「仕事を始めたばかりで有給がない!子供たちの夏休み期間どうしよう!?」
「忙しくてまとまった休みなんて取れない!長い夏休み預かり保育はあるの!?」
など、お悩みを抱えているママは多いかもしれません。
今は、ほとんどの園が預かり保育を実施しています!
預かり保育ができる!と聞けば安心ですよね。しかし、申請などが必要な場合も多々あります。
事前に夏休み期間の預かり保育について調べておきましょう。事前に知っておくことで、いろいろな場面に対応する準備が出来ます。
こちらでは、幼稚園の預かり保育の費用のことや、預かり保育の利用が難しくなったときの対応などについて書いています。
幼稚園ママにとって夏休みの預かり保育はとても大切な情報です。1つずつ確認していきましょう。
夏休み預かり保育は働くママの強い味方!対策も紹介

そもそも対策をするべき、子供たちの夏休みの現状はどのようなものなのでしょう。一律して長期休暇?期間は園によってそれぞれ?学年で違うことはある?
初めての夏休みであれば全く想像がつかない方がほとんどだと思います。現状を確認して、事前に対応策を練っておきましょう。
働く幼稚園ママさんは夏休みに子供を預けることができるか不安
幼稚園には長期の夏休みが基本あります。一般的には7月20日くらいから8月31日までとなっています。
義務教育と同じくらいの期間ということですね。
長い夏休みですが、多くの幼稚園では預かり保育を行っています。預かり保育を利用し、安心し夏休みを過ごせるように準備をしましょう。
また、保育園には夏休みはありません。夏休みの過ごし方について不安に思う必要はないでしょう。
理由としては、前提として保育園は、働いているお父さんやお母さんの代わりに子供を預かる施設なので、夏休みが設定されていないのです。
夏休みに預かり保育を活用するメリット
幼稚園の夏休みには預かり保育を活用しましょう。
預かり保育とは、幼稚園が指定している基本時間外に預かってくれるシステムのことを言います。
夏休み以外でも、基本時間より前や後に、土曜日、日曜日、祝日などに園が休みと定めている日に預けたりすることも対象となります。
預かり保育を活用する一番のメリットは、慣れた環境で安心して使うことができる点です。
ベビーシッターや一時保育の活用も便利です。しかし、子供は夏休みの短い間のみ慣れない先生や場所で生活しなければならなくなってしまいます。
子供としても戸惑うことが多いでしょうし、働くママも手続きや準備、先生とも初めてということであれば不安も手間もかかってしまいます。
また、気になる費用は、園によって本当に様々です。
一時間いくら、一回いくらと定めている園や、事前に申請しておけば、月にいくらと定額にしているところもあります。
しかし、基本的にはベビーシッターや一時保育よりも安価です。
中には無償で預かり保育をしてもらえる園もあるようです。早めに確認しておくことが必要ですね。
幼稚園以外でも預かってくれるところはある!
夏休みの預かり保育を実施している幼稚園はたくさんありまずが、もしも利用できないこともあるかもしれません。
そのような事があると大変ですよね。対処法をいくつか紹介します。
- 一時保育
- ファミリーサポート
- ベビーシッター
- 親戚の家
- 両親で協力
上記の方法を活用することで働くママも安心できますね。
<一時保育>
一時保育とは、名前の通り、一時的に子供を預かってくれるシステムのことを言います。
一部の認可保育園やこども園、一般企業の託児所やデパートの中にある保育施設でも対応しているところがあるそうです。
費用や対応時間や料金については施設によってさまざまで、長期で予約を取ることができれば夏休みの預け場所として有効です。
<ファミリーサポート>
ファミリーサポートとは、市区町村が取りまとめて行う、地域の人同士で子育て援助ができるような活動です。
預ける側も、預かる側も市区町村に事前に登録が必要となります。
市区町村が取りまとめているベビーシッターのようなシステムです。
大きく異なる点は、事前に予約が必要な場合が多いこと、主に預かる側の自宅が保育場所になることです。
私の住んでいる地域では、両者の事前面談等が必須になっていました。
<ベビーシッター>
ベビーシッターとは、営利目的の企業が行っている、子供を預けることができるサービスのことです。
サービス内容は企業によってさまざまですが、費用は平均して1時間1700円程度と少し高額な印象です。
しかし、すぐに見てほしい時に対応してもらえたり、基本的に自宅で見てもらえたりするため、迎えに行く必要がない点は大きなメリットです。
近年ベビーシッターを利用するのに福利厚生として補助金の制度を導入している企業もあります。
働くママさんはベビーシッターを利用する際は勤務先に確認してみてください。
<親戚の家>
状況によりますが、近くに親せきがいれば頼ってみるのも方法の一つです。
長い夏休みずっとでなくても、一時保育の予約が取れなかった日などスポット的にお願いするのも一つでしょう。
なるべく早く確認して、できる範囲でスケジュールを調整しておくといいでしょう。
<両親で協力>
調整のしやすいパートや派遣などで就業している人は思い切って長期でお休みを取るのも方法の一つです。
ずっとでないにしても、両親でシフトをすり合わせ、半分ずつ休みを取るなど検討してみてはいかがでしょうか?
子供とゆっくり過ごすいいきっかけになるかもしれません。
夏休みの預かり保育は一部無償化の対象になる

