暖房で乾燥しないための対策!原因や快適な温度と湿度も紹介

生活・趣味

冬は暖房の効いた温かい部屋で快適に過ごしたいですよね。

暖房の効いた部屋は乾燥するんだよなあ

喉が痛くなったり、お肌が乾燥したりしてしまうことが私もよくあります。

暖房で乾燥しないためには部屋の湿度をあげる工夫が必要です。今回は暖房で乾燥しないための対策をご紹介します。

またいくつかの対策を組み合わせることにより、さらに大きな効果を期待できます。

暖房で乾燥している対策をせずにいると鼻や喉の粘膜が乾燥して防御機能が低下し、体内にウイルスが入りやすくなったり、肌トラブルにつながったりします。

また乾燥した部屋は火災が発生した際に火が回りやすくなるため、重大な事故につながる可能性もあります。

部屋は暖かくしたいけれど乾燥はイヤ!そんなあなたにセラミックファンヒーターはいかがですか?

部屋や体が十分に温まったら、低温風に切り替えます。同じ所ばかりに温風が当たらないので乾燥しにくいです。

すぐに温まるのでエアコンのように寒い部屋で温風が出てくるのを待っている必要はありません。

暖房で乾燥しない対策8選!組み合わせでより効果的!

暖房で乾燥しないための対策と聞いて思いつくものはなんですか?

まず加湿器は暖房による乾燥への対策としてなんとなく想像つきますよね。ほかにも乾燥対策にはいろいろな方法があります。

ここでは、暖房で乾燥しないための対策や加湿しすぎてしまうとどうなるのかについてご紹介していきます。

暖房で乾燥しないための対策は?手軽な方法をご紹介

暖房で乾燥しないための対策についてみていきましょう。

  • バスルームのドアを開けておく
  • ぬれたバスタオルを干す
  • 洗濯物の部屋干しをする
  • 部屋を水拭きする
  • 鍋で水を沸かす 鍋料理
  • カーテン霧吹き
  • 観葉植物を置く
  • 加湿器を置く

以上、8つの対策についてご紹介していきます。

<バスルームのドアを開ける>

お風呂の湯船にお湯をため、ドアを開けておくと乾燥対策になります。

蒸気が部屋全体の湿度をあげるため、即効性のある方法です。

ビジネスホテルなど暖房がよく効いている部屋は乾燥していると思ったことはありませんか?

私はビジネスホテルに泊まると次の日に喉が枯れてしまうことがよくあります。

家だけでなく、ビジネスホテルなど特に乾燥している部屋で使えるので、試してくださいね。

<洗濯物を部屋干し>

洗濯物の部屋干しは乾燥対策に有効です。

水分を含んだ衣類を日の当たる場所や窓際などに干すと、少しずつ水分が蒸発します。その結果空気中の水分量がふえ、室内の湿度を上げることで乾燥を防ぎます。

でも洗濯物を部屋の中で干すとにおい気になりますよね。

わたしも部屋干し後の衣類が何となくにおうという経験が何度もあります。

そんな時は部屋干しの臭いを防ぐ洗剤や柔軟剤もあるので、試してみると良いでしょう。

<ぬれたバスタオルを干す>
夜などは洗濯物の片付けが終わって部屋干しをする洗濯物がない!という時もありますよね。

大きめのタオルをし、部屋の中に干すと良いでしょう。

お風呂に入った後に使ったバスタオルを部屋の中に干すのもいいですね!

