水族館は家族や友人、恋人まで楽しむことができる場所のランキングで、上位に入るのではないでしょうか。
皆さんは自分が足を運んだ水族館の大きさを、気にしたことはありませんか?
実は、日本には大きな水族館がたくさんあり、それぞれ個性があるんですよ。
よくテレビで紹介されている水族館の大きさもランキングで上位に入っているかもしれません。
私の地元には小さな水族館があり、小さいころ両親とよく遊びに行きました。
小さいながらにタッチプールがあり、よくヒトデや貝に触ってはしゃいでいた記憶があります。
しかし、大きな水族館には行ったことがなく、どんな生き物が展示されているのだろうとふと気になったことがあるんです。
そこで、ここでは水族館の大きさをランキングにしてご紹介していきます。
水族館にはたくさんの生き物が展示されていますよね。
魚について知ることができれば、より水族館を楽しむことができると思いませんか?
図鑑を使って魚の生態について知識を広げると、水族館に行くのが楽しくなりますよ。
水族館のランキングを大きさからみていこう

皆さんは、水族館の大きさについて気になったことはありませんか?
あなたが行ったことのある水族館の大きさは、ランキングの上位に入っているかもしれませんよ。
ここでは、気になる水族館の大きさをランキングでご紹介していきます。
また、ランキングでトップ3までの水族館について詳しく見ていきましょう。
水族館の大きさをランキングでトップ10まで紹介
日本で1番大きな水族館をご存じでしょうか。大きな水族館がどこか、実はあまり知られていませんよね。
そこで、ここでは水族館を大きさ順にトップ10までをランキングでご紹介していきます。
もしかしたら、あなたが行ったことのある水族館もランキングに入っているかもしれませんよ。
名古屋港水族館
日本で1番大きな水族館は、名古屋市にある名古屋港水族館です。
その広大な土地を活用して、さまざまな環境を再現した水槽が展示されています。
また、クジラの骨格標本が展示されており、生き物の歴史を学ぶことができますよ。
海遊館
海遊館は、大阪市にある日本で2番目に大きな水族館です。
水槽の総面積は名古屋港水族館よりも広く、大きな水槽から生き物を見ることができます。
海の環境改善を目的としたコーナーも設けられており、環境問題についても知ることができますよ。
鳥羽水族館
鳥羽水族館は、日本で唯一ジュゴンを飼育している水族館として有名です。
ジュゴンやラッコはよくテレビで取り上げられている、鳥羽水族館で人気がある生き物なんですよ。
三重県に行く際には、外せないスポットではないでしょうか。
鴨川シーワールド
千葉県にある鴨川シーワールドは、「海の世界との出会い」をテーマに生き物の展示をしています。
鴨川シーワールドがオープンしてから約50年もの間、シャチの飼育を行っていることで有名です。
シャチと触れ合うことができるイベントも開催されることがあり、貴重な体験をすることができるかもしれませんよ。
マリンワールド海の中道
福岡県にあるマリンワールド海の中道は、主に九州の海を再現した展示を行っています。
イルカのショーでは、博多湾をバックにした見晴らしの良い景色の中で、迫力満点のパフォーマンスを感じることができますよ。
アクアワールド茨城県大洗水族館
アクアワールド茨城県大洗水族館は、サメの飼育に力を入れている水族館です。
アクアワールド茨城県大洗水族館では、サメの飼育種類が日本で1番の多さを誇っています。
サメのほかにも、専用の水槽でゆったりと泳ぐマンボウの姿も見ることができますよ。
沖縄美ら海水族館
水族館といえば、沖縄にある美ら海水族館という方も多いのではないでしょうか。
「黒潮の海」の水槽で見ることができるジンベイザメで有名な水族館ですね。
解説パネルや映像から、ジンベイザメについてより知ることができるコーナーもありますよ。
横浜八景島シーパラダイス
横浜八景島シーパラダイスは水族館のほかに、アトラクションやレストラン、ショッピングストアがそろっている施設です。
大きく4つのエリアに分かれており、それぞれコンセプトが違う視点から水族館を楽しむことができます。
たくさんの施設があり、1日中楽しむことができる水族館ですね。
アクアマリンふくしま
アクアマリンふくしまは、大震災の被害を乗り越えて、再スタートした水族館です。
「人と地球の未来」をコンセプトに、黒潮と親潮がぶつかる潮目をテーマに生き物の展示を行っています。
生き物のほかにも、伝馬船という伝統的な船を制作する工房も併設されており、福島県の活性化を目指していますよ。