夏休みの預かり保育は、一部無償化の対象になります。
しかし、全額ではなく、就労の条件や手続きもあるため注意が必要です。
- 対象:3~5歳児クラス
- 金額:最大1.13万円まで/月
- 条件:保育の必要性認定
※幼稚園の場合は新二号認定が必要
申請には提出物が必要になるため、早めに準備しておくと余裕をもって対応することができます。
全額でなくとも、夏休みは40日以上あるため、一日に少しでも補助があれば家計の支えになりますね。漏れがないように申請しましょう。
預かり保育の無償化に対応しているのは2号認定
新2号認定とは、保育の無償化を受けるために必要な認定のことです。
1号から3号までありますが、幼稚園の預かり保育の無償化に対応しているのは2号認定になります。
申請には就労証明書が必要になります。また、認定先は市区町村です。管轄の市区町村に申請を行います。
就労の条件としては、両親とも月に64時間以上就労している必要があります。
事後申請を行うことはできないため、忘れずに事前申請しておきましょう。
就業していないママも「求職中」「妊娠・出産」「就学」などの理由があれば対象になることもあります。
また、新2号認定はベビーシッターやファミリーサポートを利用する際も活用できることがあるので、確認しましょう。
夏休みの預かり保育の様々な料金設定3例を紹介
無償化によって預かり保育の自己負担が少し減ることがわかりましたね!
預かり保育の料金設定は園によって様々ですが、もともとどのくらい料金がかかるのでしょうか。実際にある料金設定を少し紹介します。
<月謝プラス5000円/月>
事前に申請した方であれば月謝にプラス5000円で預かり保育可能とのことでした。
しかし、事前に申請をしておらず、急遽預かり保育を使用する場合は月謝+500円/日となるそうです。
<月謝プラス800円/日>
月単位での契約等はなく、一律一日800円で預かり保育可能とのことでした。1か月間に20日通ったと仮定して、単純計算してもひと月に16000円程度の出費になるそうです。
<無償>
毎月の月謝のみ支払いが発生し、それ以外の追加の支払はないとのことでした。とても珍しいパターンのようです。特別な出費がかからないことはとても魅力的ですね!
3つだけ具体的な預かり保育の保育料をあげました。これだけでも園によってシステムや料金設定がバラバラなことがわかります。
規定や条件はさらに細かく決まっていますし、通園中に変わったという話も中にはありました。
あなたのお子さんが利用している幼稚園はどうでしょうか?確認しておきましょう。
夏休みの預かり保育を専業主婦も積極的に利用しよう

夏休みの預かり保育の条件は園によって様々ですので直接幼稚園側に問い合わせましょう。
そして、専業主婦でも積極的に利用しましょう。
基本的には両親のどちらかが専業主婦だとしても、夏休みの預かり保育を対応してくれる園がほとんどのようです。
「専業主婦なのに預かり保育を使うのは気が引ける…」と考えてしまう方もいるようですね。
「世間体が悪く感じる」「専業主婦なら家でみれるんだから預かり保育しなくていいのに」と周囲の人が考えているのでは?
そのように、感じてしまう方が多いようです。一昔前まではそのような考えもあったかもしません。
しかし、今は少子化のためご近所にお友達が居ないという環境です。
その中で、約40日間も子供を遊びに連れ出し、熱中症や脱水にならないか注意をしながら過ごすのはとても大変なことです。
また、子供自身も毎日家で過ごすよりは、幼稚園で友達と遊ぶほうが刺激的で楽しいと感じているかもしれません。
考え方は人それぞれです。周りのことは気にせず、子供と家庭のためを一番に考えて決めてください!
専業主婦でも夏休みの預かり保育は可能か調べておこう
幼稚園によっては、夏休みの預かり保育の対応に違いがあります。
- 預かり保育を実施していない
- 専業主婦は利用できない
- 希望者が多い場合は抽選
上記の3つが主な理由のようですね。それ以外に予期せぬ事態で条件が変わってしまったという事もあります。
- 国の制度が変わってしまい、決められた条件から外れてしまう
- 幼稚園側の意向で預かり保育の値段が上がってしまう
また、2020年から数年続いた新型コロナウイルスの流行によって、預けられる両親の職業が制限されるといった事案もあります。
「預かり保育があるから大丈夫!」と安心せず、今年の預かり保育はどうなっているだろうか。と事前に必要な要件をしっかりチェックしましょう。
まとめ

- 保育園は夏休みなし、幼稚園は基本的に40日程度であることが多い
- 多くの幼稚園は夏休みの預かり保育を実施している
- 預かり保育の使用には申請や条件が必要なことがある
- 預かり保育は、無償化の対象になっている(申請必要)
- 預かり保育は、専業主婦は対応していない、または希望者が多い場合は抽選になることもある
幼稚園で初めての夏休みをもうすぐむかえる方は、わからないことばかりで大変かと思います。
預かり保育のシステムを事前に把握しておいたり、休み中の過ごし方について少し考えておくだけで、夏休みをスムーズに過ごすことができます。
子供と一緒に楽しい夏を過ごすために、しっかり準備しておきましょう!