<お部屋を水拭きする>

暖房による乾燥が気になるときはお部屋を水拭きすると乾燥対策につながります。

壁や床、窓などお部屋の中で大きな面を水拭きするとよいでしょう。

お部屋もきれいになり、乾燥も防ぐことができるなんて一石二鳥ですね。

でも寒い日の床や窓の水拭きはつらいですよね。私もつい後回しにしてしまいます。

そんなときはフロアモップにぬらした雑巾を付けて掃除をすると、冷たい床に触ることなく水拭きができますよ。

<鍋で水を沸かす 鍋料理>

暖房で乾燥した部屋で鍋料理をするのも乾燥対策として有効的です。

寒い日の鍋は心も身体も温まりますよね。私も寒い冬の日にはお鍋を囲んで、温まっています。

料理をしたくない場合は鍋に水を入れて、お湯を沸かし、鍋のふたを開けておくだけで鍋料理をしたときと同じ効果を得ることができます。

お風呂のドアを開けて乾燥対策をするときと同様、温めた蒸気が部屋全体の湿度をあげるため即効性のある方法です。

<カーテン霧吹き>

カーテンに水分を含ませると、部屋全体が程よく加湿されるため、乾燥対策になります。窓際のカーテンに吹き付けると湿度が上がりやすくなります。

しかしカーテンに霧吹きをかける際、水分を含ませすぎてしまうと、カビの原因になってしまいます。

水分を振りかける際は少量にしましょう。

エアーフレッシュナーなど香り付きのものも販売されているので、お好みで使ってみるのもよいですね。

<観葉植物を置く>

観葉植物を部屋におくのも部屋の乾燥対策になります。

植物は葉っぱの気孔から水分を蒸散させる働きがあるので、周囲の乾燥対策となります。

ただし、植物の蒸散が起こるのは夏が中心です。冬の乾燥対策には効果が出にくいので注意しましょう。

また観葉植物は湿度を保つだけでなく、二酸化炭素を吸って酸素を吐き出すという性質から空気をきれいにする効果があります。

観葉植物を置くとインテリアにも役立ちますし、植物の持つ癒やし効果も期待できますよね。

しかし加湿や空気清浄の効果は空気清浄機や加湿器と比べると少ないので、補助の役割で観葉植物を置きましょう。

<加湿器を置く>

部屋の暖房による乾燥対策で最も一般的なのは加湿器ではないでしょうか。

加湿器は部屋の乾燥の対策になるだけでなく、湿度を調整することもできるので快適にお部屋で過ごすのに役立ちます。

容器に水を補給し電気で加熱して蒸気を出す仕組みで、室内の中央に配置し、全体に広がりやすくするとより効果的でしょう。

最近では電気を使わないタイプやペットボトルを利用するタイプなどもあります。

アロマオイルを入れることのできる加湿器もあるので、寝室など就寝前に使うのもおすすめです。

加湿機は部屋の面積に合わせたものを使うことが大切です。

部屋の面積に合わせた加湿器を使わないと、加湿が足りず湿度が保てない場合があります。

部屋の面積に対応した加湿器を選び、快適なお部屋つくりを目指しましょう。

どれも手軽にできるものばかりですね。

上記でご紹介した暖房が乾燥しないための対策をいくつか組み合わせることによって、暖房による乾燥を防ぐことができます。

ご自分に合った対策を試してみてくださいね。

加湿のしすぎはカビやダニの発生の原因になる

暖房で乾燥しないための対策はたくさんあることがわかりましたね。

加湿しすぎるとよくないことってあるの?

部屋が乾燥しないように対策をするのは大切ですが、加湿しすぎには用心が必要です。

冬に窓を開けようとしたら水滴がたくさんついていたなんてことはありませんか?

その水滴は結露といい、室内と室外の温度差が原因で起こります。

部屋の中で結露が起こっている場合は、加湿しすぎていることが考えられます。

結露によって窓や桟がぬれた状態にしておくと、部屋の壁やカーテンにシミ・カビが発生する原因となります。

湿度の高い環境ではダニが繁殖しやすいので、アレルギーの原因となる可能性もあります

結露が起きてしまう場合は以下の対策が必要です。

  • 結露をこまめに拭く
  • 加湿のし過ぎには注意する

ひとつずつ見ていきましょう。

<結露をこまめに拭く>

結露が起こってしまっている場合は、桟や壁が傷まないようにこまめに拭きとることが大切です。

結露を拭き取ることでカビを防ぎ、部屋を清潔に保つことができます。結露が起こりやすい部屋の場合は定期的に窓を確認しましょう。

<加湿のし過ぎには注意する>

乾燥しないよう対策をすることは必要ですが、やりすぎてしまうと湿度が高くなりすぎてしまい、結露の原因となります。

部屋干ししている際は加湿器のスイッチを切るなど部屋が加湿されすぎないよう注意しましょう。

部屋が乾燥しない温度と湿度については後でご紹介します。

暖房で乾燥する理由は空気中の水分量が関係している

ここまで暖房で乾燥しないための対策についてみてきましたが、暖房で乾燥する理由はご存じですか?