葛西臨海水族園
葛西臨海水族園は東京都江戸川区にある水族館で、外観のガラスドームが目を引きます。
世界中の海の生き物から身近に生息している魚まで、さまざまな種類の展示をしているのが特徴です。
また、社会福祉活動としてトラックやワゴン車で移動水族館も行っていますよ。
大きな水族館といってもそれぞれの色があり、さまざまな生き物が展示されています。
気になる水族館がありましたら、ぜひ旅行の計画を立ててみてくださいね。
古代から現代までの進化を学べる名古屋港水族館
まずご紹介するのは、日本で1番の大きな水族館である、名古屋港水族館です。
所在地 | 愛知県名古屋市港区港町1-3 |
営業時間 | 9:30~17:30 (時期によって異なる場合があります) |
定休日 | 月曜日 (時期によって異なる場合があります) |
交通アクセス | 地下鉄名港線「名古屋港駅」3番出口から徒歩5分 |
面積 | 41,529m2 |
ホームページにカレンダーが掲載されているので、営業時間や定休日を確認してみてくださいね。
名古屋港水族館の館内は、北関と南館に分かれており、それぞれ見ることができる生き物が変わります。
北館では、イルカやシャチ、ベルーガなど迫力のある生き物を間近で見ることが可能です。
イルカやシャチのパフォーマンスやトレーニングの様子も見ることができ、さらに大型のモニターでその様子が映し出されます。
水しぶきがかかる距離から、イルカやベルーガを見る迫力は他では味わえないかもしれませんよ。
南館では、普段私たちが目にすることの多い魚やサンゴ礁の展示をしています。
日本海周辺の環境を再現した水槽があり、ここでは皆さんが知っている魚も展示されているのではないでしょうか。
また、オーストラリアにあるグレートバリアリーフという世界最大のサンゴ礁を模した水槽もあり、色とりどりの魚たちを見ることができますよ。
ウミガメやペンギン、クラゲの飼育もされており、さまざまな種類の生き物を見ることができます。
タッチプールもあるので、ヒトデやナマコなどに触って生き物を感じることができますね。
名古屋港水族館の大きな特徴は、「楽しみながら学ぶことができる」ことです。
館内にはクジラの骨格標本や貴重な化石のレプリカが展示されています。
また、陸で暮らしていた生き物が海の中で暮らすようになった進化の過程も展示されているので、約5000万年の歴史を感じることができますよ。
バックヤードの作業を体験することができたり、館内に生物に関してのクイズがあったりするので、楽しく海の生き物について学ぶことができます。
ただし、対象年齢や金額、申込期間はそれぞれ異なりますので、注意してくださいね。

楽しみながら学ぶことができる名古屋港水族館はぜひ親子で行ってみたい水族館です。
バックヤードの作業を行える貴重な体験もできますよ。
間近でイルカやシャチのパフォーマンスを見ることができて、力強さをより感じることができますね。
さまざまな体験をすることができる名古屋港水族館、足を運んでみてはいかがでしょうか。
屋内にある水槽面積は日本で1番の大きさを誇る海遊館
次にご紹介するのは、日本で2番目に大きな水族館の海遊館です。
所在地 | 大阪府大阪市港区海岸通1丁目1‐10 |
営業時間 | 10:30~19:00 (時期によって異なる場合があります) |
定休日 | 不定休 |
交通アクセス | 大阪メトロ中央線「大阪港駅」1番出口から徒歩5分 |
面積 | 31,577m2 |
海遊館は敷地の面積では日本で2番目の大きさですが、館内にある水槽の総面積だけで言えば名古屋港水族館よりも広く、見ごたえがあります。
「すべてのものは、つながっている」というコンセプトから、太平洋の環境を中心に生き物が展示されていますよ。
広い館内では、さまざまな国の環境を再現した水槽や植物が展示されており、まるで旅行しているような感覚になれるのではないでしょうか。
例えば、アメリカのカリフォルニア州にあるモンタレー湾に生息しているカリフォルニアアシカは、野生に近い環境で飼育されています。
この水槽では、カリフォルニアアシカの力強い泳ぎを見ることができますよ。
ほかにも、太平洋の海を再現した水槽や南極、北極の環境を再現した展示も行われています。
もしかしたら、あなたが気になっている生き物も展示されているかもしれません。
また、海遊館では新体感エリアというフロアで海の環境改善を目標とした展示もしていますよ。
