抽象的な画像や幾何学的なアート要素が強いものも好まれる傾向もあります。

アプリの機能を損なうことなく、色や形で注目を集められ、ユーザーにおしゃれさを感じてもらえるでしょう。

デザインのコンセプトと照らし合わせて、どちらを採用するか決めるのがいいですね。

3Dグラフィックなどの容量が大きいコンテンツを組み込むためには、アプリの性能をよく確認しておきましょう。

<ダークモード>

多くのアプリで採用されている、最大のトレンドのひとつです。

ダークモードは背景を暗い色に変え、フォントやその他の要素を白色にして明るくします。

目の疲れを軽減してくれる効果があり、切り替えはボタンひとつでできるようにしておけば、ユーザーは好きなときに切り替えて使うことができます。

ダークモードの白と黒はコントラストを少し下げて、ユーザーの目に優しいものにしましょう。

白と黒がはっきりしすぎると逆に疲れてしまいます。

<スワイプ機能の強化>

スワイプはモバイルデバイスをより魅力的にする操作ですよね。

ジェスチャーデザインはボタンの機能をスワイプに置き換えることがトレンドになっています。

ボタンを設置しなくても、スワイプやスクロールといった動作でアプリを操作できるため、限られた画面のスペースを有効に使えます。

このスワイプの機能とアニメーションを組み合わせることで操作性に「楽しさ」をプラスすることができるでしょう。

私の地域で人気のフリーペーパーは、Webで電子版を公開しています。

スワイプでページを移動すると、紙をめくるようなアニメーションと音が付いていました。

紙面と電子版を同じ仕様にすることで、情報の検索方法が一致するだけでなく、洒落も利いていますね。

<スクローテーリング>

Webページやスマホアプリのどちらでも表示できる手法です。

ユーザーがスクロールダウンすると起動するようになっているため、こう呼ばれています。

一見、画面上の一か所にとどまっているかのようですが、スクロールするたびに情報が入れ替わり、眺めているとほしい情報が出てくるしくみです。

ほしい情報に辿り着くために延々とページをスクロールしたり、ページをいくつも確認したりするのは、わずらわしいですよね。

スクローテーリングを作成するためには、かなり労力と時間がかかりますが、それだけの価値があります。

これからは人気のサイトには必ずと言っていいほど出てくる手法になるでしょう。

<インフォグラフィックス>

「業界ナンバー1」「売れすぎて在庫がありません!」など、大げさともとれる広告表現が現在は主流ですが、これからはシンプルに事実を示す方向へ変わってきそうです。

抽象的な形容詞ではなく、データを正しく、でもおもしろく伝えていく手法が注目されるでしょう。

そこで活躍するのがインフォグラフィックスです。インフォグラフィックスとは、言葉だけでは伝わりにくい情報を整理して分析し、視覚的に分かりやすくする手法です。

この手法を使えば、そのデータの専門家ではない一般ユーザーも、内容を理解しやすくなります。

インフォグラフィックスに使われる表現方法をいくつか挙げてみました。

  • グラフ
  • チャート
  • 地図
  • イラスト

これらの方法を使うことでデータを分かりやすくまとめることができます。

しかし、装飾を加えすぎるとスムーズな理解のさまたげになってしまうようです。

データと装飾は1:1が好ましく、きっちりコンパクトに表現しましょう。デザイナーの腕の見せ所ですね。

<90年代のレトロスタイル>

テレビの歌番組や当時のゲームのリバイバルなど、様々なところで90年代と出会うことができます。

スマホアプリのデザインでも、90年代のレトロスタイルをフォントや画像、グラフィックスで再現することがトレンドになっています。

若い世代はそれらをヴィンテージとして楽しみ、それより上の世代はノスタルジーを感じるため、2つの世代の興味を引き付けることができるのです。

