そろそろお子さんに習い事をさせたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
数ある習い事の中で人気なものの一つが「体操」です。

習い事で体操をさせるのって実際どうなのかしら…?
習い事を決める上で心配になるのが、その「デメリット」ですよね。
実際に、習い事として体操をさせることにもデメリットはあるようです。
しかしデメリットやその対策を事前に知っておくことは、一つの判断材料になりますよね。
もちろん多くの人に選ばれるように、体操をさせることによる効果やメリットがあるのも事実です。
こちらの記事では習い事で体操をさせるデメリットだけでなく、効果やメリット、始めるのに最適な時期についてもまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
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習い事で体操をさせるデメリットについて知ろう

何事においてもデメリットとメリットとの両方があります。
習い事で体操をさせることも例外ではなく、デメリットと感じる部分があるようです。
しかし、デメリットやその対策を事前に知っておくことで、選ぶときの判断材料になります。
そのためには体験教室に参加し、活動する様子をきちんと見学することが必要となります。
体操を習い事として選ぶ際のデメリットやその対策について、そしてなぜ体験教室に参加することが必要なのかについて、詳しく見ていきましょう。
デメリットとして挙げられるのは大きく分けて5つ!
具体的には習い事で体操をさせるのにどのようなデメリットがあるのでしょうか?
- ケガが心配
- お金がかかる
- 子どもによって成長具合が違う
- 待ち時間が長いため時間の割には運動量が少ない
- チームワークを学ぶのは難しい
多く挙げられているのがこの5つでした。詳しく見ていきましょう。
<ケガが心配>
体操は、マットや跳び箱、平均台など様々な器具を使って行います。
そのためケガをしないかなと心配になる親御さんが多いようです。
もちろんケガをしないように専門の先生が見てくれているので、必要以上に心配することはないかと思いますが、実際軽い打撲や捻挫などをする可能性はあるようですね。
<お金がかかる>
これはどんな習い事にも言えることですが、習い事にはお金がかかりますよね。
実際に体操はどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
- 月謝:週1回4,000~8,000円/週2回10,000~15,000円
- 入会金:4,000~10,000円
- その他:ユニフォーム代、保険料、教材費がかかる可能性あり
入会金や月謝だけでなく、ケガに対する保険料なども別でかかってくるのですね。
しかし未就学児の習い事の月平均は10,000円を超えているというデータもあるので、高すぎる…という金額ではないことが分かります。
<子どもによって成長具合が違う>
同じ運動をしていても、子どもによってはすぐできる子もいれば、時間をかけてもなかなかできない子もいます。

お友達は出来るようになったのに…!
どうしてもできる子と比べてしまい、モチベーションが下がって辞めたいと感じるお子さんもいるようです。
<待ち時間が長いため時間の割には運動量が少ない>
グループレッスンとなると順番待ちの時間があります。
人数が多い教室になるとどうしても待ち時間が長くなってしまって、1~2時間の教室なのに実質の運動量は思ったよりも少ないということがあるようです。
<チームワークを学ぶのは難しい>
体操は、グループレッスンだとしても同じことを順番にやっていくというような流れになります。
チームで何かを成し遂げるという競技ではないので、チームワークを学ぶのは難しいようです。
デメリットに対する対策を知り判断材料にしよう
では、それぞれのデメリットに対して考えられる対策は何でしょうか?
