キャンプで焚き火をすることができると、楽しい気持ちになります。
焚き火は天候に影響を受けやすく火を起こすことも大変だ、と思っているあなたにオススメなのが薪ストーブです。
薪ストーブを使えば、キャンプで簡単に焚き火気分を味わうことができますよ。
薪ストーブは天候に影響されないというメリットがあり、冬のキャンプを素敵にしてくれるアイテムです。
しかし、薪ストーブには手間がかかる、コストパフォーマンスが悪い、などのデメリットも存在します。
キャンプで薪ストーブを使った友人は、手入れが面倒くさいと言っていました。
ただ、薪ストーブの上で調理できて家族との思い出になったとも教えてくれましたよ。
そこで、薪ストーブのメリットとデメリットや、ほかのストーブとの比較を見ていきましょう。
薪ストーブに火をつけるのは大変な作業ですよね。
着火剤には火をつけやすくなるというメリットがあります。
こちらの着火剤を使うことで、初心者の方でも簡単に火をつけることができますよ。
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薪ストーブのメリットはキャンプを素敵な空間にできる

冬にキャンプをしているとき、薪ストーブにあこがれたことはありませんか?
薪ストーブは炎の揺らめきを感じることができて、キャンプを素敵な思い出にしてくれますよね。
しかし、残念ながら薪ストーブにはメリットだけではなく、デメリットも大きい場合があります。
そこで、ここでは薪ストーブのメリットとデメリット、石油ストーブとの比較を見ていきますね。
薪ストーブのメリットは?テントの中で焚き火ができる

薪ストーブってなんだか素敵な感じがするよね
テントの中からゆらゆらと揺れる炎を見ることができると、癒やされること間違いなしですね。
薪ストーブにはこのようなメリットがほかにもあるので、一緒に見ていきましょう。
- ほかのストーブと比べて火力が高い
- 天候を気にすることなく焚き火が楽しめる
- 薪ストーブの上で調理ができる
キャンプが楽しくなりそうなメリットがたくさんありますね、それぞれ詳しくご紹介していきます。
<ほかのストーブと比べて火力が高い>
薪ストーブは石油ストーブや電気ストーブより暖かいことが特徴です。
冬のキャンプではテントの中が冷えて、暖まるのにも時間がかかりますよね。
そんなときに薪ストーブを使うと、テントの中が暑いくらいに暖かくなります。
薪ストーブは煙突に熱をためておくことで、テントの中を暖めてくれる仕組みです。
この仕組みによって真冬のキャンプでも寒さを我慢することなく、快適に過ごすことができますよ。
<天候を気にすることなく焚き火が楽しめる>
薪ストーブに魅力を感じている方の多くは「炎」を感じたいと思っているのではないでしょうか。
炎が揺れている景色をボーッと眺めていると、心がやすらいでいきます。
暖かいテントの中で好きな音楽をかけてゆっくり薪ストーブの中にある炎を見る、なんて贅沢な時間を過ごしてみたいですよね。
また、薪ストーブは天候に影響されることなく設置することができるので、キャンプで焚き火を味わいたい!という方にオススメです。
薪ストーブがあれば、焚き火の気分で炎の揺らめきを楽しむことができますね。
<薪ストーブの上で調理ができる>
薪ストーブの上でお湯をわかしたり、スープを煮込んだりと簡単な調理をすることができます。
冬のキャンプでは体の中から暖まることが、風邪をひかないためにも大切になりますよね。
しかし、冬のキャンプ場では簡単にお湯を用意することはできません。
そこで、薪ストーブを使うことで常にお湯がわいている状況を作ることができますよ。
お湯があればコーヒーなどの飲み物や、料理にも使うことができます。
また、乾燥しがちな冬のテント内を加湿してくれるというメリットもあります。
薪ストーブはとにかく暖かいというメリットがあり、冬のキャンプには役立つアイテムです。
しかし、薪ストーブにはデメリットも存在しているので、次の項目でそちらもご紹介していきますね。
薪ストーブの設置方法は簡単?やり方を見てみよう
薪ストーブの設置は難しそうなイメージがありますよね。
