副業や在宅ワークで動画編集を始める人が増えています。
作業環境を整えて、動画編集のソフトも使いこなせるようになったら、次は仕事を見つけたいですよね。
しかし案件はたくさんあるのに、ひとつも仕事が取れないのは一体どうしてなのでしょうか?
実は動画編集の初心者層が増えすぎているからなのです。
そのため、動画編集ソフトを使えるだけでは仕事が取れない状況に変化しています。
そこで動画編集の仕事が取れない理由はどこにあるのか、仕事はどんなルートから得ることができるのか、効果的なアピール方法をまとめました。
仕事がどんどん取れて軌道に乗ってきたら、フリーランスになることを考えている人にも役立つ内容もありますので、仕事獲得の参考になれば幸いです。
動画編集初心者が増えており中々案件が取れません。
それでも、動画編集で稼ぎたい!と思っているあなた!
スキルアップは欠かせません、Aeをマスターしてみましょう。
動画編集の仕事が取れない原因を知って対策をしよう

「動画編集 仕事」で検索をするとページの上から下まで求人情報が並びますね。
動画編集の仕事の需要が高まっていることを知ることができます。
しかし実際に応募してみても、仕事が取れないという経験がありませんか?
これはクライアントが求める人材と編集者のマッチングがうまくいかないからです。
案件はたくさんあるのに動画編集の仕事が取れない原因は一体どこにあるのでしょうか?
なにを解決するとクライアントとうまくマッチングできるのか、その糸口をクライアント側と動画編集者側、2つの視点から探っていきます。
そこから仕事が取れない現状を変えるためには、なにをアピールしていくとよいのかを考えてみましょう。
仕事が取れないのは動画編集業界の初心者急増が原因
動画編集を発注する側に考えられる原因は3つです。
- 動画編集者の初心者層の増加
- 編集者のレベルを測る指標がない
- 初心者が参考にできる道しるべがない
仕事が取れない原因を解決する糸口があるか、しっかりと見ていきましょう。
<動画編集者の初心者層の増加>
データ通信速度が速くなったことでyoutubeや短い動画を作って投稿し合うSNSが大人気ですね。
そういった入り口が開かれたことも手伝い、動画編集を始める人の数は激増しました。
そのため「初心者歓迎」の案件には初案件を狙う人が殺到し、仕事が取りにくい状態ができあがってしまうのです。
<編集者のレベルを測る指標がない>
動画編集業界はまだ新しい分野のため、編集者のレベルを測るための分かりやすい指標ができあがっていません。
例えばTOEICのように試験をして点数に合わせたレベル分けができれば、クライアントと編集者で求められるレベルを確かめ合えるので採用が簡単になりますよね。
しかし現時点ではそういった明確なものがないため、お互い求めるスキルと求められるスキルを探り合いながら採用が進んでいる状態です。
<初心者が参考にできる道しるべがない>
先ほども話した通り、動画編集は新しい業界です。
初心者が成長するために、参考にできる道しるべがほとんどありません。
そのため、初心者は「どのソフトを使うべきだろう?」「これができたら次はなにを勉強すればいいだろう?」と迷います。
なんとか自己流で進んでも、ほしい成果が得られずに挫折してしまいます。
初心者から中級者へのレベルアップが難しくなってしまうのはこのせいですね。
仕事が取れない動画編集者が陥りやすい失敗は4つ!
