在宅勤務のできる仕事がしたい、と思ったとき求人で目にすることの多いプログラマーという職種ですが、皆さんはその内容を知っていますか?
また、プログラマーは未経験でもできる仕事なのでしょうか?
結論を言うと、プログラマーを未経験でも在宅勤務をすることは可能です。
ですが、プログラマーに必要とされる知識や技術の習得は、今日明日すぐにできるものではなく、常に学び続ける姿勢が大切になります。
また、プログラマーという仕事はきついと言われる理由や、早めに挑戦した方がいい理由も存在します。
この記事では、プログラマーの仕事内容や未経験の方が学習する方法、在宅勤務を選択することのメリットやデメリットまで解説しています。
プログラマーをこれから目指したい、と思っている未経験の方にはぜひ読んでほしい記事です。
大好きなプログラミングを職業にできたら嬉しいですよね。
でも実際はどうやればプログラマーになれるのか分からないと思っているあなた!
こちらの書籍なら、未経験からプログラマーとしてどうすればよいのかが分かりますよ。
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プログラマーを未経験でも在宅勤務ができる方法を紹介

未経験で知識がない状態で、いきなりプログラマーとして在宅勤務を始めよう、と思ってもそうはいきません。
それは、一人前のプログラマーになるためには、プログラミングの知識を習得し、実務経験を積む必要があるからです。
ですが、主体的にプログラミングを学ぶことで、学歴に関係なくあなたも、プログラマーとして在宅勤務ができるようになる可能性は十分あります。
プログラマーの仕事って何?内容や年収について知ろう

プログラマーってどんな仕事?お金はいくらもらえるの?
プログラマーは、ゲーム分野・通信分野・アプリ分野など多くのジャンルで活躍しています。
プログラマーは、プログラミング言語を用いて様々なシステムやプログラミングを作ります。簡単に言い直すと、パソコンを使用しシステム開発をする仕事、ということです。
ここからは、プログラマーが使用するプログラム言語や、仕事内容、年収について紹介していきます。
- プログラム言語について
- プログラマーの種類
- プログラマーの年収
では上記の内容について、少し詳しく見ていきましょう。
<プログラミング言語について>
プログラマーに必須なプログラミング言語ですが、これはコンピューターに処理を命令するときに使用する言語です。
コンピューターの中では、機械語が使用されており、人間が機械語で指示をすることは至難の業です。そのため、人間が理解できるようにプログラミング言語が作られました。
有名な言語でいえば、JavaやPHPなど1990年代以降に開発された、より人間が理解しやすい文法で作られたものがあります。
プログラミング言語を使用することで、サイトやアプリの開発・AIや機械学習の開発などが可能です。
難しく聞こえますが、私たちが日頃使用しているスマホアプリなども、プログラミング言語を用いて作られた、と聞けば少しは身近なものに感じられるでしょうか?
