
独身だけど車を2台持ちしたい!どれくらいお金がかかるのかな…
結婚して家族がいれば、車を2台持っていることは珍しくありませんよね。
しかし、独身にもかかわらず、車を2台持ちしているのはどういう理由からなんでしょうか。
独身で車を2台持ちしている人は、基本的には車が好きな人です。
細かい理由は違っても、車が趣味であることが前提であることは間違いありません。
しかし車を2台持ちするには、その分お金もかかりますよね。
そこでこの記事では、独身で車を2台持ちする理由と、かかる維持費について紹介します。
また、結婚して車を2台持ちするメリットや注意点についても触れますので、ぜひチェックしてみてください。
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車を2台持ちする独身の理由は?高収入とは限らない

独身にもかかわらず車を2台持ちするのはなぜでしょうか?
先に述べたように、基本的には車が好きだという前提条件のある人が2台持ちをします。
ですが、具体的な理由は人によって様々であると言えます。
まずは、独身で車を2台持ちする理由について詳しく見ていきましょう。
独身で車を2台持ちする主な理由を3つ紹介
独身で車を2台持ちする理由として考えられる主なものは以下の3つです。
- 毎日通勤で車を使わなければならないが、好きな車は燃費が悪いから
- 好きな車を使い古したくないから
- 好きな車が2人乗りで、荷物を載せるときなど普段は不便だから
ご覧の通り、理由は違えど基本的には好きな車があるということがわかります。
では、それぞれの2台持ちの理由について、詳しく見ていきましょう。
<毎日通勤で車を使わなければならないが、好きな車は燃費が悪いから>
好きな車がいわゆる「スーパーカー」なら、あまり燃費が良くないという場合が多いですよね。
毎日通勤で車を使うなら、コスト面を考えて燃費のいい車をチョイスしたいところです。
そこで、実用性の高い車と好きな車の2台持ちをするというパターンですね。
<好きな車を使い古したくないから>
車は、使えば使うほど汚れたり、劣化したりしますよね。
車が好きであれば、愛車を汚したくないという考えの人は少なくありません。
特に旧車に乗っている人は、故障してしまうと部品が交換できなかったり、そもそも車自体が市場に出回っていなかったり、といったこともあります。
だから、好きな車はあまり乗らずに、もう一台の車を日常使いにするといった人もいるようです。
<好きな車が2人乗りで、荷物を載せるときなど普段は不便だから>
愛車が2人乗りで、荷物を載せるというときなどには実用性が無いので、2台持ちをする場合があります。
これもスポーツカーが好きな人にありがちな理由ですよね。
特に、助手席に人を乗せているときなどは、カバン一つでも置くところがなく、トランクに入れなければなりません。
また、独身であっても両親や複数の友人と出かけるケースもあるでしょう。
そういったときには2シーターの車では不便なので、実用的な車を別で所有している場合があります。
独身で車を2台持ちしている人は高収入とは限らない
独身で車を2台持ちする理由を見ていくと、根底には車が好きで、車を趣味にしている人が2台持ちをしていることがわかります。
特に旧車やスポーツカーなどのために、別の実用的な車を所有しているケースが多いようですね。
ということは、独身にもかかわらず車を2台持ちしている人はお金持ちなんでしょうか?
実際は、独身で車を2台持ちしているからといって、高収入とは限らないようです。
車を2台持てばもちろんその分維持費もかかります。
しかし、誰でも趣味を持っていて、多かれ少なかれ趣味にお金がかかることもありますよね。
例えばゴルフが趣味である人は、コースに出ると1回で1万円程度使うでしょう。
時にはクラブやウェアを新調するとさらに出費になります。
スポーツ観戦をするにも、観戦チケット代だけでなく、交通費や食事代、グッズ代など、色々と出費がありますよね。
お酒を飲むのが好きな人は、1回飲みに行くだけでいくら使うでしょうか?
車を2台持ちしている人は、趣味が車というだけで、他の趣味と比べて圧倒的に費用がかかる、というわけではありません。
特に、独身でも実家に住んでいたり、地方に住んでいることで駐車場代等の維持費を抑えられたりという場合は、よりお得に車の2台持ちを楽しむことができます。
高収入の人は車を複数台持つことも多いとは思いますが、2台持ちしているからと言ってイコール高収入であるとは限らないのです。
車の2台持ちにかかる維持費は?抑える方法も紹介

車を2台持ちするにはどれくらいの維持費がかかるのでしょうか?