この方法は万能ではありませんが、アプリのコンセプトに合うときはぜひ試してみてください。

<タイポグラフィ>

スマホアプリを設計する場合に関心を寄せるポイントにタイポグラフィがあります。

タイポグラフィは「文章を読みやすく見せるデザイン」と「文字を使ってひとつのデザインを作る」2つの手法がありますが、ここでは前者についてみていきましょう。

スマホアプリのデザインに適切なフォントを選択することで、ユーザーに与える印象はガラリと変わります。

適切なフォントとは
  • アプリをブランディングできる
  • 開発者がアプリの印象を設定できる
  • 文章を読みやすくする

文章に限らず、街中にあふれているロゴや看板を思い出してみてください。

フォントからお店を連想することや、形や装飾からイメージを受け取れますよね。

スマホアプリのデザイン全てに、珍しいフォントを使えばいいというわけではありません。

レイアウトを魅力的に見せるためのスパイスとして活用していくのがいいでしょう。

トレンドのひと手間でスマホアプリの満足度は上がる

スマホアプリを新規で立ち上げる場合は、最初からトレンドを取り入れたデザインを作ることができます。

一方で、既存のアプリにトレンドを加えていく作業は新規に作成するより、手間と時間がかかってしまうこともあります。

しかし、スマホアプリは「ひと手間」程度の簡単な改良でトレンドを取り入れることができます。

すぐにでもアップデートできる内容を6つピックアップしました。

  • フォームのエラーにはメッセージも表示する
  • 選択されたアイテムを目立たせる
  • 細いフォントカラーは暗くする
  • 次のステップの情報を常に知らせる
  • 重要な要素は目立たせる
  • 検索ボックスは幅広に設定する

ちょっとしたことですが、盛り込まれていると助かる要素です。詳しく内容を把握して、スマホアプリに実装していきましょう。

<フォームのエラーにはメッセージも表示する>

お問い合わせフォームや登録フォームなどで、入力した情報に誤りがあった場合は、エラーを表示させる仕様になっているでしょう。

ユーザーにエラーを伝える場合は、色だけでなくメッセージやアイコンと組み合わせて表示する方法を取ると有効です。

色の変更だけに頼ると、色覚にハンデを持っているユーザーはエラーを見逃してしまいます。

私はエラーが出た理由が分からず、そこで登録がストップして困った経験があります。面倒くさくなって、画面を閉じたことも数えきれません。

どんなユーザーにも伝わる方法を採用しておくことで、アプリからの離脱を防ぐことにもつながります。

<選択されたアイテムを目立たせる>

ユーザーが使う画面は、シンプルでわかりやすさを優先して作成しますが、使い勝手とのバランスも大切です。

シンプルなコンポーネントであれば、ユーザーがどのアイテムを選択しているのかが簡単に見分けられるようなデザインがいいでしょう。

無理に洒落た設定にせず、シンプルな表現の方がさっぱりしていてデザインを崩さずに済みます。

<細いフォントカラーは暗くする>

アプリの中で、長文のコンテンツをデザインする場面もあるでしょう。字色でコンテンツの読みやすさが様変わりします。

さっぱりしたフォントを使う場合は少し暗めの色を選ぶことで、読みやすくなります。

視力が弱いユーザーや、長時間スマホ画面を見ているとグレーのような中間色を目で追うのは辛いことがありますね。

様々なスクリーンサイズでプレビューをして、読みやすさを確認しましょう。

<次のステップの情報を常に知らせる>

ユーザー情報の入力を例に説明します。新規ユーザー登録と言えば、氏名、生年月日、住所や好みなど、たくさんの情報を入力しますね。

「この登録はいつ終わるんだろう」と思ったことはありませんか?

