
冬休みにも工作の宿題があるなんて……どうしましょう
冬休みはクリスマスに年末年始とイベントが多くて、楽しいけれど慌ただしいものです。
予定は詰まっているのに、宿題の中でも手間がかかる工作があると聞いては、親御さんの心は穏やかではいられないのではないでしょうか?
特に男の子はゲームが楽しすぎて工作のことはすっかり後回し。気付いたら冬休みが残り3日になっていたなんてことも…。
でも大丈夫!短い期間でも楽しみながら取り組める、男の子にピッタリの工作があります。
この記事では、冬休みが残り3日でも滑り込める工作アイディアを紹介し、悩める男の子と親御さんをお助けします!
また、男の子の工作をどのようにサポートすればいいのかという点についてもあわせて説明しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
作ったロボットを自分で動かすことができます。
一回組み立てても何回も組み立て直せるので、恐竜好きのお子様には嬉しいですね。
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冬休みの工作で男の子におすすめのアイディアを紹介

冬休みの工作をするにあたり、男の子とはどのように進めればいいでしょうか。
男の子の特性を理解した上で、楽しんで取り組めそうなアイディアを提案してみましょう。
ここでは、工作をするときのサポートの仕方や、男の子におすすめの工作について紹介します。
男の子と工作を進めるときのサポート方法を解説
男の子も女の子もどちらも育てている親御さんから「男の子は女の子に比べてのんびりしている」なんて話を聞いたことはありませんか?
私も男女両方を育てている身として、首が取れそうなほどうなずいてしまいます。
冬休みの工作を進める上で、そんな男の子たちをどうサポートしたらいいのでしょうか。
- 一緒に作戦会議をする
- 親が手伝う範囲を決める
男の子の場合は、上記のポイントを守ってサポートするといいでしょう。では、詳しく内容を見ていきます。
<一緒に作戦会議をする>
冬休みは夏休みより短いですよね。男の子たちにはゲームをすることも、外で体を動かして遊ぶことも外せません。習い事が忙しいご家庭もあるでしょう。
今どきの男の子は多忙となると、冬休みの工作に取り組む時間はもっと少なくなります。
工作のテーマに時間や力量に合わない大作を選んでしまったり、材料集めに時間がかかったりすることのないように、親子で作戦会議をしましょう。
少ない時間を有効に使うには「冬休みの工作」のイメージを膨らませることが必要です。
まずは親子で工作のアイディアを出し合い、冬休みの予定を踏まえた作戦を立てましょう。
<親が手伝う範囲を決める>
「宿題」と言われると、自分で頑張ってほしい!と思いますよね。
私も親に宿題を手伝ってもらった方ではないので、我が家の男の子たちにも「自力で頑張れ!」と思います。しかし、願った通りに上手くいかないのが現実です。
では、見守っていてハラハラすることはなんでしょう?
- 冬休みの間に工作を完成させられるか
- 工作の完成イメージが大きすぎないか
- 工作の工程が難しくないか
これらは前項の「作戦会議」をすることでほとんど解決します。
その他にも、例えば道具の使い方を教えたり、インターネットで情報収集をしたりといったことは、親が手伝う範囲であると言えるでしょう。
一緒に取り組むことで工作を完成させるまでのプロセスが分かりますし、何度か繰り返せばひとりでやり切る力が身につくはずです!