仕事が取れない原因は編集者側にもあります。主な原因はこの4つです。
- 応募時の文章のレベルが低い
- 仕事に応募している回数が少ない
- クライアントとのやり取りが上手くできていない
- ポートフォリオがない
耳慣れない言葉があるかもしれませんが、ひとつずつ確認していきましょう。
<応募時の文章のレベルが低い>
在宅で仕事を受ける場合はチャットアプリやメールなどで文章を使って、相手とコミュニケーションを取ることがほとんどです。
読みやすく、分かりやすい文章であるかはもちろんですが、応募に際して応募要項をよく読んでいるかも重要な採用ポイントとなります。
コミュニケーションに支障がないかという他に、以下の3つも気になっているはずです。
・スキルや実績(例:どんな仕事をしてきたか。どんなソフトでなにができるのか)
・納品物のイメージ(例:応募の時点でサンプル動画を送ってくる)
・応募してきた人はどんな人なのか(例:SNSやYoutubeのリンクなどを提示している)
クライアントはあなたがきちんと仕事をしてくれる人か、応募文から情報を得たいと考えています。
あなたが依頼する側だったとき、どんな人に依頼したいかを考えながら書いてみましょう。
<応募数が少ない>
前項でもお話しした通り「初心者歓迎」の仕事には初心者が殺到します。
たくさんの初心者の中で、あなたの特別なところをアピールするのは至難の業でしょう。
1,2件応募して落ちてしまっても、落ち込む必要はありません。勝負はその先にあります。
自分ができそうなこと、少し調べればできそうなことにはどんどん応募していきましょう。
クライアントも人手不足です。少しでも「いいな」と思う人に出会いたいと思って「初心者歓迎」の案件を出しています。
私もクラウドソーシングで始めて仕事を探したときは自分のスキルがどれくらいか分かりませんでした。
自分ではこれくらいできると思っているけれど、クライアントはこのスキルで満足してくれるだろうか?という不安はずっとあります。
最初は「初心者歓迎」や「指導もします」という案件を探して、クライアントさんの胸を借りるつもりでどんどん応募しましょう。
案件に応募するうちに応募の要領も分かってきますよ。
最初の仕事を取るのが一番難しいのです。負けないで!きっとできます。
<クライアントとのやり取りがうまくできていない>
「初心者歓迎」という文句は「一度、スキルや人柄を見せてくださいね」という意味です。
クライアントは編集者を採用したら、できるだけ同じ相手に継続的に依頼をしたいと考えています。
毎回違う人を探していては、採用や作業内容を教えることに時間がかかってしまいます。
クライアントはその手間も省きたいと思っているので、次にあげる3つのことも注意深く観察しています。
- この人はコミュニケーションがうまくとれるのか
- 納期を守ってくれる人なのか
- 納品してきた動画の編集能力はどれくらいか
特にコミュニケーションと納期については重点を置いているでしょう。
仕事の途中で連絡が取れなくなっては、クライアントは途方に暮れるしかなくなってしまいますよね。
顔が見えない見ず知らずの相手と仕事をするのですから、クライアントの呼びかけにはなるべく早く答えて、安心して仕事を任せられそうだなという印象を持ってもらいましょう。
<ポートフォリオがない>
ポートフォリオとは、あなたがこれまでに手がけた動画編集の実績のことです。
実績がない場合はテイストの違う短い動画を何本か作っておくことをおすすめします。
応募する際に添付すれば、クライアントにあなたの動画編集のスキルをアピールできますので他の初心者より一歩リードできます。
クライアントが求める人材であるとアピールできる3点
動画編集業界と動画編集者のそれぞれに問題があることは分かりましたね。
業界の問題は個人では手も足も出ませんが、多すぎる初心者層から頭一つ出る方法は見えてきたのではないでしょうか。
クライアントから「この人に仕事を任せても大丈夫」と思われる編集者になることです。
では、それはどんなスキルを持った編集者でしょうか。
- 動画編集の能力
- コミュニケーション能力
- 誠実な人柄
駆け出しの編集者はこの3つを持っていることをアピールしていきましょう。
<動画編集の能力>
今の動画編集の世界にはスキルを測る共通した指標はまだできあがっていないとお話しましたが、なにもないわけではありません。
基本スキルと持っていると魅力的なスキルをそれぞれご紹介します。
クライアントの指示書の内容を再現する能力
指示書とはクライアントが仕事を依頼する上で、どんな動画を作ってほしいか作業内容をまとめた要項です。
大体の場合、この指示書に従って作業をしていきます。
普段から他の動画をお手本に編集の練習をし、編集スキルを磨いておきましょう。
モーショングラフィック
モーショングラフィックとは動画の手法の一種です。
この手法は画像やテキストに動きを持たせ、その動きで文字の情報をより効果的に印象を伝えることができます。
例えば、かわいい動物の動画を見ていると、眠そうな場面で「zzz…」と文字が入り、それが動く場面を見たことはありませんか?