- 必要以上に心配せず練習中は集中するように伝える
- 比較的お手頃な値段の教室を探したり幼稚園の園内教室を利用したりする
- 子どもの成長したところを見つけて褒めてあげる
- 少人数クラスがあり、待ち時間の短い教室を探す
- 体操教室と合わせて他のチーム競技にも挑戦してみる
対策があるとデメリットの見え方も変わってきますよね。一つずつ見てみましょう。
<必要以上に心配せず練習中は集中するように伝える>
親が必要以上に心配しているとそれは子どもにも伝わるものです。
子ども自身もケガをしないかな…と不安を感じながらやっていると、萎縮してしまい、逆にケガをしてしまうことがあります。
もちろんケガに注意をすることは必要なことなので、練習は集中して取り組むことを子どもに伝えることが対策になります。
<比較的お手頃な値段の教室を探したり幼稚園の園内教室を利用したりする>
習い事の金額を少しでも抑えたいという方は、各体操教室の値段で比較して入れる場所を決めるのも良いですね。
しかし金額だけで検討してしまうと、遠い場所のため送迎が大変になったり、人気の教室で待ち時間ばかり長くなってしまったりと他の問題が出てきますので注意が必要です。
他には、幼稚園の園内教室という選択肢もあります。
入会金も2,000円程度で、月謝も週1回の教室でおよそ2,000~3,000円と、上記の体操教室の金額と比較するとかなりお手頃な金額になっています。
<子どもの成長したところを見つけて褒めてあげる>
こちらは親の声かけの仕方が大切になってきます。
それぞれの子どもによって成長のスピードが違うことを理解し、我が子の出来るようになったところに注目して思いっきり褒めてあげてください。
親に褒めてもらうことで自分の成長を実感し、モチベーションを保つことができます。
<少人数クラスがあり、待ち時間の短い教室を探す>
待ち時間が長いのが気になるという方は、少人数のクラスがある教室を探してみると良いですね。
クラスの人数が多くなってしまうとどうしても待ち時間は長くなってしまいますが、少人数クラスだとそれを回避することができます。
<体操教室と合わせて他のチーム競技にも挑戦してみる>
小学生以降になってくると子どもにチームワークを学ばせたいという親御さんもいるかと思います。
その場合は、習い事の予算にもよりますが、地域のサッカーチームやミニバスケットボールチームに参加させてみることも一つの手です。
運動の基礎の部分は体操教室で身につけ、チームワークを別の競技で補うことができます。
まずは体験教室に行って自分の目で確認しよう
習い事で体操をさせるデメリットとその対策について見てきましたが、ホームページや問い合わせをすることで分かることには限界がありますよね。
そのため何よりもまずは「自分の目で確かめてみること」が必要です。
そのために活用できるのが「体験教室」ですよね。
では、体験教室ではどういうところを確認したら良いのでしょうか?
- 体操教室までの距離
- 設備と運動内容
- 体操教室の雰囲気
- 先生と生徒の関わり方
色々と確認することがありますね。それぞれ詳しく見てみましょう。
<体操教室までの距離>
送迎が必要な子どもの習い事を無理なく続けるためには、遠すぎない距離が望ましいですよね。
実際に何で送迎をして、どれくらいかかるのかをシュミレーションしてみることが大切です。
<設備と活動内容>
設備については、運動器具が充実しているとそれだけ活動の幅も広がるので見てみる必要があります。
そして実際にどのような内容の活動をするのかも教室ごとで違うので、体験教室に行くことでよく分かりますよね。
<体操教室の雰囲気>
体操教室がどのような雰囲気なのかは実際に見学にいかないと分からないものです。
子どもたちが楽しそうにいきいきと活動している教室だと、我が子も楽しく通ってくれるかな?と思えますよね。
<先生と生徒の関わり方>
どの習い事でもそうかもしれませんが、先生との相性は習い事を続けるにあたってとても重要です。
どういう先生がどのような指導をしているのかを体験教室を通して知ることができますよね。
習い事で体操をさせる効果は絶大!選ばれる理由とは

習い事で体操をさせることでのデメリットやその対策について説明してきました。
とはいえ、子どもの習い事として体操が人気なのは事実です。
それは体操をすることで子どもに良い効果やメリットがあるからですよね。
