子供が大きくなることはとてもうれしいことですが、子供部屋の模様替えをどうするか悩みますよね。
私も小学生の子供が3人いるので家具や配置をどのようにするかとても悩みました。
子供部屋の模様替えのコツは成長に合わせた家具を選ぶことです。
未就学児と小学生、中高生では全然違う家具が必要になってきます。
また子供部屋の広さや子供の性別、人数、年齢によって家具の選び方が違ってくるので、それぞれのコツについて説明していきます。
子供の成長によって変わってくるリビングの模様替えのコツについても紹介していきますので、是非最後まで見ていってください。
キャスターが付いて模様替えも簡単!
シンプルなデザインでお子様が成長してもずっと使うことができますよ。

模様替えのコツは子供部屋の広さや役割を考えること

家を建てる時や子供が小学校に通いだした時など、多くの方が子供部屋をどうするかについて悩むと思います。
子供部屋は子供の成長においてとても重要な役割があります。
しかし、親の目が届きにくくなるので不安に感じる方もいるかもしれません。
子供部屋の役割やポイント、メリットについてやレイアウトのコツについて紹介していきます。
子供部屋の役割と用意するメリット!注意点も紹介
子供部屋を用意するメリットはなんでしょうか。また、子供部屋を持つことにどんな役割があるのでしょうか。ポイントや注意点も一緒に紹介していきます。
- 子供のプライベート空間を作れる
- 子供の独立心や自立心を育てる
- 引きこもりすぎないレイアウトに気を付ける
子供部屋の役割は、ランドセルや教科書などの収納スペースの確保以外に大きく3つあります。
<子供のプライベート空間を作れる>