他には、驚いた時に「⁉」とタイミングよく表示させているものをよく目にしますね。
番組内だけでなくテレビCMやyoutubeの広告、SNSで表示される短い動画でも目にするようになり、身近な表現技法として定着しつつあります。
この手法が使えると他の初心者との差別化に役立ちますよ!
<コミュニケーション能力>
在宅で動画編集の仕事をする上で、欠かせないのがチャットツールです。
文字だけでクライアントとやりとりをすることになりますので、自分が伝えたいことを分かりやすく文章にまとめる力が必要です。
例えば質問をしたいときに、ただ「分からないので、説明してください」とだけ伝えたのではクライアントはあなたの質問に答えようがありませんよね。
質問したい箇所はどこか。内容は何か。どんなふうに考えて検討しているか。などを具体的に且つ、分かりやすく伝えられるよう、普段から意識しておきましょう。
<誠実さ>
就職活動であれば、採用後に仕事をしながらスキルを磨けるので、履歴書をやや大げさに書いていたとしても巻き返すことはできます。
しかし在宅で動画編集の仕事をする場合は誠実さを第一に心がけましょう。
あなたがクライアントに売り込めるのは等身大のあなたしかありません。
応募文を巧みに書き、自分の実力以上の大げさな売り込みをして採用してもらっても、クライアントから少しでも「この人は違うな」と思われたら、契約はそこで終わってしまいます。
たくさんいる初心者動画編集者の中から、クライアントはあなたと契約したのです。
そう考えると嬉しくなりませんか?ここからがスタートだと考えて頑張りましょうね。
動画編集の仕事は未経験だが在宅を希望!案件を探そう

今はSNSで誰でも簡単に動画が投稿できるようになり、その影響もあってか動画編集を始める人の数は増えました。
最近では仕事を探すときの条件として選択できるようになりましたね。
未経験で動画編集の仕事を在宅で始めるには具体的にどういうルートがあるのでしょうか?
未経験でも在宅で仕事を探したいときにまず使用するのが、クラウドソーシングというサービスです。
それ以外にも、案件を取る方法を5つ紹介します。また、クラウドソーシングで案件を獲得するために必要なことも紹介していきます。
在宅勤務ができる案件の取り方を5つに分けて紹介
動画編集の仕事を未経験の人が受注するためのルートは5つあります。
- クラウドソーシングサイトに登録し、好みの仕事に応募する
- フリーランスや副業エージェントからの紹介
- 動画関係の仕事に携わっている知人からの紹介
- 自身で運営しているSNSやyoutube、ブログから受注する
- 企業に直接営業をする
未経験の人にはどの方法が適しているのか、順番に見ていきましょう。
<クラウドソーシングサイトに登録し、好みの仕事に応募する>
クラウドソーシングとは「仕事を依頼したい人」と「仕事を探している人」を仲介するサービスです。
動画編集が未経験の人でも案件を獲得するのが難しくないので、今はこれがメジャーな方法と言えます。
初心者歓迎の案件が多いことも嬉しいポイントです。
初心者向けは単価が低いという難点はありますが、コツコツと実績を蓄えると思ってチャレンジするといいでしょう。
副業や在宅を目的にしている人が大半ですので在宅希望も叶いますよ。
<副業エージェントからの紹介>
高単価の動画編集の仕事を紹介してもらえますが、一定の経験が求められることが多くあります。
仕事自体が未経験の人で受けられる案件は少ないでしょう。
クラウドソーシングで一定の実績と経験を積んだ後、仕事の単価とスキルアップのために挑戦するといいですね。
<動画関係の仕事に携わっている知人からの紹介>
動画関係の仕事をしている知人がいれば、なにか手伝える仕事がないか聞いてみるのも一つの手です。
