乗り物酔いをしやすい人の特徴は?原因と防止する方法を紹介

生活・趣味

日常生活で車や電車に乗る時に、乗り物酔いをしたことはありませんか?

乗り物酔いをしやすい人には特徴があり、十分に対策をすれば克服することも可能です。

私は先日バスで本を読んでいると、気分が悪くなりました。

外の空気にあたることで体調がよくなりましたが、バスに乗ると気持ちが悪くなることが多いので、どうやら私は乗り物酔いをしやすい人のようです。

そこで、乗り物酔いをしやすい人の特徴や、乗り物酔いを予防する方法について調べたので紹介します。

また、乗り物酔いをしてしまったときの対処法もあわせてお伝えします。

あなたやお子さんが乗り物酔いをしやすい人の特徴に当てはまっている場合、参考にしてみてください。

乗り物酔い起こるとつらいですよね。

この本には乗り物酔いの原因や検査方法が載っています。

原因を知ることで対策も立てやすくなります。

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乗り物酔いをしやすい人の特徴を子供と大人で紹介

乗り物酔いをしやすい人の特徴とは何でしょうか?

乗り物酔いは、目から入る情報と耳で感知する情報にずれが生じ、ずれが不快と判断され、その脳の判断が自律神経に働きかけることで生じます。

つまり、乗り物酔いをする理由には耳や目が関係あるようですね。

乗り物酔いをしやすい人の特徴を子供と大人に分けて紹介しますね。

乗り物酔いをしやすい人とは?子供の年齢により変わる

あなたのお子さんは乗り物酔いを起こしやすいですか?

一般的に、小学校に入学する頃の6,7歳から乗り物酔いが見られるようになり、10歳くらいになるにつれて増える傾向があります。

中学生になると乗り物酔いをする人が多く見られるようです。

子供が乗り物酔いをする理由をいくつか紹介しますね。

  • 夜ふかしをした
  • 乗り物に乗り慣れていない
  • 乗り物酔いをした不安がある

乗り物酔いの原因を知ることで、対策もしやすくなります。

<夜ふかしをした>

遠足や旅行の前日は楽しみで眠れないこともあるでしょう。

しかし、夜ふかしをすることで翌日睡眠不足になります。睡眠不足になることで自律神経を弱らせ乗り物酔いを引き起こしやすくなります。

<乗り物に乗り慣れていない>

子供は大人に比べると乗り物に乗り慣れていないため、乗り物の揺れやスピードをあまり経験していません。

体の揺れを予知できていないことから乗り物酔いをするというケースも考えられます。

<乗り物酔いをした不安がある>

以前車やバスで乗り物酔いをした経験があると、また酔うのではないかと不安になります。

乗り物酔いには精神状態が関係しているので、酔った記憶を思い出すことで再度酔いやすくなるようです。

乗り物酔いをしやすい人とは?大人は体質による

子供の頃と比べて大人になると乗り物酔いを起こさないと言われています。

大人で乗り物酔いをしやすいのは、体質によるものが多いようです。

ここでは大人で乗り物酔いをしやすい人の特徴を5つ紹介します。

  • アレルギー持ちの人
  • 低血圧の人
  • 便秘や下痢を起こしやすい人
  • 不安や緊張している人
  • 乗り物内のにおいに敏感な人

乗り物酔いをしやすい人の特徴について、詳しく見ていきましょう。

<アレルギー持ちの人>

アレルギー症状は、原因であるアレルゲンが体内に入ることで起こります。

アレルギーに関係するヒスタミンが脳の嘔吐中枢も刺激するため、ヒスタミンを放出しやすいアレルギー体質の人は乗り物に酔いやすくなります。

<低血圧の人>

低血圧になると脳や消化器への血液も不足しがちになります。

その結果、低血圧の人は乗り物酔いを起こしやすくなります。

<便秘や下痢を起こしやすい人>

乗り物酔いには自律神経が弱くなることも関わっています。

腸内環境と自律神経は互いに影響し合う関係にあるので、腸の体調を崩しやすい人は乗り物酔いをしやすくなります。

<不安や緊張している人>

乗り物酔いに自律神経が関係していることは先ほども説明しましたね。

不安や緊張などのストレスにより、体内の状態を良く保つ神経全般である自律神経をうまく調整できなくなります。

自律神経の調節を上手にできなくなることにより、乗り物酔いを起こしやすくなります。

<乗り物内のにおいに敏感な人>

車やバスなどの乗り物ではガソリンや人のにおいがこもりやすいですよね。

車内のにおいも乗り物酔いの原因となるので、適度な換気をしましょう。

外がオイルやガソリンのにおいの場合、より体調が悪くなるかもしれないので、気をつけてくださいね。

乗り物酔いをしやすい人は起立性調節障害の可能性あり

起立性調節障害とは自律神経系である交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、めまいや立ちくらみなどを起こす病気です。

