独身は幸せすぎると思いませんか?私も独身生活が幸せすぎるので今後もこのままがいいのですが、親戚は結婚を勧めてきて困っています。
直近の国政調査では日本の50歳時点の未婚率は1985年と比較すると女性は約3倍、男性に至っては約5倍にもなっていて、なんと4人に1人が独身なのです。
独身者向けのお店やサービスも増えていますので、ひとりでも幸せすぎる暮らしを送る方法はいくらでもありそうです。
なぜ周囲は独身では幸せになれないというのでしょうか?
結婚すれば幸せという固定観念ができた背景を解説しながら、独身でいる理由やメリットとデメリットを見ていきましょう。
また独身生活を幸せすぎると感じている男性の特徴や、結婚を選んだ方がよい人についても紹介しています。
あなたらしい幸せのヒントを見つけにいきましょう!
独身は寂しいなんていわれるけど、とんでもない!
こちらの本はイラストレーターの著者が自身の独身ライフをつづったブログを書籍化したものです。
なんとなく寂しい気持ちになったとき、必ず元気をもらえる本です。
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独身が幸せすぎると感じるのは変?決めるのはあなた

独身でいることが幸せで、結婚に重点を置いていない人が増えてきています。
2020年の国勢調査では50歳時点で未婚の人は4人に1人いるという結果が出ています。
独身でいる人の理由や特徴、メリットとデメリットを一緒に見ていきましょう。
結婚しない選択肢もある!独身を選ぶ理由を5つ紹介
独身生活は気ままで、幸せすぎると感じている人もいるでしょう。私もその気ままさが気に入っています。
世の中の独身男女はどのような理由で結婚を選ばないのか気になりませんか?
みんなが考える独身でいる理由を見ていきましょう。
- 結婚を考えたい相手がいない
- 結婚の必要性を感じない
- 結婚後の経済面が心配
- 自分の時間が取れなくなる
- うまく付き合っていく自信がない
独身でいる理由は、結婚自体とその後についての2つに分かれるようです。
<結婚を考えたい相手がいない>
結婚は一人でできるものではありませんので、相手がいるかいないかは重要なポイントです。
お付き合いしている人がいても、その人との結婚を考えるところまでいかないという人もいるでしょう。
<結婚の必要性を感じない>
そもそも結婚という制度に必要性を感じていないという人もいます。
好きな人と一緒にいる手段に結婚以外の選択肢を持つのは、おかしなことではありません。
これからどんどん結婚以外の新しい形が増えていきそうですね。
<結婚後の生活の経済面が心配>
自分の稼ぎで不自由なく暮らしている人は、結婚後のお財布事情が気になるのは無理もありません。
夫婦として生活するなら、大きな買い物はお互いに相談しなければいけませんし、自由に使えるお金の幅は狭まってしまうでしょう。
結婚したために、生活が苦しくなる場合も考えられます。
<自分の時間が取れなくなる>
独身で自分の時間を全てコントロールしていたときに比べると、家族の予定と合わせなければいけない場面は増えるでしょう。
子どもを授かれば生活の中心はそちらに移っていくため、余計に自分だけの時間を確保することは難しくなります。
気軽に友達と会ったり、遊びに出かけたりできないのは辛いと感じる人は独身でいたいと思うのは自然ですね。
<うまく付き合っていく自信がない>
「誰かひとりと一生をうまく付き合っていかなければいけない」と思うとプレッシャーを感じてしまいます。
過去の恋愛や人間関係で深く傷ついた経験がある人は余計に「他人と一緒に暮らすなんて無理」と思うかもしれません。
結婚しなくても幸せ!独身に向いている人の特徴
よく祖母から「いい歳して、結婚もしないで…」と言われます。
独身でもとても楽しくて幸せだと伝えても祖母は困った顔をするばかりです。
昭和、平成に生まれ育った人の多くが、年頃になったら結婚をして子どもを育てるというイメージを強く持っています。
その固定観念の始まりは、1898年に公布された明治民法で家父長制が導入されたことにあります。平たくいうと結婚を保護する政策です。
それまでは離婚や独身者も多くいましたが、この政策を機にみんなが結婚するという風潮が高まりました。
そのため結婚することが人生に組み込まれ、独身者が極端に減った状態が何十年も続きます。
1980年代では50歳の時点での未婚率は5%前後だったといいますから、祖母の世代が結婚を勧めてくるのは仕方がないことなのかもしれません。
しかし2000年代に入ると、50歳を迎えた時点での未婚者の割合は増加傾向に変わります。
未婚の中にはずっと独身を通している人だけでなく、死別や離婚も含まれますが、パートナーを持たない人は少なくないようです。
では独身に向いている人とは、どんな人なのでしょうか?