しかし、注意すべきポイントを守れば薪ストーブを設置することができますよ。
そこで、薪ストーブを設置する方法をご紹介していきます。
- 薪ストーブを組み立てる
- 煙突の先端に火の粉止めを付ける
- テントの穴から煙突をまっすぐに出す
- テントが狭い場合は熱を防ぐ板を設置する
工程としては少ないですよね、それぞれの内容を見ていきましょう。
<薪ストーブを組み立てる>
まずは、テントの中で薪ストーブを組み立てることから始めます。
薪ストーブによって組み立て方は異なるので、あなたが持っているものに合わせてくださいね。
薪ストーブを設置する場所は、テントや障害物から離しましょう。
<煙突の先端に火の粉止めを付ける>
薪ストーブを使っていると、煙突から火の粉が飛んでくることがあります。
それを防ぐために「火の粉止め」を煙突の先端に付けておきましょう。
ただし、火の粉止めはススが詰まりやすいため、事前に使える状態かを確認してくださいね。
<テントの穴から煙突をまっすぐに出す>
火の粉止めを付けることができたら、テントの穴から煙突を出します。
薪ストーブの種類によって、煙突を出す方向が変わるので確認してみてくださいね。
上から出す場合は、まっすぐに煙突を設置し金属とロープで固定します。
横から出す場合は、ある程度水平に出してから、地面と垂直になるように設置する必要がありますよ。
煙突をL字にするイメージで設置するとわかりやすいですね。
固定の方法は上から出す場合と同じで、金属とロープを使います。
また、煙突を設置するときは、テントとの接触部分に煙突ガードを付けましょう。
煙突ガードをつけると薪ストーブの熱でテントが溶けてしまうことを防いでくれます。
<テントが狭い場合は熱を防ぐ板を設置する>
こちらは、充分なスペースがあるテントには必要ありませんが、準備しておくと安心ですよ。
熱を防ぐ板はテントが溶けないように熱から守ってくれます。
一般的には金属でできている反射板を使い、薪ストーブを囲むように設置しますよ。
また、反射板を使うことで熱を逃がしにくくなり、より暖かい空間を作ることができます。
狭いテントで薪ストーブを使うときは、熱を防ぐ板を必ず用意しましょう。
薪ストーブの設置は工程だけ見ると簡単そうですが、重労働になります。
それでも、設置し終えた達成感や薪ストーブがある空間など、嬉しいこともたくさんありますよね。
薪ストーブが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
薪ストーブを使いたい!対応するテントの選び方を紹介
キャンプで薪ストーブを使うときは、専用のテントを用意する必要があります。
煙突を出す穴が開いており、火に強く高温になっても溶けない素材のテントを選びましょう。
ここでは、薪ストーブに対応しているテントの選び方をご紹介していきます。
- 煙突を出す穴やダブルファスナーがついているテントを選ぶ
- 薪ストーブを置けるくらい広いテントを選ぶ
- 火に強いコットン製のテントを選ぶ
- 冷気を防ぐためにスカート付きのテントを選ぶ
以上の4点がテントを選ぶポイントになりますよ、それぞれ詳しく見ていきましょう。
<煙突を出す穴やダブルファスナーがついているテントを選ぶ>
薪ストーブに対応しているテントには、天井や壁の部分に煙突を出すための穴が開いています。
この穴から煙突を出し、煙を排出したり換気を行ったりすることができますよ。
ただし、薪ストーブに対応しているテントは少ないため、探すのが大変というデメリットがあります。
そんなときはダブルファスナーのテントを使うことで、薪ストーブに対応することが可能ですよ。
ダブルファスナーとは、2つのファスナーがついているテントのことです。つまり、入り口が2つあるということですね。
ダブルファスナーのテントなら1つを入り口として、もう1つは煙突を出す穴の代わりとして使うことができます。
薪ストーブに対応しているテントで理想のものが見つからない場合は、ダブルファスナーから選んでみましょう。
<薪ストーブを置けるくらい広いテントを選ぶ>