サメの体内から摘出されたプラスチックのゴミなどを展示しており、環境問題の改善にも取り組んでいます。
海遊館は17:00から「夜の海遊館」という音と光による演出が始まり、昼間とは違った雰囲気を味わうことができるんです。
まるで月に照らされているような水槽の中を泳ぐ生き物たちを、静かな館内でリラックスしながら見ることができますよ。




海遊館は水槽の面積では日本で1番大きいんですよ。
さまざまなコンセプトの水槽がたくさんあって、飽きることなく水族館を見て回れるのではないでしょうか。
夜の海遊館では、いつもと違う静かな環境で生き物たちの姿を見ることができますよ。
さまざまな生き物が展示されている海遊館、大阪に行く予定がある方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
日本で唯一ジュゴンの飼育を行う鳥羽水族館
日本で3番目に大きな水族館は、三重県にある鳥羽水族館です。
所在地 | 三重県鳥羽市鳥羽3‐3‐6 |
営業時間 | 9:00~17:00 (時期によって異なる場合があります) |
定休日 | 年中無休 |
交通アクセス | JR近鉄「鳥羽駅」から徒歩10分 |
面積 | 24,981m2 |
鳥羽水族館は、日本で唯一ジュゴンを飼育している水族館なんですよ。
ゆったりと泳ぐジュゴンの姿を、人生で1度は見てみたいですね。
また、アシカショーやペンギンの行進、セイウチとの触れ合いなども行っています。
アシカショーでは、飼育員とアシカの息ピッタリで愉快なパフォーマンスを披露してくれますよ。
古代の海という「生きる化石」と呼ばれる生き物の展示や、コーラルリーフダイビングというカラフルな熱低魚やサンゴ礁を飼育した水槽もあります。
さらに、これはなんだろう?と思ってしまうような、変わった生き物の展示もしているんですよ。
ほかの水族館では見ることのできない生き物たちを見ることができるかもしれません。
鳥羽水族館では、魚のほかにカピバラやラッコ、スナドリネコというヤマネコの仲間も飼育されています。
フクロウやペリカンなどの鳥類、カエルなどの両生類の展示も行われており、水の中以外の生き物も見ることができるところが魅力のひとつです。
また、海で暮らしていた哺乳類の骨格標本と剥製標本の展示も行われています。
そのほとんどは、鳥羽水族館で飼育されていた生き物から作られており、生命の力強さを感じることができますよ。




人魚伝説のもととなっているジュゴンが日本で唯一見ることができる鳥羽水族館!
ほかの水族館にはいない生き物を見ることができることは魅力的ですよね。
また、ラッコなど子供に人気の生き物の展示もしているので、年齢関係なく楽しめる水族館だと思いますよ。
日本で唯一のジュゴンがいる鳥羽水族館、ぜひ行ってみたい水族館ですね。
水族館のランキングは日本でどこがオススメか紹介


皆さんはテレビなどで、日本で人気がある水族館のランキングを見たことはありませんか?
このランキングの日本で人気がある水族館は、地域ごとに変わってくるんですよ。
そこで、日本でランキングの上位に入る人気がある水族館を、地域ごとにご紹介していきます。
東京の水族館はアクセス抜群!ふらっと立ち寄れる
東京にはたくさんの水族館があり、どこも個性的で気軽に楽しむことができますよ。
ここでは、東京にあるオススメの水族館をピックアップして、ご紹介していきます。
- サンシャイン水族館
- マクセルアクアパーク品川
- すみだ水族館
どの水族館も立ち寄りやすい場所にありそうですね、詳しく見ていきましょう。
<サンシャイン水族館>
サンシャイン水族館は、池袋にある「天空のオアシス」をコンセプトに生き物の展示を行う水族館です。
交通の便が良く行きやすい場所にあり、ホームページには電車からサンシャイン水族館までの行き方が動画で紹介されています。
「天空のペンギン」という、まるでペンギンが都会の空を羽ばたいているように泳いでいる水槽が有名ですよ。
また、水槽内を魚とダイバーが一緒に泳ぐ「サンシャインラグーン」というイベントも人気があります。
大都会である池袋に、こんなに素敵な水族館があるなんて驚きですね。
<マクセルアクアパーク品川>
マクセルアクアパーク品川は名前の通り品川区にある、プリンスホテルの敷地内にある水族館です。
館内では、音や光のテクノロジーにより、生き物たちが幻想的に展示されているエンターテインメントワールドが広がっていますよ。
「ジェリーフィッシュランブル」は、季節や時間ごとに変わる音と光を楽しむことができ、マクセルアクアパーク品川で人気があるクラゲの水槽です。