私の周りでは、幼稚園の活動の様子をyoutubeで保護者向けに配信していて好評だと聞きました。
友だちが勤務しているホテルでは結婚式の演出用の動画作成を請け負っているとも言っていました。
身近なところで知り合いに当たるというのもいい手かもしれません。
<自身で運営しているSNSやyoutube、ブログから受注する>
自分でSNSやyoutube、ブログを運営して情報を発信し集客します。
これらは無料で始められますので、やってみる価値は十分にあります。
しかしただ始めただけでは集客はできません。これらで集客を狙うのであればマーケティングの方法やWEBライティングの知識も必要です。
<企業に直接営業をする>
動画制作をしている会社や、youtubeチャンネルを運営している会社に自分で営業に行く方法です。お察しの通り難易度はかなり上がります。
クラウドソーシングや副業エージェントを間に挟まないため受注できればかなりの高単価案件も期待できます。
しかし、現在は初案件を探しているところですので、堅実に案件を取れるところを狙いましょう。
まずは動画編集の仕事が実際はどんなものなのか、未経験でどれくらいこなせるかを把握するためにもクラウドワークスで「初心者歓迎」の仕事を獲得してみましょう。
仕事に応募するための準備は自己紹介とポートフォリオ
初めての動画編集の仕事を探すのはクラウドソーシングがよさそうだと言うことが分かりましたね。
動画編集の未経験OK、在宅OKの仕事がよく掲載されているおすすめのサイトは2つあります
クラウドワークス:日本で一番大きなクラウドソーシングのサービス
クラウドテック:クラウドワークスの上位サイト(単価が高い)
どちらも無料で登録でき、登録を済ませればいろいろな仕事の内容を確認することができます。
早速仕事に応募してもいいのですが、その前に少し準備をしておくと採用率をあげることができます。一緒に準備していきましょう。
- 自己紹介やプロフィールを記入する
- ポートフォリオ・実績作りをする
- 応募文の書き方を知る
クラウドソーシングで仕事をする上での自己紹介やプロフィール、応募文の書き方は下記の記事で詳しく紹介しています。
<自己紹介やプロフィールを記入する>
会員登録をするとサイト側から自己紹介やプロフィールを登録しましょうと案内があります。
面倒くさいのでスルーしてしまいたいと思いますよね。
しかし仕事を受注する上でこのプロフィールは履歴書の代わりと考えてください。
パートタイマーやアルバイトで仕事に応募するときも履歴書が必要になることもありますね。
クラウドソーシングサイトでも同じで、クライアントはあなたがどんな人でどんなことができるのかをとても知りたいのです。
履歴書の代わりですから、読みやすい名前やプロフィール画像はとても大切です。
プロフィール画像は顔写真がベストですが、仕事と離れすぎないのであれば、イラストや他の写真でもOKです。NoImageと表示されることは避けましょう。
私も実際にクラウドワークスを使って仕事を探すことがありますが「自己紹介を拝見しました」とクライアント側からオファーがあった事が何回もあります。
正直驚きましたが、実際にお仕事につながったことももちろんあります。
大事なことは面倒くさいことの中に隠れているものです。確実に抑えていきましょう。
<ポートフォリオや実績を登録する>
ポートフォリオとは実績のことでしたね。最初は仕事をした実績はありませんが、自分でサンプル動画を作ることはできます。
おすすめは現在の自分の技術より少しだけ背伸びをした作品を作っておくことです。時間をかけて丁寧に仕上げましょう。
初心者のスキルで作ったポートフォリオでは、逆にスキル不足を露呈して案件が取れないのでは?と心配になりますよね。
最初の一歩はどうしてもそういった心配が付きまといますが、大丈夫です!
