子なしで離婚を決めたらその後は?別れの理由や準備と心構えを紹介

生活・お金

日本人の価値観や社会全体の考え方が徐々に変わり、結婚しても子供を持たない夫婦が増えてきました。

しかしこの「子なし」という選択が、離婚の引き金になることもあります。

子なしの夫婦が離婚を決める主な理由としては、子供を持つことへの価値観の違いや、生活面での性格の不一致があるようです。

子供の生活環境を考えなくてよい分、自分が我慢すればいいのかもしれないと判断を迷わせ、時間だけが過ぎてしまいます。

離婚はしたいが、その後が見えないと悩んでいるあなた!

離婚を考えたらまずはなにをすればいいのか、その後の生活で困らないようになにを準備すればいいのかをご紹介します。

子なしは子ありに比べると身軽だと思われがちですが、不安な気持ちはありますよね。

向き合い方を知り、その後の生活を素敵な再出発にすることができますよ!

離婚はネガティブなものと捉えがちですが、これから先の人生を前向きに歩むための手段でもあります。

一度は結婚し、家族として過ごしていた相手ですから、なるべく気持ちよくスムーズにお別れしたいですよね。

そしてできれば「損もしたくない!」そんなあなたはこちらの本で予備知識を入手してはいかがでしょうか。

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子なしで離婚する場合その後のことをもう一度考えよう

子なしでも子ありでも、離婚を決意するのは、結婚を決めるときより、ある意味大変な作業だと思います。

実は子なしの場合、離婚することが最善とは言えないケースがあります。

あなたの決意に反対したり、邪魔をしたりしようというのではありません。

離婚が成立したその後を、前向きに過ごすためには、今やれることは全てやっておきましょう。

それでもやはり離婚だ!となったら、子なしで離婚するメリットやデメリット、その後の生活のために何を準備するのがいいかをご紹介しますね。

子なし夫婦が向き合うべきなのは離婚したい本当の理由

この記事を読んでいるあなたの心は、離婚に向けて意志が固まっているかもしれません。

しかし、子なしの夫婦は離婚しない方がいいケースもあります。

それは離婚したい理由が「子どもがいないことだけ」の場合です。

あなたが持っている離婚したい理由は、きっといろいろなことが複雑に絡み合っているでしょう。もう十分考えたから、これ以上は無駄だと思うかもしれません。

しかし本当に離婚してしまい、その後で「やっぱり早まったかな」と思ってしまう子なしの夫婦は少なくないようです。

答えを2つに絞り、あなたが抱えているたくさんの「離婚したい理由」をどちらかに分類してみてください。

あなたが離婚したい理由は?
  • 子供がいないこと「だけ」なのか
  • 子供がいないこと以外に、夫に対して「我慢できないほどの何か」があるのか

もし、我慢できないほどの何かが「ある」のならそれを夫にぶつけることはできますか?

うまくいかなければ別れる予定の人ですから、ここで腹を割って話してみるのも手です。

そして「ない」のであれば、結婚生活を続けられるかを夫婦間で話し合ってみてはどうでしょうか。

話し合いで未来が変わる?夫婦の問題点を洗い出そう

話し合いとひと言でいわれても「どんな話をすればいいの?」と思われたかもしれませんね。このような内容はどうでしょうか。

  • 子供以外で夫婦として大事にしていきたいことはあるか
  • どうして離婚をしようと考えたのか
  • あなたの不満や悩みがパートナーに正しく伝わっているか
  • お互いの考えは歩み寄ることができるのか(具体的な解決策も踏まえて)

夫婦にはそれぞれ落ち着ける形があると思いますので、この他にも話し合うとよい項目はたくさんあるでしょう。話し合いの糸口としてお考えください。

<子供以外で夫婦として大事にしていきたいことはあるか>

子供は元々他人だった夫婦の間をつないでくれる、架け橋になってくれます。

しかし、あなたがたご夫婦は、子供がいなくても結婚をして一緒にいることを選びましたよね?