そもそも小学生に部屋は必要なの?
子供にもプライベートな時間を確保することは必要です。
私は子供の時狭い家に住んでいたので自分の部屋がなく、友達との交換日記を書く時間や好きな漫画を読む時間など一人になりたい時間がなかなか取れなくて困りました。
誰にも邪魔をされない場所は勉強や宿題に集中できることや、一人になりたい時に自分の時間を作ることができます。
また、友達を呼ぶときにも子供部屋があると周りの目を気にせず遊ぶことができます。
思春期や反抗期を迎える子供は、親と離れて一人になる時間がストレス発散にもなります。
<子供の独立心や自立心を育てる>
子供部屋を作ると自分で整理整頓をしたり、ランドセルや教科書などの持ち物の管理をするようになったりします。
親に頼らずいろいろなことを自分で決めるようになるため独立心や自立心が育ちます。
<引きこもりすぎないレイアウトに気を付ける>
一人になれる時間も大事とは言いましたが、引きこもりすぎないようにインテリアに気を付けなければいけません。
部屋に鍵を作らないようにしたり、テレビを置かないようにしたりして引きこもり過ぎないようにしましょう。
また、これから家を建てる場合はリビングに階段を作るなど、玄関から直接部屋に行けないように建てるのもおすすめです。
家具は何が必要?具体的な模様替えのコツを知ろう
では具体的にどんな風に子供部屋の模様替えをしていけばいいのでしょうか。
- 将来必要な家具を考える
- 子供部屋の形を考える
- 家具のレイアウトでスペースを確保する
以上の3つのポイントとコツを紹介していきます。
<将来必要な家具を考える>
子供が成長していくと必要な家具の大きさも変わってきます。
将来のことを考えて、用途や大きさをよく考えて購入しましょう。
例えば机は大学生まで使うこともあります。可愛い机やかっこいい机もありますが、なるべくシンプルなものを選び、小物や飾りでアレンジして個性を出すのはどうでしょうか?
またクローゼットやタンスなどの家具も、子供の成長に合わせて高さや幅を変えることが出来るものがおすすめです。
子供の成長に合わせて家具を買い替えるのも悪くないですが、できるだけ同じ家具を使っていけるようにサイズや用途をよく考えて購入するのがコツです。
<子供部屋の形を考える>
子供部屋の模様替えは広さも大事ですが部屋の形も大事になってきます。
面積が同じでも正方形の部屋と長方形の部屋では、長方形の部屋の方が壁面に収納を設置しやすくすっきりと収まる場合もあります。
窓の位置や大きさも家具の配置や形、大きさに気を付けなければいけません。
クローゼットや本棚など大きな家具を置きたい場合は壁が広い部屋を選ぶ必要があります。
<家具のレイアウトでスペースを確保する>
部屋を広く使うコツは勉強机とベッドをL字型に配置することです。
部屋の中心が空くので遊ぶスペースが確保できます。
また、勉強机とベッドを向かい合う壁に付くように対面に置くと家具がまとまって見えすっきりとした部屋になります。
ランドセルや教科書など学校用品の収納は勉強机の隣に置くなど、カテゴリー別に収納位置を決めると準備や片付けがスムーズになります。
子供部屋の広さや人数別の模様替えのコツを紹介
部屋の広さや使う人数でも子供部屋のインテリアは変わってきます。
部屋の広さと人数別に子供部屋の模様替えのコツを紹介していきます。
4畳半の部屋
4畳半の部屋はコンパクトに勉強机、ベッド、小さな本棚などを置けるぐらいの広さです。
小学生の子供だったら大きな荷物もあまり無く、大きな家具をあまり必要としないので、勉強や寝るだけの部屋としてなら十分な広さです。
部屋が広くない分、家具同士の距離が近いので片付けや掃除が楽にできます。
友達を呼んで遊ぶには少し狭いのでリビングや客間などにキッズスペースを別に用意するのがおすすめです。
6畳の部屋
6畳の部屋は一般的なサイズの部屋になります。
勉強机、ベッド、収納家具を置いても余裕のある広さなので大きくなっても十分な広さがあります。
部屋を広く見せたい場合は家具の背を低くしたり、明るい色の家具を置いたりするのがコツです。
8畳以上の部屋
8畳以上の部屋になると2人以上で使うこともあると思います。
子供2人で1つの部屋を使うとお互いのスペースの取り合いでケンカになったり、持ち物がどっちの物かわからなくなったりするかもしれません。
それを防ぐために部屋を区切ってしまうのがコツです。
部屋を区切るにはパーテーションを使ったり、本棚や収納家具で壁を作ったり、勉強机を背中合わせに置いたりする方法があります。
私の家は9畳の部屋を後から壁で区切れるように、初めからドアを2つ設置しました。
また、それぞれ好きな色でインテリアをそろえることで雰囲気を変え、別の空間のように演出するのもおすすめです。
棚の高さを自由に変えられるので小学生から大学生まで長く使えます。
奥行きはわずか41cmとスリムなので部屋を区切るためのパーテーション代わりにもなりますよ。

模様替えのコツは中学生以降はシンプルを意識しよう

子供が中学生以降になるとおもちゃが必要なくなり、勉強道具が増え、小学生までのインテリアでは不便になってきます。
必要な家具は大きなものでいうとベッド、机、収納家具、本棚あたりとなります。
中学生以降の子供部屋の模様替えをするときのコツについて、また大量に出る不用品の処分方法について紹介していきます。
大きな家具はたったの4つ!中学生は意外とシンプル
子供が中学生になると体も大きくなり、小さい頃から使っていた家具はだんだん使いにくくなってきます。
おもちゃで遊ぶこともほとんどなくなるので、子供部屋は意外とシンプルです。
- ベッド
- 机
- 本棚
- 収納家具
模様替えをするにあたり大きな家具はこの4つがあれば特別不便なことはありません。
<ベッド>
中学生になってベッドを新しく購入するのであれば、一般的なシングルベッドがおすすめです。
中学生はベッドから落ちることもあまりないので手すりや柵はないもので大丈夫です。
部屋が狭い場合や部屋を広く使いたい場合はベッドと収納、机が一つになったシステムベッドもいいですね。
<机>
中学生以上は子供部屋で過ごす時間が多くなり、勉強する時間も増えます。
ですので机周りの収納を充実させ、使い勝手を良くするのがコツです。
中学生になって机を買い替える場合は大人になっても使えるようなシンプルなデザインがおすすめです。
小学生で机を買うときに将来を見越してシンプルなデザインのものを買っておいてもいいですね。
<本棚>
中学生になると小学生のころよりも教科書などが増えます。
漫画や本が好きな子だと本棚はすぐにいっぱいになってしまいます。
私も子供のころから漫画が好きだったので本棚は漫画でいっぱいでした。
本棚を購入する場合は、何を収納するのか考えて収納量に見合った本棚を選ぶのがコツです。
基本的には省スペースで収納力の高いものを選ぶのがよいでしょう。
また、収納が多めに付いた机にするのも一つの手です。
<収納家具>
中学生になると服の収納は親がしてあげることもあまりなくなり、自分で管理するようになると思います。
片付けが苦手な子には片づけやすい収納家具を用意してあげるといいですね。
かけるだけで収納できるハンガーラックがおすすめです。
不要なものは処分してしまおう!フリマサイトも利用
中学生になり子供部屋の模様替えが終わると小さいころに遊んでいたおもちゃや絵や工作などの作品、小学校の教科書など不要なものがたくさん出てきますね。