<プログラマーの種類>
Web系や通信系、社内システム系といった様々な分野で活躍しています。
Web系であればショッピングサイトやデータベースの構築など、通信系であればネットワーク機器をはじめとした通信関連のプログラムなどに携わっています。
各分野にまたがって対応のできるプログラマーもいれば、自分の趣味や得意な部分を極めて特定分野で活躍するプログラマーもいます。
<プログラマーの年収>
平均年収は20代で約322万円、30代で約400万円と他のIT業種に比べて低めとなっています。
その理由として、拡大するIT需要に人材育成が追い付かず、未経験者や経験の乏しい人を採用するケースが増えているからです。
そのため、プログラマーとして知識やスキルを積み重ねていけば、キャリアアップが望めますので、段階的に給与アップのできる可能性は大いにあります。
未経験からプログラマーになるために知っておくこと
プログラマーを目指そうとチャレンジする前に、知っておいた方がいいことを3つ紹介します。
- プログラマーとして収入を得るのは簡単なことではない
- プログラマーの需要は年々高まってきている
- プログラミングスキルは他職種でも活かすことができる
理由と合わせて1つずつ説明していきます。
<プログラマーとして収入を得るのは簡単なことではない>
プログラマーとしての知識や技術は、すぐに身につくものではありません。
まず、プログラミング言語を学び、知識を得るために努力を重ねる必要があります。
そこからがようやくスタート地点で、そのあとも案件を獲得するためには、クライアントとの信頼関係を築いていかなければなりません。
安定した収入を得るためには、質の高い仕事ができるように、常に新たな知識や技術の勉強を続けていくことが大切です。
<プログラマーの需要は年々高まってきている>
経済産業省が行ったIT人材需給に関する調査によると、国内のITニーズは今後ますます拡大し、2030年には最大で約79万人の人材が不足すると予測されています。
引用:経済産業省によるIT人材需要に関する調査 引用:経済産業省
なぜ人材が不足するのでしょうか?その原因と考えられることは3つあります。
1.IT需要が拡大している
年々IT化に取り組む企業は増加しており、すでに導入している会社でも新しいシステムへの移行が見込まれています。
今や社内だけではなく、サービス提供においてもIT技術なしでは成り立たず、今後も需要はますます拡大していくと考えられます。
2.労働人口が減少している
少子高齢化の影響に伴って労働人口は年々減少しています。
今後、女性や高齢者の労働参加が適切に進んだとしても、IT需要の拡大に見合った供給には足りない、と考えられています。
3.IT技術の進展スピードが速い
IT分野においては進化のスピードが速く、その最新の先端技術を取り扱える人材は常に不足しています。
人材不足が言われる中で、優れた知識や技術をあなたが獲得していたとしたらどうでしょうか?
企業側は、高い給与を払ってでもぜひあなたに来てほしい、と思うことでしょう。
<プログラミングスキルは他職種でも活かすことができる>
プログラマーとして身に付けたプログラミングスキルは、別の場所でも活かすことができます。
例えばマーケティング部門に転職をした場合、スクリプト(簡易なコンピュータープログラム)を書いて業務を効率化することができます。
技術だけではなく、プログラマーとして培ったプロジェクト管理の経験なども、役に立つシーンが多いと思いますよ。
未経験でも在宅勤務ができるスキルを身につけよう
プログラマーは未経験だけど、今後在宅勤務ができるようになりたい、と思っている場合、これからどんなことを勉強すればいいのでしょうか?
- プログラミングスキルを学ぶ
- 他者とのコミュニケーションスキルを向上させること
- プログラマーに役に立つ資格を習得する
この記事では、上に挙げた3つについて詳しく説明していきます。
<プログラミングスキルを学ぶ>
プログラマーに必須となるプログラミングスキルの習得ですが、その習得方法は大きく分け3つあります。
- 独学で学ぶ
- プログラミングスクールに通う
- 未経験者可の企業に就職する
これだけでも内容は理解できると思いますが、少し掘り下げて内容を説明していきますね。
1.独学で学ぶ
独学で学ぶ場合は、プログラミングに関する書籍を読む・アプリやWebのサービスを利用する・動画の講座を受講するなどの方法があります。
未経験者が書籍を読む場合は、イラストなどを用いて分かりやすい文章で書かれているものを選びましょう。
最後まで読み切れるかどうかを考えて、自分にあったものを選ぶことがポイントです。
アプリやWebなどを利用する場合は、課金の有無や学習方法、専門家の監修がしっかりされているかどうかを事前に確認しましょう。
独学でも本格的にプログラミングを学びたい、という方には動画の講座を受講する方法があります。
- 1,610円(税込)からコードの書き方などを学べる動画サービスあり