親御さんは男の子たちのやる気を出すための応援団なので、「大人が全部作ってしまった」ということがないように、手伝う範囲を明確にしておきましょう。
冬休みの工作で低学年の男の子におすすめの3選を紹介
ではここからは、男の子におすすめする冬休みの工作アイディアを紹介します。
まず、低学年の男の子に向いているものは以下の3つです。
- 貯金箱
- 紙粘土工作
- 石ころアート
ではそれぞれの基本的な情報についてチェックしましょう。
<貯金箱>
- 材料の集めやすさ:★★★(最高★3つ)
- 製作時間目安:1~2日
- お手伝いポイント:コインの投入口の大きさを相談する。実際に穴をあける工程。
工作の定番とも言える貯金箱。材料も探しやすく、完成イメージも作りやすいのがうれしいポイントですね。
- 空き箱
- 飾り付け用の折り紙やテープ
材料が少なくて、集めやすそうですね。では、貯金箱の実際の作り方は以下の通りです。
- 家の中でお菓子の空き箱や紙コップ、ペットボトルなど、お金を貯められる大きさの器を探す
- コインが入る大きさの穴を開ける
- 折り紙やキラキラテープなどを使って飾りつけをする
作ることと同時にお金の種類や大きさも体感でき、廃材から作ることでSDGsも学べます。
<紙粘土工作>
- 材料の集めやすさ:★★★
- 製作時間目安:1~2日
- お手伝いポイント:テーマのお手本探し。ニス塗り。
作りたい立体を観察して、粘土で再現するので観察力と再現力が鍛えられる工作です。
- 紙粘土
- 絵の具
- 仕上げニス
- ニス用の刷毛
材料の紙粘土は100円ショップなどで購入できるのもうれしいですね。
また完成品にこだわりたい派の男の子は、ニスとニス用の刷毛を用意するといいでしょう。着色用の絵の具は学校のものが使えます。
- 作りたいテーマを決め、お手本になる写真や図鑑などを用意する
- 紙粘土で形を作る
- 乾燥 (粘土の取扱説明書に従うときれいに乾く)
- 色塗り
- ニス塗り(早く終わらせたい場合は塗らなくてもOK)
紙粘土工作は大人の趣味としても人気があるので、親御さんも子供と一緒に作ると楽しめますね。
<石ころアート>
- 材料の集めやすさ:★★★
- 製作時間目安:1~2日
- お手伝いポイント:道ばたでの材料探しのお付き合い。接着工程。
男の子がなぜか道で拾ってくるものといえば、石ころと棒ではないでしょうか?
我が家の庭にも、気付けば息子たちが情熱をもって集めた石ころや棒が増えています。
この石ころを利用してできるのが見立てアート工作です。
- 石ころ、棒、落ち葉、どんぐり
- 接着剤(グルーガンを使うと完成が早まる)
- 色塗り用の道具(油性ペンや絵の具)
落ちているものを工作に活用できるのはいいですよね。
- 石ころや棒を眺めたり、並べたりしてなにに見えるかイメージする
- グルーガンや接着剤を使って思う場所にくっつける
- ペンや絵の具で目や模様を描く
- 飾る舞台を作る(余力と時間がある場合でOK)
男の子たちの日頃の情熱がそのまま冬休みの工作に変身するので、夢中になれるはずです!
冬休みの工作で高学年の男の子におすすめの3選を紹介
それでは、次は高学年の男の子におすすめの工作について紹介します。
- 風船ランプ
- ハンディプラネタリウム
- ペットボトル砂時計
ではこちらも基本的な材料や作り方についてチェックしましょう。
<風船ランプ>
- 材料の集めやすさ:★★☆
- 製作時間目安:2~3日
- お手伝いポイント:電気配線の材料調達。電気配線のアドバイス。
高学年になると理科で電気の配線について習います。考えるだけでなく、実験することを楽しむのが男の子ですよね。
授業の復習もでき、冬休みの工作も完成するお得なアイディアです。
- 風船
- ひもや和紙
- 木工用ボンド(水に溶かして使う)
- 電球
- 配線
- 電池
高学年になると、工作に必要な材料も本格化しますね。では風船ランプの作り方を見てみましょう。
- 風船を好きな大きさに膨らませ、その風船にのり付けしたひもや和紙を貼り付ける
- 1で貼り付けた材料を乾くのを待つ間に、電球の電気配線を組み立てる
- 1が乾いたら風船を割り、ランプシェードの形を整える
- 2と3を合体させてバランスを整える
ランプシェードを作る作業では、風船にのり付けした材料を貼る工程があります。
風船が割れないように優しく進めるのは、ちょっとしたスリルもありそうですね。
<ハンディプラネタリウム>
- 材料の集めやすさ:★★★
- 製作時間目安:2~3日
- お手伝いポイント:絵の具やのりの乾燥時間短縮のアドバイス。 アルミホイルの貼り付け。
「光る・鳴る・動く」は男の子が大好きな要素ですよね。
その「光る」を利用して懐中電灯とカップ麺の空き容器でプラネタリウム工作はいかがですか?