乗り物酔いには自律神経が関係しており、起立性調節障害も自律神経に関係ある病気です。

乗り物酔いの際にめまいやふらつきだけでなく、頭痛や腹痛などの症状も出ている場合は、起立性調節障害の可能性があるかもしれません。

他にも乗り物酔いのような症状を起こす病気には、メニエール病や内耳炎なども存在します。

何らかの病気が原因で乗り物酔いを起こしているのではないかと不安な人は、病院に行ってみてください。

乗り物酔いをしやすい人が予防する方法を紹介

乗り物酔いをしやすい人は、少しでも車やバスで快適に過ごしたいことでしょう。

乗り物酔いをしやすい人に向けて、乗り物酔いを防止する方法を紹介します。

乗車前にできる乗り物酔いの予防の方法を見てみよう

まずは、車やバスに乗る前に乗り物酔いを防止する方法を紹介します。

自分は乗り物酔いをしやすい人だなと感じている人は、ぜひやってみてください。

乗車前に乗り物酔いを予防する方法
  • 睡眠をとる
  • 空腹や満腹状態で乗らない
  • 乗り物酔いの薬を飲んでおく
  • ゆったりとした服装にする
  • 酔わないと思い込む

乗り物酔いを予防する方法を詳しく見てみましょう。

<睡眠をとる>

出かける前の日は楽しみでアドレナリンが出ることや、準備のため寝るのが遅くなるかもしれません。

睡眠不足だと自律神経が乱れやすくなるので、乗り物に乗る前日はしっかり睡眠を取りましょう。

疲れも乗り物酔いの原因となるので、しっかり寝てくださいね。

<空腹や満腹状態で乗らない>

お出かけ前のご飯の食べ過ぎや空腹も乗り物酔いの原因となります。

乗り物に乗る当日は、消化にいいものを軽く食べるのがおすすめです。

乗り物酔いを防ぐためには、脂肪分の多い食事を避けることもポイントです。

<乗り物酔いの薬を飲んでおく>

乗り物酔いを防止する薬を事前に飲んでおくことで、乗り物酔いを防止できます。

目安として乗車する30分前に飲んでおくと効きがいいそうです。

薬を飲んでいいのか、どんな酔い止めがいいのか、不安な人は医師や薬剤に相談してください。

<ゆったりとした服装にする>

乗り物に乗る時は、締め付ける服ではなくゆったりした服を着るのがおすすめです。

乗り物に乗っている間だけでもベルトを緩めたり、靴をぬいだりしてもいいでしょう。

<酔わないと思い込む>

酔うかもしれないと不安になることが、自律神経の乱れを起こします。

「病は気から」と言うように「酔わない!」と思い込むことも大切です。

確かに私は気分が悪くなったらどうしよう、と不安に思いながらバスに乗車していました。

これからは、「乗り物酔いをしない!」と思い込みながら乗るようにします。

乗車後にできる乗り物酔いの予防の方法を見てみよう

乗り物酔いの防止は乗車前だけでなく、乗車後もすることができます。

次は、車やバスなどに乗車した後に乗り物酔いを防止する方法も紹介します。

乗車した後に乗り物酔いを防止する方法
  • 座る場所に気を付ける
  • 進行方向を見る
  • 目から入る情報を少なくする
  • リラックスする
  • 換気をする