- 大手企業でも、社員教育に使用されているサービス
- 講師の指導が自分のペースに合わせてくれるので安心
2.プログラミングスクールに通う
オンラインと対面式があるので自分にあった方を選びましょう。
地方在住者で、気に入ったスクールに距離的な面で通えない場合などにはオンラインがおすすめです。全国どこからでもレベルの高いサービスが受けられます。
私は、オンラインだとやる気などを維持するのが苦手で、途中でやめてしまう傾向にあるので、そのようなタイプの方には対面式をおすすめします。
スクールでは、金銭的には負担がかかりますが、今からプログラマーを目指す場合には最短で勉強することができますし、疑問点などはすぐに講師に質問ができます。
- 2022年6月度のプログラミングスクールランキング第1位
- Web系開発企業内定率98%(2020年2月~2021年12月の就職内定者対象)
- 800~1000時間の学習を通して現場で通用するレベルが身につく
- 技術試験も含めてカリキュラムが充実している
他にも色々なスクールがありますので、自分に合ったスクールを選びましょう。
3.未経験者可の企業に就職する
まだ年齢が若く、未経験可の求人が対象となる場合は、独学やスクールでの勉強はせずに企業に就職することを目指す方法もあります。
やはり、一番学べるのは現場で実際に仕事をしているときです。先輩プログラマーの働き方やノウハウも身近で学ぶことができます。
この選択肢が選べる場合は、在宅勤務を目指す前に一度企業で働くことを検討してみるのもいいかと思います。
<他者とのコミュニケーションスキルを向上させること>
いくら在宅勤務をする、とはいってもシステム開発はひとりでするわけではありません。
同じプロジェクトメンバーと進捗状況を確認し、疑問点などを解決しながら作業をすすめていく必要があります。
プログラマーの仕事に限らず言えることですが、思考や仕事の進め方は人によって違います。
私も仕事をする上で、どう言えば相手に伝わるかな?と考えることを大切にしています。
自分の思いを相手に分かりやすく伝えるスキルを身につけておけば、働きだしたあとも役に立つと思います。
<プログラマーに役に立つ資格を習得する>
プログラマー自体に資格は必須ではありませんが、未経験で転職などをする場合には、資格があると有利に働くことがあります。
・ITパスポート試験
ITに関する基礎知識があることを証明する国家試験です。
この試験に合格するために勉強することで、最低限必要なITに関する知識が身につきます。
・基本情報技術者試験
プログラミングだけでなく、統計学などの数学分野、コンピュータ、セキュリティ、経営戦略など、広い範囲の分野の基礎となる知識を持っていることを証明できます。
この資格があれば、助言を受けながら担当業務ができるレベルのため、転職などには役に立つ資格です。
時間の余裕がある方は、プログラミング知識の習得と合わせて、資格取得に向けた勉強も並行して進めてみてはいかがでしょうか。
在宅勤務を選択するメリットとデメリットを紹介
プログラマーに限らず、どんな職種でも今は働き方が多様化してきています。
働く場所も職場だけではなく、在宅勤務をする人が増えました。
なぜ、在宅勤務を選択するのでしょうか?そのメリットやデメリットについても気になります。
在宅勤務を選択する最大のメリットは、「時間の融通がきくこと」です。
通勤時間をなくすことができ、仕事の前後で時間を有効に使うことができます。
特に自宅で家事や子育てをしている世代にとっては、よい働き方だと思います。
保育園などにこどもを預けていたら、急な発熱や体調不良で仕事を抜けなければいけない場面もありますよね。
そんなとき、在宅勤務だと看病をしながら働く時間を作ることも可能です。
ですが、こどもの年齢によっては、自宅で仕事をしようとしても邪魔をされて、作業が捗らないこともあります。
在宅勤務を選択する際には、仕事に集中できる環境と時間があるのかどうか事前によく考えましょう。
他にも、服装が自由・好きなところに住むことができる・転勤がないなどもメリットですね。
デメリットは、対面でのコミュニケーションと比べると劣る部分があることです。
離れた場所で作業をしているので、お互いの意思疎通に問題がないか、疑問点がないかなど顔をみて判断することができません。
これでいいのかな?と悩んだときに、すぐに誰かに相談できないことも問題のひとつです。
離れているからこそ情報共有を密に行い、細やかなコミュニケーションをとることで、トラブルを回避することが可能になると思います。
また、一人での作業のため、自分のスキルや判断能力が重要になってきます。
しっかり必要なスキルを学び、論理的に物事を考える思考を身に付けましょう。
プログラマーは未経験だときつい?向いている人の特徴

プログラマーは残業が多いし、クライアントの都合で仕様変更を突然言われて大変、なんて話は耳にしたことがありますか?