ここからはなぜ習い事に体操が選ばれるのか、体操をすることでの効果やメリット、そしてゴールデンエイジ期に体操を習うことの良さについて詳しく見ていきましょう。
体操教室の身体的な効果とメリットを6つ紹介
体操教室の「身体的」な効果とメリットは、以下の6つが挙げられます。
- 身体機能の成長が促進される
- 体育の授業で活躍できる
- 他のスポーツ系の習い事での補完になる
- 体幹が鍛えられることで日常生活から姿勢が良くなる
- 寝つきが良くなる
- 免疫力の向上
身体的な部分だけでもかなりの効果とメリットがあることが分かりますね。
<身体機能の成長が促進される>
そもそも体操教室とは、器械体操やマット運動を通して身体の使い方をコントロールする力養う教室です。
転がる、逆さまになる、ぶら下がる、支える、といった日常生活ではなかなか経験できない動きを練習することで全身を上手くコントロールする力を身につけます。
人間の心身の発達は子供の頃の環境が大きく影響します。
特に5~12歳は「ゴールデンエイジ」といって、子どもの身体能力や運動能力が著しく発達する時期です。
ゴールデンエイジ期に体操をすることの良さについては後ほど詳しく説明しますね。
<体育の授業で活躍できる>
学校の体育の授業でも、跳び箱やマット運動などがあるので、体操を習っていることでスムーズに取り組むことができます。
体育の授業の苦手意識がつきにくく、逆にお手本のような存在になるかもしれませんね。
<他のスポーツ系の習い事での補完になる>
体操では、運動神経の基礎が作られるだけでなく、基礎筋力やバランス感覚、柔軟性も身につきます。
つまりどのスポーツにも必要な「体の使い方」を学ぶことができるのです。
それはサッカーや野球、バスケットボールやバレーボールなど色々なスポーツに役立つので、他にスポーツ系の習い事をしていたらその補完になるといえますね。
<体幹が鍛えられることで日常生活から姿勢が良くなる>
体操を習うことで、体の軸である体幹が鍛えられます。
その体幹によって自然に正しい姿勢を保つことができるようになります。
<寝つきが良くなる>
体操教室で適度に運動をすることで体力を消耗し、よく眠れるようになります。
友人の話ですが、子どもの体力が有り余っていて夜なかなか寝てくれないというのが悩みでした。
体操教室を始めてからはいっぱい体を動かして疲れて帰ってくることで、体操教室に行った日はよく寝てくれるようになったそうです。
子どもが寝た後のひとり時間を確保できるのはありがたいですよね(笑)
<免疫力の向上>
基礎体力がつくことで免疫力が上がり、風邪などを引きにくくなります。
健康にすくすくと育ってほしいというのは、どの親も持つ願いだと思います。
体操教室の精神的な効果とメリットを5つ紹介
身体的な部分だけを見てもその効果の高さが分かります。では精神的な効果はどうでしょうか?
- 努力の大切さや達成感を味わえる
- 諦めない力が身につく
- 運動を楽しいと思うきっかけになる
- 挨拶などの礼儀が身につく
- 協調性などの社会性が身につく
精神的な効果は上記の5つが挙げられます。具体的に見ていきましょう。
<努力の大切さや達成感を味わえる>
子どもによってそのスピードは違えど、練習をすることで一つ一つできることが増えていきます。
努力が実って目標を達成することは子どもの「成功体験」に繋がり、大人になっていく上で大切な「自己肯定感」を育てることができます。
成功体験を重ねることができるという意味でも、体操が精神的に良い効果をもたらすことが分かりますね。
<諦めない力が身につく>
跳び箱や逆上がりなど、初めから何でもこなせる子は多くないですよね。
最初はできなくても、何度も何度も練習してできるようになることで諦めない力が身につきます。
<運動を楽しいと思うきっかけになる>
運動が得意な子もいればあまり得意ではない子もいますよね。
しかし体操教室は各種目、その子のレベルによって段階的に設定されています。
体操教室を通じて体を動かすことがより身近なものになります。
さらにどれだけ時間がかかったとしてもできるようになることで、苦手意識がある子どもでも運動を楽しむきっかけになります。
<挨拶などの礼儀が身につく>
教室によっては挨拶などの礼儀に力を入れているところもあります。
体操の技術的なことだけでなく、人として成長する機会になるのは親としてありがたいことですよね。
<協調性などの社会性が身につく>
体操教室の多くがグループレッスンになります。
お友達を応援したり、応援してもらったり、きちんと順番を守ったりと集団行動を通して協調性などの社会性を身につけることができます。