そんなときに「現在30%完了です。次はお客様の好みについてお聞きします」と現在地と次の作業を知らせてもらえると、安心して入力を進められます。

ボタンをクリックしたら何が起こるのか、次はどのような作業があるのかなどを常にユーザーに知らせます。

そうすることで、ユーザーはスムーズにストレスなく作業を続けることができます。

<重要な要素は目立たせる>

ページに表示された様々な要素の中で、重要な項目を目立たせる工夫をしましょう。

目立たせることで、ユーザーは素早く、直感的に情報を集められますので、便利なアプリだと感じてもらいやすくなります。

<検索ボックスは幅広に設定する>

検索ボックスはユーザーが入力した検索ワードが全て表示される長さに設定しましょう。

ささいなことに感じるかもしれませんが、実は大事なことです。

枠が短くて検索ワードが全て表示されていないと、入力を直したり、確認したりするときにストレスを感じさせてしまいます。

コンテンツが多いサイトでは、十分なスペースを確保することが難しいこともあるでしょう。

ヒーローセクションに幅が広い検索ボックスを設置することや、検索アイコンをクリックすると検索ワードが全て見られるようにする方法があります。

デザインしているスマホアプリに適した方法で試してみてくださいね。

既存アプリへの変更点としてお伝えしましたが、新規で開発する場合に取り入れても有効なひと手間ばかりです。

ユーザビリティの向上に役立つはずですので、ぜひ盛り込んでみてください。

トレンドだけでは不十分?UIとUXは大事な要素

トレンドを取り入れることは、スマホアプリを作る上で必須項目ですが、それだけでは人気アプリにはなれません。

UIとUXの役割や関係を理解して、トレンドと一緒にデザインに落とし込む必要があります。

UIとUXの意味を確認して、2つの関係性について理解を深めていきましょう。

UI(ユーザーインターフェイス)

ユーザーとスマホアプリの接点のことで、分かりやすく言うと「見た目」を指します。

ボタンの形やフォントの大きさ、色味、位置などが、ユーザーが情報を探すのに適切か、使いやすく、分かりやすくなっているかが重要です。

またUIはアプリの特性によって、種類が2つに分かれます。

  • CUI(キャラクターインターフェイス):キーボードで文字を入力して操作を行う、テキストデータのみで表現されるもの
  • GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス):スマホ画面のアイコンをタップして操作するようなもの

次にUXはどのようなものかも確かめておきましょう。

UX(ユーザーエクスペリエンス)

ユーザーがアプリやWebコンテンツを通して得られる体験や経験のことで「中身」を指します。

ユーザーがほしい情報や、操作をスムーズに進めることができ、その導線上にストレスがないかが重要です。

ネットショッピングをイメージするとUXがどんなことかを掴みやすいかもしれません。

商品を探して注文し、手元に届くまでの一連の流れが「体験」で、ユーザーが満足したかどうかが「経験」です。これらをまとめてUXと呼んでいます。

UIとUXには深い関係がある

UIはUXを高めるためには重要なものです。しかし、UIが高まれば必ずUXも高まるというものではありません。

UXを高めるためにはユーザーにアプリを通して快適なサービスを経験してもらう必要があります。

アプリを快適にするためには、誰が見ても同じように操作を理解でき、別の解釈が生まれないデザインが理想的です。

高いUXの獲得を目指すのであれば、UIのデザインはユーザーの快適さを第一に考えて作るのがいいでしょう。

また、UXの情報を集めることは難しいため、あなたが普段使っているアプリで体験したことも細かくメモを取ることがおすすめです。

「この操作の感じは好きだ」「使いにくいが、なぜだろう」と意識を向けることで、よりユーザーに寄り添ったデザインを作ることができるようになります。

スマホアプリのトレンドとUI、UXが共存したデザインを模索していく必要がありそうですね。

UIデザイン界にある暗黙のルールや知識がありますよね。なんとなく掴んでいるが、もう少しはっきりと理解したいと思ったことはありませんか?

