海が好きなそこのあなた!ダイビングのライセンスを取って、もっと海を身近に感じませんか?
ダイビングのライセンスは何歳から取れるのか気になりますよね。
潜ることのできる深さに制限はありますが、健康面の条件をクリアしており10歳以上であれば、ダイビングのライセンスを取得することができます。
ダイビングのライセンスには様々な種類があり、国内だけでも30以上、海外を合わせると40以上の団体があるそうです。
この記事ではライセンスは何歳から取得できるのか紹介しています。ライセンスの取得方法や種類、取得にかかる費用についても紹介しています。
ダイビングのライセンスを取れば、海の生き物と触れ合うことができ、非日常的な時間を味わうことができますよ。
こちらのダイビングスーツは伸縮性に優れています。
きつくないので子供でも動きやすいですよ。

ダイビングのライセンスは何歳から?子供から大人まで

ダイビングのライセンスは何歳から取得できるのか、皆さんご存じでしょうか?
ダイビングのライセンスは10歳から取得することができます。
10歳になっていなくても、8歳以上であれば条件付きでダイビングの体験ができます。
そして、ダイビングのライセンスは10歳以上であれば、何歳からでも取得できます!それでは詳しくみていきましょう。
何歳から?ダイビングのライセンスは10歳から取得可能
子供は何歳からダイビングのライセンスを取得できるのか気になりますよね。
なんと、ダイビングのライセンスは10歳から取得することができます。
お子さんと一緒に綺麗な海でダイビングできたら、お子さんにとっても最高の思い出になりますよね。
ただ、ダイビングのライセンスにはたくさんの種類があり、10歳では取れないものもあります。
10歳から取得できるライセンスは下記の通りです。
- NAUIジュニアオープンウォーター
- PADIジュニアオープンウォーター
- BSACジュニアオーシャンダイバー
10歳以上15歳未満は「ジュニア・ダイバー」と認定されます。年齢によって潜水可能な水深がかわってきます。
年齢 | 特徴 |
---|---|
10歳から11歳 | ・12mまで潜水可能 |
12歳から14歳 | ・講習中は18mまで潜水可能 ・継続教育では21mまで潜水可能 |
15歳以上 | ・ジュニアダイバーから成人ダイバーへライセンスを移行できる |
ジュニアダイバーは、1人でダイビングを楽しむことはできません。
親御さん、または18歳以上のダイバーと同伴であることが必須条件になってきます。
15歳以上になると、成人ダイバーへライセンスの移行ができますよ。

うちの子、まだ10歳じゃない…
10歳ではなくても、8歳以上のお子さんもダイビングを体験することができますよ。
ライセンスは取得できませんが、「水中で呼吸をする」ことを目的とした「バブルメーカー」という体験プログラムを利用することができます。
こちらは、ダイビング器材をつけて水深2mほどのプールに潜るというアクティビティです。
ただ、実施している場所が少ないようなので、事前に問い合わせてみることをオススメします。
一生に、お子さんと一緒に過ごせる時間は、多くて9年間と言われています。ダイビングの体験を通して一緒に楽しいひとときを過ごしてはいかがでしょうか。
何歳からでも遅くない!ダイビングのライセンス取得
「ダイビングのライセンスを取りたいけどもう歳だし…」と諦めていませんか?
ダイビングのライセンス取得は何歳からでも遅くはありません。
というのも、ダイビングのライセンス取得には上限年齢がないのです。
ですが、45歳以上の方は医師の診断が必要になってくる場合もあります。
- コレステロール値が高い
- 血圧が高い
- 治療中の病気がある
- 喫煙者である
- 家族に心臓発作や脳卒中の病歴をもった人がいる
- 糖尿病である
上記のどれか1つに当てはまる方は、ダイビングのスクールやショップに相談し、必要であれば医師の診断をうけましょう。
私の知人に、63歳でダイビングのライセンスを取得した方がいます。
その方は現在70歳になるのですが、今でも海外に行ってダイビングを楽しんでいますよ。
退職後の趣味ができて嬉しいとおっしゃっていました。
少しでも興味がある方は、ダイビングのライセンス取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ダイビングのライセンス取得は5つのステップで完結
ダイビングのライセンスは下記のような流れで取得することができます。
- 講座に申し込む
- 学科演習を受ける
- プール実習を受ける
- 海洋実習で合格する
- 学科テストに合格する
実技だけではなく、学科演習もあるんですね。詳しくみていきましょう。
<講座に申し込む>
ダイビングライセンスの講座には、数ヶ月かけて取るものから2,3日で取るものまで様々です。
ご自身に合ったスケジュールで参加できるものを選びましょう。
また、申し込む前にスクールが行っている説明会へ参加するといいと思います。
疑問点などを予めまとめて聞いておくことでスムーズに講座を受けることができます。
これは私自身の話ですが、とある資格の講座で事前に質問をしなかったために、失敗したことがあります。
そこのスクールの説明会があったのにもかかわらず、時間が取れず参加しませんでした。
そしてスクールのホームページをサラッと見ただけで、申し込んでしまった結果、自分の望んでいたレベルと違ったということがありました。
講座の確認をするだけでも大きく違ってきますし、自分が求めているレベルのものかも知ることができます。
リモートでの説明会を開催しているところもありますので、申し込む前に是非説明会に参加してみてください。
<学科演習を受ける>
実習だけではなく、学科演習もダイビングライセンスには必要です。