プログラマーはなぜきついと言われているのか、どんな人が向いているのか、これからプログラマーを目指そうと思っているあなたには、気になる部分ですよね。
プログラマーはきついと言われる理由は大きく6つある
きついと感じる理由は人によって違いますが、ここではよく挙がる理由6つを紹介します。
- 顧客先に常駐しなければいけない
- 労働時間が長い
- 離職率が高く人手不足
- 柔軟性が必要とされる
- 給料が労働に見合わない
- プログラミング知識が必須
ここを読んだだけで、なんだか大変そうに感じてしまいますが、どういうことでしょうか?
<顧客先に常駐しなければならない>
コミュニケーションのとりやすさや、個人情報流出を防ぐ観点から顧客先に常駐する場合があります。
企業には他職種の方も多く、他の社員から孤立して居心地の悪さを感じるなど、労働環境に不満を抱えるケースが多くみられます。
<労働時間が長い>
会社勤務の場合、基本的な勤務時間は定められていますが、案件の期限が近づくと休みを返上して出勤したり、残業時間が多くなったりすることがあるようです。
ですが、最近はフレックス勤務などを取り入れて勤務時間の改善に努めている企業も多いようです。
<離職率が高く人手不足>
労働時間が長いことにも関係していますが、案件の期限前は中々自宅に帰宅できないこともあります。
自分の時間をうまくとれないことも離職率につながり、なんとその率は80%と言われています。
未経験だと、人手不足の中働くことは、他の人よりもきついと感じやすいかもしれませんね。
<柔軟性が必要とされる>
何かシステムトラブルがおきたとき、様々な角度から原因を考える思考が必要になります。
自分が作ったシステムでも、先入観を捨てて問題解決を行える柔軟性が求められます。
<給料が労働に見合わない>
厚生労働省の調査から計算されたプログラマー全体の平均年収は約419万円です。
正社員が貰える給料分布の中央値よりは高めの水準ですが、労働時間の割には賃金が見合わないと思われることが多いようです。
<プログラミング知識が必須>
プログラマーになるためには、プログラミング知識の習得が必須になります。
プログラミング言語だけでも、システムが必要な場面やニーズにより使用する種類が異なり、多くの知識が必要とされます。
常に勉強を続けなければならないことも、きついといわれる理由のひとつです。未経験だと知らない知識が多い分、勉強も大変になります。
プログラマーはきついと言われる理由を作る原因は3つ
きついと言われる理由について紹介しましたが、そう思うまでには必ず原因となることがあります。
原因はこれだけとは限りませんが、よく挙がるものについて紹介していきます。
- システムになんらかの問題が起こることがある
- 担当している案件が炎上してしまう
- システムにバグが発生する
実際に働いていて上記のトラブルが起こったら、心が折れてしまいそうな内容ですね。
<システムになんらかの問題が起こることがある>
いくら完璧に仕上げたと思えるプログラムでも、システムに問題が起こることは度々発生します。
問題が起これば、他に抱えている仕事の有無にかかわらず、すぐに解決しなければいけません。
そのため、休みを返上したり残業をしたりしながら、問題解決に努めることになります。
<担当している案件が炎上してしまう>
炎上内容は様々ですが、案件が炎上した場合は、システムを最初から作り直さなければいけない状況も発生します。
ここまで頑張ったのにという気持ちを一度胸の奥にしまって、柔軟な思考で問題解決に向かう必要があります。
<システムにバグが発生する>
システムのバグとは、予期していないシステムエラーや動作停止などのことを言います。
バグが発生すれば、一度システムを停止することになりますので、品質低下につながります。依頼先の企業にも迷惑がかかるため、こちらも早急な対処が必要です。
上記と同じように勤務時間が増えることが予想されます。
プログラマーに向いている人の特徴4つを紹介
プログラマーの仕事のきつい部分についてお話してきましたが、それではどんな人がプログラマーに向いているのでしょうか?
