
動物を飼ってみたいな…
今まで一度も動物を飼ったことがないという方は、ペットと一緒に暮らす生活に憧れますよね。
動物を飼うには、その動物の命を預かるという心構えと、責任を果たすという強い気持ちが大切です。
私は子供の頃にカメを飼っていたのですが、水槽から逃げ出してそのまま行方不明になってしまいました。
しっかりと責任を持って、逃げないような場所で飼育しておけばよかったと後悔しました。
あなたが動物を飼う時には私と同じようなことにならないように、ペットにとって安全で快適な環境を整えてあげてくださいね。
この記事では、動物を飼う心構えについてお伝えします。飼育に必要な費用や、初心者にもおすすめのペットもご紹介します。
ぜひ動物を飼う前にチェックして、飼い主としての責任を果たしてくださいね!
私たちも自分の部屋が欲しいように、ペットも自分だけの空間が欲しいものです。
ペットベッドを用意して安心させてあげましょう。
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動物を飼うことの責任とは?迎える前に考えておこう

ペットに癒やされて、毎日の暮らしをもっと豊かにしたいと感じることがありますよね。
動物を家族として迎え入れるということは、どんな時も最期まで寄り添い続けるという大きな責任があります。
その責任を果たすためにはどんな心構えが必要なのか事前に知っておきましょう。
飼い主になる準備はOK?飼う前にもう一度確認しよう
動物を飼うことを検討しているあなたは、ただ「可愛いから」という理由で飼おうとしていませんか?
動物を飼う前には、しっかりと飼った後の生活のことを想定して検討することが必要です。
以下の8つのチェック項目で、もう一度自分自身の生活や環境について振り返って考えてみてくださいね。
- 動物の飼育が可能な住宅環境にあるか
- ご近所や周りに迷惑をかけないように配慮ができるか
- 毎日欠かさずペットの世話をすることができるか
- 寿命を全うするまで一緒に居続けることはできるか
- 動物を飼うことに家族の同意があるか
- 家族の中に動物アレルギーのある人はいないか
- 生涯にかかる費用を負担することはできるか
- 万が一自分が飼えなくなった時のことを考えているか
これら8つの項目に一つでも不安な要素があれば、一度立ち止まることも必要です。
もう少し詳しく説明するので、今の環境で本当にペットを迎えられるのか一緒に考えてみましょう。
<1.動物の飼育が可能な住宅環境にあるか>
賃貸住宅や集合住宅に住んでいる場合には、管理規約などでペット禁止などのルールが定められています。
私は小学生の頃、賃貸住宅に住んでいたのでベランダでカメを飼っていて、結局逃げ出してしまいました。
最近はペットOKのマンションも増えてきていますが、事前にペットを迎えられる環境なのかを確認することが大切です。
<2.ご近所や周りに迷惑をかけないように配慮ができるか>
動物を飼うと、どうしても鳴き声や臭いなどで近所の方に迷惑をかけてしまうこともあります。
近所にペットを飼っている方が多ければ理解してもらえますが、飼っていなければナーバスになる方もいるので注意しましょう。
また、犬の散歩などで公共の場所に糞を放置したままにすると迷惑になるので、きちんとマナーを守ることが大切です。
<3.毎日欠かさずペットの世話をすることができるか>
ペットも人間と同じように生きているので、毎日のエサやりや排泄物の処理、健康管理などの世話が必要です。
どんなに忙しくても、時には自分のことを後回しにしなければならないこともあるということを覚えておきましょう。
<4.寿命を全うするまで一緒に居続けることはできるか>
結婚や子育て、転居や入院など、今後のライフプランについて考えていますか?