- カップ麺の空き容器2つ
- アルミホイル
- アクリル絵の具(黒)
- 懐中電灯
- キリ(先がとがっていて、穴が開けられるものならOK)
- ビニールテープ
材料はそんなに準備が難しいものではないですね。では、作り方はどうでしょうか。
- カップ麺の空き容器の1つに懐中電灯の先が入るほどの穴をあける
- カップ麺の空き容器を2つとも内も外も真っ黒に塗る
黒ければ黒いほうがいいので何度か重ね塗りする(目標3回) - カップ麺の容器の内側にアルミホイルをすき間なく貼る
光を反射させることが目的なので、キラキラした面を表にする
空気が入らないように内側にぴったりとくっつけたら、しっかり乾かす - カップ麺の空き容器2つに内側から穴を開ける
これが星になるので、星座の形でもいいし、ランダムでもお好みで - カップ麺の空き容器2つを球状にしてビニールテープで固定する
- 穴に懐中電灯を差し込む
- 暗い部屋で投影する
これまで紹介した工作より工程が増えますが、冬休みの残り時間と相談して工夫すれば乗り切れますし、子供の自信にもつながりますよ。
<ペットボトル砂時計>
- 材料の集めやすさ:★☆☆
- 製作時間目安:1~2日
- お手伝いポイント:材料調達
時間という目には見えないものを自分の手で見えるようにすることができる工作があります。それが砂時計です。
- ペットボトル(洗って乾燥させた、口の直径が26mmのもの)
- 砂800g程度(粒が0.5mmが望ましい)
- 厚紙
- 穴あけパンチ
- 接着剤
- コンパス
- 定規
- ガムテープ
- カラー油性ペン
- ジョウゴ(ペットボトルに砂を入れる)
- ストップウォッチ(3分計れるもの)
材料の砂はインターネットで調べて購入することが前提ですが、粒の細かいサラサラの砂なら代用できるでしょう。
冬休みの残り日数に余裕があれば、自分で最適な砂を探すのもいいかもしれませんね。
- ペットボトルに絵を描く
- ペットボトルの片方にジョウゴで砂を入れる
- 厚紙に穴あけパンチで穴を開ける
- コンパスで開けた穴の中心から、直径26mmの円を描く(2つ)
- 4の円を切り抜き、切り抜いたものを2本のペットボトルの口にそれぞれ接着剤でつける
- 5が乾いたらペットボトルの口を重ねてガムテープで仮止めする
- 砂を落としながら3分計り、3分がきたらペットボトルを横に倒す
3分間でたまった砂と、残りの砂に分かれる - 仮止めのガムテープをはがし、残りの砂をペットボトルから出す
- 3分間の砂だけが残ったペットボトルを空のペットボトルと合体させる
作った砂時計は、生活の中で使うこともできるので、子供たちも喜びますね。
まとめ

- 冬休みの工作を男の子と進めるときは、一緒に作戦会議をしよう
- 冬休みの工作は、親がどこまで手伝うかを明確にすることが大切
- 冬休みの工作で低学年の男の子におすすめのものには、貯金箱などが挙げられる
- 冬休みの工作で高学年の男の子におすすめのものには、風船ランプなどが挙げられる
工作は親にとっても悩ましい宿題ではありますよね。ですが、一緒に取り組むことで気づけることもあるのです。
子供が思っていた以上にできることが増えていたり、真剣に取り組む顔が見られたりといった発見は、親にとってうれしいものです。
この冬休みはぜひ、子供と工作の時間を楽しんでくださいね。
12種類に変形するので色々に楽しめますね。
自分でアレンジすることもできますので、自由研究にピッタリですよ。
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