どうしてそれを選んだのか、ふたりが好きだったことはなんだったのか、話し合いながら思い出してみてください。

私の知人は「とても子供が好きだが、残念ながら授かることができなかった」と話してくれました。

それは残念だったが、夫婦ともに動物が好きだから、いろいろな動物を家族に迎えてかわいがっていると楽しそうに話してくれました。とても仲が良く、素敵なご夫婦です。

このご夫婦のように、ふたりで大事にしていけるものが見つかるかもしれませんよ。

<どうして離婚をしようと考えたのか>

原点に戻りましょう。どちらから言い出したことなのか、それはどうしてそう思ったのか、改めてお互いと向き合って意見を出し合いましょう。

考えるより、感情が湧き上がるスピードのほうが速いので、話している最中にイライラしたり、腹が立ったりした場合はよい結論は出せません。

いったんクールダウンして時間をあけるのは賢い手ですね。

<あなたの不満や悩みがパートナーに正しく伝わっているか>

「家事をしてくれない」「飲み代の使い方が激しい」など生活していると価値観の違いから相手に対していろいろな不満を抱え込みます。

新聞のコラムで読んだ熟年離婚の原因は「靴下を裏返しに脱ぐから」でした。

奥さんは洗濯を手間なくササッと済ませるために、夫が靴下をきちんと脱いでくれることが重要だと考えています。

それなのに注意してもお願いしても30年間毎日、同じことをされ続けたらどうでしょう?

靴下ひとつを改善できないのですから、他のところでも思いやりの面で欠けているところがあるかもしれません。

あなたの苦労や不安を、夫は「たったそれだけ?」と思っているのかもしれません。

イモのつるのようにいろいろなことと繋がっていることを説明して、正しく伝わっているか答え合わせをしてみましょう。

<お互いの考えは歩み寄ることができるのか(具体的な解決策も踏まえて)>

ここまでの話し合いは根気が必要な作業でしたね。お疲れ様です。

ここからふたりで挙げた、いろいろな考え方や不満、不安の中から歩み寄りができるかどうかを考えてみましょう。

靴下をきちんとできないなら、洗濯の係は夫にお願いするもよし、飲み代は月の上限を設定するもよし、細かいことから改善案を出し合います。

一度で決めなくてもいいのです。やってみてダメなら改善して、それを繰り返します。夫婦で実験していくうちに、落としどころが決まってくるはずですよ。

これらのことをきちんと向き合って話し合える夫婦は、結婚生活を続けていくことを決断した場合に円満な家庭を築ける人が多いようです。

離婚することが最善とは限りません。話し合いの結果、夫婦で同じ方向を向いて歩んでいけるなら、離婚は保留にしてもいいかもしれませんね。

それでも離婚を決めたなら後悔しない準備を紹介

「話し合いはしたが、やはり離婚が最善だ!」という結論が出てしまった場合は、なるべく後悔しないように準備をすることをおすすめします。

離婚は準備が8割といいます。パワーが必要なので心して準備を進めましょう。

後悔しない離婚活動を進める3つのポイントをご紹介します。

  • 離婚後の生活の準備をする
  • 夫婦の共有財産を把握しておく
  • 離婚の原因が相手にある場合は証拠を集める

具体的にどんな事を備えておくか確認していきましょう。

<離婚後の生活の準備をする>

離婚後は当然、別々に暮らすことになります。新しく家を借りるとしても初期費用や引っ越し資金といった、まとまったお金が必要になります。

その他にも、自分の生活を支えるだけの稼ぎも必要でしょう。

離婚に向けて動き出す前に引っ越し費用や衣食住にかかるお金を計算して置き、そこから逆算して離婚するタイミングを決めると、スムーズに新たなスタートを切ることができます。