犬や猫は10数年以上の寿命があるため、長いスパンで今後のあなたの人生を考えて、本当に飼い続けることができるのかよく考えてみましょう。
私の友人は一人暮らしで犬を飼っていましたが、結婚を機に実家に犬を連れていくことになったと言っていました。
きちんとした受け入れ先があれば安心ですが、1人で寂しいからという理由でペットを飼うと、その後のライフイベントによって飼うことが難しくなってしまうこともあります。
<5.動物を飼うことに家族の同意があるか>
ペットを迎えるということは、その動物が家族の一員になるということです。
家族みんなが同意して快く迎えることはペットにとっても幸せですし、家族全員で協力してペットの世話を行うことは必要不可欠です。
<6.家族の中に動物アレルギーのある人はいないか>
もし今動物アレルギーを持っていなくても、飼い始めてから症状が出るという場合もあります。
元々皮膚が弱かったり、体調面で少しでも心配があったりする場合には、動物を飼う前にかかりつけの医師に相談するなど慎重に判断することが必要です。
<7.生涯にかかる費用を負担することはできるか>
毎日のエサ代や、病気の時の治療費、老齢期の介護などペットを飼うと想像以上にたくさんお金がかかります。
ペットの病院代は保険適用にならないので、多額な治療費がかかる可能性があるということも頭に入れておきましょう。
<8.万が一自分が飼えなくなった時のことを考えているか>
突然の災害や不慮の事故など、この先何が起きるかわかりませんよね。
何かの理由でどうしても自分がペットを飼うことが難しくなった時の預け先を考えておきましょう。
事前に備えておくことで、自分に万が一何かあった時でも安心です。
以上の項目を全てクリアすることができれば、動物を迎える準備は万端ですね。
飼い主としての責任を果たす!守ってほしい5箇条
実際に動物を飼い始めたら、今度は「飼い主」としてのモラルとマナーを守らなければなりません。
ここからは、ペットと人が幸せに暮らすために守るべきポイントを5つ紹介していきます。
- 動物の習性などを理解し、最期まで責任を持って飼う
- 動物の感染症などの知識を持ち、予防に努める
- 周りの人に迷惑をかけないよう配慮する
- むやみに繁殖させないよう注意する
- 迷子や盗難を防ぐために所有者を明らかにする
動物を飼う前も飼ってからも、動物の命を預かるという意識を常に持ち続けることが大切ですね。
<動物の習性などを理解し、最期まで責任を持って飼う>
飼う動物によって、適切な飼育方法などは異なるということを理解しておきましょう。
例えば、ハムスターは夜行性で回し車をゲージに置く必要がある、猫は爪を研ぐ習性があるなどです。
ペットがいきいきと生活できるような環境を整え、その命を終えるまで健康や安全に気を配る必要があります。
<動物の感染症などの知識を持ち、予防に努める>
人と動物の双方に感染するおそれのある病気について正しい知識を持つことが大切です。
さまざまな病気や感染症を予防するワクチンがあるため、ペットも定期的な健康診断を受けるようにしましょう。
犬の場合には、狂犬病予防法によって、年に一度の狂犬病ワクチンの接種が義務付けられています。
<周りの人に迷惑をかけないよう配慮する>
動物の鳴き声や排泄物、羽毛などによって近隣の人に迷惑をかけないように注意が必要です。
また、人に対して危害を加えることのないよう、動物の種類によってしつけや訓練をすることはマナーの一つです。
特に、道路や公園といった公共の場では、排泄物の処理などをきちんと行い清潔に保つように心がけましょう。
<むやみに繁殖させないよう注意する>
自分のペットが子供を産んだら、その子供も飼うことが飼い主の責任です。
生まれる命に責任を持てない場合には、不妊・去勢手術を行うことが大切です。
手術を行うことで病気のリスクが軽減し、長生きすることに繋がる場合もあります。
<迷子や盗難を防ぐために所有者を明らかにする>
万が一、ペットが家から逃げ出したり迷子になったりした時のために、所有者を明らかにしておく必要があります。
首輪に連絡先の書いた「迷子札」をつけているペットを見たことがある方は多いかもしれませんね。
最近は迷子のペットが増えていることが社会問題となり、国としての対策が強化されています。
2022年6月1日からはブリーダーやペットショップで販売される犬や猫に「マイクロチップ」が義務化されました。
マイクロチップとは、15桁の数字が記録されたチップで、注射器で動物の皮下に埋め込みます。