乗り物に乗った後にできる対策方法について、詳しく見てみましょう。

<座る場所に気を付ける>

乗り物に乗る時は、座る場所に注意しましょう。席によって酔いやすい席とそうでない席があります。

乗用車に乗る場合は助手席に座る、バスに乗る場合は前から5番目の席がおすすめです。

バスに乗る時は、タイヤの上の席に座らないこともポイントです。タイヤの上の席は揺れやすいので、乗り物酔いを起こしやすくなってしまいます。

過去にバスでタイヤの上の席に座ってしまい、とても気分が悪くなりました。

座る位置を少し変えるだけでも、まったく酔いやすさが変わります。

<進行方向を見る>

乗り物酔いはリンパ液が乱されることで起こるので、リンパ液の動きを最小限に抑えましょう。

そのため、乗り物に乗っている間は頭を動かさずに前を向いていてくださいね。

乗り物の進行方向に対して反対に乗ってしまうと酔いやすいので、注意しましょう。

<目から入る情報を少なくする>

目から様々な情報が入ることで、乗り物酔いをしやすくなります。

例えば読書を始めゲームにスマホなど、つい暇なのでやりたくなる気持ちは十分理解できます。

私も本を読むことで気分が悪くなったので、今後は乗り物で本を読まないように気をつけます。

目からではなく音で情報を得るといいでしょう。ラジオやお気に入りの音楽を聞くのもおすすめです。

<リラックスする>

乗り物酔いをしないためには、乗車中にリラックスできることも大切です。

お気に入りの音楽を聞く、ガムなどを噛むことでリラックスできるでしょう。家族や友人とおしゃべりをすることも有効です。

他にはキャンディやチョコを食べることや、ペパーミントティーやジンジャーティーもおすすめです。

お菓子を食べることでリラックスできるだけでなく、空腹状態であることも防ぐことができます。

<換気をする>

乗り物のにおいが原因で乗り物酔いをすることを先ほど紹介しました。

外の空気を取り入れることでにおいによる乗り物酔いを、少しでも防止することができます。

乗り物酔いを予防することができれば、乗り物に乗る時も安心できますよね。

この本を読むことで、乗り物酔いを防止する方法を色々知ることができます。

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乗り物酔いをしやすい人への対処法を3つ紹介

どんなに乗り物酔いを防止する対策をしたとしても、乗車後に気分が悪くなることもありますよね。

最後は、乗り物酔いをしやすい人が実際に乗り物酔いを起こした時にできる対処法を紹介します。

乗り物酔いの対処法は乗り物から降りること

乗り物酔いをしやすい人へ最もおすすめする対処法は、乗り物から降りることです。

乗り物酔いの原因である揺れやスピードを感じなくなるので、混乱していた脳も落ち着きます。

一般道であれば走行の邪魔にならない場所に停め、高速を走行中であればサービスエリアやパーキングに入りましょう。

私が体調を崩したのは高速バスに乗っている時でしたが、運転手に言えばサービスエリアで休憩してくれることもあります。

ちなみに私の場合、ちょうどいいタイミングでサービスエリアに寄ってくれたので、そこで外の空気を吸いました。

外に出て新鮮な空気を吸うことでリラックスすることができます。

乗り物酔いの対処法は身体が楽になる姿勢をとること

気分が悪くなった時にすぐ外に出られないこともあるでしょう。自分で運転していない場合、気分が悪くなったことを言い出しづらいこともあるかもしれません。

次に、乗り物酔いをしやすい人へおすすめする対処法は、楽な姿勢をとることです。

背もたれを倒して横になることや、衣類の締めつけを緩めるのがおすすめです。

シートに横になる時は乗り物の進行方向と並行になると、より症状が緩和されるでしょう。

他には先ほど紹介したように、換気をして車内の空気を入れ替えることや、気を紛らわすことも有効です。

乗り物酔いの対処法は辛い時に吐き気を我慢しない

あまりにも乗り物酔いがひどい時は、吐き気を催すこともあるでしょう。

吐き気がある時は吐いた方が楽になるので、我慢しないのが大切です。

横になったままだと吐いたもので喉が詰まる恐れがあります。吐きそうな時は辛くても起き上がってくださいね。

吐いた後はにおいで再び気分が悪くならないようにするため、できるだけ早くうがいをしましょう。

これらの対処法以外にも、氷水を飲むことや氷を口に含むのも有効です。

手のひらを上にし手首の境からひじ側へ指3本分の場所に乗り物酔いに効くツボがあるので、そこを押すのもいいでしょう。

まとめ

  • 乗り物酔いをしやすい人(子供)の特徴は、乗り物に乗り慣れていない場合や、乗り物酔いをした不安がある場合である
  • 乗り物酔いをしやすい人(大人)の特徴は、アレルギー持ちの人や低血圧の人などである
  • 乗り物酔いを予防するには、睡眠をとることや空腹や満腹状態で乗らないことが大切
  • 乗り物に乗車後は、進行方向を見ることや、目から入る情報を少なくすることが大切である
  • 乗り物酔いをした時の対処法は、乗り物から降りることや身体が楽になる姿勢をとることが有効

乗り物酔いをしやすい人の特徴や克服する方法を紹介してきました。

すぐにでも実践できそうなものが多かったのではないでしょうか?

克服する方法や乗り物酔いをした時の対処法を知ることで、お出かけが楽しくなるといいですね。

乗り物酔いの症状を少しでも軽くしたいですよね。

この本には、自分でできる対処法がわかりやすく書かれています。

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