収納するには場所を取るけど捨てるのはもったいないし…
そう考えて押入れの奥にしまい込む方もたくさんいると思います。
私の家も屋根裏に子供たちの小さいころの作品や、思い入れのある服などが眠っています。
ですが、やはり場所を取ってしまうので一定期間を過ぎたら思い切って処分してしまいましょう。
ただ捨てるのはもったいないと思う方はリサイクルショップやフリマサイトなども利用するといいですよ。
衣類やおもちゃなど
小さいころの服やおもちゃなどを処分するときにまず思い浮かぶのは、リサイクルショップやフリマサイトで売ってしまうことです。
正直それほど大きな金額にはなりませんが、あまりにも量が多いと捨てるのにもお金がかかってしまうことも多いですよね。
また、友人や知り合いに小さな子供がいる場合は譲るのもいいですね。
近くに譲る相手がいない場合はNPOの支援団体や保育施設に寄付することもできます。
教科書や参考書などの本
教科書などは見るかもしれないと思って取って置く人も多いのではないでしょうか?
私も子供の時は捨てることができず机の足元に山積みにされていました。
苦手科目なら見返すこともあるかもしれませんが、取っておくのも1年分で大丈夫です。
教科書や参考書はリサイクルや人に譲るものでもないので処分するしかありません。
自治体のルールに従って思い切って処分してしまいましょう。
絵や工作などの作品
絵や工作は思い入れも強く、成長もわかるのでなかなか捨てにくいですよね。
友人などに聞くと写真を撮って処分している人が多いようです。
またどうしても捨てられないものはインテリアとして飾るのもいいですね。
絵は額縁に入れて飾るととても素敵に部屋を彩ってくれます。
以上、不用品の処分についてご紹介しましたがとても役に立つ内容でしたね。
特に子供の作品はいつまでも大事に取っておきたいものです。
私も作品を写真に撮って保存していこうと思います。
模様替えのコツはリビングの全体像を見よう