専用のリーダーで読み取ると飼い主の情報がわかるので、もし迷子になってしまっても安全に保護することができるようになりました。
マイクロチップはほとんどの動物に安全に使うことができるので、犬や猫以外の動物を飼う場合にも検討してみてくださいね。
動物を飼う費用は?必須のものから意外なものまで

ここまでは、動物を飼うための心構えについて解説してきましたが、ペットを迎えるに当たってこれからかかる費用について知っておきたいですよね。
実際に動物を飼うためには、どのくらいの費用が必要になるのかみていきましょう。
実は、初期費用や毎月かかる飼育費用の他に、見落としがちな費用もあります。
何にどのくらいの費用が必要なのか、飼い始める前に大体の金額や内容を確認しておきましょう。
動物を飼うための初期費用は?犬と猫でも大きく違う
動物をペットとして迎えるにあたって、必ず行わなければならないことや用意しておくべき物があります。
そういったものにかかる初期費用は、一般的に家で飼われることの多い犬や猫だとどのくらいでしょうか。
犬では約46,000〜77,000円、猫では約29,000〜59,000円程かかります。
ではまず、犬を飼う場合に必要となる初期費用の内訳を見てみましょう。
- 畜産登録:約3,000円
- 狂犬病の予防接種:約3,000~4,000円
- 混合ワクチン(3回分):約15,000~30,000円
- 生活グッズ:約25,000~40,000円
実際にどんな手続きやグッズにお金がかかるのか、一つずつ詳しく見ていきましょう。
<畜産登録>
犬を飼い始めた日から30日以内(子犬の場合は生後90日を経過した日から30日以内)に、お住まいの市区町村に登録申請をします。
市区町村に申請をすると、「鑑札」が交付されます。この鑑札は犬に着けておかないといけないので、首輪などに着けるといいでしょう。
地域によってシンプルな楕円のものや犬の形のものなどデザインが少しずつ異なるようです。
自分の地域はどんなデザインなのか、登録が少し楽しみになりますよね。
この登録は、お住まいの住所や飼い主が変わった場合、犬が死亡してしまった場合にも30日以内に届け出る必要があるので忘れないように注意しましょう。
<狂犬病の予防接種>
狂犬病とは、犬にかまれることで人や家畜にも感染することがある犬の伝染病です。
日本では1957年以降に狂犬病の発生事例はありませんが、お隣の中国や東南アジアでは年間100人以上もの人が狂犬病で亡くなっている非常に怖い伝染病です。
そのため狂犬病の予防接種は義務化されており、毎年必ず行う必要があります。
予防接種をすると注射済票が交付されるので、これも犬につけておかないといけません。
ちなみに狂犬病の予防接種をすると、注射済票のほか「犬シール」も一緒にもらえます。
玄関先に何枚もシールが貼られているお家を見たことがあるのではないでしょうか。
<混合ワクチン>
狂犬病の予防接種とは違い、法的義務はないので任意接種とはなりますが、時には命取りとなる感染症もあるので大切な愛犬の命を守るためにも必ず接種しておきましょう。
子犬の場合は十分な免疫をつけるために、16週齢までの間に3回ワクチンを受ける必要があります。
犬から犬へ、犬から人へと感染症を拡大させないための対策をすることは、動物を飼う時のマナーでもあります。
また、ドッグランなど他の犬と接触する場や、トリミングやペットホテルを利用する際にはワクチン接種証明書の提出を義務付けているところがほとんどのようです。
予防できる病気の数によって3種~11種と複数あるので、動物病院で違いを確認してみてくださいね。
<生活グッズ>
寝るところとトイレ、食べ物は生活に欠かせないものなので、お家に迎える前に必ず用意するようにしましょう。
おもちゃも少し用意しておき、すぐに遊んであげられるようにするといいですよ。
生活グッズの内容については後ほど詳しく紹介しますね。
では次に猫を飼う場合の初期費用を見てみましょう。
- 混合ワクチン(3回分):約9,000~21,000円
- 生活グッズ:約20,000~23,000円
※野良猫や保護猫の場合は以下も必要
- 寄生虫検査:約3,000~5,000円
- 健康診断:約5,000~10,000円
猫には畜産登録や狂犬病の予防接種の必要がないので、犬と比べると少なく感じますよね。
しかし猫は犬に比べて保護猫や野良猫を飼う場合も多いので、その場合は追加で寄生虫などの検査もするようにしましょう。
<混合ワクチン>
猫は犬のように散歩に連れていくということがないため、室内で飼っている猫の場合はワクチンを打たなくてもいいのではと思うかもしれません。