車を1台だけ所有している場合から単純に2倍というわけではありません。
ここからは、車を2台持ちするのにかかる維持費について詳しく見ていきます。
車を所有するのにかかる維持費の一覧を紹介
車を所有するにはどれくらいの維持費がかかるのでしょうか。基本的に必要な維持費は下記のとおりです。
- 自動車税、自動車重量税
- 車検代
- 自動車保険料(自賠責、任意)
- 駐車場代
- ガソリン代
- オイル交換などのメンテナンス費用(タイヤ代等含む)
これらは、所有する車の車種や住んでいる地域によって大きく変動します。
ここでは、一般的なコンパクトカーを想定した平均的な金額を紹介しますので、参考にしてみてください。
<車1台を所有するのにかかる1年あたりの維持費>
参考金額 | |
自動車税 | ¥30,500 |
重量税 | ¥12,300 |
車検代 | ¥50,000 |
自賠責保険 | ¥12,700 |
任意保険 | ¥60,000 |
駐車場代 | ¥96,000 |
ガソリン代 | ¥60,000 |
メンテナンス費 | ¥10,000 |
計 | ¥331,500 |
一般的なコンパクトカーであれば、月あたりおよそ27,000円程度の維持費がかかることがわかりますね。
車を2台持ちすると、単純に2倍の金額がかかるというわけではありませんが、2倍近くの維持費を想定しておく必要があるでしょう。
車の維持費は、車種はもちろん、用途や走行距離、持ち主の居住環境によっても大きく異なります。
2台持ちを検討している場合は、欲しい車の税金や駐車場代など、詳しく調べておきましょう。
車を2台持ちするために維持費を抑える方法3選
車を所有するには、年間で30万円程度の維持費がかかることがわかりました。
2台持ちするなら、2倍近くのコストがかかる可能性があるので、なるべく維持費を抑えたいですよね。
ここでは車の維持費を抑える方法を3つ紹介します。
- 燃費のいい車に乗る
- エコドライブを心がける
- 自動車保険のセカンドカー割引を活用して保険料を抑える
どれも車の維持費を抑える方法として有効な方法ですね。では、それぞれの節約法を詳しく見ていきましょう。
<燃費のいい車に乗る>
燃費のいい車というのは、それだけでガソリン代の節約になります。
特に、好きで乗りたい車の燃費が悪い場合は、もう一方の車は燃費のいいものを選ぶべきです。
軽自動車であれば、ガソリン代だけでなく、自動車税や車検代なども抑えられますよね。
<エコドライブを心がける>
エコドライブとは燃料消費量や二酸化炭素排出量を減らし、地球温暖化防止につなげる「運転技術」や「心がけ」のことを指します。
環境に配慮した運転をすることで、結果的に車に関する出費を抑えることができるのでおすすめです。
ここで国土交通省が策定している「エコドライブ10のすすめ」という指針があるので紹介します。
引用:エコドライブについて 引用:国土交通省ホームページ
- 自分の燃費を把握しよう
- ふんわりアクセル「eスタート」
- 車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転
- 減速時は早めにアクセルを離そう
- エアコンの使用は適切に
- ムダなアイドリングはやめよう
- 渋滞を避け、余裕をもって出発しよう
- タイヤの空気圧から始める点検・整備
- 不要な荷物はおろそう
- 走行の妨げとなる駐車はやめよう
エコドライブを実践することで、車の燃費の改善やガソリン代の節約につながりますので、ぜひ参考にしてみてください。
<自動車保険のセカンドカー割引を活用して保険料を抑える>
自動車保険には、車を2台以上複数所有している契約者に対しての「セカンドカー割引」という制度があります。
セカンドカー割引とは、複数の車について保険契約を結ぶと、2台目以降の車で保険料が安くなるという割引制度です。
セカンドカー割引を適用するには、1台目の等級が11等級以上であることや、個人所有の車であることといった条件をクリアする必要があります。
詳しくは、加入している保険会社のホームページ等で確認してみましょう。
2台持ちするのに迷ったら購入以外の方法を検討しよう
ここまで車の2台持ちをするにあたり、かかる費用について見てきました。

2台持ちはしたいけど、維持費のことを思うと悩む…
確かに、いくら車が好きとは言え、決して安くはない費用がかかりますよね。
2台持ちをするかどうか悩んでいる場合は、セカンドカーについては購入ではない方法を検討してみましょう。
具体的にはカーシェアやカーリースについて考えてみてください。
<カーシェア >