こちらの本ではその部分を明文化して丁寧に解説してくれます。

デザインがうまくいかないときや問題の解決策まで解説しているので、あなたのバイブルに1冊いかがですか。

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スマホアプリのデザインで参考になるサイトを紹介

スマホアプリのデザインを考えるときに、アイディアが行き詰まって手が止まってしまう経験は、誰にでもあることでしょう。

そんなときはデザインのトレンドを参考にできるサイトを見て、アイディアを探すといいですね。

スマホアプリのトレンドは海外発のものが多いため、海外サイトを中心に見ていきましょう。

トレンドは海外発!参考にできるサイトを特徴別に紹介

UIデザインを参考にできるサイトは数多くあります。しかも海外サイトとなると、どう探そうか迷ってしまいませんか。

そこで、サイトの特徴別に6つ紹介します。お気に入りのサイトを見つけてアプリのデザインにどんどん取り入れていきましょう。

検索性が高いサイト

<Mobbin>

250種類以上のiOSアプリから、UIデザインを集めたギャラリーサイトです。

その数は2万5000パターンもあり、スクリーンショットとして掲載されています。

更新頻度も高く、最新のトレンドを見つけるにはピッタリの場所です。

検索性も高く、デザインを探したい機能で検索をかけることができます。

サイト内の検索に「ログイン画面」と入力することで目的のデザインに速やかにたどりつけるでしょう。

様々なOSに対応しているサイト

<Lovely ui>

Android、iPhone、iPadなど、デバイス別でデザインを並べ替えて閲覧することができる便利なサイトです。

スマホアプリのUIデザインをスクリーンショットで集めており、シンプルできれい目なデザインを多く扱っています。

スマホアプリの開発では、デバイスや端末別に操作が変わることもありますので、それぞれ確認できるのはかなり助かりますね。

導線設計に役立つサイト

<UX Archive>

スマホアプリ内の導線を設計する際に役立つギャラリーサイトです。

ユーザーがアプリを使うときの導線を画面単位で紹介しています。

画面ごとの説明は少ないのですが、有名なアプリは網羅されていて参考になります。

<Mobile Patterns>

AndroidとiOS両方のアプリのUIデザインがまとめられたギャラリーサイトです。

スクリーンショットの一覧がまとめられただけに見えますが、ウィンドウの右上にある再生ボタンをクリックすると動画で操作性を確認することができます。

参加型サイト

<Behance>

Adobe社が運営しているクリエイター向けのSNSです。

全世界で活躍するクリエイターがポートフォリオとして活用しているため、デザインサイトの中ではトップクラスの網羅性があります。

お気に入りのクリエイターをフォローしたり、コメントを投稿したりもできますので、憧れの人と直接コミュニケーションを取ることもできるでしょう。

日本人クリエイターも作品を多数投稿しており、自分のデザインを投稿することもできます。

トレンドのアプリデザインを探したい場合は「ui design app」と検索すればOKです。

<Dribbble>

UIデザインの参考を探すときの定番サイトです。デザイナーのコミュニティSNSとしての一面もあり、常にクオリティが高いデザインを多数掲載しています。

デザイン優先でUIを考慮していないものもありますが、トレンドを掴むのも速く、見ているだけでときめくデザインに出会えるでしょう。

「app UI」で検索をすると、アプリデザインを探しやすくなります。

オンボーディングからUXデザインを学べるサイト2つ

オンボーディングとはWebサービスやアプリなどにおいて、ユーザーがスムーズに操作を理解し、継続的に利用できるよう導くプロセスのことです。

UXを高めるためには、ぜひとも押さえておきたいポイントですね。そのUXデザインを解説しているサイトを2つご紹介します。

User Onboarding

海外のアプリや有名なWebサービスのオンボードについて紹介しています。

こちらのサイトで紹介されている主なスマホアプリは「Instagram」「Pocket」「Snapchat」「WhatsApp」です。

オンボーディングを画像ごとに切り分けて、画面のメインに設置されます。

その周辺に参考になる点や改善が必要な点がスライド形式で表示され、視覚的にも楽しく分かりやすいのが特徴です。

しかしGoodleの翻訳機能が使えませんので内容は英語を読んで理解しなければいけません。

比較的簡単な英語ですので、きちんと翻訳できなくてもニュアンスでイメージを掴めるでしょう。

海外の専門家が丁寧に解説していますので、実践的な知識を得られます。

First Time User Experiences

様々なスマホアプリを初めて体験したときのUXをまとめているWebサイトです。

サイトの構成はアプリ画面をひと通り紹介したあとに「The good bits(長所)」「To be improved(短所)」と分けて解説しています。

アプリに限定して紹介されており、サンプル数が豊富であることに驚きますよ。

お目当てのアプリがあるときはアーカイブページを利用して検索すると早く見つけられるでしょう。

スマホアプリのデザインはツールを選ぶことから大切!