薪ストーブを使うときは広めのテントを選ぶと、事故が起こりにくくなりますよ。
狭いとテントが溶けてしまったり、一酸化炭素中毒を起こしやすくなったりという危険があります。
キャンプに行く人数+1人分のスペースを確保すると安心です。
キャンプに行く人数と薪ストーブの大きさを考えて、テントを選ぶと失敗しにくいですね。
<火に強いコットン製のテントを選ぶ>
薪ストーブでは火の粉が飛んでくる可能性があり、防火素材のテントを使わないと穴が開いてしまいます。
例えば、ポリエステル製のテントは軽くて持ち運びに便利ですが、燃えやすく薪ストーブを使うには向いていません。
コットン製のテントなら、多少の火の粉で穴が開く心配はなく、保温性にも優れています。
また、吸水性も良いので結露でテント内が水浸しになることもありません。
薪ストーブを使うときは、火に強いコットンが配合されているテントを使いましょう。
<冷気を防ぐためにスカート付きのテントを選ぶ>
テントには、スカートという地面との隙間をなくす布がついていることがあります。
冬にキャンプをする場合は、スカート付きのテントを選ぶと外からの冷気を防いでくれますよ。
薪ストーブでテントを温めても、外から冷たい風が入り込んでは意味がありませんよね。
スカート付きのテントは冷気の侵入を防いでくれるので、薪ストーブの温かさをより感じることができます。
テントにはさまざまな特徴があり、薪ストーブを使うことができないものもあります。
いつも使っているテントの中で薪ストーブに火をつけると、火事などの事故が起こるかもしれません。
薪ストーブを使うときは、火に強い素材のテントを使うようにしましょう。
薪ストーブはメリットよりデメリットの方が大きい

薪ストーブはキャンプを素敵な空間にしてくれるというメリットがありますよね。
残念ながら薪ストーブには、メリットだけではなくデメリットの方が大きい場合もあります。
メリットだけではなくデメリットにも目を向けてから、薪ストーブをキャンプに導入するか検討してくださいね。
それでは、薪ストーブのデメリットについて見ていきましょう。
薪ストーブはデメリットの方が大きい場合もある

薪ストーブにはどんなデメリットがあるの?
薪ストーブは場合により、メリットよりデメリットの方が大きいこともあります。
メリットとデメリットを理解したうえで、キャンプに導入するのかを考えると良いですよ。
それでは、薪ストーブのデメリットをご紹介していきます。
- 薪ストーブの設置や片付けの手間がかかる
- 薪を用意したり入れ続けたりする必要がある
- 薪ストーブの大きさによっては持ち運びが大変
- 薪や専用のテントなどの費用がかかる
- 一酸化炭素中毒にならないように気を付ける必要がある
キャンプには力仕事がつきものですが、薪ストーブの負担は大きそうですね。
薪ストーブに関してのデメリットを、それぞれ詳しく見ていきましょう。
<薪ストーブの設置や片付けの手間がかかる>
薪ストーブの設置や片付けは、それぞれ1時間程度かかります。
薪ストーブはテントの外に煙突を出す必要があり、温度も高温で放っておくと布が溶けてしまいますよね。
テントを守るために専用の器具を煙突につけたり、まっすぐ立つように固定したりと気を付ける場面がたくさんありますよ。
また、片づけをするにも火がついている状態では何もできないので、消化する時間まで計算しておく必要があります。
すすで汚れた薪ストーブや中にたまった灰を片づける作業は大変ですよね。
この作業が自分にもできるかや、片付けに時間をとることができるかを考えてみると良いですよ。
本来、薪ストーブはテントの中で使うことは想定されていないので、気を付ける場面が細かくあります。
しかし、適当に設置してしまうと事故につながるので、しっかりと確認しながら薪ストーブをあつかいましょう。
<薪を用意したり入れ続けたりする必要がある>
薪ストーブは火が消えないように、薪を入れ続けなくてはいけません。
約30分~1時間の間に薪が1本燃え尽きてしまうので、定期的に補充する作業が必要です。
この作業を行わないと火が消えてしまうので、寝ている間は薪ストーブが消えてしまい、テントの中が冷えてしまうこともあります。
