
結婚したら専業主婦になりたい!
共働き世帯が専業主婦のいる世帯の2倍以上に増え、共働きが主流になってきた今でも専業主婦を希望する女性たちはいます。
彼女たちが専業主婦を希望する理由は仕事を辞めたい、仕事と家事育児の両立が難しい、子育てに専念したいなどさまざまです。
こちらの記事では女性たちが専業主婦を希望する理由や、逆に専業主婦にはなりたくない女性たちの意見、また男性側の意見について紹介しています。
さらに専業主婦が抱えるリスクや、専業主婦を希望する女性が婚活で避けられる理由、そして婚活で気をつけるべきことについてもまとめています。
最終的にはパートナーとの話し合いが大切になります。男女の本音を知り、妥協点を見つけましょう。
専業主婦になることは決して悪い事ではありません。
しかし大切なのは夫婦二人の意見が合っているかどうかということです。
まずは男女の考え方の違いについて理解することで、夫婦の対話をもっと深めることができますよ。
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専業主婦を希望する理由とは?女性たちの本音を紹介

女性たちが結婚後に専業主婦を希望するのにはさまざまな理由があります。
その中には「働きたくない」「仕事をしたくない」という女性たちの本音も垣間見えます。
専業主婦を希望する理由として多く挙げられているものを紹介し、専業主婦のメリットそしてデメリットをまとめてみました。
さらに専業主婦が抱えるリスクや専業主婦を望まない女性たちの意見についてもまとめていますので見ていきましょう。
女性が結婚後に専業主婦を希望する理由8選!
専業主婦を希望する理由にはどのようなものがあるのでしょうか?
- 今の仕事を辞めたい
- 働きたくない、働きづらさを感じている
- 仕事と家事、育児の両立が難しい
- 家事と育児に専念したい
- 専業主婦も立派なキャリアだと思う
- 自分の母親がそうだった
- 夫の仕事が激務、出張が多い
女性たちの本音が見えていますね。一つずつ詳しく見てみましょう。
<今の仕事を辞めたい>
今働いている仕事の内容や職場環境に不満があり、仕事を辞めるために専業主婦になりたいという意見がありました。
特に仕事にやりがいを感じていなかったり、向上心がなかったりするとこのように感じるのかもしれません。
率直な女性の本音ですが、こういった理由は男性側からしたら「仕事からの逃げ」とマイナスに捉えられるようです。
<働きたくない、働きづらさを感じている>
特に今の職場に不満がなくても、働かなくていいなら働きたくないという本音もあるようです。
また、男性の育休制度などが出てきたとはいえ妊娠出産をするのは女性ですよね。
妊娠中のつわりが酷く休みがちになってしまったり、子どもの体調不良で早退が続いてしまったりと肩身が狭い思いをして働きづらさを感じているという意見もありました。
<仕事と家事、育児の両立が難しい>
仕事と家事や育児を両立させることに難しさを感じ、専業主婦になりたいと感じている方もいます。
特に家事育児と合わせて親の介護や子どもの介護がある場合、仕事を続けることが難しいようです。
私の友人の話ですが、彼女は仕事が好きだったので、結婚後も変わらず続けていました。
しかし夫の両親が要介護の状態になってしまい、仕事と家事育児と義両親の介護をすることになりました。
そして体を壊してしまい、仕事を辞めることになってしまいました。
持病があったり、体が弱かったりという理由で仕事と家事育児の両立が難しいという方もいます。
<家事と育児に専念したい>
家事と育児に専念したいからという理由で専業主婦を希望する方もいます。
いつも家をきれいにしておきたい、料理にこだわりたい、子どもと過ごす時間を大切にしたいという思いが強いほど専業主婦になりたいと考えるのも理解できます。
<専業主婦も立派なキャリアだと思う>
専業主婦の仕事を全うするために専業主婦になりたいという方もいるようです。
専業主婦の仕事を年収に換算してみたところ、サラリーマンの平均年収を少し上回るという結果が出ています。