しかし、お家の中だけで飼っていても感染のリスクはあります。
一度感染すると、重症の場合には命を落としてしまう危険もあるのでワクチンはきちんと接種しましょう。
接種できるワクチンは3~5種類あり、大体3,000~8,000円が相場のようです。
子猫の場合は免疫獲得のため2~3回の接種が望ましいとされています。
<生活グッズ>
犬と同じく寝るところとトイレ、食べ物やおもちゃは絶対に必要になるので事前に用意しておきましょう。
<寄生虫検査>
外での暮らしを経験していた猫の場合、ノミやマダニ、回虫などのお腹の虫が寄生している可能性があります。
下痢が続き脱水症状を起こしたり、回虫は人間にも感染したりするので一刻も早く駆虫するようにしましょう。
<健康診断>
長い間外で暮らしていた猫ほど、健康上の問題を抱えている場合が多いようです。
野良猫を飼うのであれば、できる限り保護したその日のうちに動物病院で検査してもらうと安心ですよ。
年間の費用はいくら?犬は約35万円で猫の約2倍
飼うための初期費用はわかりましたが、それ以外にも毎月の飼育費用が必要ですよね。
年間ではいったいどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
犬にかける年間費用は約35万円、猫では約17万円もかかるようです。
最も多くの支出を占めるものは、フードやおやつといった「食費」です。
1年間の食費は、犬だと約60,000円前後、猫なら35,000円前後はかかるようです。
月に換算してみると、犬は約5,000円、猫の場合は約3,000円程度は必要ということになります。
次に多い支出は、怪我や病気の時の「治療費」となっています。
治療費に関しては、動物は人間のように公的な保険はなく、全ての治療が全額自己負担となり高額な出費になってしまうことを覚えておきましょう。
また、最近は大切な動物の健康維持を意識する傾向が強まっているので、サプリメント代も毎月の出費として大きな割合を占めているようです。
3番目に多い支出はシャンプーやカットなどの「トリミング費」です。
人間で言うところの美容室のようなものですが、美容やおしゃれのためだけではありません。
もちろん可愛い我が子をさらに可愛くしてもらいたいという面もありますが、体を衛生的に保ったり、ノミやダニを防いだりという大切な目的があります。
一見、健康とは関係なさそうですが、これもペットの健康維持に繋がる大事なことなんですね。
飼育費用だけじゃない!意外と見落としがちな費用
動物を飼う上で必要な費用は、上で説明した初期費用や生活費用だけではありません。
意外に見落としがちなものが以下の3つです。
- 光熱費
- ペット可の物件
- ペットホテル
ペットを飼うと、普段の生活に関わる費用がさらに増えてしまうようですね。
それぞれの項目をもう少し詳しく説明するので一緒にみていきましょう。
<光熱費>
動物は温度変化にとても敏感なため、大切なペットが体調を崩さないように注意しましょう。
特に夏と冬は室内を適切な温度に保つためにエアコンを付けっぱなしにする必要があるので、光熱費はかなり増えることを頭に入れておいてくださいね。
<ペット可の物件>
ペットと一緒に賃貸物件に住む場合には、「ペット可」の物件を探す必要があります。
ペット可の場合、通常の部屋より敷金が高い傾向にあり、ペット保証金が必要になることも多いので事前に確認しておきましょう。
<ペットホテル>
旅行や出張などで数日家を離れる必要がある際には、ペットホテルを利用しましょう。
サービス内容や動物の種類によってなど、ホテルごとにも料金は違うので前もって近くのペットホテルを調べておくと安心ですよ。
内側のクッションはリバーシブルになっています。
シープタイプとレザータイプに変更することができるので一年中活躍しますよ。
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動物を飼うのは初心者でも大丈夫!楽しく飼育しよう

動物を飼うための準備は整ったので、実際にペットショップに動物を見に行ってみましょう。
最近は珍しい動物を飼っている人も増えていますよね。
私の友人はハリネズミを飼っていて、家に遊びに行った時にびっくりした覚えがあります。
ここでは、初心者でも飼いやすいペットを紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。
初心者でも育てやすい人気のおすすめペットを紹介

初心者だとどんなペットが飼いやすいかな?