私は冬場に暖房をつけると乾燥するものと思っていましたが、その理由について考えたことはありませんでした。

暖房で乾燥する理由を知れば、乾燥対策をより効率的に行うことができますね。

ここでは暖房で乾燥する理由や乾燥しない暖房器具についてもご紹介いたします。

湿度って何?部屋の温度が上がると湿度は下がる

暖房で乾燥してしまう理由を知るには何気なく使っている湿度という言葉の意味を考えるとわかります。

湿度……ある温度で空気が含むことができる水分量のこと。%で表す

湿度は空気中に含まれる水分量のことだと思っていましたが、温度と水分が関係しているのですね。

ある温度で空気が含むことができる水分の量は決まっています。
空気はあたたかいほど水分を多く含むことができます。つまり空気中の水分量が一定の場合は、気温が上がると湿度が下がるのです。

以下に具体的な温度と湿度の例をご紹介します。

20℃の場合……1立方メートルに17.2グラムが水蒸気になっている⇒湿度は100%

25℃の場合……1立方メートルに17.2グラムが水蒸気になっている⇒湿度75%

同じ水蒸気の量でも温度が25℃の場合は湿度が下がっていることがわかりますね。

暖房をつけると部屋の温度は上がりますが、加湿していない状態であれば水分量は変わらないので、相対的に水分量が少なくなります。

温度が上がることで部屋の中の水分量が相対的に少なくなり、湿度が下がってしまうのです。

その結果、暖房をつけると乾燥してしまうのですね。

エアコンは空気を温めるだけなので乾燥しやすい

加湿機能が付いていないエアコンは、空気をあたためるだけで湿度は上がらないためお部屋の乾燥につながります。

エアコンは部屋全体の空気をあたためるため、広範囲に影響を及ぼし、乾燥もしやすくなります。

エアコンの風が肌に当たると乾燥を感じることはありませんか?