ポートフォリオは自分のスキルの現在地でもあります。
最初のポートフォリオは動画を一本作り上げたという実績が十分いいアピールになります。自信を持って取り組みましょう。
できた作品はクラウドソーシングサイト内のポートフォリオに登録しておいてくださいね。
<応募文の書き方を知る>
クライアントは文字だけでも円滑にやり取りできるコミュニケーション能力を求めています。
どのような応募文が好まれるのかは既にお話しましたので、こちらでは書き方ポイントを4つ紹介します。
- シンプルな文章で分かりやすく書く
- 実績を書く
- アピールしたいことを書く
- クライアントからの質問事項に答える
季節の挨拶などは必要ありません。簡単な挨拶と「○○と申します」などを入れ、初対面の人にあいさつするときのように丁寧にと考えるとイメージしやすいでしょう。
今までの実績を書き、自分のアピールポイントを軽く伝えます。
例えば短納期でできそうであればその旨を伝えることや、自分ならこんな風に作れるという提案があれば書いてもいいかもしれません。
依頼の中にはクライアントから「応募の際は以下のことを応募文で答えてください」と聞きたいことをまとめたリストがある場合もあります。
クライアントからの最初のテストだと思って漏れなく答えましょう。
書き方の例はこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

ジャンルを絞り未経験歓迎の仕事に積極的に応募しよう
準備は整いましたね。いよいよ仕事に応募しましょう。
初案件を取りやすくするために意識すると良いポイントは3つです。
- 的を絞る
- 未経験・初心者と書かれた案件を選ぶ
- 気になったらどんどん応募する
前項でもご紹介した内容が入っていますので、ここでは「的を絞る」ことについてお話したいと思います。
動画編集には、youtube、結婚式、動画広告など様々なジャンルがあります。
例えばあなたはこれら3つ全部できるとしましょう。
いろいろなところにアンテナを張っておけば、どれかの受注が取れると思うかもしれません。
しかし、実際に応募するときはこの中から特に自分が得意なものを選んで応募しましょう。
なぜかというと、クライアントは「なんでも屋」ではなく「専門家」を探しているからです。
専門家になることに的を絞ると、自分も得意なジャンルの動画編集のスキルを上げることができ、実績を着実に積むことができます。
また、ジャンルをひとつに絞ったことでその作業に慣れることができ、生産性が上がります。
生産性が上がれば同じ内容の仕事でも作成速度があがり、数をこなすことができるようになります。
クライアントから依頼をスピーディに納品してくれる編集者だと認識されれば、継続案件を得ることができ、単価を上げることもできます。
的を絞ることによって得られるメリットはとても大きいですね。
動画編集で案件を取るならばスキルアップは欠かせません。
Aeは少々難易度が上がりますが、順を追って練習すればできるようになります。
まずはこちらの書籍を参考に始めてみて下さい。
動画編集の仕事でフリーランスになることは可能!

クラウドソーシングサイトを利用して動画編集の仕事を安定的に受注できるようになったら、次はフリーランスを目指そうと考える人もいるのではないでしょうか。
動画編集の仕事でフリーランスになることは可能です!
フリーランスとして働くために最も必要なものは仕事の実績とスキルです。
あなたが低単価の案件からスタートして、コツコツ積み上げてきた実績は実は宝の山なのです。
では、具体的にフリーランスで動画編集を続けていくとどんなメリットとデメリットがあるのか、収入面はどうなのか、といったことをご紹介しますね。
フリーランスで働くメリットとデメリットを3つ紹介
フリーランスになるということは、自分自身が動画編集の会社になるということです。
会社員や副業とは違って、主な収入源を動画編集で得なければなりません。
動画編集でフリーランスになった!と聞けば華やかでかっこいいイメージがありますが、それだけではない厳しさもあります。
どんな現実があるのか知っておけば心構えができますね。
- 売り込みが大変
- 動画編集のスキルだけでは運営できない
- クライアントの立場が強い
まずはフリーランスになった人が「フリーランスのここが厳しい」と思う、デメリットから見ていきましょう。
<売り込みが大変>
継続案件を持っていない場合や、途中で契約が終わってしまった場合は自分で営業活動をしなければなりません。
単発の仕事ばかりになると収入は安定しませんし、営業する時間も増え動画編集に当てる時間が減ってしまいます。
安定的な仕事を得るまでは精神的にも金銭的にも辛い時期があることは覚えておいた方がよさそうですね。
<動画編集のスキルだけでは運営できない>
あなた自身がひとつの会社になるわけですから、動画編集のスキルがあるだけでは足りない部分が出てきます。
仕事を取るための営業力や動画を撮影するセンス、スキルを宣伝するためのyoutubeを運営する継続力など、そのスキルは多岐にわたります。
動画編集が好きで、動画編集だけをしたいと考えている人にはフリーランスは辛い働き方かもしれません。
<クライアントの立場が強い>
継続案件をもらうためにクライアントの無理を飲んでしまう編集者が多くいます。
クライアントと編集者の立場は対等です。
クライアントが無理な要望をしてきたら、代わりの案を提案することや、その要望に対する費用を提示するなどの方法をあらかじめ心に置き、交渉する知識と力を身に付けましょう。
動画編集でフリーランスになるのは辛そうだ、向いていないかもしれない、と思い始めていませんか?