料理、洗濯、掃除、子どもの送迎や学校行事などを円滑に行うために身についたスキルは、子育てが落ち着いて仕事をする際の強みにもなります。
実際に私の母の友人は、長い間専業主婦をしていましたが子どもたちが自立した現在、自分のスキルを生かした家事代行サービスの仕事をしているそうです。
特に料理はお客さんにとても好評で、リピーターもついており、育児を終えた今の生きがいになっているそうです。
<自分の母親がそうだった>
母親がそうだったから自分も専業主婦になりたいと考える方もいます。
自分が子どもの頃、学校から帰ってきたらいつも母が出迎えてくれたのが嬉しくて、自分の子どもにもそうしてあげたいという思いがあるそうです。
<夫の仕事が激務、出張が多い>
夫の仕事が忙しかったり、出張が多い仕事だったりするため、自分は専業主婦でありたいという方もいます。
先ほど仕事と家事育児の両立が難しいという理由もありましたが、夫が家事育児をできない場合、その負担はさらに大きくなることが分かりますね。
専業主婦のメリットとデメリットについて紹介
では専業主婦のメリットやデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
専業主婦のメリットはこちらの4点が挙げられます。
- 共働きに比べて精神的体力的負担が減る
- 家事や育児に手間と時間をかけることができる
- 子どもの成長を見守ることができる
- 家に帰れば母がいる(妻がいる)という安心感を家族に与えることができる
専業主婦本人だけでなく、家族にもメリットがあるというのは意外でした。
<共働きに比べて精神的体力的負担が減る>
夫婦の家事分担が進んできたとはいえ、やはり家事育児は女性がするものという考えが残っているのも事実ですよね。
仕事をして、帰ってきたら家事と育児となると休むまもなく毎日ヘトヘトです。
その点、専業主婦は昼間の時間をフルに活用することができるため、身体的にも精神的にも余裕を持って家事育児に取り組むことができます。
<家事や育児に手間と時間をかけることができる>
家事や育児にこだわりがある人でも働いているとなかなか手が回らず、自分の理想通りにはいかないものです。
専業主婦は兼業主婦に比べると時間にも余裕ができます。

料理は好きだからこだわりたいわ
そんな方でも、時間をかけて料理を作ったり、お菓子を手作りしてみたりと手間をかけることができますよね。
<子どもの成長を見守ることができる>
特に子どもが小さいうちは毎日のようにできることが増え、成長していきます。
専業主婦であれば、幼稚園等に行くまではつきっきりなので、子どもの初めての瞬間を見逃すことなく成長に寄り添うことができます。
私は2歳半の娘がいるのですが、0~2歳までの間は専業主婦をしていたので子どもにつきっきりでした。
ずっと一緒にいる大変さはもちろんありますが、目まぐるしい成長に感動するかけがえのない日々でしたよ。
<家に帰れば母がいる(妻がいる)という安心感を家族に与えることができる>
専業主婦の家族へのメリットとして、家に母がいる(妻がいる)という安心感が挙げられます。
学校から帰ってきたら、お母さんが出迎えてくれて話を聞いてくれる。
自分の帰りを待ってくれる人がいるというのは、大きな安心感に繋がります。
専業主婦は時間の余裕を持てるという自分のメリットだけではなく、安心感を与えられるという意味では家族にとってもメリットがあることが分かりますね。
続いて専業主婦のデメリットはこちらの3点が挙げられます。
- 配偶者に何かあったときのリスクが大きい
- 引け目を感じてしまい必要最低限しか自分にお金をかけなくなる
- 評価されにくく社会との接点も少ないため孤独を感じる
専業主婦のリスクとは何でしょうか。引け目や孤独を感じるというところも気になりますね。
<配偶者に何かあったときのリスクが大きい>
夫が元気な間は何も問題がないかもしれません。しかし何があるか分からないのが人生ですよね。
病気、事故、災害、リストラなど様々な事情で夫が働けなくなった場合、家計の収入が途絶えてしまうという経済的リスクがあります。
<引け目を感じてしまい必要最低限しか自分にお金をかけなくなる>
専業主婦も家事や育児に専念し、家庭を守る大切な仕事です。