<夫婦の共有財産を把握しておく>

共有財産とは、結婚生活の中で夫婦が協力して築いた財産のことです。

名義が自分になっていなくても、法律上ではあなたの貢献があったとみなされて、共有財産であると考えられています。

例えば、夫婦で使っている自動車の名義が夫であっても、自動車は夫のものではなく夫婦ふたりのもの、ということです。確認しておくとよいものの例を挙げますね。

  • 相手名義の預金口座(数や預金金額)
  • 各種保険の解約返戻金
  • 固定資産(不動産から家財に至るまで様々)
  • 株式(投資信託や長期積立投資など)
  • ローンの残金

ローンなどのマイナス資産であっても「財産」としてカウントされますので、注意しておきましょう。

<離婚の原因が相手にある場合は証拠を集める>

過度なモラハラや不倫、DVなど、離婚の原因が相手にある場合は証拠を集めましょう。

第三者から見ても、あなたがその被害者であると判断できる客観的な証拠があれば、離婚の際に慰謝料を請求することができます。

大げさにしたくないからと、話し合いで済まそうとすると相場より大幅に少ない金額になることや、慰謝料が取れない可能性もあります。

辛く悲しい目に遭ったのなら、しっかりと慰謝料を請求することは、悪いことではありませんし、恥ずかしいことでもありません。

「新しい生活への軍資金にするぞ!」とあなたの生活を明るくすることに専念してもいいと思いますよ。

慰謝料はもらえるの?法律が認める請求理由は4つある

離婚には慰謝料という言葉がつきものですよね。この慰謝料はどういうときに請求できるものなのでしょうか?

法律で認められている条件のうち、慰謝料が請求できる代表的なものは4つあります。

  • 性交渉を伴う不倫や浮気といった不貞行為
  • 生活費を渡さないなどの悪意の遺棄
  • 家庭内暴力やモラルハラスメント
  • 性交渉の拒否や過度な強要といった性の不一致

相手にこれらの行為があった場合は請求できます。

第三者から見て、あなたが被害者だと判断できる客観的な証拠を用意しておきましょう。

しかし、もしもあなたにこれらの行為があった場合は、逆に相手から請求されますのでそれは心に留めておいてくださいね。

また、請求できないケースもありますので一緒に紹介します。

性格の不一致や価値観の違いが離婚の理由である場合は、原則として慰謝料は夫婦のどちらからも請求できません。

話し合いで決着がついた場合は協議離婚という形になり、結婚生活は穏やかに幕を下ろします。

他には、別居期間が長く、お互いに交流がないなどの結婚生活が既に成り立っていない場合も慰謝料は請求できませんので、注意が必要です。

もっとしっかりと離婚に備えるために、何をすればいいか迷っていませんか?

迷ったときはまず情報を手に入れましょう!こちらの本では、女性目線でマンガを交えながら楽しく離婚の全容を紹介しています。

何から始めたらいいかをこれ一冊でまるっと理解できます。

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子なしで離婚する理由は?メリットデメリットも知ろう

子なしで離婚を決意した理由には、どういうものがあるのでしょうか?

子供を持つことへの価値観の違いや、性格の不一致が多くを占めるようです。

女性にとって子供を持つというのは大きなターニングポイントですので、価値観が食い違うのも納得ですね。

他にはどんな理由で離婚を考えるのか、子なしで離婚をするメリットやデメリットはどういうことなのかをご紹介します。

子なしの夫婦が離婚を決意する理由とは?4つ紹介

子なしの夫婦が離婚を考える理由とはどんなものがあるのでしょうか?

