最近キャンプが流行っていますが、ひとりで楽しむソロキャンプも人気ですね。
私もキャンプの動画を観るのが好きで、特に焚き火の火をぼーっと見ていると気分が落ち着いて癒やされます。
私は動画なので気にすることはないのですが、実際に焚き火をするとなると周りに火が燃え移らないように常に気を付けなければいけませんよね。
特にソロキャンプの場合、トイレや炊事でどうしてもテントを離れないといけない場合はどうしたらいいのでしょうか?
結論から言うと毎回消火して用事を済ますのが正しい方法です。
ですが、トイレで2~3分離れるだけで毎回焚き火を消火するのは大変ですよね。
そこでソロキャンプでのトイレで離席するときの対処法を紹介します。
また、焚き火に必要なものや作れる料理についてもあわせて紹介していきます。
ソロキャンプで焚き火をするには、焚き火台が必要になります。
折りたたむとA4サイズと非常にコンパクトになるので、なるべく荷物を軽く小さくしたいソロキャンプにおすすめです。
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ソロキャンプの焚き火でトイレはどうする?7つの対策

ソロキャンプが好きな人なら、焚き火をしているときにトイレに行きたくなって、火をどうするか悩んだことがある人もいるのではないでしょうか。
私の従弟の趣味がキャンプなのですが、トイレに行きたくなったらどうしようと悩んで、最初から焚き火をすることを諦めたことがあるそうです。
実は、少し工夫をすればトイレのような短時間なら安全に焚き火から離れることができるのです。
少しでも安心できるように7つの安全対策を紹介していきます。
安全に焚き火から離れるためにできる7つの安全対策
まず大前提として、風の強い日には焚き火をしてはいけません。
これは、少しの間焚き火から離れる間の対策以前の問題なので絶対に守りましょう。
では、トイレや炊事で焚き火から離れる時の安全対策を7つ紹介していきます。
- 火の粉や炎を落ち着かせる
- 焚き火台の脚を薪などで固定する
- 落ち葉やビニールなど燃えるものは片付ける
- 焚き火の周りの草に水を撒いておく
- 隣の人にお願いする
- 消火する
- バーベキュー用の網を載せておく
ソロキャンプなら絶対必要な対策ですよね。しっかり覚えておきましょう。
<火の粉や炎を落ち着かせる>
見ていないときに、風であおられて火の粉や炎が飛んでいくことが一番怖いですよね。
それを防ぐためには火の粉や炎を落ち着かせてから焚き火のそばを離れると安心です。
熾火になるまで待つ方法と薪を調整して火力を落とす方法があります。
熾火とはすべての薪が炭になって、炎を上げずに赤く燃えている状態のことです。
熾火なら火の粉や炎が出にくいのでトイレに立つぐらいなら安心して離れることができます。
ですが、火を付けたばかりの焚き火は熾火になるまで時間がかかるので、そういった場合は薪を調整して火力を落とす必要があります。
薪は本数を減らしたり、薪同士の距離をあけたり、高く組んだ薪を崩すと火力が落ちます。
<焚き火台の脚を薪などで固定する>
最近では地面に直接薪をくべて火をつける直火が禁止のキャンプ場が多いので、焚き火台を使うことが多いと思います。
焚き火台が風で倒れてしまいそうな軽いものの場合は、薪や石などで脚を固定する必要があります。
薪で固定する場合は、熱で火が付くこともあるので短時間でさっと戻ることが前提です。
また、燃えにくい広葉樹の薪を使ったり、テントを固定するペグを使ったりしてもいいでしょう。
自分が持っている焚き火台に合わせた固定方法を考えるといいですね。
<落ち葉やビニールなど燃えるものは片付ける>
焚き火の周りに燃えやすいゴミや落ち葉があると火が燃え移る可能性があるので、少しでも離れる場合は掃除をしてから行きましょう。
特に落ち葉は一度掃除をしていても、いつの間にか落ちていることがあるのでしっかり確認しましょう。
<焚き火の周りの草に水をまいておく>
焚き火をしていると地面が熱くなり、草などに火が付くこともあり得ます。
焚き火を離れるときは焚き火台の周りに水をまいておくと安心です。
焚き火台用の耐火マットなども売られているので用意しておくのもいいでしょう。
<隣の人にお願いする>
あれこれと対策をしていても、ソロキャンプだとどうしても不安が残ってしまいますよね。
そういう場合は思い切って隣のテントの人にお願いしてみましょう。
5分程度なら快く見てくれる人も多いのではないでしょうか。