また、360度から見ることができ、季節ごとに演出が変わるイルカのショーも見どころですね。
マクセルアクアパーク品川は、ほかの水族館よりも遅い時間まで開園しているので、夜のデートにもオススメですよ。
<すみだ水族館>
すみだ水族館は、墨田区のスカイツリータウン内にある水族館です。
水槽の前に番地が設置されており、まるで公園のように自由気ままにリラックスできる水族館なんですよ。
「近づくと、もっと好きになる」をコンセプトに、飼育員とのコミュニケーションや生き物を近い距離で見ることができ、楽しむことができます。
また、夜のイベントにも力を入れているため、仕事帰りにひと息なんて贅沢もできますよ。
東京には個性豊かな水族館があり、どこもいろんな生き物が展示されています。
アクセスしやすい場所も多いので、遊びに行くついでに立ち寄ってみるといいかもしれませんね。
関西には新感覚の体験ができる水族館がある
関西にもたくさんの見どころ満載な水族館がありますよね。
ここでは、関西で人気がある水族館について、3ヵ所ご紹介していきます。
- 城崎マリンワールド
- 京都水族館
- NIFREL(ニフレル)
どこの水族館も楽しそうですね、それぞれどのような特徴があるのかを見ていきましょう。
<城崎マリンワールド>
城崎マリンワールドは兵庫県にある、ほかとは違う体験ができる、少し変わった水族館です。
「水族館以上、であること」をコンセプトに、生き物と触れ合うことができます。
城崎マリンワールドでは、イルカとアシカのショーのテーマを決めて行っており、毎年パフォーマンスが変わるんですよ。
「ショーなんて、どの水族館も同じ」という考えを変えてくれる、パフォーマンスを見せてくれます。
また、水族館の中でなんとアジ釣りを体験することができるんですよ。
釣りの道具は水族館が用意してくれるので、気軽に体験することができます。
釣ったアジはすぐそばにあるアジバーで天ぷらにしてもらい、その場で食べることができるんです。
水族館で釣りができるのは、ほかにはない新しい体験ですね。
スタッフが積極的に話しかけてくれる城崎マリンワールドで、生き物と触れ合ってみませんか?
<京都水族館>
京都水族館は梅小路公園内にある、生き物と自然のつながりを感じることのできる水族館です。
東京にある、すみだ水族館と運営会社が同じで、コンセプトも「近づくと、もっと好きになる」なんですよ。
国の特別天然記念物であるオオサンショウウオを飼育しており、なぞの多い生態の魅力を伝えています。
体が9に似ていることや繁殖期の関係から、京都水族館では、9月9日を「オオサンショウウオの日」として日本記念日協会に申請し認定されました。
京都の海を再現した水槽もあり、地元に生息する生き物のことも知ることができますよ。
<NIFREL(ニフレル)>
NIFREL(ニフレル)は大阪府にある、体験したことのない感覚を味わうことができる水族館です。
誰もが感じたことのある自然現象や生き物から感じることができる感覚から、「感性に触れる」をコンセプトに展示を行っています。
多様性をテーマに色、行動、擬態など生き物たちが生きるために必要な行動の理解を深めるための展示も行っていますよ。
また、ワンダーモーメンツというプロジェクションマッピングで映し出される、宇宙を詰め込んだような空間のフロアもあります。
幻想的な光と音楽で感性を動かされるのではないでしょうか。
関西の水族館も魅力的な場所が多くあり、どこも行ってみたくなりました。
気になる水族館がありましたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
水族館は親子でも楽しむことができる場所ですよね。
子供が魚に興味を持った時は、図鑑があると楽しく生き物について学ぶことができますよ。
水族館のランキングは世界では日本が上位に入る


世界には何ヵ所の水族館があり、どの国がランキングの上位に入るのかご存じでしょうか。
正確には把握されていませんが、世界にある水族館の数は約500ヵ所あるといわれています。
なんと、ランキングの上位に日本も入っているんですよ。
そこで、世界にある水族館のランキングをご紹介していきます。
世界から見て水族館の数はアジアにも多く存在している
日本だけではなく、水族館は世界中に存在します。その数は約500ヵ所あるといわれているんですよ。
しかし、小さな水族館などは数えられていない場合もあり、正確な数はわかっていません。