  • 子供がほしい、ほしくないで意見が割れる
  • 夫婦ともに子供はほしいが、望めない理由がある
  • 夫婦が生活を共にする上での価値観や性格の不一致
  • 家庭内暴力や不貞行為、モラルハラスメントがある

やはり子供のことが大きく関係しているようです。あなたの悩みに通じるものがあるかもしれません。少しのぞいてみましょう。

<子供がほしい、ほしくないで意見が割れる>

同じ人生を歩もうと結婚した夫婦でも、ずっと同じ方向を向いていられるかと言ったらそうでもありませんよね。

特に子供を持つというのは一大決心が必要という人もいるでしょう。

また、性別によって「子供をほしい」と思うタイミングが違うようです。

女性は妊娠、出産にはタイムリミットがあり、それを明確に理解しています。

少しでも若いうちに産んでおけば、子供たちと全力で外遊びができることや、仕事との両立を考えて土台作りをすることもできると、具体的にイメージがわきます。

しかし男性にはタイムリミットはありません。「夫婦でのんびり楽しみたいし、遊びたいから子供はまだ先でいい」と考える人もいるでしょう。

逆に女性側が仕事面でのキャリアや生活が一転してしまうことに抵抗感を持ち、子供を持つことに踏み出せないパターンもありますね。

話し合いを重ね、解決できれば素敵ですが、いつまでも決着がつかないと離婚を考え始めるようです。

<夫婦ともに子供はほしいが、望めない理由がある>

夫婦ともに子供がほしくて、子作りもしているのに授からないケースもあります。

日本の夫婦全体では約5.5組みに1組が不妊治療の検査を受けたり、実際に治療をしたりしているそうです。

不妊治療は精神、金銭、体力、時間といろいろな面で大変な思いをするのだと、知人が話してくれたことがあります。

夫婦生活が作業のようになり、パートナーとの関係がギクシャクしてしまうこともあれば、子供を持つことができないのは自分のせいだと感じてしまうそうです。

支え合って、我が子に会えたご夫婦もたくさんいらっしゃいますが、残念ながら離婚を選ぶご夫婦も少なくはありません。

<夫婦が生活を共にする上での価値観や性格の不一致>

子供を持つかどうかも価値観のひとつですが、その他にも金銭感覚の違いや、家事分担など、価値観は生活にしっかりと食い込んできます。

性格の不一致としては、同じ物事に対して感情の共有ができないことや、相手の考え方が受け入れられず嫌悪感を覚えてしまうときなどでしょう。

元は他人のふたりが、夫婦として一緒に暮らしていくのですから、難しいことはたくさんありますよね。

話し合いや工夫で改善できるズレであればいいのですが「話すのも嫌だ!」となってしまっては、離婚を考えるのも無理はありません。

私の周りでも、結婚1年以内に価値観と性格の不一致で3組が離婚しましたので、珍しいことではないようです。

再出発は早い方がいいと考えるのも合理的かもしれませんね。

<家庭内暴力や不貞行為、モラルハラスメントがある>

個人的な考えですが、私なら友人がこれらの理由で離婚を悩んでいたら、一刻も早く離婚を勧めます。

法律上でも慰謝料を請求できるほどの十分な理由として認められています。

あなたがあなた自身を大切にできる判断のためならば、離婚も必要な選択でしょう。

メリットから考えよう!子なしが離婚をしやすい理由

子あり離婚より、子なし離婚のほうがスムーズに進むと言われるのはどうしてでしょうか?