薪がすべて燃え尽きてしまわないように、定期的に薪ストーブの様子を見ておきましょう。
<薪ストーブの大きさによっては持ち運びが大変>
冬のキャンプでは寒さ対策のために防寒着など、荷物が多くなりますよね。
その中に薪ストーブが追加されると、荷物を圧迫する可能性があります。
薪ストーブの中には小さめでコンパクトに収納できるものもありますが、燃料である薪も場所をとってしまいますよ。
車にどのくらいの荷物が入るのかも気にする必要がありますね。
<薪や専用のテントなどの費用がかかる>
石油ストーブも灯油代はかかりますが、薪の値段はものによっては倍以上になります。
また、テントも薪ストーブの火の粉に耐える素材のものを用意する必要があり、コストパフォーマンスが悪いこともデメリットです。
テントや薪ストーブを用意し薪を買い続けることができるか考えてから、キャンプに導入するか考えると良いですね。
<一酸化炭素中毒にならないように気を付ける必要がある>
薪ストーブを使うにあたって1番気を付けたいことは、一酸化炭素中毒にならないようにすることです。
一酸化炭素は無味無臭で中毒を起こしていることに、気が付きにくいのが特徴です。
一酸化炭素中毒の症状が出たときにはもう体を動かすことができない、なんてこともあります。
安全に薪ストーブを使うために、テントから煙突を出す、定期的に換気を行う、などに気を付けましょう。
薪ストーブはキャンプをより楽しくしてくれるアイテムです。
しかし、デメリットも少なくないため、しっかりと薪ストーブの特徴を知る必要があります。
冬にキャンプで安全に薪ストーブを使う前に、注意すべきことを確認してください。
ストーブと石油ストーブの違いは?比較してみよう
冬のキャンプではテントを暖めるために、ストーブを使いますよね。
ここまで薪ストーブについてご紹介してきましたが、石油ストーブとの違いは何があるのでしょうか?
それでは、薪ストーブと石油ストーブの違いを比較しながら見ていきます。
薪ストーブ | 石油ストーブ | |
設置 | 手間がかかる | 楽に設置できる |
点火までの時間 | 薪に火をつけるので時間がかかる | スイッチ一つですぐに点火できる |
火力(暖かさ) | ストーブの中で1番暖かい | 薪ストーブに比べて火力が弱い |
持続性(点火している時間) | 薪を入れ続けても日が消えることがある | 灯油をいっぱいにすれば長時間持つ |
燃料 | 薪 | 灯油 |
1時間当たりの料金 | 約100~200円(1時間) | 約20~60円(1時間) |
特徴 | 薪ストーブの上で調理ができる 炎を見て癒やされる | キャンプ以外でも使える 楽にメンテナンスできる |
やはり、石油ストーブと比べてみると、薪ストーブはデメリットが多い印象になりますね。
薪ストーブはキャンプをより楽しみたい方にオススメなアイテムです。
面倒くさくて管理をしないでいると事故につながるので、暖める目的でストーブを使う方は石油ストーブの方が良いかもしれません。
しかし、炎の揺らめきで非日常を感じ、癒やしを求めている方は薪ストーブを使うと素敵な空間を作ることができます。
私の友人はキャンプで薪ストーブを使ってみたところ、とても暖かくて良かったと言っていました。
薪ストーブの上で鍋を作って家族で食べたことが、楽しい思い出になったそうです。
設置や片付けは大変だったけど買ってよかった、と話してくれました。
薪ストーブは家族との思い出をより楽しいものにしてくれるアイテムです。
1日にかかる料金やマメに手入れができるかを考えて、石油ストーブと薪ストーブのどちらを使うかを考えてみると良いですね。
薪ストーブにさまざまな材質があるように、着火剤にも種類があります。
こちらの着火剤は環境に優しい素材で作られていて、長期間の保存にも適していますよ。
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薪ストーブで鋼板製のメリットは手入れが楽なこと

薪ストーブには鋼板製などの材質や、開放式などの暖め方に種類があることをご存じですか?