しかし、専業主婦の中には、「夫の収入だから…」と自分には必要以上にお金をかけないようにしたり、引け目を感じてしまったりする方もいるそうです。
私の大学時代の友人も結婚して専業主婦になったのですが、夫が一生懸命稼いだお金だと思うと必要最低限しか自分のためには使えないと言っていました。
<評価されにくく社会との接点も少ないため孤独を感じる>
昇進や昇給という形で評価される仕事と比べて、専業主婦は目に見える形で評価されることがありません。
また働いているときと比べると、専業主婦は社会との接点が非常に少なくなります。
家族以外とは誰とも話さないような日もあるかもしれません。
そんな日々に孤独を感じることは当然のことでしょう。
確かに配偶者に何かあった時は収入が途絶えるので、リスクが大きいことが分かります。
また自分が稼いだお金じゃないという引け目や、社会との接点が少ないことから孤独を感じることも確かに専業主婦のデメリットと言えますね。
メリットとデメリットの両方を理解した上で、専業主婦になるかどうかはパートナーとよく話し合う必要があります。
専業主婦が抱える経済的リスクについて知ろう
先ほどデメリットでも挙げたように、専業主婦を希望する女性の皆さんは、その経済的リスクについて知っておく必要があります。
- 病気、死別、離婚による経済的困窮
- 将来受け取る年金は国民年金のみ
なんだか不安になる内容ですね。詳しく見てみましょう。
<病気、死別、離婚による経済的困窮>
配偶者が自営業の場合、病気やケガで働けなくなると就業保険に入っていない限り、収入がゼロになります。
死別の場合は遺族年金が支給されますが、受給要件があります。受給要件を満たしている場合でも、収入が大きく下がる可能性が高いです。
離婚の場合は、養育費や慰謝料を受け取る権利がありますが、それらを受け取ることができていない人が多くいるのが現状です。
再就職を考えても、ブランクが長いほどハードルは高くなります。
<将来受け取る年金は国民年金のみ>
専業主婦が受け取る年金は国民年金のみになります。
国民年金は満額でも約64,000円で、自営業の場合は夫婦で13万円程にしかなりません。
それだけで生活をするのは極めて厳しく、計画的に老後資金を準備しておく必要があります。
もちろん正社員だけではなく、パートやアルバイトで働くことで貯金を増やし、リスクを下げることもできます。
専業主婦を希望している方は、そのメリットデメリットだけでなく、リスクも知った上でどうしていきたいか考えてみてくださいね。
専業主婦を希望しない女性達もいる!その意見とは
専業主婦を希望する女性がいるように、専業主婦を希望しない女性もいます。
では専業主婦を希望しないのにはどういった理由があるのでしょうか?
- 働くことにプライドを持っている
- 働くことで家庭以外の人間関係も大事にしたい
- 子どもには自分と同じかそれ以上の生活をさせてあげたい
- 人に頼るより自分の生活レベルは自分で上げたい
- 自分も働いていないと夫婦が「対等」でない感じがする
これらの理由からも、専業主婦を希望しない女性は、働くことに自分の存在意義を感じていることが分かりますね。
仕事自体が好きでやりがいを感じている人は、そんな仕事を辞めて専業主婦になりたいとは思わないようです。
そして何よりも夫婦二人で働くことで、「対等」でありながら、経済的にも余裕を持って子育てしていきたいと考えていることが分かります。
専業主婦を希望する婚活は難しい!理由や注意点とは

婚活市場の中で、専業主婦を希望する女性は男性側から「地雷」認定され、避けられる場合があります。
婚活における「地雷」とは、結婚相手に選びたくないと感じる人のことです。
なぜなら専業主婦を希望することが男性側に、自立する意思がない、価値観が合わない、きちんと考えていないといった印象を与えるからです。
専業主婦を希望する女性が「地雷」だと思われ婚活が上手くいかない理由や、婚活をする際に気をつけるべき点についてまとめてみました。
婚活で専業主婦を希望する女性が男性側に与える印象
なぜ専業主婦を希望することで婚活が上手くいかないのでしょうか?