それは、子なしでの離婚の場合、子供のこれからのことを話し合う必要がないからです。

では、子なし離婚がスムーズだと言われる理由を見ていきましょう。

  • 子供のこれからのことを話し合う必要がない
  • 離婚後、元夫との交流を絶てる
  • 新しいスタートを切りやすい

子供がいないという点が、お互いを身軽にしている印象ですね。

<子供のこれからのことを話し合う必要がない>

子供がいる夫婦が離婚する際には、子供のこれからのことを話し合う必要があります。

養育費や財産分与などのお金に関わることから、親権者はどちらにするか、面会交流の頻度などはしっかりと決めていかなくてはいけません。

場合によっては裁判や調停になり、何年も掛かるケースも珍しくありませんので、根気とパワーが必要です。

しかし、子供がいない場合はこれらを話し合う必要がありません。お互いの協議の結果、比較的スムーズに離婚が成立することが多いでしょう。

<離婚後、元夫との交流を絶てる>

前述の通り、子なしの場合は子供に関わるやり取りをする必要がありませんので、離婚後は交流する用件がありません。

円満離婚で夫婦から友人関係に戻ったというケースでもない限り、元夫との関係を完全に切ってしまうのは難しくないでしょう。

<新しいスタートを切りやすい>

夫婦という枠組みがなくなったので、あなたはあなた個人に戻ったわけです。

元夫との関係は離婚することですっきりできますので、恋も仕事も自由に選べますね。

子なしにも平等にある離婚のデメリットとは?2つ紹介

子なし離婚のその後はいいことばかりに見えますが、多少のデメリットもあります。

経済的な自立や、離婚後の手続きに手間がかかることなどです。

デメリットも押さえて、新生活スタートのスタートダッシュに役立てましょう!

  • 経済的に自立しなければいけない
  • 離婚後の各種手続きに手間がかかる

子なし、子ありに関わらず、離婚すると起こるデメリットですね。

<経済的に自立しなければいけない>

結婚後も自分の仕事を持ち続けていた場合は問題ありませんが、夫の収入がなくなるため生活水準が下がる可能性があります。

専業主婦やパートタイマーであった場合は、再就職先を見つけ、あなた自身が生活するために困らない収入を得なければいけません。

正社員としてのブランクが大きい場合は職業訓練校に通い、スキルを身に付けてから再就職を探すという手もあります。

私も専業主婦の期間が長く、そこから突然フルタイム勤務に戻りました。

最初は大変でしたが、家族以外に話し相手ができ、誰かと協力しながら仕事を進めることが新鮮にも感じられた覚えがあります。

いい面にしっかりと目を向けていれば、その気持ちがきっとあなたを輝かせるはずですよ。

<離婚後の各種手続きに手間がかかる>

結婚したときに姓を変えた人は、既に経験があると思いますが、正直とても面倒ですよね(笑)

しかし、離婚の勢いで全てパパッと変えておきましょう。

時間が経つと、前の姓を証明するものが段々減りますので、手続きがもっと大変になってしまいますよ。

子なしの離婚を40代で決意!不安や悩みを解消します

すぐに離婚を考えず、もう少し夫婦の関係を改善できるか試そうと思っていても、うまくいかなかったときのことを考えると不安になりますよね。

40代で子なし離婚を経験した人の多くは「後悔していない」と考えているようです。

実際に40代で離婚を経験した人たちは、どのように感じながら再出発を選んだのか、不安に思ったことはどんなことだったのかを紹介します。

知っておけば、今の生活に集中することができますよね。40代で子なしの離婚をした経験者の意見を参考にしてみましょう。

離婚したいけど不安がいっぱい!リアルな声を聞こう

40代になると20代30代ではなかった経験をし、視野が広く持てるようになっています。

中間世代に位置することで、上下どちらの世代の情報も入ってくるのではないでしょうか。

そんな40代だからこそ、離婚にも慎重になってしまいます。

40代で離婚を決意した女性は、どのようなことを不安に感じていたのでしょうか。

  • このままずっと独りぼっちだったらどうしよう
  • 経済面と老後が心配
  • 女のバツイチは風当たりが強いのでは?