初めて動物を飼うという方は、比較的育てやすいと言われている動物を飼うことをおすすめします。
一般的に育てやすいと言われている動物は、どのような特徴があるのか知っておきましょう。
- おとなしい
- 人懐っこい
- 鳴き声が小さい
- お世話が簡単
このような条件を基準にペット探しをしてみると、あなたに合った動物が見つかるかもしれませんよ。
次に、初心者でも飼いやすいと言われている可愛い動物たちを紹介していきますね。
- 犬
- 猫
- ハムスター
- うさぎ
- インコ
- ハリネズミ
- フェレット
初心者でも飼いやすい動物は、比較的体の小さいペットが多いようです。
家族として迎える前に、それぞれの動物を飼うのにかかる生涯費用や平均寿命を知っておくと参考になりますよ。
種類 | 生涯費用 | 平均寿命 |
犬 | 約250~300万円 | 約12~15年 |
猫 | 約200万円 | 約15年 |
ハムスター | 約3万円 | 約2~3年 |
うさぎ | 約20~50万円 | 約8年 |
インコ | 約15~30万円 | 約7~8年 |
ハリネズミ | 約15万円 | 約2~5年 |
フェレット | 約20万円 | 約6~10年 |
それぞれの動物の特徴をもう少し詳しくみていきましょう。
<犬>
犬は、ペットの中でも最も人気の動物で、身近に飼っている人もたくさんいますよね。
特に、小型犬は初心者や一人暮らしでも飼いやすいと言われています。
犬は忠誠心が強く頭も良いので、飼い主の言葉を理解して楽しくふれあうことができます。
また、犬の散歩をすることで、飼い主の運動不足解消にもつながりますよ。
<猫>
猫も犬と1、2を争う人気の動物で、「犬派」「猫派」とも言われるほどですよね。
猫は、どの種類も比較的小さくお部屋の中でも飼いやすい動物です。
また、ひとり遊びが得意で、散歩の必要がありません。
猫は本来、夜行性の動物で睡眠時間も12~16時間と長く、日中家を空けていても安心ですね。
<ハムスター>
ハムスターはゲージの中で飼うので飼育の場所をとる心配がありません。
また、過度なしつけも不要で、費用も安いので初心者でも気軽に飼うことができます。
数日おきにトイレやゲージの掃除などをすればいいので、手間がかかりにくいことが特徴です。
<うさぎ>
うさぎはおっとりした性格で人懐っこいことが特徴で、癒やしを与えてくれます。
鳴き声も小さく、体臭も薄いので、室内で安心して飼うことができます。
小学校でも飼育されている動物なので、初心者でもお世話しやすいペットです。
<インコ>
インコは、好奇心旺盛で明るく、鳴き声も小さいので賃貸でも安心して飼うことができます。
慣れてくると、言葉を覚えたり音楽に合わせて体を動かしたりするようになるので、きっとあなたを楽しませてくれますよ。
飼育にかかる費用も比較的安く、フンの量も少ないのでお世話も簡単です。
<ハリネズミ>
ハリネズミは、「幸福のシンボル」と言われ、最近人気急上昇中のペットです。
コミュニケーションをとれるようになるのに少し時間はかかりますが、少しずつ慣れていくと飼い主の声や匂いを覚えます。
背中に針のようなトゲがありますが、チクチクと逆立つのは怒った時だけなのでそんなに心配することはありません。
名前を呼ばれて振り返ったり、手のひらにコロンと転がったりする姿はとても可愛いですよ。
<フェレット>
犬や猫の飼育が禁止されている賃貸住宅でも、フェレットなら許可されている場合もあるほど、鳴き声や足音も小さいことが特徴です。
人懐っこく、一緒に遊びたがるので子供がいる家庭でも飼いやすいペットです。
睡眠が大好きで基本的にはゲージの中で飼いますが、1日に2~3時間は外に出して遊んであげてくださいね。
あなたのライフスタイルにぴったりなペットは見つかったでしょうか?