ゴールデンエイジ期の子どもに与える体操の効果
上記でゴールデンエイジ期とは、子どもの身体能力や運動能力が著しく発達する時期だということをお伝えしました。
なぜゴールデンエイジ期に体操をすると良いのかというと、この時期に様々な動作を経験することで脳が刺激され、運動神経が発達するからです。
神経の発達は5、6歳までに大人の約8割が完成するといわれています。
そのためこの時期は、運動の種類や量を増やして運動の基礎をしっかりと身につけることが必要になるのです。
体操教室での転がる、逆さまになる、ぶら下がる、支える、といった普段の生活ではしない動きを通して、体全体の使い方を学ぶことができます。
全身を動かすのに大きい筋肉や細かい筋肉をまんべんなく使うため、子供の体の発達に非常に役立ちます。
そのため体操は、幼児期から小学生までの、運動の神経系の発達の仕上げに最適な習い事といえます。
水分補給はとても大事なので、水筒はいつも持たせているというママさんも多いでしょう。
今の大きさで水分は足りていますか?家に着く前にお茶が空っぽになってしまったという経験も多いと思います。
体操教室は冬でも想像以上に水分が必要となりますので、しっかり水筒を選びましょう。
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習い事の体操はいつから?3から4歳が最適です!

習い事で体操をすることは、身体的にも精神的にも子どもに良い効果があることが分かりましたね。
では子どもに習い事として体操をさせるのはいつからが最適なのでしょうか?
それはずばり3歳から4歳の頃からだと言われています。
なぜ習い事として体操を始めるのは3、4歳からが良いのか、いつまで続けるのが良いのかについて説明していきます。
体操教室に通い始めるのは3歳から4歳からがオススメ
いつから始めるかということは、習い事を決めるにあたって親が悩むことの一つですよね。
子どもを体操教室に通わせた経験がある親御さんがオススメするのは3、4歳からです。
なぜならその頃から「先生の話を理解する力」がついてくるからです。
グループレッスンでは、複数人で一緒にレッスンを受けるので、順番やルールを守れなければケガに繋がる可能性があります。
そのため、先生の話をきちんと聞けることが始める基準になっているようです。
また、3歳を超えてくると体力がある程度ついてきて、持て余すようになります。
ありあまる子どもの体力を体操教室で発散させるために始めたという方も多いようです。
いつまで続けるかは子供と話し合いながら決めよう
いつから始めるかということと同じように、続けているといつまでさせるのかということも親が悩むところだと思います。
子どもの習い事はそのゴールを決めていたほうがいいという方もいます。
しかし私はあえて始める時にゴールを決める必要はないと思っています。
親が決めるのではなく、まずは通っていてどれだけ子どもがその習い事に熱中しているかを見ます。
そしてどこまで達成したいと思っているかなど親子で話し合って決めることが、子供の気持ちを尊重する意味で大切なのではないかと思います。
まとめ

- 習い事で体操をさせるデメリットはあるが、その対策も知ることで判断材料になる
- まずは体験教室にいって実際に自分の目で確認をすることが大切
- 習い事で体操をさせることはデメリットだけでなく多くの効果やメリットがある
- 体操はゴールデンエイジ期の子どもの運動神経の発達に最適
- 習い事で体操をさせるのは3、4歳からが良い
- 習い事をいつまでするのかは子供の様子を見ながら親子で話し合って決める
子供の習い事として体操をさせることのデメリットは、事前に対策を知り、実際に教室を見学することで解消されるものもあることが分かりました。
そして何よりも体操が人気の習い事の一つであるように、子どもに与える効果やメリットが多くあることも分かりましたよね。
子どもの習い事で体操を検討されている親御さんに、この記事が役立つことを願っています。
体操教室に行く時は、熱中症対策に水筒の買い替えましょう。今までの量では足りないかもしれません。
1.5lでたっぷり入るので、「お茶がなくなった!」という心配はありません。
ご家族でも、安心安全に気を付けて体操教室を楽しみましょう。
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