早い人では40代で既に親の介護が始まっている人もいます。そんな情報を耳にすると、自然と先々の心配が頭をよぎりますね。

<このままずっと独りぼっちだったらどうしよう>

40代で子なし、まして一度は夫婦だった夫とも離婚してしまいました。

この先で子供を授かる可能性も期待できない、婚活と言っても年齢が気になってしまう、という不安は大きいようです。

離婚したと言えばネガティブな印象がありますが「独身に戻った」と考えてはどうでしょうか。

あなたはこれから、稼いだお金は自分のために使い、誰に遠慮することもなく、自分の時間を好きなように使っていいのです。

友だちを誘って旅行をしてもいいし、新しい趣味を見つけてもいいわけです。

友人や同僚など、普段から他愛のない話ができる人がいれば、あなたは独りぼっちではありませんよ。その人たちと楽しめる時間が増えただけです。

<経済面と老後が心配>

ここで経済面と老後を不安に思ったあなたは大正解です。

40代で既に気付いていれば、ここからいくらでも対策を打つことができます。

現在はいろいろなスタイルの仕事が生まれています。

新しいスキルを身に付けるためのスクールも充実していますから、勉強して新しい分野で仕事をしていくこともできます。

慢性的な人手不足ですから、厳しい条件を持たなければ、仕事も見つかるでしょう。

老後が心配であれば、備えを作りましょう。積立型の個人年金や積立投資もおすすめです。

情報を集めて自分に合ったものを探し、始めれば老後の心配はひとまずクリアです。

<女のバツイチは風当たりが強いのでは?>

日本の離婚率は30年前から比べると、増加傾向にあるようです。その数字の中には熟年離婚の夫婦もいれば、結婚1年未満の新婚夫婦もいます。

子あり、子なしに関わらず30代でも40代でも、いろいろな年代の人が離婚を選んでいます。

バツイチに対して風当たりが強いとしたら、男女どちらにも言えることではないでしょうか?

あの人、とってもいい奥さんがいたのに、別れたそうよ。浮気でもしたのかしら

男の人ならこんな風に言われがちですし、女の人であればこんな風に言われるかもしれません。

いい年をして離婚したんですって。女も子供がいなければ離婚も簡単ね

こんなうわさが聞こえてくると、正直心が痛みますよね。しかし、人とはすぐに忘れてしまう生き物です。

離婚を選ぶことは長い人生のうちの、ちょっとした選択のひとつです。胸を張って、あなたの幸せを探しましょう。

人は何かを選ぶ前に不安になるようにインプットされています。大昔はそれが生き残るための知恵だったからです。

実はこうして不安になった事柄は、現実に起こることはほとんどないんですよ。

あなたは不安を感じることができる、慎重な人です。大丈夫です!顔を上げて、前に進みましょう。

子なしの40代が離婚してみたら心すっきり後悔なし!

40代での離婚に最初は抵抗があったものの、離婚してみるとその後は「すっきりさっぱりした!」という女性はたくさんいるようです。

人の性格や価値観は立場や環境によって変化します。最初の結婚で人生を一生共に歩める相手に出会えるのは、もしかしたらかなりラッキーなことなのかもしれません。

私がよく行くカフェのオーナーは、30歳手前で子なし離婚を経験したそうです。

今では、再婚したご主人との間に子供が4人いらっしゃいますし、奥さんはご主人をとても尊敬していて、出会えて本当によかったと、いつも笑顔で話してくれます。

これは離婚を決意して前に進んだからこそ、手にできた幸せではないでしょうか。

人生はあなたが思うより短いかもしれません。「違うな」と感じたら少し引き返して出直せばいいのです。

一度きりの人生ですからやらない後悔よりやる後悔を選んでみてはどうでしょうか。

まとめ

  • 子なしの夫婦は離婚に向けて動き出す前に、まずはじっくり話し合おう
  • 離婚を決めたら財産分与やその後の生活に困らないようにしっかりと準備をする
  • 子なしの夫婦が離婚を決意する理由には、子どもを持つか持たないかという価値観の不一致がある
  • 子なしで離婚すると再出発しやすいが、その後の手続きなど面倒なこともある
  • 40代で離婚を決意したときの不安には、独りになることの他に経済面や老後の心配がある
  • 40代で子なしの離婚をした人たちに後悔はなく、新しい人生を楽しんでいる

結婚も離婚も、人生の一大決心です。その後のことを考えると不安や心配が膨らんでしまうことは誰にでもあることです。

しかしあなたがあなたの人生を楽しむために、時には不安を乗り越えて先に進むことも必要でしょう。

大丈夫です。飛び込んだら結果は後からついてきます。掴み取りましょう!

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