日本では、「日本動物園水族館協会(JAZA)」という団体があり、そこに登録されている水族館の数は、50ヵ所しかないんですよ。
「日本動物園水族館協会(JAZA)」で調べてみたところ、海遊館などは登録されておらず、大きな水族館でも加入していないことがあるようです。
私の地元にある水族館も、「日本動物園水族館協会(JAZA)」には加入していませんでした。
ですので、水族館の正確な数を把握することは難しいんですね。日本以外の水族館も同じような理由で正確な数は把握されていません。
2020年時点で世界にある水族館の数は約500ヵ所で、地域ごとの内約は以下の通りです。
アジア | 約133ヵ所 |
アフリカ | 約8ヵ所 |
ヨーロッパ | 約136ヵ所 |
オセアニア | 約14ヵ所 |
中東 | 約13ヵ所 |
中南米 | 約42ヵ所 |
北米 | 約112ヵ所 |
中でもアジアやヨーロッパに水族館の数が多いことがわかりますね。
実は、日本の水族館の数は世界で1番目か2番目に多いといわれています。
正確な数がわからないので、正しいランキングを付けることができませんが、日本とアメリカに水族館が多くあるみたいですね。
ほかには、中国やタイ、イングランドにもたくさんの水族館があります。
アジアに水族館がたくさんあるみたいですね。旅行の際は気にしてみると意外と近くにあるかもしれませんよ。
日本とはどこか違う?世界の水族館について紹介
世界の水族館はどのような展示がしてあるのか気になりませんか?
私は、学生時代に「世界には、より野生に近い環境で生き物が展示されている」と教えてもらったことがあります。
こう言われるとなんだか気になってきて、その時は動物園でしたが調べたことがあるんですよ。
そこで、ここでは皆さんにも世界にはどんな水族館があるのかをご紹介していきます。
モントレーベイ水族館
モントレーベイ水族館は、カリフォルニア州のモントレー半島にある水族館です。
なんと、イワシの缶詰工場を改造して作られた水族館で、建物から歴史を感じることができますよ。
モントレー湾に生息する生き物を主に展示しており、大きな水槽にある最長9mの海藻がまるで海の中にいるような感覚にしてくれます。
モントレーベイ水族館で1番人気があるのは、毎日行われるラッコの健康診断です。
また、円形の水槽を泳ぐイワシはこの水族館の歴史から見ても、切り離すことができないものですね。
日本のようなショーやイベントはありませんが、元缶詰工場という特殊な建物で展示される生き物を見ることができますよ。
フロリダ水族館
フロリダ水族館はアメリカのフロリダ州タンパという場所にある水族館です。
入り口の前にある大きなエイの像が目印になりますよ。
フロリダ水族館では、水陸どちらの生き物も展示されており、主にフロリダ周辺の環境を味わうことができます。
まるで本物の湿地にいるような展示がされており、頭の上を鳥が飛んでいくなんてことも珍しくありません。
フロリダ水族館では、ウミガメの保全に力を入れています。負傷したウミガメを治療して海に戻れるようにする活動をしているんですよ。
そんなフロリダ水族館は、特に学びを求める方にオススメな水族館です。
海に漂流しているプラスチックのゴミで作られたアートが展示されています。
これは、プラスチックのゴミが海や生き物にどのような影響を与えるかの研究の一環なんです。
ありのままの自然を感じたい、という方にぜひ行ってほしい水族館ですね。
ジョージア水族館
ジョージア水族館は、ジョージア州にあるアメリカの中でも1番大きな水族館です。
館内は大きく8つのエリアに分かれており、1日かけて遊ぶことができますよ。
ジョージア水族館の見どころは、4頭のジンベイザメが飼育されている大きな水槽です。
「Ocean Voyager」というエリアにある水槽で、ジンベイザメの他にもマンタなど約50種類の生き物を見ることができます。
また、イルカのショーも行っており、日本とは違いパフォーマンス中にスクリーンにカラフルな映像が映り、エンターテイメント性が高いんですよ。
イルカのほかに、アシカのショーやペンギンの行進も行われているので、子供から大人まで楽しむことができます。
2020年には、サメに特化した「SHARKS!」というエリアが新設され、広い水槽で泳ぐ姿を見ることができるようになりました。
この「SHARKS!」のエリアでは、追加料金を払うとケージ越しに、サメのいる水槽の中に入ることができますよ。
世界規模の大きな水族館に行ってみたい!という方にオススメですよ。
珠海長隆海洋王国