デメリットは分かりました。では動画編集でフリーランスになるメリットはどこにあるでしょうか。
- 将来性がある
- 仕事をする相手、時間、場所を自分で選べる
- スキル身に付ければ収入があがる
今度は「動画編集でフリーランスになってよかった!」という声を聞いてみましょう。
<将来性がある>
動画編集は新しい分野であることを何度もお伝えしてきました。
実際に動画編集市場の規模は2015年から現在で3倍にも増え、成長を続けています。
需要が増えれば仕事も増えます。新しい表現方法もたくさん生まれるでしょう。
基本をしっかりと抑えて経験を積むことで、会社に頼らない収入源を確保することができます。
<仕事をする相手・時間・場所を自分で選べる>
人間関係で悩み、心の体調を崩してしまう人や時間や場所に拘束されて仕事をすると、育児や介護とうまく両立できず悩んでいる人もいます。
ストレスがゼロになることはないとしても、軽くすることはできます!
自己管理が必要ですが、それ次第では働きやすい環境を手に入れることができるのはかなり嬉しいポイントですよね。
<スキル身に付ければ収入があがる>
これは動画編集のスキルはもちろんですが、営業や宣伝のスキルを上げることでも収入を増やすことができます。
勉強して実践すれば収入につながるのはモチベーションを保つためにも役立ちそうですね。
デメリットを知れば対策を打つことができます。うまく問題を解決できれば魅力的なメリットを得ることができそうですね。
フリーランスの収入事情は?月収15万円は通過点
フリーランスになりたいという目標はあるけれど、実際フリーランスとして働いている人の収入面はどんな感じなのだろう?と思いますよね。
なかなか生の声を聞ける機会は巡ってきません。そこで2022年現在の動画編集の単価相場をご紹介します。
- 単価相場:5,000円から10,000円程度(動画の長さや経験により変動あり)
- 月収換算:15万から30万円(単価や生産性による)
- 年収換算:180万円から360万円(上記の月収の場合)
経験を積むと動画編集の自分なりのコツが掴め、同じ動画を作るときでも必要な時間を短くすることができます。
そうやって生産性を上げれば、こなせる仕事が増えるので収入が上がります。
また仕事をすればするほどスキルが身に付きます。
是非あなたにお願いしたいというクライアントも出てくるでしょう。そうすれば動画編集の単価が上がります。
これらが両方上がることで、安定的に月々30万円から50万円以上稼ぐこともできるようになります。
最近はネットも速く大量のデータのやり取りができるようになりました。そのことも手伝いyoutubeはとても人気ですね。
そのため動画編集業界にもたくさんのお金が流れてきているので、仕事がなくなる心配もしばらくはありません。逆に大きな波に乗るチャンスでしょう。
まとめ

- 動画編集で仕事が取れない理由は業界側と編集者側のマッチングがうまくできないため
- 動画編集で仕事を得るためには確かなスキルを身に付けてアピールしていくことが大切
- 在宅で未経験でも仕事を取るためには動画編集のスキルやコミュニケーション力、誠実さを示す必要がある
- 仕事を受注するためのルートはたくさんあるが、在宅希望ならクラウドソーシングを利用するとよい
- フリーランスでは継続案件が取れないと、収入面や精神面で厳しいことがある
- フリーランスの月収は会社員並みに稼ぐことができ、スキル次第ではそれを超えることもできる
動画編集は最初の仕事が取れない状態を脱するのが一番大変です。
まずはスキルを磨き、最初の仕事を成功させて実績と自信を身に付けましょう。
フリーランスへの道が一日も早く拓けるように、まずはコツコツと実績を積んでいきましょう。
動画編集で稼ぐため、スキルアップにAeを始めませんか。
初めは難しく感じるかもしれませんが、練習を続ければ必ずできるようになります。
こちらの本でプロのスキルを手に入れて稼ぎましょう。