もちろん一方的にお願いするのは良くないので、最初に挨拶をしておいたり逆に頼まれたら快く承諾したりと、コミュニケーションをしっかりととっておきましょう。
<消火する>
どうしても不安な場合は火消し壺という炭を消火する道具を使って一旦消火してしまいましょう。
トイレのような短時間ならまた着火しなおすこともできます。
また、焚き火ごと覆うサイズの金属製のふたをかぶせると消火できます。
ですが、トイレや少し離れるだけで消火するのは手間もかかり面倒なので、火消し壺やふたを使う場合はもう、そのタイミングで焚き火をやめるというのも一つの選択肢です。
<バーベキュー用の網を載せておく>
火の粉が飛び散るほどの強風じゃなければ、バーベキュー用の網を載せてその上に石や水を入れたやかんや鍋を置いておくと安心です。
網を載せることでふたの代わりになるし、もし倒れてもやかんや鍋に水が入っているので安心できます。
安全対策をしなかったらどうなる?危険性を知ろう
焚き火から離れるときに必要な安全対策を紹介しましたが、もし対策をしなかったらどうなるのでしょうか。
危ないということは簡単に想像できるとは思いますが、詳しく説明していきます。
- 急な強風に対処できない
- 引火したときに初期対応ができない
どんな危険があるかを確認して、こうならないように気を付けましょう。
<急な強風に対処できない>
先ほど風が強い日に焚き火をしてはいけないと言いましたが、予測できない強風が吹くことがあります。
安全対策をせずに、トイレなどで離れているときに急な強風が吹くと火の粉や炎が飛んだり、焚き火台が倒れたりと、とても危険です。
目の前でそういったことが起きたら対処することができますが、離れているときに起こってしまうと気付いたときには手遅れかもしれません。
また、飛んだ火の粉が隣のテントに穴を開けてしまうと修理代を払ったり、弁償したりしないといけません。
万が一のときのためにしっかりと安全対策をしておきましょう。
<引火したときに初期対応ができない>
焚き火はもちろん火を使うので、周りに引火してしまう可能性があります。
その場にいればすぐに初期対応をすることができ、被害を最小限に抑えることができます。
初期対応とは周りの人に火事を知らせ、消火活動を行い、現場から離れることです。
何の対策もせずに焚き火から離れている間に周りに引火してしまった場合、この初期対応が遅れてしまいます。
もし、周りのテントの人が寝ていたら…想像するのも怖いですよね。
焚き火から離れる場合はたとえトイレなどの短時間であっても、しっかり安全対策を取るのが大事なことだと分かってもらえたと思います。
トイレでテントを離れるときに気を付けること
ソロキャンプでは、トイレや炊事でテントから離れるとき、焚き火以外にも貴重品や荷物の管理に気を付けなければいけません。
残念なことですが、何も対策せずにテントを離れると盗難にあってしまうことがあります。
楽しいソロキャンプを悲しい思い出にしないようにしっかりと防犯対策を取りましょう。
- 貴重品は車の中かポケットへ
- 常に明かりを灯しておく
- 鍵を付けられるものには付けておく
少しでも被害に合う可能性を減らすために対策しておきましょう。
<貴重品は車の中かポケットへ>
財布や携帯は盗難にあってしまうと一番被害が大きいですよね。
キャンプ中は財布をほとんど使うことがないので、鍵を閉めた車内の目立たないところに置いておきましょう。
もちろん常に肌身離さず持ち歩くのも良いでしょう。
財布や携帯以外にもキャンプ中に使う頻度が低いものは、車内に入れておく方がテントの中より安心することができます。
<常に明かりを灯しておく>
トイレなどでテントから少し離れる場合は、ランタンなどの明かりは付けたままにしておきましょう。
またラジオや音楽を流したままにしておくのも良いと思います。
明かりや音は人がいるような雰囲気を作ることができ、立派な防犯対策になります。
<鍵を付けられるものには付けておく>
収納ボックスなど鍵が付けられるものには付けておきましょう。
荷物はワイヤー式の鍵でまとめておくと良いでしょう。
100均などに売っている南京錠などの耐久性が低いものでも、「鍵が付いている」ということだけで防犯対策になります。
どれも簡単にできる防犯対策なので、面倒くさがらずにしっかりと対策しておきましょう。
次項ではソロキャンプで焚き火をするときに何が必要なのかを紹介していきます。
ソロキャンプで焚き火に必要なものを準備しよう!