飼う前にはしっかりとその動物の特性を理解しておくことが大切です。
犬や猫を飼うために最低限必要になる生活グッズ7選
実際に家族として犬や猫などの動物を迎えることになった場合には、事前にそろえておくものがたくさんあります。
最低限準備すべき生活グッズにはどんなものがあるのか紹介していきますね。
- ベッド用品
- トイレ用品
- フード
- ゲージ関連
- 食器
- おもちゃ
- ブラシ
どのグッズも生活に必要な物なので、一つずつ確認してみましょう。
<ベッド用品>
専用のベッドや毛布など、落ち着ける場所を作ってあげましょう。
<トイレ用品>
トイレは毎日のことなので、動物も人間も快適に過ごせるよう使いやすく片付けやすいようにしておく必要があります。
犬ならペットシーツ、猫なら猫砂を用意するようにしましょう。
私の実家の愛犬は、最初の頃ペットシーツを破ったり噛んで引っ張り回したりすることがあったのですが、そんな時にはシーツを挟めるトイレトレーが便利でした。
<フード>
最初はブリーダーやペットショップが与えていたものと同じフードがあれば安心です。
別のフードに切り替えたい場合でも徐々に慣れさせることを意識しましょう。
<ゲージ関連>
家としてだけでなく、犬の場合にはしつけのトレーニングにも使えるようです。
また、動物の苦手なお客様が来訪される場合や、掃除で窓や玄関を開けっぱなしにしないといけない時に、ゲージがあると入れておけるので安心です。
<食器>
フードを食べるときやお水を飲む時などに必要です。
家の食器でも代用はできますが、高さや傾き、早食い防止など動物への配慮があるので動物専用の食器を準備してあげることをおすすめします。
<おもちゃ>
動物達のストレス軽減や噛み癖の対策、歯磨きにも役立ちます。
<ブラシ>
毛が短い品種ではブラッシングの必要性はあまり高くありませんが、ブラシで皮膚を刺激することで血行促進や新陳代謝を促すという大切な役割があります。
またブラッシングでスキンシップをとることで、体調変化に早く気づくこともできるのでおすすめです。
以上7点は、生活に欠かすことのできないグッズなので必ずそろえてあげるようにしてくださいね。
もし猫を飼う場合には、特別に用意すべきものがあるので見てみましょう。
- 爪研ぎ
- キャットタワー
- リード付きハーネス
猫の特性を理解した上で、家の中でも快適に過ごすことができるようにグッズを準備してあげましょう。
<爪研ぎ>
猫はマーキングや気分転換、自己アピールなどのために爪研ぎをしますが、大事な家具等をガリガリされたら大変ですよね。
猫のためにも人間のためにも、爪研ぎを買っておくと安心です。
<キャットタワー>
猫は散歩には行きませんが、運動はもちろん必要です。猫と言うと家の中を自由に歩き回っているイメージがあるかもしれませんね。
キャットタワーは、上下運動を好む猫にとって最適な遊び場になります。
運動不足の解消にもなり、寝床としても活用してくれるかもしれません。
少し場所を取るので、事前に置く場所を考えておくとスムーズですよ。
<リード付きハーネス>
万が一災害が起こった際には、そのまま外に出ると迷子になってしまう可能性があるため、猫にハーネスをつけて一緒に避難する必要があります。
初めてつけると嫌がる事もあるので、飼い始めた頃から慣れさせておくと安心です。
動物を迎えるには、さまざまなグッズをそろえておく必要があるんですね。
ペットの生活グッズにも色々な種類があるので、ペットショップで探している時間も楽しめますよ。
まとめ

- 動物を飼う前には、生活環境やライフスタイルを考慮し、本当に飼うことができるのかもう一度よく考えることが飼い主としての責任
- 動物を飼った後にも飼い主としてのモラルとマナーを守り、責任を持って最期まで世話をする覚悟を持つ
- 必要な初期費用は、飼う動物の種類によって金額が大きく変わってくる
- 動物を飼うには初期費用や毎月の生活費がかかるので事前にどのくらいかかるのか知っておくことが大切
- 動物を初めて飼う場合には、おとなしくてお世話がしやすい小さな動物がおすすめ
- 実際に動物を迎えることになったら、ベッド用品やトイレ用品、フードやおもちゃなどさまざまなグッズをそろえる必要がある
動物を家族として迎え入れるには、飼い主としての自覚を持ち、責任を持って育てていく覚悟が必要です。
私はよくペットショップに動物を見に行きペットを迎えることを考えていますが、飼う前には必ずその動物に合わせた環境を整えておきたいと考えています。
あなたもしっかりと心構えと準備をして、ぜひ動物と幸せな暮らしを始めてみてくださいね!
室内で飼われているペットは特に一人の時間や空間は大切です。
自分だけの場所を必ず作ってあげましょう。
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