薪ストーブには、鋼板製、ステンレス製、鋳物製の3種類、材質がありそれぞれメリットも異なります。
鋼板製と鋳物製は長く使いたい方に向いている、ステンレス製は初心者の方が使いやすい、というメリットがありますよ。
そこで、薪ストーブの材質や暖め方の特徴をまとめたので、メリットやデメリットを一緒に見ていきましょう。
薪ストーブは使われている材質によって特徴が異なる
薪ストーブには、鋼板製、ステンレス製、鋳物製、の3つの材質が良く使われています。

同じ薪ストーブでも材質によって何か変わることがあるの?
それぞれの材質によって火力や持続時間、重さなど、薪ストーブの特徴が変わりますよ。
そこで、薪ストーブがそれぞれの材質によって、どのような特徴があるのかを見ていきましょう。
- 暖まるスピードと冷えるスピードが速い
- 一定の温度で温めてくれる
- デザインがシンプルで調理に向いている
- 熱によりパーツから金属音が鳴ることがある
鋼板製の薪ストーブの特徴は、暖まりやすく冷めやすいので、手入れがしやすいことです。
テントの中をすぐに暖めたい、使い終わった後すぐに片づけたい、という方にオススメですね。
また、デザインがシンプルで屋根の部分は平らなものが多いので、調理するための鍋ややかんを置いておくことができますよ。
ただし、熱によって鋼が伸縮するため、パーツ同士がぶつかり金属音が鳴ることがあります。
静かな空間を作りたい方は、ほかの材質の薪ストーブを使うと良いかもしれません。
- 軽いので持ち運びやすい
- 錆びにくく手入れが楽
- 持続時間が短いので長時間の使用には向かない
- 他の材質の薪ストーブより壊れやすい
ステンレス製の薪ストーブは火力が弱いので、小さなテントを使っている方や日帰りのキャンプにオススメです。
小さく手入れが楽なので、薪ストーブを使ったことがない方でも使いやすいですよ。
ただし、火をつけてからの持続時間が短いので、長時間の使用や大きなテントで使うには向いていません。
また、他のストーブより壊れやすいので、消耗品のひとつとして考えておきましょう。
- 熱が冷めにくく持続時間が長い
- 凝ったデザインのものが多くありオシャレ
- 暖まるまでに時間がかかる
- 温度の変化に弱く管理が難しい
鋳物製の薪ストーブは、おしゃれなデザインが目を引くものが多くあります。
素敵な模様がほどこされている薪ストーブが空間をオシャレにしてくれますよ。
ただし、暖まるまでに時間がかかり温度変化にも弱いため、管理には気をつかう薪ストーブです。
薪ストーブ専用の温度計をこまめに確認し、薪の量を調整する必要があります。
ですが、1度暖まれば冷めにくいため、長時間の使用に向いていますよ。
鋳物製はキャンプなど屋外で使うより、部屋の中などの屋内で使われることが多い薪ストーブです。
薪ストーブといっても材質によって向き不向きがあり、使いたい目的から選ぶと良いですね。
材質の特徴を知ることができれば、あなたに合った薪ストーブを見つけることができますよ。
暖め方にも種類がある?それぞれの特徴を紹介
薪ストーブは材質のほかに、暖め方にも種類がありますよ。
開放式、輻射式、対流式の3種類があり、薪ストーブの中にはそれぞれの方法が組み合わさっているものもあります。
そこで、薪ストーブの暖め方の種類について特徴を詳しく見ていきましょう。
- 暖炉と同じ構造で窓がない
- 昔からある薪ストーブでデザインがオシャレ