学科って退屈だし眠くなる…
そのお気持ち、よく分かります。私も座りっぱなしで知識を詰め込む授業は苦手です。
しかし、ダイビングライセンスの学科は、あなたの命を守るためにあります。
海は陸とは大きく異なります。そのため、水中での私たちの体に起こる変化を知ることは重要です。
また、ダイビング中に起こり得るトラブルの対処法を勉強することで、「もしも」の時に冷静に行動できるでしょう。
「安全にダイビングを楽しむための知識」を学ぶのが学科演習です。
<プール実習を受ける>
いよいよプール実習にはいっていきます。プール実習では、ダイビングの基本スキルや、専用器具の使い方を学んでいきます。
学科で学んだことを実践していく場になります。
基本的には、3,4時間程度のプール実習があるようです。
泳ぎが苦手という方もプール演習は水深1mほどで行うため安心ですね。
プール実習と学科演習の順番はスクールにより違います。プール実習→学科演習のところもあれば、学科演習→プール実習のところもあります。
<海洋実習で合格する>
初心者用のダイビングライセンスでは最低でも2日間は必要になってきます。
4ダイブ以上設定されているところが多く、1回あたりの潜水時間は20分から40分ほどだそうです。
海洋演習では、プール演習で行ったことを海で実践できるかをみています。
プール演出で合格をもらっている方は、落ち着いて行えば合格できる内容になっているそうなので、安心して海洋実習に臨みましょう。
<学科テストに合格する>
学科演習で学んだ知識に対するテストが行われます。
ここで合格できたら、無事にダイビングのライセンスを取得できます。
ダイビングはライセンスの種類が経験により様々

冒頭に、ダイビングのライセンスはたくさんの種類があるとお話ししました。何を取得すべきかわからなくなりますよね。
初心者が取るべきダイビングのライセンスは、「スクーバダイバー」と「オープン・ウォーター・ダイバー」です。
いきなり言われても混乱してしまいますよね。実は、ダイビングのライセンスにはランクが存在します。
まずは、ランクについて詳しくみていきましょう。
ダイビングのライセンスには6つのランクの種類がある
ダイビングのライセンスにはたくさんの種類があり、どれから目指せばいいのか迷いますよね。
主にダイビングのライセンスには6つのランクがあると考えられています。
実際の呼び名は、ライセンスを発行する団体によって異なりますが、代表的なものをご紹介していきます。
ランク名 | 説明 |
---|---|
スクーバダイバー | ・12mまで潜水可能 ・趣味で楽しみたい方向け ・一番簡単に取れるランク |
オープン・ウォーター・ダイバー | ・18mまで潜水が可能 ・同等以上の資格を持つダイバーと一緒に潜らなければいけないという条件つき ・基礎知識が学べる |
アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー | ・30mまで潜水可能 ・より深く潜るためのディープダイブの講座をうけると、40mまで潜水可能 ・海をより楽しむため、水中での写真の撮り方なども学べる |
レスキューダイバー | ・未然にトラブルを防ぐための知識を学べる |
ダイブマスター | ・水中でのガイドが可能になる ・ガイドとして活躍できる |
インストラクター | ・ダイビングを教えることができるランク ・ダイバーとしても認定が可能になる ・「インストラクター」というランクの中にも更にランクがあり、できることが変わってくる。 |
上から優しい順番に並んでいます。インストラクターが最も難しいランクです。
また、ダイビングのライセンスを発行している主な団体は以下3つです。
- SSI
- NAUI
- PADI
それぞれの団体によって特色があります。ご自身がダイビングに求めるものによって決めると、楽しく講習を受けることができるかもしれませんね。
<SSI>
SSI はSCUBA SCHOOLS INTERNATIONALの略で国際ISOの承認を受けたダイビング指導団体の1つです。
そのため、世界で通用するダイビングライセンスになります。
1970年代に設立し、世界110か国以上と提携している団体になります。
<NAUI>
NAUIはアメリカ発祥のダイビング指導団体です。
1960年に設立された、歴史ある団体になります。
NASAとも提携している団体で、確かなスキルを身につけたい方にオススメです。
<PADI>
1966年にアメリカで設立されました。世界180か国以上と提携しており、世界最大規模のダイビング指導団体です。
様々なコースが用意されているため、初心者から上級者まで幅広く利用することができます。
初心者向け!ダイビングのライセンスの種類から厳選
ダイビングのライセンスには種類がたくさんあります。