- 物事の捉え方が他の人と合わない
- 好きか嫌いか、考え方が極端
自分自身に考え方の軸がある人は独身に向いているようです。詳しく解説します。
<物事の捉え方が他の人と合わない>
物事の捉え方が周りとは違うと感じることが多い人は、無理に結婚を選ばなくてもいいかもしれません。
パートナーが同じような感覚の人ならいいのですが、違うときは自分の考え方を変えざるを得ない場面が多くなるでしょう。
最初は我慢して譲っていても、それが何年も続くと窮屈さを感じてしまい、本来のあなたを失くしてしまうかもしれません。
<好きか嫌いか、考え方が極端>
結婚生活というのは他人同士が一緒に暮らします。パートナーの嫌な部分も当然見つけることになるでしょう。
嫌いになるととことん冷めてしまうという気質の人は、結婚生活を続けていくのは難しいと感じるかもしれません。
幸せは人それぞれ!独身でいるメリットとデメリット
独身でいることも、結婚することも、幸せの形は人それぞれです。
ここでは独身でいるメリットとデメリットについて見ていきましょう。
- お金と時間を自由にできる
- 恋愛できる
- 煩わしい家庭生活がない
独身が幸せすぎると感じる気持ちに思わず納得してしまうメリットです。
<お金と時間を自由にできる>
独身でいると時間やお金をどう使うかは自分だけで決められます。
好きな洋服を買ったり、友達と旅行へ出かけたりするのもそう難しくはありません。
なにか新しいことを始めようと思い立っても、すぐにチャレンジすることができます。
<恋愛できる>
独身の間は恋人がいても、他の人が好きになればパートナーを変えることができます。しかし結婚しているとそうはいきません。
自由にパートナーを変えて恋愛を楽しむことができるのは独身ならではのメリットといえますね。
<煩わしい家庭生活がない>
結婚すると家事や育児、お金の管理、将来への備えなど、さまざまなことを背負うことになります。
それに加え、夫側の親戚付き合いを煩わしく思う人もいるでしょう。
独身でいれば、そういった煩わしさは軽減されます。
幸せすぎるという意見に納得のメリットでしたが、デメリットにはどういうものがあるのでしょうか。
身内以外に頼みにくい保証が出てくる
医療や介護を受けるときに、保証人が必要になる場面が出てきます。独身者でも「身内の方にお願いできませんか?」と言われることもあるようです。
もし甥や姪がいるなら、普段からコミュニケーションを取って、いざというときの連絡先になってもらえるような関係を作っておくことが大切になりそうですね。
大抵のことはお金で解決できます。独身を通すことを決めているのなら、ざっくりと人生計画を立て、老後の蓄えをしっかりと作っておくことをおすすめします。
独身で幸せになれるか診断して人生のヒントをもらおう

「若いうちはいいが、一生独身でいるのは寂しい」や「結婚したほうが幸せになれる」という人は一定数います。本当にそうでしょうか?