ソロキャンプで焚き火をするときに必要なものは、焚き火台以外にどんなものがあるのでしょうか。
ソロキャンプの場合は荷物をなるべく少なくした方がいいですよね。
そこでキャンプ好きな従弟に焚き火に最低限必要なものを12個教えてもらいました。
ソロキャンプに憧れてテントなどは買ってみたけど、焚き火をするために必要なものは調べてもよく分からなかったという方に特におすすめです。
ソロキャンプの焚き火に必要なものは?12個紹介
ソロキャンプで焚き火をするときに必要なものはたくさんあるのですが、その中で12個紹介していきます。
他のもので代用できるものもありますので、あわせて紹介していきます。
ソロキャンプに車で行く場合はあまり荷物の重さを考えなくても大丈夫ですが、自転車や徒歩で行く場合は持てる荷物を選別するのも楽しみの一つです。
あまり重いものを持っていくと疲れてしまって、とても焚き火どころではなくなるかもしれません。
しっかりと必要な理由についてもチェックして、自分に必要なものを用意しましょう。
- 薪を燃やす台…焚き火台
- 燃やす素材…薪
- 火をつける道具…チャッカマン、ライター、マッチ、ファイヤースターター
- 火を付きやすくするもの…着火剤、火口(松ぼっくり、麻ひもなど)
- 熱した薪や灰をつかむもの…火ばさみ、炭用トング
- 手を守るもの…軍手、耐熱グローブ
- 火力を上げるために使用するもの…うちわ、火吹き棒
- 安全に火を消すためのもの…火消し壺
- 薪を切る道具…ナイフ、鉈、斧
- 緊急時のために用意するもの…バケツ
- 土地を平らにでき、灰をすくえるもの…スコップ
- 芝生を守るもの…焚き火シート
12個を並べてみるとたくさんあるので準備するのが大変だと思うかもしれませんね。
自宅にあるもので代用できる場合もあるので、一つずつ確認していきましょう。
<薪を燃やす台…焚き火台>
最近はほとんどのキャンプ場が直接地面に薪を置いて焚き火をする直火を禁止しています。
そのため、薪を燃やすための台である焚き火台の準備は確実に必要になります。
焚き火台は人数や用途によって適切なものが変わるので注意しましょう。
- 使う人数にあったものを選ぶ
- 料理をする場合は調理器具が載せられるものを選ぶ
以上が焚き火台を選ぶ時に考えてほしいポイントになります。
ソロキャンプ用の焚き火台はものによっては小さすぎて薪が乗らないこともあるそうです。
薪を切る手間が増えてしまうので、薪のサイズも確認してから購入しましょう。
薪を切ることもキャンプの醍醐味という人は挑戦してみるのもいいですね。
<燃やす素材…薪>
燃やすものがないと焚き火はできないので、薪は絶対に必要なものです。
薪には主に種類が2つあるので簡単に説明していきたいと思います。
- 針葉樹…柔らかくて燃えやすいけど、すぐに燃えつきる
- 広葉樹…硬くて燃えにくいけど、長く燃え続ける
針葉樹と広葉樹で薪にこんな違いがあったんですね。知りませんでした。
初心者の方は柔らかくて燃えやすい針葉樹が扱いやすくておすすめだそうです。
上級者になると2つを組み合わせて、用途に合わせて使用するという方もいらっしゃるようですよ。
<火をつける道具…チャッカマン、ライター、マッチ、ファイヤースターター>
火をつける道具がなければ、焚き火はできないので忘れずに用意しましょう。
ファイヤースターター以外は自宅にもありそうなものが多いですね。
自宅にあるものをそのまま使用することもできますが、アウトドア用のものは着火口が伸びたり離れたりしているので、より安全に火をつけることができます。
また、火をつけるところからチャレンジしてみたいという方は、ファイヤースターターを使用してみるのも楽しいでしょう。
ただし、万が一火がつけられなかった時のために、ファイヤースターター以外の火をつける道具を準備しておきましょう。
<火を付きやすくするもの…着火剤、火口(松ぼっくり、麻ひもなど)>
薪だけだと火が付きにくいので、焚き火をする時は火が付きやすいものを使用します。
初心者の方は、市販の着火剤を使用した方が早く火を付けることができます。
慣れてきたら松ぼっくりなどの火口を使うと、よりキャンプ感を味わうことができて楽しいでしょう。
着火剤や火口は様々あるので、いろいろと試してみてあなたにあったものを探してみてくださいね。
<熱した薪や灰をつかむもの…火ばさみ、炭用トング>