私はエアコンの風が当たる場所にいると喉が痛くなることがよくあります。

風が直接当たらないようにエアコンの設定を変える工夫をしましょう。

石油ファンヒーターは乾燥しない

石油ストーブやガスファンヒーターなど、燃料を燃やして使う暖房器具の場合は、燃焼と同時に水蒸気も一緒に出してくれるので空気が乾燥しません。

私も冬場にガスファンヒーターを使っていますが、空気が乾燥しているとは感じません。

エアコンで空気の乾燥が気になる方は、暖房器具を変えるのもよいでしょう。

しかし、石油を補充したりニオイが気になるというデメリットがあります。

乾燥対策をしながらあなたに合った暖房器具を見つけましょう。

寒いからエアコンを付けながら寝たいけど、乾燥して喉が痛くなる。子供の咳がひどい。

セラミックファンヒーターは、一晩中やさしい温かさで就寝出来ます。また音も静かです。

タイマー機能も付いているので、無駄な電力を使わず省エネですね。

暖房で乾燥しない温度は何度?最適な湿度も紹介

暖房で乾燥しないための対策や乾燥する原因はわかりましたが、暖房で乾燥しない温度について知りたいですよね。

実際に暖房で乾燥しない温度は室温が何度になればよいのでしょうか。

具体的な温度と湿度を知ることで、より快適なお部屋で過ごすことができますよね。

ここでは暖房で乾燥しない温度や最適な湿度についてご紹介します。

暖房で乾燥しない温度は室温20℃、湿度40%から60%

一般的に、冬場の室内温度の目安は20℃です。

湿度は40%を下回るとウイルスが活発化し、60%を超えるとカビ、ダニが繁殖しやすいと言われています。

乾燥しないようにと加湿をしすぎるとカビが発生する原因になりますし、加湿が少ないとウイルスが部屋の中に浮遊する原因となります。

カビの発生やウイルスが活性化しないように温度と湿度を保つことが大切です。

カビやウイルスが発生しやすい温度と湿度は以下の通りです。

カビやウイルスが発生しやすい温度と湿度

カビ 温度20℃以上 湿度70%以上

ウイルス 温度15~18℃以下・湿度が40%以下

つまり暖房で乾燥しない温度は室温20℃で、湿度を40~60%に保つと快適に過ごせます。

ウイルス対策などで定期的に窓を開けて換気をする場合は、エアコンと加湿機のスイッチを切らずに窓を開け、温度と湿度が下がらないようにしましょう。

空気を循環することで部屋の温度と湿度を均一にしよう

冬場は暖房をつけていても足元が冷えることってありますよね。

私も冷え性なので、冬場は厚手の靴下をはいて過ごしていますが、厚手の靴下は歩きづらいんですよね。もっと快適にお部屋で過ごせないかなと思っています。

そんな時はサーキュレーターなどを使用し空気を循環させるようにしましょう。

暖かい空気は上に上がり、冷たい空気は下にたまるので足元が冷えやすいのです。

ということは部屋の上にたまっている暖かい空気が、下に循環するようにしてあげれば部屋全体が同じ温度に近づき、より快適になるということがわかりますね。

また窓の近くは結露になりやすく、湿度の高い場合があります。

加湿している際も水分が多くなり、部屋の一部分のみ湿度が高くなる傾向がありです。換気して湿気を一カ所にためないようにしましょう。

サーキュレーターの使用や部屋の換気をすることで空気を循環させ、部屋の温度と湿度を均一にするようにしましょう。

サーキュレーターの効果的な置き方!2つの方法をご紹介

サーキュレーターを置くことで部屋の空気が循環し、部屋の温度と湿度を均一にすることができるということがわかりましたね。

ではより効果的にサーキュレーターを使うにはどのように置けばよいでしょうか。

2つの方法についてご紹介いたしますので、みていきましょう。

サーキュレーターの効果的な置き方
  • エアコンの対角線上に置き、エアコンに向け送風
  • サーキュレーターを天井に向け送風する

2つとも簡単にできそうな方法ですよね。1つずつ見ていきましょう。

<エアコンの対角線上に置き、エアコンにむけ送風する>

エアコンの風を拡散させ、部屋全体に暖かい風が行き渡るようにします

家具が少ない部屋におすすめです。

<サーキュレータを天井に向け送風する>

エアコンから離れた場所にサーキュレーターを置いて、天井に向け送風させます。

天井にたまった暖かい風を拡散することができます。

サーキュレーターをエアコンの対角線上に置けない際はこの方法がおすすめです。

まとめ

  • 暖房で乾燥しない対策は部屋に合った方法を組み合わせて選ぼう
  • 加湿のし過ぎはカビやダニの原因となる
  • 暖房で乾燥する理由は温度が変わることで空気中の水分量が変化するため
  • エアコンで乾燥してしまう場合は石油ファンヒーターなどの暖房器具に変えるのも◎
  • 暖房で乾燥しない温度は室温20℃、湿度40%~60%
  • サーキュレーターなどを使用し、空気を循環させることで部屋の温度と湿度を均一になる

暖房で乾燥しないための対策を中心にみてきました。

暖房で乾燥しないように対策すれば、寒い冬も暖かい部屋で快適に過ごすことができますね。

それぞれのアイディアが皆さんのお役に立てれば幸いです。

エアコンを付けていると暑くなり過ぎたけど消したくはないという時ありませんか。

セラミックファンヒーターは、冷風機能も付いているので一時期部屋を涼しくすることもできます。

これ1台で温かく、冷ますこともできるなんてお得ですね。

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