男女ともに結婚しない方が幸せになれるのではないか、という研究もあります。
人が人生に求める幸せや人間関係のあり方が変化し始めているのがうかがえる研究ですね。
そこであなたが本当に独身に向いているかを診断でチェックしてみましょう。
あなたは独身に向いている?10の質問から診断
あなたは独身の生活を幸せに暮らしていると思います。
でも、ふとしたときに「ずっとひとりなのかな?」と思うことはありませんか?
自分は本当に独身に向いているかどうか、10の質問にYesかNoで答えて診断してみましょう。
- 暇や退屈という感覚が分からない
- 会計は絶対に割り勘にする
- 貯金はうまくいかないが「なんとかなる」と思っている
- 友達は異性同性問わず多い方だ
- お酒やカラオケなど、おひとり様は得意だ
- 思いついたら旅行もひとりで行ける
- 急に新しい環境に入れられても馴染める自信がある
- 子どもの頃に両親が離婚した
- 器用なほうだと思う
- 子どもは好きだが、世話をできるか不安がある
診断の質問にYesが多いほど、独身で過ごすことに向いています。
独身に向いている人というのはひとりで生きる能力が高いタイプともいえます。
友達が多く新しい環境にも馴染める適応性があり、旅行やカラオケなどで自分を楽しませることが上手です。
「なんとかなるさ」と明るく楽観的で自立しているので、男女ともに人気があるでしょう。
独身でも十分に幸せに暮らしていけるスキルがあります。
独身向きだからといって、結婚に向いていないというわけではありません。
結婚を選んだとしても、持ち前の社交性で明るく楽しい家庭を築けるはずです。
幸せは生活を充実させるために行動した人に訪れる
独身者と既婚者はどちらが幸せか?とよく比較されますよね。
実は結婚しているかどうかは幸福度とは関係ないのです。
では幸せな人生を送れる人とはどんな人なのでしょうか。
- 夢や目標に向かって努力している
- 生活の中に打ち込めるものがある
- 楽しみをたくさん持っている
- 気持ちを分かち合える相手がいる
前向きな言葉がたくさん並びましたね。ひとつでも当てはまれば、あなたはもう幸せな人生を歩み始めています。
<夢や目標に向かって努力している>
将来のビジョンがあり、目標に向かって努力している人は周りから見ても輝いています。
あなたの前向きなパワーは周囲をも明るくしているかもしれません。
<生活の中に打ち込めるものがある>
あなたが好きだと思って打ち込んでいるものを思い浮かべてください。
家事や育児、仕事や勉強、趣味、なんでも構いません。好きだと思えることをたくさん持っていると毎日に張りが出ます。
<楽しみをたくさん持っている>
楽しみをたくさん持っている人はいつもご機嫌です。
私の友人はメリハリが素晴らしく、生活のあちこちに小さな楽しみをちりばめています。
いいことと悪いことのバランスをコントロールしているので自分の機嫌を取るのがうまく、一緒にいるととても楽しい気持ちにしてくれます。
<気持ちを分かち合える相手がいる>
長い人生を過ごす上で、嬉しいや楽しいといったポジティブな気持ちだけではなく、悲しい、寂しいといった感情を分かち合える相手はとても大切な存在です。
あなたは誰の顔が浮かびますか?その人のことを大切にしていきましょう。
自分がどんなときに幸せを感じられるかを心に留めておけば、既婚か独身かは幸せ度にはなにも関係ないのです。
一度きりの人生ですから、あなたが楽しい方を選ぶのがいいと思います。
独身仲間が集まってワイワイ盛り上がった話や、日々の生活でかかわった他人とのやりとりなど、独身生活を楽しんでいるエピソードが盛りだくさんです。
「一生ひとりでもずっと楽しく暮らせるかも!」と思わせてくれる本です。
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独身が幸せな男性もいる!未婚と既婚の選択肢を考える

独身が幸せすぎると感じている女性について紹介してきましたが、男性にもそう感じている人はいます。
ひとりでいることを楽しめ、苦にならない人が独身生活を幸せに過ごしているようです。
しかしその中にも結婚を選んだ方が幸せになれそうな男性もいます。
未婚と既婚の選択肢について両面から見ていきましょう。
独身生活を幸せに過ごしている男性の心理と特徴を紹介
独身生活が幸せすぎると感じている男性にはどんな特徴と心理があるのでしょうか?