熱した薪や灰を素手で移動することはできないので、火ばさみや炭用トングを用意しましょう。
自宅に柄の長いものがあれば代用することができます。
<手を守るもの…軍手、耐熱グローブ>
焚き火は火を扱うのでやけどをすることがないように、軍手や耐熱グローブを準備しましょう。
また、薪を切るときにケガしないように保護できるものを選ぶと一石二鳥です。
最初は自宅にある軍手を利用して、回数を重ねて道具をそろえたくなったら耐熱グローブなど本格的なものを準備すると良いでしょう。
<火力を上げるために使用するもの…うちわ、火吹き棒>
火種についた火を大きくしたり、薪の火力をあげたり、熾火になった炭から薪に火をつけるためにはうちわや火吹き棒で空気を送る必要があります。
うちわなら自宅にある人も多いのではないでしょうか。
火吹き棒はうちわよりもピンポイントで空気を送ることができるので、灰が舞いにくくなります。
よりキャンプの雰囲気を楽しむには火吹き棒を使ってみるのもいいかもしれませんね。
<安全に火を消すためのもの…火消し壺>
ソロキャンプで焚き火をするために、安全に火を消すためにあると便利なのが火消し壺です。
あると便利ですが、自転車や徒歩の人が持ち歩くには少し大変かもしれません。
そんな時は、何枚か重ねたアルミホイルに炭や灰をのせて、水をかけて冷まして包んで持ち帰る方法もあります。
ただし、熱い炭や灰に水をかけるのは危ないので、できるだけ冷めるのを待ってから距離をとって行いましょう。
火消し壺は熾火のまま移し入れ、蓋をして酸素を遮断することで火を消すことができるので、早く安全に火の処理をすることができます。
持ち物に余裕がある場合は用意しておくのをおすすめします。
<薪を切る道具…ナイフ、鉈、斧>
薪は太すぎると火が付きにくいので、薪を切ることができるナイフや鉈、斧が必要です。
ナイフが一番コンパクトで落ち運びがしやすくて便利ですが、ナイフでは太く硬い薪を割ることはできません。
斧なら太く硬い薪も割ることが可能ですが、大きくて持ち運ぶのには向いていません。
そのため、ナイフで頑張るか、ナイフと鉈を使い分けるのが良いでしょう。
<緊急時のために用意するもの…バケツ>
火を扱う時は何があるか分からないため、緊急時のためにバケツに水を用意しておくことが必要です。
折りたたみできるバケツも売っているので、火を使うマナーとして用意しておきたいですね。
<土地を平らにでき、灰をすくえるもの…スコップ>
スコップは地面を平らにでき、素材を選べば灰をすくうこともできるので便利です。
ただし、焚き火はスコップがなくてもできるため、持ち物を少なくしたい方は持っていかなくても大丈夫かもしれませんね。
<芝生を守るもの…焚き火シート>
芝生を熱や火の粉から守ってくれる焚き火シートがあると便利です。
なくても焚き火をすることはできますが、自然や自身の安全のために用意するといいでしょう。
火起こしから消火までの焚き火の流れを確認しよう
ソロキャンプの焚き火で必要なものをご紹介したところで、次は火起こしから消火までの焚き火の流れを説明していきます。
焚き火の流れが分かればソロキャンプも始めやすくなりますね。
まずは、焚き火をして楽しむために、火を付ける方法から見ていきましょう。
- 薪を使いやすい大きさに割る
- 火の付きやすいものから組む
- 火が付いたら様子をみる
- 火が全体に移ったら、太い薪を追加する
- 火が弱くなったら、火ばさみで薪を動かし風の通りを良くして、火吹き棒で空気を送る
火を付けるのにも様々な工程があることが分かりますね。詳しく見ていきましょう。
<薪を使いやすい大きさに割る>
薪は太いままだと火が付きにくいので大、中、小の大きさに分かれるように割ります。
小さい薪の一部をナイフでさらに切って小さくしておきましょう。
<火の付きやすいものから組む>
火を上手に付けるためには、火が付きやすいものから組んでいくことを意識しましょう。
火種の着火剤、小さい薪からさらに切った薪、小さい薪、中ぐらいの薪の順番に組んでいきます。
ポイントは組む方向をばらばらにして、薪の間に隙間を作り空気が通るようにすることです。
火は上に向かっていくので、火種から小さい薪、中くらいの薪へと移っていくイメージで組んでいきましょう。
<火が付いたら様子をみる>
火が付いたらせっかくの熱が逃げないように、触らないように気を付けましょう。