色々な種類があってわからない!初心者はどのランクを取ればいいの?
初心者がまず取るべきライセンスは、「スクーバダイバー」です。
こちらは資格にはなりますが、ダイビングに慣れるためのランクです。
スクーバダイバーは、必ずインストラクターがいなければダイビングを楽しむことができません。
次のランクにいけばインストラクターの引率がなくても楽しむことができますよ。
趣味として楽しむ方が1番多く取得されているのが、「オープン・ウォーター・ダイバー」です。
同等ランク以上の方と2人以上でダイビングを楽しむことができるようになるため、このランクからダイバーとして1人前と認定されます。
しかし安全面から、日本ではプロレベルのインストラクターと一緒に潜ることが多く、同等ランク以上の人と2人きりで潜ることは少ないそうです。
ダイビングには色々準備するものがありますが、ダイビングスーツは必須です。
デザインも目立つので安全確認しやすいですね。

ダイビングのライセンスの費用相場は5~8万円

初心者がダイビングのライセンスを取るためにかかる費用は5~8万円と言われています。
ダイビングスクールやショップにより数万円の差がありますが、これにも理由があります。
費用の内訳と、金額の差は何かについて解説していきます。
ダイビングのライセンスは費用が取得場所により違う
ダイビングのライセンスを取得するのにかかる費用が気になりますよね。
一般的に、オープン・ウォーター・ダイバーコースの相場は、5万円~8万円です。
ダイビングライセンスの費用の内訳は下記の通りです。
講習料金
学科演習、プール実習、海洋実習の費用や、学科演習で使用するテキスト代が含まれます。
最近では、オンラインで学科演習をするところもあるため、デジタル教材であることが多いようです。
海洋実習費
海を利用する際に、漁協への管理手数料や入海料が必要になってきます。
管理手数料は300円~800円程度のところが多いです。
器材レンタル費
器材をレンタルする場合、1日1万円程度で全て揃えることができるところが多いようです。
器材のレンタルは、費用に含めているところもあれば、別途料金が発生するところもあります。
サービスとして器材レンタルをしている場所もあるため、ご自身の用途に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
施設利用料
プールの利用料や、シャワー、トイレ、更衣室などの使用料も含まれています。
ライセンス申請料
ダイビング団体へのライセンス発行申請料金のことです。
滞在費
講習中の滞在費や食費は、コースにより異なります。
一泊二日の朝昼付きのプランが一般的ですが、日帰りのプランも用意されているところもあります。
ダイビングのライセンスの費用の差には理由がある
ダイビングのライセンスの費用に差があるのは何故でしょうか。
- 参加人数
- 受講場所
- 料金の中に含まれているもの
ここでは、主に3つの理由を説明していきます。
〈参加人数〉
ダイビングスクールやショップにより、講習に参加できる人数が変わってきます。
講習に参加できる人数の多い方がお安く受けることができますが、一人当たりにかけられる時間が限られてしまいます。
じっくり教えて欲しい方はマンツーマンか、人数が少ない講習を選ぶようにするといいかもしれませんね。
〈受講場所〉
海外や沖縄では、浅くて波がない海でプール講習を行うことがあるため、施設利用料を浮かせることができます。
ただ、交通費などを合わせると高くなることもあるため、そこも考慮して選ぶようにしましょう。
〈料金の中に含まれているもの〉
相場に比べて安い場合は、何か理由があります。
安いと思って申し込んだら、「器材を購入しなければならない」という条件付きだったということもあるようです。
安い理由は何かをきちんと確かめるようにしましょう。
まとめ

- ダイビングのライセンスは10歳以上であれば何歳からでも取得できる
- 45歳以上でダイビングのライセンスを取る場合は、医師の診断が必要になる場合もある
- ダイビングのライセンスには初心者向けから上級者向けまで6つのランクがある
- 初心者向けのランクは「スクーバダイバー」と「オープン・ウォーター・ダイバー」である
- 初心者がダイビングのライセンスを取得する場合、かかる費用の相場は5万円~8万円である
- ライセンス取得費用が安すぎるのは、器材を買わなければいけないなどの理由がある
ダイビングのライセンスは何歳から取得できるのかを中心に紹介してきました。
健康状態に問題がない10歳以上であれば、何歳からでも取得できるなんて夢のある資格ですよね。
少しでも海に興味のある方は、ダイビングのライセンスを取って幻想的な空間を味わってみてはいかがでしょうか。
生地の厚さが2.5mmありますので、耐久性に優れています。
日焼けや保温性もバッチリですし、すり傷の防止にもつながります。