- 集中力がある
- 新しい情報を自分のものにできる
- 物事に臨機応変に対応ができる
- 論理的に物事を考えることができる
自分にもできる!と思える項目はひとつでもありましたか?
<集中力がある>
プログラマーの仕事は、長時間椅子に座りパソコンと向き合って作業をすることがほとんどです。
周りの環境に左右されず、長時間作業が苦にならない人は素質があるかもしれませんね。
ちなみに私は、学生の頃からにぎやかな場所でも集中して勉強するのが得意でしたので、今も長時間パソコンに向き合うことは楽しいと思っています。
<新しい情報を自分のものにできる>
プログラミング技術は日々進化しており、企業の依頼内容によって使用する言語も異なります。
自分が持っていない知識に気付いたとき、他者に質問をしたり、積極的に勉強する姿勢をみせたりできる人には、誰でも好感が持てますよね。
素直に自分のできないことを受け入れ、勉強できる人には、未経験であってもこの仕事が向いていると思います。
<物事に臨機応変に対応ができる>
プログラマーの仕事には急なトラブルや、依頼変更がつきものです。問題が発生したときに、解決方法を色々な角度からみることができますか?
せっかくここまで頑張ったのに、と思うことも多いかもしれませんが、そんなときに物事を落ち着いて柔軟な思考で考えられる人は適性があるでしょう。
<論理的に物事を考えることができる>
論理的に物事を考える、というのは物事について道筋を立てて考えることです。
プログラミングは、パソコンに正しい指示をいれることで動作を実行させていくため、この論理的な思考が必要不可欠になります。
明確に、順序良く、矛盾がないように指示をしないとシステムは思い通りに動いてくれません。
そのため、論理的な思考ができないとプログラマーとしては働けないといっても過言ではありません。
論理的な思考が得意な人は、未経験だとつまずきやすいと言われているプログラミング技術の習得を、スムーズにできる可能性が高いと言われています。
純粋にプログラマーという響きカッコよくないですか?
憧れのプログラマーになるには日々勉強を続けなくてはいけません。でもやり方が分からないですよね。
こちらの書籍では、作業やプロセスを解説しているので未経験でも始められますよ。
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プログラマーを未経験だと何歳まで?挑戦できる限界は

プログラマーの仕事内容や、なるために必要なこと、またプログラマーをすることのデメリットについてもわかってもらえたと思います。
それでも、プログラマーになりたい!と思っているあなたにお伝えしたいことは、「思い立ったが吉日」です。今すぐに挑戦を始めましょう。
プログラマーを未経験だと早めに挑戦した方がいい理由
プログラマーには、例えば警視庁の採用試験の受験資格が35歳未満、というような年齢制限は設けられていません。
何歳までにならないとダメ、という制限は存在しませんが、30代以降は未経験でプログラマーになるのが難しいと言われる3つの理由があります。
- 求人数自体が少ない
- 体力がついていかない
- 新しい技術を覚え続ける必要がある
プログラマーに限らず、どんな職種でも言われている内容と一致しますね。
<求人数自体が少ない>
20代までは多かった「未経験可」の求人は、30代対象となるとぐっと減ります。
その理由として、同じ未経験ならポテンシャルの高い若者を採用したい、30代以降は教育がしにくいといった内容が挙げられます。
少ない数の求人に応募が集まるため、どうしても競争率が高くなってしまいます。
<体力がついていかない>
プログラマーは、長時間パソコンの前で目や頭をフル回転し続ける仕事です。
エラーが起こるたびに原因を突き止めたり、論理的に思考を張り巡らせたりしながら問題解決に努めなければなりません。
これを何歳まで続けられるでしょうか?経験があればうまく作業効率をあげながら、トラブルと付き合うこともできるかもしれません。
ですが、未経験から始めるとなると、慣れない作業や日々続く知識の習得に体力がついていかない可能性があります。
<新しい技術を覚え続ける必要がある>
IT技術は進化のスピードが速く、常に学習を続ける必要があります。
年齢とともに物覚えが悪くなった、と感じる瞬間はありませんか?私は30代になり、買い物忘れなどの頻度が増えてきたように感じます。
どれだけ努力したとしても、自分より年下の人と比べると、記憶力や情報処理能力が落ちてしまうのは、悲しいことですが事実なのです。
何歳までに、という制限がなくても早く挑戦した方がいい理由はわかってもらえたでしょうか。
在宅勤務ができるスキルを身につけ求人や案件を探そう

やっとプログラマーとして働くことができる!