薪を動かしたくなる気持ちがでてきますが、ぐっと我慢しましょうね。
<火が全体に移ったら、太い薪を追加する>
焚き火の火が全体に移ったら、一番大きい薪を追加していきましょう。
ここまでできれば安心して焚き火を楽しむことができますよ。
<火が弱くなったら、火ばさみで薪を動かし風の通りを良くして、火吹き棒で空気を送る>
大きい薪が空気の通り道をふさいでしまうことがあるので、そういった場合は火ばさみを使って薪を動かしましょう。
また、火が弱くなってきたら火吹き棒やうちわで空気を送ってみるのも良いですよ。
この部分は、火の状態を見ながら試行錯誤することで上達していくでしょう。
次は安全に火を消す方法を説明します。手順を守らないと危険なこともあるのでしっかり守りましょう。
- 終了する1時間前から薪をくべるのをやめる
- 火消し壺などで完全に消化する
焚き火が終わっても片付けが終わるまでしっかりと責任を持ちましょう。
<終了する1時間前から薪をくべるのをやめる>
焚き火を終了するときは1時間前から薪をくべるのをやめ、計画的に終われるように意識していきましょう。
薪を入れるとしばらく燃え続けます。火が大きいうちに炭や灰の処理をすると危ないので、できるだけ火が小さくなってから処理できるようにしましょう。
<火消し壺などで完全に消火する>
火が小さくなったら、火消し壺などに入れて完全に消火しましょう。
水をかけるだけでは、確実な消火ができていないこともあるため注意しましょう。
焚き火を終えると、消し炭が残ります。キャンプ場によっては処分する場所を設置しているところもあるので確認しましょう。
もしなければ、自宅に持ち帰って自治体ごとのルールに従って捨てるようにしましょう。
折りたたみ式で持ち運びにも便利で、さらに組み立てにかかる時間はたったの15秒!
荷物を減らしたいソロキャンパーや初心者におすすめの焚き火台です。
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ソロキャンプの焚き火で料理をするための道具を紹介

ソロキャンプの醍醐味といったら自然の中で食べる料理ですよね。
焚き火で癒やされながら美味しい料理で心もお腹も満たされましょう。
まずは焚き火で料理をする時に、丁度いい火加減についてご説明します。
またソロキャンプの焚き火を利用して作る、簡単な料理もご紹介するのでぜひチェックしてみてくださいね。
焚き火の火加減の調整は?火力の安定と距離が大事
家にあるコンロと違い、ソロキャンプでの焚き火は火加減の調整が難しいです。
焚き火で料理をする時に火加減を調節する方法についてご説明します。
- 熾火の状態にして火力を安定させる
- 調理器具と火の距離で火加減を調節する
焚き火で料理をする時は2つのポイントを押さえて行いましょう。
<熾火の状態にして火力を安定させる>
熾火の状態は非常に高温で火力が安定しているので、とても調理に向いています。
熾火とはすべての薪が炭になって、炎を上げずに赤く燃えている状態のことでしたよね。
また熾火は煙が少なくて食材に臭いが移りにくく、調理器具に煤が付きにくいというメリットもあります。
最初にたくさん薪をくべておき、焚き火に火が付いたら1時間ほど落ち着くまでじっと待つことで、熾火になります。
熾火にすること自体はそう難しくないので、ぜひ料理をする時には試してみてくださいね。
<調理器具と火の距離で火加減を調節する>
焚き火ではコンロのように火加減を調節できる機能がないため、調理器具と火の距離で調節しましょう。
強火が良ければ調理器具と火の距離を近くし、弱火が良ければ遠くするイメージです。
焚き火台の上にスタンドを置いたり、上からつるせるトライポッドを使ったりして火との距離を調整することができます。
串焼きなら単純に近づけたり、遠ざけたりすることで調節ができますよ。
焚き火で使いたくなる調理器具!簡単な料理も紹介
ソロキャンプの焚き火で料理に思わず使いたくなる調理器具を3つご紹介します。
- 串
- フライパン
- ダッチオーブン
串やフライパンはなじみがありそうですが、ダッチオーブンは知らない方もいるのではないでしょうか。
<串>
串は刺して焼くだけで、いつもより特別な食事に感じてしまうすぐれものですよね。
魚も肉も野菜も刺して焼くことができるので好きなものを試してみてください!