- 結婚相手の男性への期待値が異常に高い
- 精神的に自立していない
- 自分一人の収入で家族を養うことに対する不安
- きちんと考えていない
婚活で専業主婦を希望することは、男性側へこのような印象を与えているようです。
<結婚相手の男性への期待値が異常に高い>
婚活の時点で専業主婦を希望するということは、相手の収入だけで生活していけるほどの収入があることが絶対条件だということです。
女性は出産や育児があるため、男性のサポート力を吟味することは理解できますが、男性にとっては自分の希望や意志は置き去りにされていると感じるそうです。
<精神的に自立していない>
専業主婦を希望する方の中には、働きたくない、養ってもらいたい、一人で生きたくないという考えを持つ方もいます。
男性側からすると、経済的にも精神的にも自分に依存されることは負担が大きく、避けたいと考えていることが分かります。
<自分一人の収入で家族を養うことへの不安>
平均年収ほどの男性の収入だけでは、生活に余裕がないというのが現実です。
夫婦二人で生活することができても、子どもやマイホームを考えると厳しいかもしれません。
そんな現実を見ると、専業主婦を希望する女性を視野に入れない男性がいることもうなずけますね。
<きちんと考えていない>
専業主婦がいる世帯に比べて共働きの世帯は圧倒的に増え、その格差は広がる一方です。
そのような状況で専業主婦を希望する女性は「時代錯誤だ」「世の中のことがきちんと分かっていない」という印象を男性に与えるようです。
専業主婦を希望する女性が婚活で気をつけるべきこと

専業主婦になりたいけどどうしたら婚活でうまくいくんだろう…
専業主婦を希望する女性が婚活で気をつけるべきことはこちらです。
- 家庭的な女性が好みの男性を狙う
- 仕事が忙しい男性を狙う
- 条件が合う人が見つかるまで根気強く探す
- 専業主婦を希望していることを早めに伝える
- 男性から認められる専業主婦を希望する理由を持っておく
- 専業主婦にこだわりすぎない
なんだか婚活が上手く進みそうな気がしてきます。一つずつ見てみましょう。
<家庭的な女性が好みの男性を狙う>
家庭的な女性を好む男性を狙うことで、専業主婦になりたいという希望も受け入れられやすくなるかもしれません。
家庭的な女性の特徴とは、料理が得意、家事を好んでする、子どもが好き、裁縫が得意などです。
最低限の料理や掃除ができないと説得力に欠けるため、注意が必要です。
<仕事が忙しい男性を狙う>
仕事が忙しいと、家を空ける時間が多く、家庭を守ってくれるパートナーを求める人も多いです。
そのため自分は仕事を頑張るから家庭のことは任せたいと考えている男性に出会えるかもしれません。
<条件が合う人が見つかるまで根気強く探す>
専業主婦を希望する女性は男性側から「地雷」認定され、避けられることも多いので条件の合う人が見つかるまで根気強く婚活を続ける覚悟が必要です。
希望する年齢までに結婚できない可能性があることも、考えておく必要がありますね。
<専業主婦を希望していることを早めに伝える>
婚活で出会った時点で専業主婦を希望していることを伝えておきましょう。
関係が進んできて、希望を伝えたことでだめだった場合はその分時間もかかりますし、早めに伝えておくことで効率よく婚活を進めることができます。
<男性から認められる専業主婦になりたい理由を持っておく>
婚活の時点で、子どもが生まれるかも分からないのに専業主婦を希望することに男性は「ただ楽がしたいんじゃないか」という印象を持ちます。
家事が好きでこだわりたい、子どもが生まれたらその成長を側で見守りたいといったプラスの印象を与える理由を持つと良いですね。
<専業主婦にこだわりすぎない>
あまりにも専業主婦になることにこだわりすぎると、共働き希望の男性ばかりで出会うことさえできないかもしれません。
子どもが小さいうちは…といった限定的な専業主婦を検討したり、パートやアルバイトでも働きに出る意思があることを伝えたりすることで選択肢の幅が広がるかもしれません。
専業主婦になるかどうかは一人で決められることではありません。
男性側にも様々な意見があることを知っておきましょう。
産婦人科医でもある著者が、男女の生物学的な違いについても詳しく教えてくれています。
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専業主婦を希望する男性もいる!捉え方は人それぞれ

婚活の場では専業主婦を希望する女性は避けられがちですが、男性の中には妻に専業主婦を求める人もいます。
女性でも専業主婦を希望する人もいれば、専業主婦にはなりたくないという人がいるように、男性にも様々な意見があるようです。
こちらでは男性が妻に専業主婦を希望する理由を紹介します。
そして結婚する前にお互いの価値観を話し合っておくことの大切さについてお伝えします。
結婚後男性が妻に専業主婦を希望する理由を紹介

妻には専業主婦になってもらいたいな!