様々な困難を乗り越え、プログラマーとして勤務を開始しよう!という段階までたどりついたとき、どのように求人を探すかについて知っていますか?
求人や案件の探し方は、会社員として在宅勤務を希望するのか、フリーランスとして在宅案件を請け負うのかによって変わります。
- 会社員として働く場合
- フリーランスとして働く場合
どちらを選択するかにより、求人や案件の探し方も異なるため、順番に説明していきます。
<会社員として働く場合>
企業の求人広告からプログラマーに絞って仕事を探しますが、この時注意したいのが、「完全に在宅勤務が可能かどうか」です。
求人広告サイトなどに、「在宅やリモート勤務可能」と記載があっても、週数回は出勤が必要な場合や、在宅勤務制度はあるが実際は使えないなんてこともあります。
Webなどで気になる会社の勤務実態を事前に調べるか、実際に勤務している人の話を聞いてみるなど、面接を受ける前に確認できることはしておきましょう。
<フリーランスとして働く場合>
フリーランスの場合は、クラウドソーシング(企業がネット上で不特定多数に業務を発注する業務形態のこと)や自身のWebサイト、SNS経由で受注する方法などがあります。
会社に所属していないため、在宅勤務を選択しやすいのがフリーランスの強みです。
フリーランスの場合、会社の後ろ盾がない分、案件を本当にこなせるかどうかをよりシビアにみられることが多い印象です。
クラウドソーシングを利用する際には、プロフィールに細かく実務経験や実績、自分の持つスキルなどを書き込み、クライアントにアピールしましょう。
Webサイトの場合は、オリジナルサイトを作成した上で、スマホアプリなどの成果物を掲載して、自らのスキルを伝えましょう。
まずはクライアントの案件をしっかり遂行すれば、継続して同じ会社や関連会社からの案件を獲得できるようになりますよ。
まとめ

- 主体的に学ぶことで、未経験かどうかは関係なく、プログラマーとして在宅勤務ができるようになる可能性は十分ある
- IT需要の拡大などにより、プログラマーの需要は年々高まっている
- プログラミングスキルは独学やスクールに通うことで学ぶことができる
- 在宅勤務を選択することのメリットは時間の融通が利くことや転勤がないこと
- 労働時間が長いことや、常に勉強を続けなければいけないことが、プログラマーはきついと言われる理由
- 集中力がある人や論理的に物事を考えることができる人はプログラマーに向いている
- プログラマーは新しい技術を覚え続ける必要があるため、未経験の場合挑戦は早い方がいい
- フリーランスとして求人を探す場合は、クラウドソーシングやSNSを利用しよう
この記事では、プログラマーの仕事のきつさや、未経験だと早めに挑戦した方がいい理由など、少しマイナスイメージの内容についても触れてきました。
ですが、IT需要の拡大や在宅勤務が選択できるなど、マイナスイメージを払拭するだけのメリットも多く存在することも知ってもらえたと思います。
簡単な挑戦ではありませんが、「プログラマーになりたい」という強い気持ちがあれば、必ず道は開けると思いますので、頑張ってチャレンジしてみてくださいね。
未経験からプログラマーとして在宅勤務はできます。しかし、勉強は必須です。
とは言っても、いきなりスクールに行くには学費面を見ても敷居が高いですよね。
まずは、こちらの書籍で試してみませんか?プログラマーとして活躍する一歩になるかもしれませんよ。
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