おすすめは串にマシュマロを刺して焼くスモアです。
焼いたマシュマロをチョコレートと一緒にビスケットなどに挟んで食べるデザートです。
マシュマロがクリームのように溶けてとても美味しいので私も大好きです。
甘いものが好きな人はぜひ一度食べてほしいキャンプでのデザートです。
<フライパン>
調理器具として一般的なフライパンも焚き火の料理に最適です。
ただし、網が設置できる焚き火台にしないと、フライパンを使用するのは大変かもしれません。
焚き火で料理がしたい方は、使用したいと考えている焚き火台が、調理に適しているかを事前に確認しておきましょう。
フライパン調理でおすすめの簡単料理は厚切りベーコンと目玉焼きです。
有名なジブリ作品に出てくる料理なので一度は食べてみたいと思ったことがあると思います。
厚切りにしたベーコンと卵を一緒にフライパンに投入するだけなので、料理初心者の人にも簡単にできます。
<ダッチオーブン>
ダッチオーブンは焼く、炒める、煮る、蒸す、揚げるなどの様々な調理ができる丈夫な鍋です。
ダッチオーブンなら、フタの上に炭火をのせて調理することもできてしまいます。
ただし、手入れに手間がかかってしまうので上級者向きになるかもれません。
ソロキャンプの焚き火で料理することに慣れてきて、新しいことにチャレンジしたくなったときにおすすめですね。
ダッチオーブンでできる簡単な料理はポトフです。
材料をすべて入れて、じっくりと煮込むだけで完成します。
キャンプ中に材料を用意するのは大変なので、自宅で用意したものを持っていきましょう。
トライポッドという、調理器具などを焚き火の上でつるすことができる器具を使うとよりワクワクします。
家で食べるものと違って、自然の中で食べるポトフは格別なのではないでしょうか。
まとめ

- ソロキャンプで焚き火中にトイレに行くときは火を落ち着かせるなどの対処をする必要がある
- トイレなどで離席するときは焚き火以外にも盗難の恐れがあるので荷物や貴重品の置き場所にも注意する
- ソロキャンプで焚き火をするために必要なものは焚き火台や薪など様々ある
- ソロキャンプの焚き火には火を付けて消すまでの工程がある
- ソロキャンプの焚き火で料理する火加減は熾火にして、火と調理器具の距離で調節する
- 焚き火で使える調理器具は串やフライパン、ダッチオーブンがある
家族や友人とわいわい楽しむキャンプも素敵ですが、一人で行くソロキャンプもまた違った魅力がありますよね。
その分、注意する点や責任が増えるのでしっかり確認して安全にソロキャンプを楽しみましょう。
対策さえしておけば、あとは優雅なひとり時間です。
ソロキャンプを始めてみたいあなたや、トイレに行けなくて困っていたあなた!
ぜひ参考にして優雅な時間を楽しんでください。
ソロキャンプの焚き火で癒やされて、美味しい食べ物も味わえたら最高ですね。
網を載せるとフライパン調理もできますよ。
大きな薪も載せることができるので火力の調整も比較的簡単です。
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