スマホアプリのUIをデザインするツールはたくさんあり、その個性は様々です。

自分に合ったツールを選ぶことで、作業の効率を上げ、スムーズにデザイン作成を進めることができます。

しかし、海外サイトも多く含まれますので、特徴を把握するのは難しいと悩んでいませんか?

選び方のポイントやおすすめのツールを紹介します。

自分に合ったツールを選ぶ方法は?ポイント3つ解説

選択肢が多いのは喜ばしいことですが、多すぎても混乱してしまいますよね。

選ぶポイントを知っていると、ツール選びにかかる時間を減らすことができます。

そこで、UIをデザインするツールを選ぶポイントを3つ挙げました。

  • 作業人数から選ぶ
  • 周りが使っているツールを参考にする
  • デザインのアウトプットから選ぶ

シンプルなポイントだと、悩まずに済みますね。詳しく解説していきます。

<作業人数から選ぶ>

普段の作業はチームでするのか、あなたひとりでするのかという面を考えていきましょう。

チームで作業をする場合は、共同編集できる機能があるツールを選ぶことをおすすめします。

共同編集の機能があることで、誰がどのような変更を加えたのか、保存ファイルの最新版はどれかを管理できます。

ひとりで作業をすることが多いのであれば、スピード感や作業の一貫性に注目してツールを選ぶといいでしょう。

例えば、Adobe XDではIllustratorやPhotoShopといった他のAdobe製品と互換性があります。

XDで作成したレイアウトにIllustratorで微調整をした画像やイラストを差し込むのが簡単になるという強みがあります。

(Adobe DXの詳細は次の項で詳しく解説しています)

<周りが使っているツールを参考にする>

周りがどんなツールを使っているか、聞いてみるというのもいい方法です。

周囲と同じツールを使うことで、操作方法や、便利機能などを共有し合うことができます。

仲間がいることで、全体的なスキルアップが楽しくスムーズに進められるのも嬉しいポイントでしょう。

また、他の人から作業を引き継いだ場合や、チェックをお願いしたい場合に、同じツールでなければ表示させることができません。

周りの作業環境に合わせておくのも大切なポイントのようです。

<デザインのアウトプットから選ぶ>

完成形はなにか、どのような工程で作るのかを考え、目的とツールの特徴が合致するものを選ぶ方法があります。

完成形に適したツールで作成することで、デザインのイメージを表現しやすくなり、作業効率も上がるからです。

アウトプットの形を具体的にいくつか挙げてみましょう。

アウトプットの形
  • イラストやロゴ
  • 写真レタッチやバナー
  • スマホアプリのUIデザイン

これらのアウトプットを作成するのに向いているツールは、それぞれ異なります。

次の項では、デザインのトレンドを取り込んでスムーズに作業が進むツールをご紹介します。

デザインの作成がサクサク進むおすすめツール6選

選び方のポイントはまとまったでしょうか。次はあなたの考える3つのポイントに当てはまるツールを探していきましょう。

ツール名人数アウトプット形式連携できるツール
Adobe XDひとりUIデザインIllastrator、Photoshop、Sketch
Illustratorひとりイラスト・ロゴAdobe XD、Photoshop
Photoshopひとり写真レタッチ・バナーAdobe XD、Illastrator
SketchひとりUIデザイン
FigmaチームUIデザインAdobe XD、Sketch
STUDIOチームUIデザイン

今から紹介するツールを表にまとめました。気になるものがあるでしょうか?詳しく紹介します。

<Adobe XD>

直感的に掴みやすいチュートリアルがあるので、初めてUIデザインのツールに触れる人におすすめです。

プロトタイプ(初期段階の試作モデル)やUIデザインの作成に特化しているため、動作が軽いので操作のスムーズさを実感できるでしょう。

Adobe社の他のツールとの連携で作業を効率化できることが大きな魅力です。

また、様々なショートカットキーを搭載し、デザイン内の操作もクリックやドラッグで体感的に行うことができます。

3D変形を行うことができますので、トレンドにも挙がっている奥行きや遠近感のあるデザインを作成することにも活躍してくれそうですね。

会社Adobe社
プランStarterdプラン(無料)
XD単体プラン
Creative Cloudコンプリートプラン
利用環境macOS X v10.14 以降
Windows 10(64bit)‐バージョン 1803(ビルド 10.0.17134)以降