カーシェアとは、他者と車をシェアするサービスのことです。セカンドカーの使用頻度が少ない場合はおすすめです。
基本的にはスマホなどから使用予約をして、近くのステーションに行けば24時間いつでも利用できます。
多くはガソリン代や保険料が月額料金に含まれていて、レンタカーのように返却するときに給油しなければならないといったこともありません。
所有しているわけではないので、当然、税金を支払う必要もないのです。
ただし、カーシェアは通常都市部で展開されているので、郊外では近くにない可能性があります。
また、シェアしている他の人が使用している間は使えないので、注意が必要です。
<カーリース>
毎月定額のお金を払うことで、車を使用することができる制度です。
頭金がかからず、税金や諸費用が毎月の料金に含まれているので、まとまった金額を払うことがなく、購入したときと同じように車を利用することができます。
車を一括で購入するだけの金額を持っていない場合にはおすすめですが、総額で見ると購入する場合と比べて割高になる場合がありますので、注意しましょう。
吸盤を使う方やエアコンにさしたい方どちらにもマッチしているので、好きな方を選ぶことができます。
ほとんどのスマホに対応しているので、途中で落下する心配が少ないのも嬉しいですね。

車の2台持ちは夫婦には良い?メリットと注意点を紹介

ここまでは車を独身の人が車を2台持ちすることについて見てきました。
では、結婚している夫婦が車を2台持ちするのはどうでしょうか?
夫婦にとっては、車の2台持ちにはメリットがあると思います。
一方で、金銭面的なデメリットも払拭しきれないので、車を2台持ちする場合は、その組み合わせ方などに注意するといいでしょう。
ここでは、結婚している夫婦が車を2台持ちすることのメリットと注意点について説明しますので、チェックしてみてください。
夫婦が車を2台持ちすることのメリットを3つ紹介
夫婦が車を2台持ちする主なメリットは以下の3つではないでしょうか。
- 別々で外出する際の利便性が高くなる
- 用途によって車を使い分けることができる
- 車の劣化を抑えることができる
では、2台持ちするそれぞれのメリットについて詳しく見てみましょう。
<別々で外出する際の利便性が高くなる>
例えば、夫が毎日車で通勤している家庭では、車が1台しかないと妻は車以外の交通手段を使わなければなりません。
食品や日用品の買い物など、荷物が多くなると自転車や公共交通機関では不便ですよね。
特に地方では「車は一人1台」が割と常識化していることもあります。
私自身も郊外で暮らしていますが、都市圏のように公共交通機関が十分に発達していないので、結婚していると車は2台持ちが当たり前です。
郊外であれば駐車場が確保しやすいのも利点ですよね。
車が1台しかないと、お互いに予定を確認して、時には譲り合う必要性が出てくるので、2台持ちにはメリットがあると言えます。
<用途によって車を使い分けることができる>
例えば好きな車がスポーツカーの場合は、荷物を積み込むときや子供連れのお出かけには不便ですよね。
そんなときには日常生活で使いやすい機能的な車をセカンドカーとして所有していれば、使い分けることができます。
また、目的地によっては、それまでの道が細かったり、駐車場が狭かったりすることってありますよね。
そんなときは軽自動車などのサイズの小さい車を使えばストレスがないでしょう。
私も定期的に訪れるお気に入りのレストランがあるのですが、そこは駐車場が狭いので、大きめの愛車ではなくコンパクトカーを使います。
万が一、大切な車に傷をつけてしまったら悲しいですよね。
用途や目的地によって車を使い分けることで、そんな不安を少しでも軽減することができますよ。
<車の劣化を抑えることができる>
車は走行距離が増えれば増えるほど、どんどん劣化するものです。部品は少しずつ傷んでいくので、定期的にメンテナンスが必要となります。
特に所有している車が高級車や輸入車なら、修理費も高額になりがちです。
旧車であれば、故障しても交換する部品がそもそもないという可能性もあります。
車を2台持っていれば、使用頻度が分散され、車のダメージも軽減されます。
そうすると修理費が抑えられるうえに、走行距離が少なければ車を買い替えるときにも下取り価格が高くなる傾向にあります。
よって、複数の車を使いまわすことによって車の劣化を抑えることは、2台持ちのメリットであると言えるでしょう。
夫婦が車を2台持ちする注意点はお金!費用の把握がカギ
結婚している夫婦が車を2台持ちするメリットがわかりましたね。
では、今度は気をつけるべき注意点について見ていきましょう。
夫婦が車を2台持ちする際に気をつけるべき注意点はズバリお金です!