珠海長隆海洋王国は中国にある、世界から見ても大きな水族館です。
館内にはジェットコースターなどの絶叫系アトラクションがあり、テーマパークのような水族館なんですよ。
珠海長隆海洋王国もジンベイザメをメインに展示しており、敷地内には大きな像も建っています。
世界最大の水槽があり、他の水族館では味わうことのできない広さや奥行きで生き物を感じることができますよ。
また、幻想的な光に照らされた水槽で泳ぐたくさんのクラゲにも目を引かれること間違いなしですね。
イルカやベルーガのショーも行っており、広い会場でパフォーマンスを見ることができます。
豊富な展示、アトラクション、ショーが自慢の珠海長隆海洋王国にぜひ足を運んでみてくださいね。
ドバイ水族館
ショッピングモールであるドバイモール内にあるのが、ドバイ水族館です。
ショッピングの合間にフラッと行くことができ、ドバイでも人気がある水族館ですよ。
水槽トンネルが特に人気で、魚の裏側まで見ることができ、まるで海の中にいるような気分になれます。
迫力満点のワニやピラニア、アロワナなど日本ではあまり見かけない生き物も、飼育されているところが魅力的ですね。
小さな水族館ですが、見どころがギュッと詰まっていて、充分に楽しむことができます。
リスボン海洋水族館
リスボン水族館は、ポルトガルのリスボンでも人気がある観光スポットです。
「ネイチャーアクアリウム」という、人の手で海草などの水草を育てることで、生き物にとって住みやすい環境を作りだした水槽も展示されています。
リスボン水族館にあるネイチャーアクアリウムは、なんと日本人のクリエイターが手掛けたものなんですよ。
約40mの幅がある水槽に展示されているネイチャーアクアリウムを、ぜひ見に行ってみたいですね。
サメやマンボーなど大きな生き物や、カクレクマノミなど小さな魚も飼育されています。
また、リスボン水族館のお土産屋さんには、個性的なデザインのグッズが販売されています。
リスボン水族館は、ポルトガルに行く際には外せない観光スポットですね。
オセアノグラフィック水族館
オセアノグラフィック水族館はスペインのバレンシアにある水族館です。
バレンシアの芸術科学都市にあり、水族館はほかにはない貝殻のような、オシャレな外観をしています。
オセアノグラフィック水族館では館内はもちろんのこと、屋外に池があり、そこに水鳥や魚、カメも展示されているんですよ。
大きな水槽トンネルには、サメや魚の群れが泳いでおり、幻想的な世界観を味わうことができます。
イルカのショーでは、スペインならではのハイテンションなナレーションを楽しむことがでますよ。
スペインにあるオシャレな水族館を、堪能してみてはいかがでしょうか。
ツーオーシャンズ水族館
ツーオーシャンズ水族館は南アフリカのケープタウンにある水族館です。
南アフリカ沿岸やインド洋に生息している生き物の展示を主に行っていますよ。
インド洋のエリアでは、カラフルな熱帯魚が群れで泳いでいる姿を見ることができ、まるで南国にいる気分ですね。
ツーオーシャンズ水族館では、海の生き物に関する保全活動を活発に行っており、ペンギンやウミガメなどの保護を行っています。
有料ですが、生き物との触れ合いイベントもあり、スキューバダイビングで水槽の中を泳ぐこともできるんです。
ツーオーシャンズ水族館は、南アフリカならではの展示をしている水族館ですね。
国が違うとこんなにも水族館の特徴も変わり、どこも楽しそうな展示をしています。
気になる水族館がある方は、ぜひ旅行の計画に追加してみてくださいね。
まとめ


- 水族館の大きさをランキングにすると、日本では名古屋港水族館が1番大きい
- 鳥羽水族館では、日本で唯一のジュゴンを飼育している水族館である
- 東京や関西には大きさに関係なく、楽しむことができる水族館がたくさんある
- 世界から見て日本の水族館はランキングの上位に入る多さを誇っている
- 国によって水族館で飼育されている生き物や、展示方法が異なる
水族館の大きさは、飼育されている生き物の多さにも関係しているかもしれません。
日本の水族館は世界から見ても、ランキングの上位に入るほど多くあります。
気になる水族館がありましたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
旅行で水族館に行きたいけど、時間がないという方も多いですよね。
長期休みの時期はどの場所も混むし、旅行の準備も大変だと思います。
そんな時は、図鑑を眺めていると、まるで水族館に旅行した気分になれますよ。