女性同様に、男性にも妻に専業主婦を希望する方がいます。
では男性が妻に専業主婦を希望するのにはどのような理由があるのでしょうか?
- 仕事が忙しいため、家のことや子どものことは妻に任せたい
- 専業主婦の妻がいることがステータスになる
- 妻が家で待っているということに憧れ
男性にも専業主婦を希望するさまざまな理由があるのですね。詳しく見てみましょう。
<仕事が忙しいため、家のことや子どものことは妻に任せたい>
仕事が多忙、出張で家を空ける日が多いとなると家事育児をするのは物理的に難しいですよね。
そのためこのような男性は家のことや子どものことは妻に任せて、仕事に専念したいと思うようです。
家を守ってくれるパートナーがいることで、安心して仕事に打ち込むことができますよね。
<専業主婦の妻がいることがステータスになる>
自分の収入だけで妻や子どもを養っていることをステータスだと感じるため、妻には専業主婦でいてほしいという男性もいます。
男としての甲斐性を示したいという男性の考えですね。
しかし、1人の収入では生活が厳しいにもかかわらず、そのように言う男性には要注意です。
実際にそれで生活ができなくては、ただの「見栄」になってしまい、たちまち生活が厳しくなることが目に見えますよね。
<妻が家で待っているということに憧れ>
自分の母親が専業主婦だった男性や逆に共働きの両親のもとで寂しい思いをした男性は、このような憧れを持っているようです。
自分や子どもの帰りを家で妻に待っていてほしいという理想を持っています。
こちらは女性側の「自分の母親がそうだったから」という理由に通じるものがあります。
結婚前にお互いの価値観を話し合っておこう
専業主婦を希望する女性もいれば、共働きを希望する女性もいます。同様に男性にも様々な意見があります。
妊娠出産に関しては女性しか体験しないことですし、女性側の意見を聞き入れてほしいという思いもあるでしょう。
しかし、女性にも理想の結婚像があるように男性にも理想の結婚像があります。
もしお互い結婚を考えるような相手であれば、相手の価値観が自分と違っていても頭ごなしに否定せずにまずは話し合ってみましょう。
また、若い時や婚約したときの考えがそのまま続くわけではありません。
働き続けようと思っていたけれど、妊娠すると予想以上につわりが酷かった、切迫早産になってしまったという状況もあります。
子どもに疾患があったり、重度のアレルギーがあったりすると働きに出ることは難しくなります。
その都度パートナーと話し合いをすることが大切です。
ただ楽をしたいから専業主婦を希望するのではなく、専業主婦を選択する必要性に迫られる状況もあるということをパートナーに知ってもらいましょう。
まとめ

- 女性が専業主婦を希望するのには仕事を辞めたい、仕事と家事育児の両立が難しい、家事育児に専念したいなど様々な理由がある
- 専業主婦には共働きに比べて身体的精神的負担が減る、時間に余裕ができる、家族に安心感を与えられるといったメリットがある
- その一方で配偶者に何かあったときのリスクが大きい、引け目や孤独を感じるといったデメリットもある
- 専業主婦を希望する女性は専業主婦の抱えるリスクについても理解しておく必要がある
- 婚活で専業主婦を希望する女性は男性側から「地雷」と認定され避けられがちなので、その理由の伝え方に気をつけなければならない
- 女性も男性もお互いの価値観を押し付けるのではなく、二人が納得できる形を一緒に作っていく必要がある
専業主婦を希望する女性だけでなく、希望しない女性、そして妻に専業主婦を希望する男性などそれぞれの意見に理由があることが分かりました。
結婚はどちらかの意思だけでできるものではありません。
専業主婦を希望している方も、そのリスクを知り相手側の価値観も聞き入れながらお互いが納得できる形を見つけられることを願っています。
男女ともに専業主婦を希望するのには様々な理由があります。
自分の考えを伝えるのと同じくらい、パートナーの考えを聞くことは大切なことです。
この本を読んで大切な人とのコミニュケーションをもっと円滑なものにしてみませんか。
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