2台持ちすればその分費用がかかることは当然ですが、いつどんな時にどれくらいお金がかかるかをある程度把握した上で2台持ちを検討しましょう。
自動車保険はセカンドカー割引を用いて安くなることは上で触れた通りですが、自動車税や車検代などは、基本的には2台分かかります。
ローンで車を買えば毎月の支払額が固定費としてかかるのも、家計にとっては大きな出費です。
また、駐車場の確保についてもしっかりと考えておきましょう。
戸建てで車を複数台停めることができれば問題ないですが、そうでなければ別で駐車場を借りなければなりません。
家の近くに月極駐車場があるのか、どれくらい料金がかかるのかはきちんと調べておきましょう。
戸建てであっても2台分の車庫を設置するなら、それなりにお金もかかりますし、車庫と車2台を置くと庭が狭くなるといったことも考えられます。
私も家を建てるときに車2台分を置けるスペースを作り、カーポートを置いてその中に2台入れようと思っていました。
が、カーポートと車2台を置くと、庭が狭くなってしまう上に、車と車の距離が狭くなって出入りが不便になってしまうのです。
2台分入る大きなカーポートはそれだけで費用も高く、結局は諦めて今も野ざらしで車を保管することになりました。
ですので、車を普段停めておく場所の利便性と費用については、事前にしっかりと考えておくことをおすすめします。
お金の問題だけでなく、車2台を所有・維持するには単純に手間もかかります。
車検や自動車保険の更新なども単純に2倍ですし、洗車の手間も2台分…。
車が好きで、それが苦でなければ問題ないですが、そうでなければ負担に感じることもあるかもしれません。
車を2台持ちするには以上のようなポイントに気をつける必要があるでしょう。
夫婦で2台持ちしている車の組み合わせを紹介
ここまでで夫婦が車を2台持ちにするメリットと注意点を見てきましたね。
2台持ちにはメリットがありますが、その分お金がかかるのは必然です。
なるべく費用を抑えるためにも、2台持ちする車の組み合わせについてはしっかりと検討しましょう。
夫婦の2台持ちであれば、考えられるのは以下のようなパターンでしょうか。
- 好きな車+実用車
- ミニバンタイプなどの大きめの車+軽自動車またはコンパクトカー
- ガソリン車+電気自動車
いずれにしても、趣味や用途によって購入費用や維持費が高い車を所有する場合には、セカンドカーとして実用的で燃費のいい車を選ぶようですね。
そうすることでなるべく費用を抑えながら、2台持ちの利便性を保つことができるでしょう。
組み合わせは夫婦の生活スタイルや地域によって様々ですが、車のスペックや駐車場などの問題も考慮しながら、セカンドカーを選ぶといいですね。
まとめ

- 独身で車を2台持ちする理由は人によって様々だが、基本的には車が好きだから
- 独身で車を2台持ちしているのは車を趣味としているからで、高収入とは限らない
- 車を2台持ちするには維持費がかかるので、燃費のいい車を選ぶなど、費用を抑える方法を考える
- 夫婦で車を2台持ちすることには、利便性などの観点でメリットがある
- 夫婦で車を2台持ちする際は、かかる費用を把握して検討することが大切である
独身と結婚している夫婦のそれぞれの場合で、車を2台持ちすることについて考察してきました。
車は便利ですし、好きな車があるなら乗りたいと思うのは当然です。
特に結婚すると、好きなだけでは車を選べない可能性もあるので、独身のうちに好きな車に乗っておきたいですよね。
大好きな車を無理なく所有するためにも、費用面はしっかりと考慮し、節約できるところはして、愛車とのカーライフを楽しみましょう。
スマホをナビ代わりにして楽しみたいという方の必須アイテムです。
安定しているので急ブレーキやカーブでも落ちにくいです。
安全に運転を楽しむことができますよ。