独身を楽しむ男性の心理
会社に行けば仕事仲間がいるし、時々友人と過ごすことができれば寂しくないと感じています。
もともとひとりで過ごすことが好きという人がほとんどです。
結婚に対してひとりで過ごす時間以上のメリットを感じられないという人もいます。
独身生活が幸せな人にはどんな特徴があるのでしょうか。
- 経済的余裕がある
- 恋愛経験が豊富
- 達成したい夢や目標がある
独身生活に幸せを感じている女性と似ている部分もありますね。
<経済的余裕がある>
生活に余裕があれば、余暇に回すお金があります。趣味にお金をかけることができ、ほしいものを我慢することもないので、満たされています。
自分が楽しむためにお金を使えるので寂しいと感じている暇もありません。
心の充足感が幸せすぎる独身生活を実現してくれ、結婚したいと思わなくなるようです。
<恋愛経験が豊富>
今までの恋愛経験から「自分は結婚には向いてない」と感じた男性は独身を選択するようです。
恋人以上のパートナーシップを望まないという人もいます。
<達成したい夢や目標がある>
人生を賭けたいほどの夢や目標を持っている人は独身を選択する人が多い傾向にあります。
目的を達成するために努力を重ねていくことに幸せを感じるので、結婚よりもそちらを優先します。
結婚以外の幸せをしっかりと掴んでいるといえますね。
独身より結婚を選ぶ方が幸せになれる男性の特徴2つ
独身生活は楽しいけれど、今後の人生をどう生きていこうか考えたときに、結婚が浮かぶ人もいるかもしれません。
パートナーと一緒に過ごすことを幸せすぎると感じる人は結婚に向いているでしょう。
結婚を選ぶことで幸せな毎日を掴める男性の特徴を紹介します。
- ひとりより誰かと一緒にいることが好き
- 好きな人といると安心できる
ひとりの時間を楽しめるのも才能ですが、誰かと一緒がいいというのも素敵な理由ですね。
<ひとりより誰かと一緒が好き>
ひとりでいるよりも誰かと一緒にいる方が楽しいと考える男性は結婚生活も円満に過ごせそうですね。
パートナーと過ごすことも心から幸せと思えるので、家庭内の雰囲気も明るくなり楽しい生活を送れるでしょう。
<好きな人といると安心できる>
大好きなパートナーと一緒に過ごすと安心感や幸福感を感じ、癒やされる人は結婚に向いています。
日々の幸せを分かち合って生きていけるパートナーとの人生は、満ち足りたものになるでしょう。
まとめ

- 独身を選ぶ理由には結婚を考えたい相手がいないことや、必要性を感じていないなどがある
- 独身が幸せすぎると感じる理由には、お金や時間を自由にできることがある
- 幸せすぎる独身生活を送ることができる人は自分の考えをしっかり持っている
- 独身が向いている人はひとりで生きる能力が高い
- 幸せすぎる人生を送るためには生活を充実させるために行動するとよい
- 独身と結婚のどちらに、より幸せを感じるかは本人の考え方次第
人生の幸せはパートナーの有無やそのときの環境などで常に変化しています。
あなたが幸せを感じられることを選んで進むことで、楽しい毎日を重ねていけるはずですよ。
独身でも結婚していても、毎日を楽しく過ごすことで幸せ度がぐんぐん上がります。
著者は独身ですが、日々を全力で楽しみ尽くす様子やストレス発散法などは共感できるところがたくさんあります。
著者の幸せすぎる独身生活を覗いて、あなたが幸せに過ごすヒントを探してみませんか?
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