<Illustrator>

UIデザインツールとしての側面より、Webやスマホアプリ用のグラフィックやアイコン、ロゴなどのデザインを作成することを得意としているツールです。

Web系の画像編集だけにとどまらず、本のイラストや商品パッケージ、看板、名刺など、活用できるシーンは多くあります。高度なデザインの編集が可能です。

会社Adobe社
プランフォトプラン
単体プラン
CCコンプリートプラン
学生・教員版
利用環境macOS・Windows

<Photoshop>

こちらもUIデザインより写真の編集や合成、加工などをすることに適しているツールです。

ぼかしやエフェクトなどがきれいに反映され、レタッチ、置換、合成も思いのままに表現できます。

デジタルペインティングやアニメーションを作成することもでき、様々なグラフィックデザインを作ることができるクリエイティブなツールです。

会社Adobe社
プランフォトプラン
単体プラン
CCコンプリートプラン
学生・教員版
利用環境macOS・Windows

<Sketch>

拡張性が高く、様々な機能を使うデザイナーにおすすめです。

UIデザインに特化したツールで、見た目がシンプルで使いやすく、豊富なプラグインを利用して自分好みにカスタマイズして使えるのが魅力的なポイントです。

機能追加や基本機能強化のためのツールが用意されているだけではなく、複数の外部サービスと連携することも可能です。

素材は全てベクターデータなので、ファイル容量が小さく、拡大縮小にも柔軟に対応してくれます。

テンプレートも豊富にあり、iOSのアプリを使えばiPhone実機での動作確認が簡単にできます。

会社Bohemian Coding社
プラン1か月無料プラン
1年間アップデート保証プラン
利用環境macOS X

<Figma>

チームでひとつの作業をリアルタイムで共同編集できるオンラインツールです。

作業しているデータをひとつのURLで共有できるため、ファイルのバージョン管理が簡単にできます。

ブラウザやアプリ上で起動し、リアルタイムで共同作業ができ、他の人の編集画面やポインターも表示できるのは便利な機能ですね。

オンライン上で作業をしているので保存や更新作業は不要です。

Adobe DXやSketchのデータを取り込めるので、互換性もいいといえるでしょう。

会社Figma Inc.
プランStarterプラン(無料)
Professionalプラン
Organizationプラン
利用環境オンライン上

<STUDIO>

国内産のUIデザインツールです。STUDIO内で作成したWebデザインをコードなしでそのまま公開できるのが大きな特徴です。

STUDIO自体がデザインをコードに変換してくれるため、コーディングの必要がありません。

リアルタイムで同期することができ、チームでの共同編集が可能です。

会社STUDIO株式会社 / STUDIO Inc.
プランDesignプラン(無料)
Publishプラン
利用環境オンライン上

まとめ

  • スマホアプリのデザインのトレンドにはユーザーが求める「使いやすさ」がある
  • スマホアプリのデザインにはトレンドだけでなくUI/UXを考慮する必要がある
  • トレンドは既存のスマホアプリにも簡単に取り込めるものもある
  • デザインの参考になるサイトは海外のものが多い
  • UXデザインはオンボーディングから学ぶと実践的な知識を得られる
  • デザイン作成ツールは周りが使っているものを選ぶとスキルアップに役立つ

スマホアプリは私たちの生活には欠かせないものになりつつあります。

作る側としては、操作性やデザインを向上させ、より多くのユーザーに楽しんでもらいたいですよね。

今後もスマホアプリのトレンドから目が離せません。

ユーザーを迷わせたり、余計な手間をとらせたりすることなく、直感的に操作できるアプリを作るのがUIデザイナーのテーマですね。

こちらの本に登場する「分からないとは」という項目はユーザー目線でアプリ開発をする上では、再確認しておきたい内容です。

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