- 暖まりにくく熱が逃げやすい
- 他に比べて煙突の長さが必要になる
開放式の薪ストーブは、熱をさまざまな方向へ逃がすため、暖まりにくいのが特徴です。
オシャレなデザインなので、機能性よりもインテリアとして飾る方が多いようですね。
昔ながらの薪ストーブでは煙もほかのものに比べて、キレイではないので長い煙突を設置する必要があります。
現在ではあまり使われておらず、ホテルや飲食店のインテリアとして使われていることが多いようです。
- 薪ストーブ自体を暖めて赤外線により部屋を暖めてくれる
- 薪ストーブの本体が高温になるため設置する場所を選ぶ必要がある
- 日光浴をしているようなポカポカとした暖かさがある
- 調理をすることに1番適している薪ストーブである
- 広い範囲を暖めるのには適していない
輻射式の薪ストーブは1番暖まるスピードが速く、火力も強いという特徴があります。
その分薪ストーブ自体が熱を持ちやすく、やけどの危険があるので取り扱いには注意しましょう。
また、輻射式は広い部屋を温めるのが苦手な暖め方なので、リビングなどに設置するには向いていません。
輻射式は自分だけの小さな空間を暖めたい、という方にオススメな薪ストーブですね。
- 熱を上に向かって放出して部屋全体を暖めてくれる
- 暖まるスピードが穏やかである
- 薪ストーブ自体は熱を持ちにくいのでやけどしにくい
- 調理をするには向いていない構造になっている
対流式の薪ストーブは熱を持つスピードは遅いのですが、広い部屋でもまんべんなく暖めてくれます。
一瞬触ってしまったくらいではやけどはしませんが、火を使っているアイテムなので注意が必要です。
また、天板の穴から暖かい空気を送り出す仕組みになっているので、上に物を置くことはできません。
鍋ややかんを置くことができないため、調理には向いていない薪ストーブですね。
対流式は広い部屋を隅まで暖めたいという方にオススメな暖め方です。
以上が薪ストーブで使われている暖め方の種類です。ほかにも輻射式と対流式の良いところを合わせた暖め方もありますよ。
薪ストーブの材質と一緒に暖め方の種類も知ることができると、より自分に合った薪ストーブを見つけることができます。
あなたに合う薪ストーブを探すヒントにしてみてくださいね。
まとめ

- 冬のキャンプで薪ストーブ使うことで、天候を気にすることなく焚き火を味わうことができる
- 薪ストーブの設置は工程こそ少ないが大変な作業になる
- テントを選ぶときは熱に強く防寒対策されているものを選ぶと薪ストーブを安全に使える
- 薪ストーブはメリットよりもデメリットが大きい場合もあるので注意が必要である
- 材質や暖め方の種類によって薪ストーブの特徴が異なる
薪ストーブのメリットはキャンプで簡単に焚き火を味わうことができ、自分だけの素敵な空間を作り出してくれる点です。
しかし、キャンプの際に設置や片づけが大変だったり維持をするための費用がかかったり、と大変なことも多くあります。
自分が薪ストーブを使い続けることができるのか、メリットとデメリットをしっかりと検討してくださいね。
薪ストーブを設置して素敵な空間を作りたいと思いませんか?
しかし、薪ストーブは燃料である薪だけでは火をつけることができません。
着火剤を使うことで手軽に安定した火をつけることができますよ。
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