子供部屋の模様替えが終わり、子供の物がリビングからなくなるとなんとなく寂しくなります。
思い切ってリビングも一緒に模様替えをしてみるのはどうでしょうか?
子供部屋ができてもリビングは家族全員が集まる大事な場所です。
リビングの模様替えのコツは部分的に見るのではなく、全体像を見ることです。
壁の色と家具の色は合っているか、動線は動きやすいか、今の家族構成に合っているかなどをしっかり考えましょう。
リビングの模様替えは全体像を見て動線を意識しよう
リビングの模様替えは動きやすい動線を意識するのがポイントです。
動線を整理すると部屋の空間が分かれずに広く使うことが出来ます。
リビングの模様替えをするときに大事なコツを紹介していきます。
- しっかりと長さを測る
- 動線を意識する
- 「視線の抜け」を作る
- オープンスペースを大事にする
- 必要なスペースについて考える
以上の5つのコツをしっかり意識し、リビングの模様替えをしていきましょう。
<しっかりと長さを測る>
子供部屋の模様替えでも大事なことですが部屋と家具のサイズをしっかりと測るのがコツです。
ラックなどの収納家具は入れたいものが入らないこともあるため内寸もきちんと測りましょう。
高さのある家具の場合は天井の高さが必要です。
また忘れがちですがドアや階段、マンションやアパートの場合はエレベーターのサイズもできるだけ測っておきましょう。
<動線を意識する>
動線とは家族や自身がリビングでソファに座るとき、立って何かを取るときなどにどのようにして動くかの道すじの事です。
家具を置いたときに想像通りにスムーズに動けるかがとても大事なポイントになります。
例えばソファの前で家族とすれ違う時テーブルがあると窮屈ではないか、などスペースに余裕があるかを考えるのがコツです。
どうしてもスペースが足りない場合は家具を置かない判断をすることも大事です。
<「視線の抜け」を作る>
ソファに座ってテレビやDVDなどを楽しんでいてなんとなく落ち着かないと思ったことはありませんか?
もしそう感じることがあるならそれは「視線の抜け」がないからかもしれません。
テレビラックの背が高かったり、テレビの後ろに仕切りがあったりすると奥行きが無く狭く感じることがあります。
「視線の抜け」を作るためには視線の向こうにスペースを作ることが大事です。
奥に窓があったり、背の低い家具を選んだりすると視線の抜けができ、部屋を広く感じることができます。
<オープンスペースを大事にする>
家具が部屋の3分の1以上の割合を占めると狭く感じてしまいます。
なるべく家具を減らしオープンな空間を作るのがコツです。
床がなるべく多く見えると広く感じるので、家具を壁や窓に沿わせて置くなどの工夫が必要です。
<必要なスペースについて考える>
家具を置くときに行動別で必要なスペースを考えるのがコツです。
人が通るときに必要なスペース、ご飯を食べるのに必要なスペース、ソファでくつろぐのに必要なスペースなどをよく考えましょう。
また引き出しや扉の開け閉めなどのスペースも忘れずに置きましょう。
リビングで一番大きな役割を担うソファの置き方3選
リビングで一番重要な家具はソファです。そこでソファの置き方、基本のレイアウトを3パターン紹介します。
- L型レイアウト
- 対面型レイアウト
- コ型レイアウト
ソファの置き方で部屋の印象が変わるのでコツを掴み、よく考えて配置しましょう。
<L型レイアウト>
L型はリビングにデッドスペースを作りにくく、部屋を有効活用しやすい形です。
我が家も3人掛けと1人掛けのソファをL字に配置しています。
来客時にも斜めで顔を合わせながら会話ができるので、お客様にもくつろぎの時間を過ごしてもらえます。
<対面型レイアウト>
対面型はテーブルをはさんで向かい合うスタイルです。
リビングがあまり広くない場合は、両側のソファを壁につけるとリビングを広く利用できます。
リビングの中央に配置するときは、後ろに人が通れるスペースを作らないといけないのでL字にする方が使い勝手もよいでしょう。
<コ型レイアウト>
文字通りソファをカタカナのコの字型に配置するスタイルです。
L型と対面型の中間のようなスタイルで、二世帯住宅などのように家族が多い場合によく使われる形です。
まとめ

- 子供部屋は子供のプライベートを守り自立心や独立心を育てる
- 子供部屋の模様替えのコツは成長に合わせた家具を用意すること
- 子供部屋を広く見せるには机とベッドをL字型にする、また家具の高さを低くする
- 中学生の子供部屋のコツは4つの家具でシンプルにする
- リビングの模様替えは全体像を見て動線を意識することがコツ
子供部屋やリビングの模様替えのコツについてお話ししましたが、一番大事なことは部屋を使う人が過ごしやすいくつろげるスペースを作ることです。
今日紹介した基本をおさえて、好きなインテリアを置いて、好きな色の部屋に模様替えをして毎日楽しい気分で過ごしましょう。
棚を移動すればテレビ台にも使うことができ、リビングでも大活躍のラックです。
キャスターが付いているので掃除も楽々です。
